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西東京市立保谷第一小学校
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令和4年度 校長室より(3学期)

更新日:2023年3月31日

3月31日(金曜日) 【ご挨拶 心よりお礼申し上げます】


3年間ありがとうございました

 今日が、私の書く最後の「校長室より」になります。すでに人事異動の発表もあり、ご存じの保護者の皆様、地域の皆様が多いかと存じますが、本日をもって私は定年で退職をするからです。4月からのことは後任の校長に託します。保谷第一小学校で勤務した3年間は、コロナ禍の3年間でした。どう乗り越えるか守りの3年間となりましたが、コロナ禍であっても「何ができるか」「どうしたらできるか」ということを大事にしてきたつもりです。しかし、子どもたちや保護者の皆様、教職員にとってどうだったかを考えた時に、十分でない面が多かったと思います。特に保谷第一小学校の特色である地域とのつながりを、コロナ禍以前のようにはできなかったことが残念でした。
 そんな3年間でしたが、はっきりしていることは、私は保谷第一小学校の子どもたちが大好きだから頑張れたということです。休み時間に校長室にやってきてみせる笑顔、廊下で会うとしっかり挨拶をする子どもたち、話したことをしっかりと受け止めてくれる子どもたち、廊下から校長室に向かって笑って手を振ってくれる子どもたち、子どもらしい子どもたちが一杯の学校です。そんな子どもたちの様子を伝えたい、また、現在の教育や学校の状況について知ってもらいたいという気持ちで始めた「校長室より」です。長い文章で読みにくかったと思いますが、これまでお付き合いいただき本当にありがとうございました。
 後任は、台東区立台東育英小学校から原 之雄(はら ゆきお)校長が異動してきます。行動力溢れる校長です。保谷第一小学校の子どもたちのために、保護者の皆様のために力を発揮してくれるに違いありません。地域の皆様もどうぞお力をお貸しください。私は学校の外から保谷第一小学校の子どもたちが活躍する姿を見守りたいと思います。3年間ありがとうございました。改めてこれまでの教育活動に対して、ご理解とご協力を賜りましたこと心よりお礼申し上げます。保一小の子どもたちの未来に幸あれ!いつまでも応援しています。

3月24日(金曜日) 【祝 卒業】


卒業おめでとう!

 昨日からの雨は朝には止み、子どもたちが登校するころには日が差す様子もありました。みんなの気持ちが通じたのだと思います。6年生の登校は8時30分ですが、早めに登校する様子が見られます。普段とは異なる服装にお互い声を掛け合い盛り上がっていました。担任たちは3人とも和装でした。そんな担任たちの姿を見付けて、また子どもたちは盛り上がります。卒業式に向けて気持ちが高まっていくことがよくわかります。今週、先週と体調を崩し気味の子どもたちもいたので、皆元気に卒業式に出席できるかが天気と共に最も気になっていたことです。こちらも卒業生88人、全員出席することができました。私はこのことが何よりも嬉しかったです。
 予定通り、9時20分に入場開始で卒業式を始めました。練習以上に緊張している様子が伝わってきます。音楽専科がピアノで卒業や春に関わる曲を弾く中、卒業証書を渡していきます。保谷第一小学校では卒業証書は筒ではなくホルダーに挟んでいます。そのためやや戸惑う様子もありましたが、上手に各箇所で挨拶をしながら子どもたちは自席に戻ることができました。卒業証書授与の後に、私から子どもたちに向け最後の話をしました。今の世の戦争や犯罪の様子から、どんなに立派な経歴や才能があっても、人として備えるべきものがない人が増えていると感じていること、その一方、WBCで活躍した日本代表の選手たちの、がむしゃらで一生懸命な姿、選手として一流であるとともに、人としても素晴らしいから皆が感動するのだということ、卒業生には人として成長し、人の役に立つ人間になってほしいと話しました。その後、子どもたちは代表の言葉に続いて、「最後のチャイム」の合唱を披露しました。卒業式の子どもたちの歌声はいいものです。
 式後には学級指導があり、その後、校庭で子どもたちの門出をお祝いしました。天気ももち、子どもたちは家族と一緒に桜の木の周りで写真を撮っていました。卒業おめでとう。いつまでも君たちを応援しています。


花のアーチをくぐって


小学校を卒業!


