2021年3月の献立
更新日:2021年3月18日
3月23日(火曜日)
・赤飯
・鯛の照り焼き
・ごまあえ
・若竹汁
・セレクトアイス
・牛乳
3月22日(月曜日)
・カレーライス
・だいこんサラダ
・サイダーポンチ
・牛乳
今日は、みなさんの大好きな「カレーライス」です。給食と言ったら、カレーは はずせません。
芝久保小学校のカレーは、バターをたっぷり使い、他にもスパイスやソースなど いろいろな食材を入れて、大きなお釜でじっくり煮込んでいます。カレーといえば、インドというイメージがあると思いますが、日本のカレーは、明治時代にインドからイギリスに伝わって、イギリスで少し変化したものが、日本に伝わりました。実は、カレーというのは、調理法でアジアで食べられているカレーは、数種類のスパイスをブレンドして加えた炒めものやスープのことをいうそうです。それぞれの家庭には、独自の味があります。インドでは体の調子に合わせたスパイスを調合して健康管理に役立てているそうです。スパイスを使ったカレーのすばらしさを知ったイギリスの人たちが食べやすく工夫して、今のカレーライスになりました!
サイダーポンチは、サイダーの炭酸が消えないうちに食べられるように、教室で注いでもらうことにしました。シュワシュワした食感を味わってくださいね!
今年度の給食は、明日でおしまいです。残さず食べたり、きれいに片付けたりすることで、調理員さんたちへの感謝の気持ちを伝えてもらえたら、うれしいです。
3月19日(金曜日)
・パエリア(スペイン)
・ベーコンサラダ
・ソパ・デ・ガルバンゾ
・セレクトデザート(6年のみ)
・牛乳
今日は、スペイン料理の献立です。
パエリアは、スペイン東部・バレンシア地方発祥の炊き込みご飯です。大皿の鉄で作られたパエリア鍋を使うことから、パエリアと呼ばれるようになりました。
色鮮やかな黄色は、「サフラン」という香辛料の色です。ほのかな香りがあって、肉や魚介類の臭みをとる効果があります。サフランクロッカスという花のめしべを乾燥させたもので、1キログラムのサフランを作るのに16万個の花が必要になり、とても高価な香辛料と言われています。給食では、サフランの代わりにターメリックライスに鶏肉、えび、いか、たらを混ぜています。
ソパ・デ・ガルバンゾは、スペインでポピュラーなスープです。スペイン語で ソパはスープという意味です。ガルバンゾというお豆が入っています。給食では、パン粉を使いましたが、本場スペインでは固くなったパンを浸しながら食べるそうです。スペインの羊飼いは、貧乏だったために固くなってしまったフランスパンを、何とか美味しく食べるための工夫だったそうです。
3月18日(木曜日)
・ごはん
・鶏肉のレモン醤油がけ
・五目きんぴら
・なめこ汁
・牛乳
今日は、和食こんだて です。
鶏肉のレモンじょうゆがけは、6年生からのリクエストメニューです。下味をつけたとり肉に、レモンじょうゆをかけました。ごはんによく合いますよ。主菜の中で、2番目にリクエストの多かったメニューがからあげ、3番目はタンドリーチキンでした。今年の6年生は、鶏肉をリクエストした人が多かったようです。
五目きんぴらは、大豆・ごぼう・にんじん・いんげん・れんこんと、みなさんに食べてほしい食材をたくさん入れました。
なめこ汁は、なめこの他に、木綿豆腐・にんじん・だいこん・ねぎが入っています。大根は、なめこの消化を助けてくれる「酵素」というものがふくまれています。いっしょに食べて、栄養をむだなく取り入れましょう!
