農家の方とボランティア部が活動 地域学校協働活動
更新日:2023年4月27日
作付けをしました 令和5年4月24日
昨年度1月末に西東京市の農家の方や地域の方の協力で耕した畑にボランティア部の生徒が野菜の作付をしました。植えたのは生徒の希望で実のなる夏野菜ですが、スイカ、かぼちゃ、ナス、キュウリなどです。生徒たちは、専門的な知識と経験を教えていただきながら本格的な農作業の体験をしました。
最初は地域の方に農作業の豆知識を教えていただきました。
そして農家の方が来て畑作業の開始です。
まずはご挨拶 今回も耕運機を持参してくれました。
まずは土壌改良
全体にまんべんなく
今回いただいた苗 手前からスイカ、かぼちゃ、キュウリ、ナス
耕運機で耕しなおした畑を平らにします。
見事に平らになった畑
まるで図面を引くように作付けの位置を決めていきます…
専門的に鍬入れ とても真似できません…
ここに肥料、いぶしたもみ殻…
もう一つ作付け用の場所を整備
最後に焼いたもみ殻を入れて かなりの量を投入しました。
脚に踏みつけてなじませます・・・
ビニールを敷いて雑草が生えないように…土が温まるように…
苗を植える穴をあけて
ビニールに開けた穴と苗のポットから取った大きさが同じ
みんなで植え付け これはスイカの苗
こちらはかぼちゃ
植え付け完了 ここまで2時間の作業
スイカの品種は「夏武輝(かぶき)」
かぼちゃの品種は「くりりん」
- スイカ
夏武輝(かぶき)は、果重6〜8kg程度の大玉で果ぞろいが良く空洞果が少なく、果肉は多汁でシャリ感が強く糖度は12〜13度と高いそうです。
- かぼちゃ
くりりんは、この地域では珍しい品種だそうで、とても甘く、メロンより甘い16度程度だそうです。
最後に農家の方がキュウリやナスの植え付けをしてくれました。
サッカーや硬式テニスの球よけネットを配置して完成
畑の作付けはTの字になっています。空いている畑の所はもったいないと思うかもしれませんが、実はここはかぼちゃやスイカのツルが伸びて成長するための場所なのだそうです。また、今後同じ野菜の連作を避けるために場所はきちんと管理するためのものです。
今回の体験でボランティア部は本格的な農業体験をすることができました。本当にお忙しい中をご指導いただいた農家の方や地域の方、ご紹介をいただいた谷戸公民館に感謝いたします。今後は、作付けをしたら終わりというわけではなく、受粉※や必要のない芽の摘み取りなど様々な農作業が残っています。美味しい夏野菜の収穫までボランティア部が取り組みます。
※受粉は美味しい野菜にするためには、いつでも良いのではなく、時期によって人の手で行う必要があり、決まっている時刻前までに行う必要となるそうです…
畑の耕している様子はこちらからどうぞ。