みんなで卒業しました


暖かな卒業式でした

3月23日(木曜日) 【修了式】


児童代表の言葉 1年生

 今日は令和4年度の修了式です。私は子どもの時に「終業式」「修了式」それとも「終了式??」と、この3学期の最後の日のことがよくわからなかったことがあります。1学期と2学期はその学期が終わるので「終業式」となります。3学期の最後は、3学期はもちろん終わりますが、それと共に1年間の学業を修了、つまり1年間の学習・生活を終えた、その学年での教育活動を無事に修めたということになります。そのため「修了式」となります。式の始めに各学級の代表一人一人に修了証を渡し、オンラインで全校の子どもたちと共有をしました。
 幼いころの高橋少年は、一時期「終了式」だと思い込んでいました。そこで、修了式の私の話は「あゆみ」の裏面に書かれていて、今学期に角印を押した「修了証」の話もしました。また、春休みに立ち止まって、1年間を振り返えることなどを伝えました。節目ごとにしっかり自己を見つめ直してほしいと考えています。それまでの自分のよかったことも、うまくいかなかったことも考えることは、次のステップの原動力になります。ぜひ、前向きな気持ちで次の学年のスタートを切ってほしいと願っています。
 修了式後には様々なところで活躍した子どもたちの表彰や、生活指導主任から春休みの生活で気を付けることなどを伝えました。ウキウキした気持ちでけがや事故があってはいけません。子どもたちには十分注意してほしいと思います。また、例年より早く21日に報道発表されていますが、今年度末で異動する教員が挨拶をしました。ここでは個別に紹介はしませんが、教員たちは大好きだった保谷第一小学校の子どもたちに向けて話をしました。新しい体制につきましては、4月の学校だよりでご紹介をします。明日は卒業式です。天気予報では今日のお昼から雨ですが、明日の朝までには雨もやんで、晴れ間ものぞくようです。このところ天気のことばかり考えてしまいます。


今学期はよくがんばったね 1年生


「あゆみ」を卒業証書の様に 6年生


一人一人と話をしながら 5年生


「あゆみ」を渡しました 3年生

3月22日(水曜日) 【本年度最後の給食】


卒業・修了おめでとう献立

 校庭の桜は満開が近付いています。長く咲いていてほしいのですが、明日以降の天気が心配です。修了式、卒業式と節目の式も少しでもよい天気の中で行いたいものです。
 さて、今日で令和4年度の給食が終わりです。先日、ご心配をおかけした「ブルーベリーチーズタルト」ですが、一昨日の20日(月曜日)の献立に加えました。残念ながら作業工程や冷蔵庫の都合で、当初予定をしていた「リンゴゼリー」は提供できませんでしたが、代わりに「いちご」を加え、デザートは「ブルーベリーチーズタルト」と「いちご」と、いつもより豪華な感じになりました。きっと給食のおかわりも盛り上がっただろうと思います。本日の最後の給食は、卒業式、修了式のお祝いとして「お赤飯」「鶏の竜田揚げ」「磯辺和え」「吉野汁」です。吉野汁に入っている「鳴門」には「祝」の字が書かれています。1年間の成長を皆で感じながら最後の給食を楽しんでほしいと思います。
 本年度も給食へのご理解とご協力をありがとうございました。衛生面はもちろんのこと、アレルギー対応やコロナ対応など、栄養士と調理員が力を合わせて今年も無事に給食を終えることができました。次年度も安全で安心できる給食提供に努めてまいります。なお、次年度当初にアレルギー対応の確認を、必要とするご家庭と改めて行います。今後、ご予定を確認してまいりますのでよろしくお願いします。なお、現在給食は黙食としていないものの、机の配置は前を向いた形です。新型コロナ対応だけでなく、過去にもインフルエンザが流行している時期に同様の対応をしてきました。5月には新型コロナの取り扱いも5類へと変わります。いつのタイミングで机の向きを変えていくのかなどは、西東京市教育委員会や市内各校と検討しなければなりません。対応が変わる場合には改めて保護者の皆様にお知らせします。