3月17日(水曜日)
・スパゲティナポリタン
・エンパナーダ
・コールスローサラダ
・牛乳
今日は、洋食の献立です。
ナポリタンは、ゆでたスパゲッティをたまねぎ、ピーマン、ベーコンなどとともに ケチャップで炒めた料理です。イタリアの港町「ナポリ」の地名をとって名づけられました。トマトケチャップと粉チーズの風味が特徴です。実は、ナポリタンは日本で考えられた料理です。フォークで上手に食べましょう。
エンパナーダとは、南米風のミートパイです。ひき肉に野菜、ほぐしたゆで卵が入ります。スパイスを効かせて味付けます。エンパナーダは、パンで包むまたは覆うという意味のスペイン語およびポルトガル語の動詞から派生しました。スペインから始まり、アルゼンチン・ブラジル・チリなど、様々な地域でアレンジされながら食べられている伝統料理です。
今は、海外へ旅行をすることができませんが、給食で世界各地の味を楽しんでもらえたら嬉しいです。
3月16日(火曜日)
・豚肉と桜えびのおこわ
・鮭の塩焼き
・白菜のおひたし
・根菜汁
・牛乳
今日は、桜エビを使ったおこわです。
国内の桜エビは、ほぼ100%が静岡県の駿河湾でとれたものです。桜エビの漁ができる期間はとても短く、限られています。年に2回、3月から6月の春漁と10月から12月の秋漁だけです。
夏の間は、資源保護のため、漁は禁止、冬の間は、エビが深海に潜っているため、漁はお休みです。
鮭の塩焼きは、魚の重量の1%の塩を振って焼いています。鮭は、身を食べるなら「オス」と「メス」どちらの方がおいしいと思いますか? 実は「オス」です。メスは卵に栄養がいってしまうことから、オスの方がおいしいと言われています。
海の宝石と呼ばれる旬の桜エビと、脂ののった鮭を味わってください。
3月15日(月曜日)
・キムチチャーハン
・大豆と小魚の揚げ煮
・わかめスープ
・おかしなめだまやき
・牛乳
今日は、人気メニューのひとつである「キムチチャーハン」です。ぶた肉とキムチの他に、にんじん・ピーマン・ねぎを、いためて作りました。キムチの辛さが食欲をしげきしてくれます。辛いと思う人は、牛乳と一緒に食べるとまろやかになりますよ。
大豆と小魚の揚げ煮の大豆はゆでた後に片栗粉をまぶしてから油でカラッと揚げています。甘じょっぱいタレが絡んでおいしいです。よく噛んで食べてくださいね。
わかめスープは、豚骨からとったスープに東北地方でとれたわかめをたっぷり入れて作りました。
おかしなめだまやきは、6年生のデザートのリクエストメニューです。黄身の部分は、黄桃、白身の部分はカルピスのゼリーで作っています。空のカップは、きれいに重ねて、片付けてくださいね。
3月12日(金曜日)
・パプリカライス ホワイトソースがけ
・カリカリポテトのサラダ
・野菜スープ
・オレンジジュース
今日は、ホワイトデーにちなんだ こんだてです。
飲み物は、オレンジジュースです。空の容器はつぶして、牛乳のいれもの、ストローはぬいて、ビニール袋にまとめてください。残してしまったら、バケツもどしてください。
パプリカライスは、お米といっしょに「パプリカパウダー」をいれて炊きました。パプリカパウダーは、赤くて、辛そうな見ためですが、パプリカパウダーのもとである パプリカは 辛さがほとんどないトウガラシの仲間です。辛くないので、たくさん食べてくださいね。ホワイトソースはとり肉がたっぷり入った濃厚なソースです。ご飯によく合います。
カリカリポテトのサラダは、6年生からリクエストのあったメニューです。ポテトと野菜と混ぜて食べてください。
野菜スープの小松菜は、小林農園から届きました。野菜のあまみが出ていて、おいしいですよ。
3月11日(木曜日)
・五目ごはん(備蓄米使用)
・鶏のからあげ
・浅漬け野菜
・大根の味噌汁
・牛乳
今日は、災害について考える日です。今日の五目ご飯は、いざという時に備えている備蓄米を使っています。
今から10年前の3月11日に東日本大震災が発生しました。東北の復興はまだ途中であること、災害時のために食べ物を備えておくことが大切であることを、もう一度、確認してほしいと思います。
給食でもお世話になっている、宮城県南三陸のわかめ漁師さんから、ビデオメッセージをいただきました。
3月10日(水曜日)
・丸パン
・タンドリーチキン
・ゆでキャベツ
・ABCスープ
・牛乳
