学校経営計画(令和4年度)
更新日:2022年4月11日
令和4年度学校経営計画 令和4年4月1日 校長 矢野尊久
1 新しく創意工夫する田無第二中学校へ
一人ひとりの教職員が組織員として目標をもち、その実現を目指して田無第二中学校を築き、主体的に学校経営へ参画していく。
「トライアンドリフレクション」をキーワードに創意工夫された田無第二中学校の教育を目指す。(Try&Reflection 挑戦し、次を考えて振り返える)
2 教育目標
本校の伝統である「誇れる上級生 学ぶ下級生」掲げ、地域、保護者と協働し、身に付けた学力と知性、豊かな心を確かなものにし、社会に貢献できる人材を育てる学校を創る。
健康 誠実 敬愛
3 目指す学校像
〇生徒が生き生きと学ぶ学校
・思いやりと礼儀があり、優しさ、あったかさのある学校
・一人ひとりの個性や能力を伸ばすことができる学校
・生徒の資質・能力を伸ばせる学校 ※今年度は特に情報活用能力を切り口に資質・能力を伸ばす
・教職員が目標をもって経営参画することに生きがいを感じる学校
・保護者や地域が信頼し協力する学校
4 目指す生徒像
〇自分も他人も大切にする生徒、その上で主体的に自身の力の向上を目指す生徒
※別表ルーブリック表参照
・相互に人権を尊重し、支え合う生徒、人に優しい生徒 ※都人権の研究成果継続
・社会性を大切にし、周囲と場に応じたコミュニケーションができる生徒
・自ら考え判断、表現し、メタ認知ができる生徒 ※キャリアパスポート、活動での振り返り
・目標をもち、自分の資質・能力を高める生徒 ※別表ルーブリック表参照
・取り組むことで達成感を感じられる、自己肯定感のもてる生徒
・受け身ではなく能動的な学びの姿勢をもつ生徒 ※別表ルーブリック表参照
5 目指す教師像
〇「目指す生徒像」に向けて主体的に経営に参画する教師 ※学校・学年で保護者と共通理解
・一人ひとりの生徒をあたたかく大切に育む教師、深い愛情をもって生徒の良き「聴き手」となり、支援する教師 ※二者面談、西東京市あったか先生
・高い専門性をもち、創意工夫に満ちた分かりやすい授業に努める教師
・新しい教員の資質・能力であるファシリテーション能力とICT活用能力の向上に努める教師
・教育活動全体(授業、行事、諸活動等)において目標を設定して組織的に行動できる教師
6 目標達成のための学校経営方針
1考え、感じ取る生徒
(1)重点的に育成する「教科横断的に育成する資質・能力」を意識した指導
(2)自分を大切にする自己有用感醸成、他者理解の推進 ※面談、ハイリスク生徒管理
(3)生徒が考える時間と機会の確保、考えを書いたり、伝えたりする活動の設定
※個別最適化された学びと協働的な学び、意見発表会、子ども条例、子どもが「ど真ん中」のまち
(4)全ての生徒に分かりやすい授業 ※ユニバーサルデザイン
(5)情報活用能力「問題解決に向けて様々な方法を考え、よりよいものを選択し、 取り組むことができる」生徒の育成 ※研究指定校として検証、教科の年間計画に位置づけ
(6)ファシリテーションできる生徒の育成 ※今年度は計画的に育成
(7)指導と評価の一体化、教師と生徒が共通理解をした学び
※ルーブリック評価表、評価基準、指導計画書・評価計画(シラバス)
2 考え、感じ取る教職員
(1)経営方針に添った目標を教職員自身が具体的に設定、自己評価できる参画姿勢
※PDCAサイクルにより具体的な数値目標を設定、自己評価する、学校評価表に反映
(2)教科の指導と評価の一体化 ※生徒と教師の共通理解 新学習指導要領、授業評価
(3)業務の効率化(時間、物、意識の3つ整理)を意識した働き方改革 ※教員が担う仕事の整理、校内整備
(4)新型コロナウイルスの感染症対策による新しい生活様式を前提とした授業のあり方や諸行事・諸活動の創造
(5)情報活用能力「問題解決に向けて様々な方法を考え、よりよいものを選択し、取り組むことができる」の目標達成のために工夫した指導
(6)ファシリテーター(学習促進者)育成のため、生徒主体の学習の充実と学習過程に比重を置いた活動の推進 ※生徒の発言比率を高め、確実な振り返りの実施、ねらいの明確化等
3 信頼のある学校
(1)西東京市あったか先生の主旨に添った指導と人権感覚
※言葉遣い(生徒がいてもいなくても)、虐待・いじめ防止、ハラスメント防止等
(2)服務規律の遵守 ※服務事故0 机フラット化
(3)地域との協働 ※CS(学校運営協議会)
7 教科横断的に育成する資質・能力に基づくルーブリック表
資質・能力 | レベル1 | レベル2 | レベル3(レベル2に加えて) |
---|---|---|---|
選択する力/情報活用能力 | 様々な情報の中から主体的に選んで、判断ができる | 選んだ情報を活用して課題解決ができる | 他者と協働しながら課題をよりよく解決できる |
考える力/探求力 | 自分の頭で「なぜ」と考えることができる | 疑問点に対して解決策を考えている | 解決策を他者にも筋道を立てて説明できる |
伝える力/探求力 | 自分の考えを整理して言語化できる | 自分の考えを分かりやすく他者に伝えられる | 立場の異なる相手にも説得力をもって伝えられる |
受け入れる力/傾聴力 | 自分と異なる考えも冷静に聞くことができる | 自分の考えと他者の考えの共通点や相違点を考えて整理できる | 多様性を受け入れて、合意点を見つけることができる |
解決する力/行動力 | 言われた課題を確実に解決できる | 言われたことだけでなく、自分なりに改善点を加えて課題を解決できる | 課題解決に向けて周囲を巻き込んで行動できる |
生み出す力/創造力 | 学習内容を使って課題の解決ができる | 複数の知識や技能、自分の経験を合わせて解決策を見いだせる | 周囲と共に困難なことにも手立てを考えて挑んでいる |