給食美味しいよ! 2年生


校庭の桜は見頃です

3月20日(月曜日) 【毛筆の手紙 3年生】


3年生からもらった毛筆の手紙

 先週の金曜日の中休み、3年生の子どもたちが習字の学習で作った毛筆の手紙を持ってきてくれました。3年生は本年度の最後の書写の授業で、墨液を使わずに少し時間をかけて水から墨をすって字を書くことに取り組んでいます。静かに集中して墨をすることで気持ちも落ち着きます。普段は筆遣いを意識して、お手本をよく見て字を書くということが学習の中心です。そのため、墨をする時間が十分には取れないので墨液を使用しています。墨をするいつもとは少し違った時間を子どもたちは過ごしたようです。
 3年生の始めに毛筆の学習を始め、1年間で多くのことを学びました。とめ、はね、はらい、おれなどを、様々な字を書きながら学んできた3年生です。手紙は小さな字なので、とめなど難しいのですが、はらいやはねは意識して書けていました。文章も例えば「あと少しで私は4年生です。4年生になっても学校のじゅぎょうをがんばりたいです。」と4年生に向けての気持ちが書かれていてうれしくなりました。また、イラスト入りの子どももいます。ぜひ今年学んだことを4年生でも発揮してほしいと思います。お手紙をくれた3年生ありがとう。どの学年も次の学年に向けての準備をしています。
 いよいよ3学期も最終週となりました。今日は大掃除、明後日22日は給食の最終日、午後からは5・6年生と卒業式の予行で、23日に修了式となります。今年度は暦の関係で24日が卒業式となっています。卒業式は今年度も卒業生、保護者(各世帯2名まで)と教職員のみで行います。5年生にも在校生代表として出席してもらいたかったのですが、予行で卒業生を見送ってもらいます。今週は明日が春分の日です。登校日も少なくなっています。1日1日を大切に過ごさせたいです。今週は子どもたちも荷物を持ち帰ります。持ち帰りましたら次年度に向けてぜひ整理をさせてください。


校庭の桜の木もよく咲いています


そろそろ最後かな?6年生の体育の授業

3月17日(金曜日) 【卒業生からのプレゼント】


6年生からもらったエコバッグ

 昨日の放課後のことです。6年生が3人、校長室を訪ねてくれました。丁寧にきちんとした態度で挨拶をしたのでどうしたのかなと思ったのですが、手に真新しい台ふきなどをもっていたので、卒業の記念に作った物を持ってきてくれたのだと分かりました。
 校長室に招き入れ話を聞きました。卒業に際して、エコバッグとランチョンマットと台ふきを作ったので使ってくださいと話してくれました。家庭科の授業で学んだことを生かして作ってくれたようです。エコバッグはシャツを生かして首周りを加工して持ち手にして底にあたる部分はミシンでしっかり縫ってあります。ランチョンマットは四辺を折り、やはりミシンで縫い、飾りにボタンがついていました。ボタン付けは家庭科で学ぶ内容です。台ふきは大小4枚、こちらもしっかり縫ってありました。特にタオルの生地は縫うのが難しかっただろうと、その苦労が感じられます。ありがたくいただきました。この時期の6年生の姿を見ると様々なことを改めて考えます。その一つは感謝するということです。感謝というものは人に強要するものではありません。しかし、人として、自分の周りにいる人たちに感謝する気持ちは大切にしたいと思います。感謝ということを考える機会として卒業はいい機会だと考えます。
 さて、本日、1月に保護者の皆様にご協力をいただいた「情報機器の利用に関する保護者アンケート」の結果をお配りしました。最近の2年間でタブレット端末の活用など、子どもたちを取り巻く環境が大きく変わりました。各ご家庭のお考えや情報機器の環境も様々だと思います。しかし、使わせるからにはすべてを子どもに任せるのではなく、見守り育てる気持ちが求められます。多くのご家庭が意識して子どもたちと向き合っていただいていることが分かりました。いただきましたご意見は学校での今後の取り組みに生かしてまいります。アンケートへのご協力をありがとうございました。