今日は、タンドリーチキンとABCスープが、リクエストメニューです。パンにチキンとキャベツを はさんで食べてくださいね。
タンドリーチキンは、インドの家庭料理で、ヨーグルトとカレー粉などの香辛料に漬け込んだ鶏肉をタンドールと呼ぶ、つぼのような形のかまどで焼いたものです。かまどの側面に張り付けて焼くそうです。
給食では、本場のかまどで焼くことはできませんが、味わて食べてくださいね。
ABCスープは、毎年必ずリクエスト献立に入ってくる汁物です。このスープが出ると、中に入っているアルファベットを探しながら食べるのが、楽しいですね。ABCスープのこまつなは、田倉農園から届きました。具だくさんのスープで、おいしいですよ。
今の学年の給食は、今日を含めてあと10回です。楽しんで食べてくださいね。
3月9日(火曜日)
・ごはん
・さばの味噌煮
・わかめの酢の物
・けんちん汁
今日は、和食の献立です。ごはんは、埼玉県から届いた「彩のかがやき」というお米です。ごはんつぶが、お茶わんにたくさん残ったまま 食器をかさねることは、農家さんにも 調理員さんにも 失礼なことです。「ごはん集まれ〜」とおはしで集めて、ごはんつぶが残らないように してくださいね。
今日のお魚は、サバの味噌煮です。サバは、魚が苦手な子でも食べやすいと思います。サバは「イワシやサンマと同じ、青魚の仲間です。青魚の脂は、血液をサラサラにする働きがある「EPA」と頭の働きをよくする「DHA」は多く含まれています。大きな釜でじっくり煮込んださばは、ふっくらしていて美味しいです。
わかめの酢の物は、サッパリとして美味しいです。お酢は、疲れをとったり、血液をサラサラにする効果があります。また、ばい菌をやっつけて、食べ物を腐りにくくするしてくれます。酸っぱいものが苦手な人もいるようですが、お酢のパワーも取り入れて、体調を整えていきましょう。
3月8日(月曜日)
・ばら天丼
・キャベツの梅おかか和え
・こづゆ
・デコポン
・牛乳
今日は、ばら天丼が6年生のリクエストメニューです。
ばら天丼は、えびとまいたけの天ぷらをそれぞれ作り、ごはんにのせました。甘じょっぱいタレがかかっているので、ご飯が進むと思います。
さやえんどうは、野菜と豆の栄養を持ち合わせています。さやえんどうは、えんどう豆の仲間なので、豆の栄養と野菜の栄養を両方もっています。いろどりと食感のアクセントになっています。
こづゆは、福島県・会津の郷土料理です。ホタテの貝柱でだしを取りさといもやシイタケ、糸こんにゃくなどを加えて薄味に味を調えたお吸い物です。本来は、会津塗りのお椀でいただきます。具沢山の汁ものですが「何杯でもおかわりしても良い」習慣があるそうで、会津の人のおもてなしの心が表されています。
デコポンは、えひめ県から届きました。頭の部分が盛り上がっている形からこの名前が付きました。皮はやわらかくて手でむけます。かんきつ類の王様と呼ばれるほど甘くて、おいしいです。
3月5日(金曜日)
・わかめごはん
・ぶりの照り焼き
・小松菜ともやしのあえもの
・吉野汁
・牛乳
今日は、縁起の良い魚であるブリについてのお話しです。
成長とともに名前を変える出世魚と呼びます。名前が変わると出世になるのかというと、昔の武士の風習から来ています。
武士は、今の成人にあたる元服を迎えると、名前を幼名から大人の名前に改め、着るものも替えて社会の仲間入りすることを多いにお祝いします。そこから、名前が変わる魚は「出世魚」と呼ばれて縁起物とされ、お祝いの贈り物としても使われるようになった」と言われています。
出世魚の名前が変わるのは、成長とともに姿が変化し、味わいも変わるためです。ぶりは、名前がかわるまでに数年かかります。関東では、20センチまでの大きさのワカシ、40センチまでイナダ、60センチをワラサ、80センチをブリと名前が変わります。
今日は、脂ののったブリを照り焼きにしました。特に冬のぶりは寒ブリと言って、特に美味しいと言われています。味わってください。
3月4日(木曜日)
・しょうゆラーメン
・豆もやしのピリカラ
・ぐりとぐらのカステラ
・牛乳
今日は、しょうゆラーメンとぐりとぐらのカステラが 6年生のリクエストメニューです。給食のラーメンは、お店とはちょっと違います。汁まで飲めるように、塩味を控え、野菜が多めに入っています。
ラーメンが好きな人は多いと思います。ラーメンが大好きな3年3組の先生に、どうしてラーメンが好きなのか、理由を聞いてみました。