ランチョンマットには飾りのボタンが


たくさんの台ふきをありがとう

3月16日(木曜日) 【青嵐中学生の生徒の作品が】


平面、立体、様々な作品を展示

 紹介が遅くなりましたが、今、職員室前には青嵐中学校の子どもたちの作品が展示されています。先週、青嵐中学校の美術教師と生徒が展示をしてくれました。小学生の作品も独特の味があっていいのですが、中学生の作品はその完成度の高さに驚かされます。実に細かいところまで意識して作品が作られています。子どもたちもその素晴らしい作品に驚きながら近くで見る様子があります。お貸しいただいた青嵐中学校に心より感謝申し上げます。
 本校が恵まれていると思うことの一つに中学校のことがあります。よくあるのは一つの小学校から複数の公立中学校に進学するパターンです。学区域の関係でそのような学校も珍しくはありません。しかし、西東京市の西武池袋線の北側は青嵐中学校の学区域でここに保谷第一小学校の子どもたちと栄小学校の子どもたちが入学します。小学校の仲間と一緒に進学しながらも新たな友達との出会いもある。これは恵まれていると言えます。私は小さな学校に勤めていたこともありますが、6年生が中学校に行ったときに同じ学校の出身者が少なくて不安だという話をしていたことがあります。様々な環境が変わる中学校です。安心できる材料があることは幸せだと思います。
 明日は青嵐中学校の卒業式です。卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます。本校の卒業生も多いと思います。心よりお祝いを申し上げます。これからも青嵐中学校の生徒や保谷第一小学校の子どもたちのことを卒業生として見守ってくれたらうれしいです。小学校もいよいよ修了式まで1週間となりました。各学年では年度末の学習や生活のまとめをしながら学年生活の総まとめに取り組んでいます。暖かくなってきているので活発に動くことも多いです。このところ少しけがが多いように思えます。子どもたちに声を掛けながら、けが無く安全に年度末を迎えるよう努めてまいります。


鑑賞しています ありがとうございます


新1年生のために飾り作り 1年生

3月15日(水曜日) 【学校図書館だより 「本の森」】


「今年教科書で出合った本」の紹介

 本校の学校図書館だより「本の森」は学校司書が作成、毎月1回各ご家庭にお届けしています。今年度最後の「本の森」は、明日各ご家庭にお届けする予定です。今月号は今年各学年で多く貸し出された本の紹介や、3学期に図書委員会が企画してくれた「全力熱弁会」の様子などが紹介されています。この「全力熱弁会」というのは図書委員の代表が好きな本や図書室について熱弁を披露するというもので「校長室より」でも紹介したかったのですが、そのタイミングを逸してしまいました。
 学校司書が時々子どもたちの様子を私に教えてくれますが、本校の子どもたちはよく本と向き合っていると話してくれます。読書の時間を作っても図鑑や絵本ばかりを手に取る子どもたちが多いと言われますが、本校の子どもたちは物語など読み物を読む子どもたちが多いという話でした。もちろん調べ学習などで図鑑も活躍しています。それらを使いやすいように学校司書は図書室の環境を整えています。また、子どもたちが図書室を使う時に本の紹介をしてくれたり読み聞かせをしてくれたりとありがたい存在です。
 図書室の本の貸し出しは3月10日までで、今週中には返却をする約束になっています。貸し出しは来年度になってしまいますが、どうぞ「本の森」が届きましたら各学年に多く貸し出された本など子どもたちと確認して、これからどんな本を読んでみるか話をしてもよいと思います。ちなみに私が子どもの頃、中学年から高学年の子どもたちに人気があったのが江戸川乱歩の「怪人二十面相」のシリーズでした。また、シャーロックホームズなどの話も読まれていました。(私や私の周りの友達の趣味だと思いますが)ちょっと怖い雰囲気もあってどきどきしながら読みました。今も図書室にありますが読まれているのでしょうか。子どもたちには様々な本に出会い、親しみ、世界を広げてほしいと願っています。


「SDGs」のコーナーもあります


保健室前は卒業に向けての掲示が

3月14日(火曜日) 【子どもたちの好きな献立】


本日のメニュー「たらこスパゲッティ」他

 今年度の給食も残りの回数が少なくなってきました。今日を入れてもあと6回です。最終日に向けて連日リクエストメニューが盛り込まれています。昨日は飲み物のセレクト給食でした。事前に「オレンジジュース」「コーヒー牛乳」「牛乳」から飲みたいものを選びます。2月に6年生と一緒に給食を食べていた時に「最近コーヒー牛乳がでない」という話もありました。今回、待望のセレクト飲み物です。どの学年の子どもたちも楽しみにしていたようで、給食が届くと校長室の隣の2年生の教室から喜びの声が聞こえてきました。ちなみに今回、最も人気があったのが「コーヒー牛乳」で376人、次に「オレンジジュース」で191人、「牛乳」を選んだ子どもたちも68人いました。
 ここでお詫びなのですが、本日デザートに「ブルーベリーチーズタルト」を予定していたのですが、冷蔵庫の調子が急に悪くなり、食材にもしものことがあってはいけないと考え、栄養士と相談してデザートを別日にしました。人気のメニューなので、今年度中に何とかしたいと考えています。他の食材は大丈夫ですのでご安心ください。そして明日水曜日は主食人気1位の「ばら天丼」、金曜日は主食人気3位の「しょうゆつけ麺」と主菜人気1位の「ジャンボ揚げ餃子」と、子どもたちが喜ぶメニューが目白押しです。今年度の給食を最後まで楽しんでほしいと願っています。
 さて、現在の学校の欠席者の状況ですが、1日20人程です。多い時には40人ほどいましたから少し落ち着いてきました。3月に入ってインフルエンザや新型コロナの感染報告もいくつかあります。大きく拡大する様子はありませんが、今はインフルエンザが気になっています。調子がよくない時には休ませるなど、引き続き感染予防へのご協力をお願いいたします。心配な学級には状況に応じて一斉メールを発信しています。来週の修了式、そして卒業式には皆元気に登校してほしいと思います。


卒業式に向けて1年生の掲示板には


校庭には菜の花が咲いています

3月13日(月曜日) 【今の暮らしに感謝する 避難訓練】


しっかり机を抑えて 6年生

 先週紹介できなかったのですが、10日(金曜日)に今年度最後の避難訓練をしました。毎年この3月の避難訓練では東日本大震災の話をします。また、今回は3月10日ということもあり、東京大空襲の話もしました。

 避難訓練は命を守るための訓練です。今年度最後の避難訓練は、どの学年の子どもたちも真剣にできていました。そのことをまずほめました。その後、78年前の東京大空襲と12年前の東日本大震災の話をしました。東京大空襲は都内で西東京市の人口の半分にあたる約10万人の方が亡くなりました。また、東日本大震災での津波は、保谷第一小学校の校舎を飲み込むほどの高さがあり、約2万人の方が亡くなったりいまだに行方不明だったりしています。戦争や災害は突然大切なものを奪っていきます。家族や友達、学校で学ぶこと、食事など当たり前に自分の周りにあるものが一瞬にして無くなります。子どもたちには戦争や災害で普通の生活が奪われた人たちのことを思い、今の自分たちの生活に感謝するよう話しました。当たり前のことでもありがとうという気持ちになってほしいと思います。
 さて、本日から社会ではマスクの着脱が本人の判断となりました。学校では年度末に混乱することがないよう次年度からの対応となります。しかし、これまでも様々な事情でマスクができない子どもたちもいましたし、マスクを外せるようになってもご家庭に感染すると重症化が心配な家族がいるので少しでも感染リスクを下げたいなど、様々な気持ちからマスクを外したくない子どもたちもいます。学校では双方の気持ちに寄り添いながら対応することに現在も今後も変わりはありません。本日、各教室にポスターを掲示するとともに保護者の皆様にお手紙を配布しました。どうぞご一読ください。また、子どもたちに私から話をしました。ご理解とご協力の程よろしくお願いします。


頭を守ることが大事です 1年生


しっかり並んで慌てずに避難します

3月10日(金曜日) 【だじゃれ選手権】


様々なだじゃれが掲示されています

 各学年ではまとめの授業が行われ、掲示物も少しずつ外されています。そんな中、ある2年生のクラスの掲示板に「第2回 だじゃれ せんしゅけん!」の文字と投票用の丸いシールが用意されていました。その横には子どもたちの作っただじゃれがイラストと共に掲示されていました。
 おやじギャグが好きな私としては読まずにはいられません。いくつか紹介します。(漢字にせず、子どもたちが書いたとおりに書きます)「みたらしだんごをみたらしい」「かみなりサンダー」「クラスにくらす」「トラがトラックにのる」「キッチンがキッチーンとしている」「馬がうまった」「いえがイエー」「八日にようかんをようかんで食べる」全部を紹介できませんが、いかがでしょうか。だじゃれはもちろんですが、イラストに味があります。いい雰囲気なのです。だじゃれを読んで、イラストを見て、にやにやしてしまいました。ちなみに子どもたちの1番人気は「かみなりサンダー」でした。学校も年度末は何かと慌ただしくなるのですが、こんな楽しいだじゃれを見てふっと気持ちが和みました。
 また、昨日は6年生が午後に卒業プロジェクトの一環として下駄箱の側面を塗りなおしたり、専科教室の扉にワンポイントのイラストを描いたりしました。丁寧に塗って仕上げてくれたおかげで、昇降口や専科教室の入り口の雰囲気が明るくなりました。今年行ったトイレ改修のように、校内の改修をすすめていますが、全体的に長年使っている校舎です。古さを感じますが、お世話になった学校を少しでもきれいにして卒業したいという6年生の気持ちが嬉しかったです。
 最後に一斉メールでもおしらせしましたが、来週13日の月曜日から時差登校はなくなります。登校時刻は全学年8時15分から8時25分です。詳細はメールでご確認ください。