答えは、麺にスープの味がしっかり味わえるから、麺の小麦の香り、麺の弾力と魚介系のしょうゆダシのハーモニーが、おいしさの理由だそうです。麺は、すすって食べたいので、ある程度の長さが欲しいとのこだわりもありました。
「好きな食べ物は?」と聞かれると、すぐ答えられる人は多いと思います。しかし、どんなところが好きかと説明するのは、難しいと思います。どんなことが美味しいと説明できるようになると 話も盛り上がりそうですね。
ぐりとぐらのカステラは、卵をしっかり泡立ててふっくら焼き上げます。お菓子作りのコツは、卵をしっかり泡立てること、砂糖や小麦粉はふるってかたまりをなくすこと、などがあります。図書室にもお菓子の作り方が書いてある本があるので、ぜひ家でも作ってみてください。
3月3日(水曜日)
ひなまつりの献立
・菜の花ちらしずし
・さわらの西京焼き
・すまし汁
・ももゼリー
・牛乳
今日、3月3日はひなまつりです。
ひなまつりの食事といえば、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、ひしもち、ひなあられなどがあります。そのひとつひとつに、女の子の健やかな成長と幸せへの願いが込められています。
ちらし寿司は、おせちと同じように、縁起の良い食べ物が使われます。はまぐりは、対になっている貝殻でないとぴったり合わないため、「将来、良い相手と出会って、幸せになりますように}という願いが込められています。ひしもちは、厄を払う「よもぎ」入りの草餅をひし形にしたのが始まりです。ひなあられは、春夏秋冬を表す『桃・緑・黄・白』の4色に色づけられているのが特徴です。
今日の給食は、女の子のお祝いだけではなく、6年生の卒業のお祝いの気持ちも込めました。
菜の花ちらしずしは、春のおとずれを感じさせてくれる菜の花をいれたちらしずしです。すまし汁はいつもと違い、桃の花のかまぼこが入っていますよ。かまぼこのピンク色は、トマトの色素、オレンジ色はにんじんの色素で染めてあります。ももゼリーの空のカップは、きれいに重ねて片付けください。
3月2日(火曜日)
・玄米ごはん
・豆腐ハンバーグ
・野菜のいそあえ
・豚汁
今日は、和食こんだて です。
玄米ごはんは、白いお米と玄米をいっしょに炊きました。げんまいは、ビタミンや食物繊維などもとることができます。ごはんつぶを残さないように、きれいに食べてください。
豆腐ハンバーグは、約50キロもあるタネから、470人分のハンバーグを 給食室でひとつひとつ手作りしました。とうふを使うと、ヘルシーにたんぱく質をとることができるだけでなく、冷めてもやわらかいハンバーグが作れます。調理員さんたちに、感謝していただきましょう。
野菜の磯あえは、田倉農園から届いた小松菜を使いました。小松菜には、カルシウムやビタミンCがたくさん含まれています。
豚汁は、具だくさんで、野菜もたっぷり食べられます。温かい豚汁を飲んで 体を温めてくださいね。しっかり食べて、体調を整え、今週もがんばりましょう!
3月1日(月曜日)
・きなこあげパン
・チキンサラダ
・ボルシチ
・牛乳
3月の給食目標は、「楽しい会食をしよう!」です。
今年度の給食は 今日をいれて あと17回でおわりです。残りの給食の 準備や後片づけをみんなで協力して行い、楽しく食事をしましょう!また、食器を割らないように、ひとりひとり気を付けてくださいね。
今月は、6年生が芝久保小学校の給食を食べる最後の月なので、3月の給食は、6年生からのリクエストメニューを中心に給食の献立をたてました。今日は、人気のきな粉あげパンです。きなこあげパンは、調理員さんが上手に揚げてくれているので、外はさくさく中はふわふわでおいしいですよ。きなこがこぼれやすいので、ナプキンをつかって、なるべくお皿の上で食べましょう。
チキンサラダも6年生のリクエストが多くありました。ゆでた鶏むね肉はさっぱりしていて、おいしいです。風味づけに、ごま油が少し入っています。
ボルシチは、ロシアの代表的な家庭料理です。ぶた肉やたまねぎ、じゃがいもなど いろいろな食材を使っているので、うまみが出ています。赤いかぶのようなものは、ビーツという栄養価の高い野菜です。ロシアは冬が長く、厳しい寒さに耐えられるよう、高エネルギーの食品が好まれます。マヨネーズの消費も多いそうです。