イラストも味があります


綺麗に塗れました


ありがとう 6年生


家庭科室の扉にイラストを

3月9日(木曜日) 【卒業プロジェクト】


6年生が考えた「お餅入りカレーうどん」他

 今6年生は卒業に向けて様々な取り組みをしています。残念ながら出張でその様子を直接見守ることはできませんでしたが、昨日の5校時には6年生が5年生にスポーツデーで演技したソーラン節を教え伝え引き継いでいました。
 それだけではなく保谷第一小学校への恩返しとして6年生の子どもたちは「卒業プロジェクト」を立ち上げ様々な取り組みをしています。例えば昨日の給食は、栄養士の指導を受けながら6年生が考えた献立が給食になりました。内容は「お餅入りカレーうどん」「春の酢味噌和え」「ガーリックたこポテト」「牛乳」です。カレーうどんはつけ麺風になっていて、汁に付けて食べる形ですが、中に白玉団子のお餅が入っています。また酢味噌和えは紅白のかまぼこできれいに彩られていました。見ていて楽しい給食の献立となっています。もちろん調理員さんが心を込めて作っていますから味もばっちりです。いつもは給食委員が「ほいちのランチ」の放送をしていますが、昨日はプロジェクトのメンバーが放送でポイントを伝えてくれました。6年生が一生懸命に考えた献立です。どの学級もしっかり食べてくれました。
 「卒業プロジェクト」はその他にも校庭の木の名前が分かるような看板を作ったり、校歌の録音をしたり、下駄箱の側面を塗りなおしたり、専科教室の扉にワンポイントのイラストを描いたりが予定されています。中には教員と遊ぶというものもあります。6日の月曜日には中休みに校庭でドッジボールをしました。教員もまだまだ体力で負けるわけにはいかないという気持ちで真剣にドッジボールをしていました。小ホール前の掲示板にはプロジェクトの予定が書かれていて、6年生の子どもたちは、朝、内容を確認しています。小学校生活も残り2週間、子どもたちが自分なりに小学校生活のまとめをして、中学校への気持ちを作ってほしいと願っています。


「おに漢字プリント」に挑戦! 1年生


進級に向けてのカウントダウン 3年生

3月8日(水曜日) 【お筝体験 6年生】


譜面を確認しながら演奏します

 学校の教育活動は文部科学省が示している「学習指導要領」に基づいています。例えば各学年でどんな漢字を習うかも、この学習指導要領で示されています。また、具体にどのような学習を行うかも書かれています。現在の音楽の学習指導要領では和楽器や電子楽器の指導についての記述があります。和楽器には和太鼓もあれば箏や三味線もあります。どのような楽器を扱うかは学校の実態に合わせて選ぶことになります。
 これまでも和太鼓などの学習を行ってきましたが、今日は音楽専科と共に、市内の芝久保小学校の副校長先生、とさらにもうお一方を講師にお招きし、6年生の子どもたちが箏の指導を受けました。2校時から4校時の3時間を使って、1学級ずつ小ホールで授業を受けます。箏は2人で1張ずつ用意して、交代で演奏します。まず初めにお二人の先生が演奏を聞かせてくれました。「こもれび」という曲ですが、2張の箏が同時に演奏したり、1張ごとに演奏したりと音色の重なりが美しい曲でした。目の前で演奏を聴く機会はこれまでなかった子どもたちが多いのか、皆その演奏を真剣に聴いていました。
 今日の子どもたちの目標は「越天楽今様」の主旋律を箏で弾き、先生方の伴奏に合わせて演奏することです。始めに子どもたちは歌いながら楽譜の確認をしました。箏の楽譜は私たちが普段よく目にする楽譜とは異なります。本来の譜面はもっと複雑なのかもしれませんが、写真の様に子どもたちの譜面には歌詞と、どの弦を弾くのかの漢字が書かれています。「九」とあれば演奏者から見て箏の向こう側から9番目の弦を弾きます。また「○」は間を開ける記号です。「十」より上は「斗」「為」「巾」という漢字を使います。どうやら「十一」だと同時に引くのか十一と弾くのかが分からなくなるためのようです。爪を親指に付けた子どもたちは、その響きを楽しみながら練習をしました。うまくできたかどうか。6年生の保護者の皆様ぜひ感想も聞いてみてください。


始めに先生方の演奏を聴きます


箏の譜面の雰囲気が伝わるでしょうか

3月7日(火曜日) 【レインボー班お別れ会】


1年間ありがとうございました

 3月は様々なまとめの活動を行います。今朝は1年間行ってきたレインボー班のお別れ会です。レインボー班の様子はこれまでもお伝えしてきましたが、1年生から6年生までが一緒になって班を作り、朝の時間などで遊ぶ活動です。6年生が中心となり、異年齢の子どもたちが集まって遊ぶ姿はなかなかいいものです。自分の学級や学年にいる時はどちらかと言えば人任せの子どもも、自分より年下の子どもたちがいると、そうもいきません。また、1年生や2年生は学年が上がるとどうするべきなのかを体験的に学びます。自分がしてもらったことを高学年になったらしようという気持ちになります。
 3学期は来年度に向けて5年生が中心にレインボー班を盛り立てています。今日は6年生に代わって5年生が班の子どもたちの出席を取って、その後1年間の感謝の気持ちを込めて6年生にメッセージカードを渡しました。カードには各学年の子どもたちから班でお世話になった6年生に向けての言葉が書かれています。その後、各班では6年生から挨拶の言葉をもらったり、班で最後の遊びを楽しんだりしていました。こうして6年生から5年生にバトンを渡し、その5年生が6年生を超えようと努力を始めます。学校の伝統を作るという言葉がありますが、例えばレインボー班の様に特色ある教育活動の積み重ねも、よりよい学校を作る力になると私は思います。レインボー班の活動で子どもたちは遊びを通して様々な学年の姿を見ることができます。今年もそこから多くのものを学んでくれたように感じます。
 この3年間は新型コロナの影響で様々な活動が思うようにできなかった面があります。今日、1年生から6年生が一緒に遊んでいる姿を見て、少しずつ状況が変わり、学習も生活も新たなステージに向かっている様に感じました。


1年生から5年生の子どもたちから


みんなで「じゃんけん列車」を

3月6日(月曜日) 【卒業式に向けて 6年生】


座席と歩く場所を確認

 6年生が少しずつ卒業式の練習を始めています。今日は第2回目の練習を1校時に体育館で行いました。暖房もありますが日ざしがないと寒く感じます。明日以降は気温も上がるという予報なので期待したいところです。
 今年の卒業式は昨年と同様に卒業生、保護者、教職員で行います。在校生代表の5年生の出席は今年も見送りました。そこで、5年生は予行練習の際に保護者の皆様が座る席で参加することにしました。卒業式当日のことを思い浮かべ、5年生には22日に在校生の代表として6年生を見送ってもらいます。また、このことを通して5年生は1年後の自分たちの姿をイメージすることもできます。一方で昨年度と様子が変わるところは、「呼び掛け」はないものの、卒業生が歌を歌うことです。音楽の時間に6年生は練習をしています。さらにマスクについては、卒業生は歌を歌う以外の場面では必要としていません。中には不安を感じる子どもたちがいます。また、したくてもできない子どもたちも考えられます。ご家庭で相談をするよう子どもたちには伝えています。なお、保護者の皆様にはマスクの着用を推奨しています。ご心配なときには学校までご相談ください。ご協力の程よろしくお願いします。
 今日は私も参加して卒業証書の授与の練習をしました。儀式としての卒業式です。これから大人になるまでに何度となく経験することですが、ここで基本的なマナーを身に付けてほしいと考えています。緊張した雰囲気の中、一人一人に卒業証書(といっても練習用のものですが)を渡しました。座り方、歩き方、お辞儀の仕方、卒業証書をもらうタイミングなど練習を通して分かってくれたかなと思います。卒業証書をもらう時には会場の人すべてが注目します。ほどよい緊張感の中、小学校生活のまとめをしてほしいと願っています。


よい姿勢で式に臨みます


今年は24日が卒業式です

3月3日(金曜日) 【開校記念日】


今日もピョンちゃんは大人気!

 今日3月3日は保谷第一小学校の開校記念日です。保谷第一小学校は昭和22年3月3日に保谷第一国民学校として開校しました。その前身は明治7年に小保学校として開校し、よく明治8年の9月に「芳谷学校」となった学校です。この地域の学校として地域の人たちに愛されていた学校で、すべての歴史を一つに考えるとその歴史はまもなく150年になります。
 毎年紹介していますが、保谷第一小学校の校章は白梅の花です。そのため、本校では特別支援教室の「しらうめ」や地域の皆様にお力をお貸しいただいている「しらうめネットワーク」などに「しらうめ」を使っています。この校章は本校の前身の芳谷学校が、白子川近くの梅林に創設されたことが由来です。校章の全体は白梅の花で、中心におしべとめしべで「小」の字をかたどっています。そこには梅の花のように奥ゆかしくも気高くといった願いが託されています。先日まで6年生と昼食を共にしていましたが、校長室にある校章の焼き物を見て、おしべとめしべを「小」にするところがすてきだと話してくれました。
 また、子どもたちの大好きな校庭の「ピョンちゃん」は昭和38年に作られ、当時は西門のプール出入り口付近にあったそうです。長い間、子どもたちを見守ってきたピョンちゃんは還暦ということになります。蜂の巣校舎を作るために昭和41年に今の場所まで引っ越しをしたということです。そして今も子どもたちが使っている蜂の巣校舎は、昭和42年に完成しました。50年以上子どもたちが使っている校舎です。子どもたちと話をしていると、「お父さんも卒業生なんだ。」「うちはお母さんとおばあちゃん。」と家族に卒業生がいることも保谷第一小学校では珍しくありません。いつまでも地域と共にある学校でありたいと思います。誕生日おめでとう保谷第一小学校!


校長室にある焼き物の校章


校庭の白梅も花が咲いています

3月2日(木曜日) 【長縄集会】


リズムを作りながら 4年生

 今週は週初めから休み時間に担任も一緒になって、学級で長縄をする姿が多く見られました。今朝の集会が「長縄集会」だったからです。朝から体育委員や担当の教員が校庭の準備をしました。学級ごとに跳ぶ場所が狭くならないように、ラインカーで線を引いて場所を示します。砂埃を少しでも抑えるように水もまきながらの準備です。
 子どもたちは登校をすると続々と校庭に出てきてクラスごとに練習を始めます。高学年は長縄も短めに持ってかなりの速度で回します。そのリズムで子どもたちは連なって跳んでいきます。なかなかのものです。今回の長縄集会はクラスごとに「八の字跳び」を2分間行い、跳べた回数を数えます。持ち手は子どもでも教員でもいいのですが、中学年以下は担任が持つことが多いです。また、1年生は専科教員も入れて担任と専科教員が縄を回しました。
 体育委員が説明を行い、会場を盛り上げた後に笛の音と共に2分間が始まります。低学年は「よいしょ、よいしょ」といったリズムでしょうか。中学年になると「トントントントン」といった様子で、高学年になると「トトトトトト」といった調子で跳んでいきます。(感じが分かるでしょうか。)途中で縄をひっかけることもありますが、私が見ていてお互いをののしる姿はありません。皆で励まし合いながら、校庭で学級が、そして保谷第一小学校が一体となった雰囲気になります。来年度は保護者の皆様に長縄集会の様子を見てもらうのもいいなと思いました。最後にクラスごとに跳んだ数の発表があります。今回の集会で最も多く跳んだクラスは6年2組でした。回数は200回で、これは0.6秒に1人が跳んでいる計算です。発表後に全校の子どもたちでその跳んでいる様子を見て拍手をしました。コロナ禍での体力低下が言われています。次年度は体力向上も今年以上に力を入れたいものです。


流れるように 6年生


テンポを上げながら 5年生


皆で力を合わせながら 3年生


いい調子!その調子! 2年生


上手に跳べるようになりました 1年生


200回跳んだお祝いをしました

3月1日(水曜日) 【タブレットを活用しながら】


自分の姿を紙版画で 2年生

 1階の小ホールの前には6年生が作った卒業までのカウントダウンカードや今日は何の日かというコラムが掲げられています。ちなみに今日3月1日は、卒業式の日を「0日」とすると「あと16日」。また、今日は「マヨネーズの日」だそうです。この掲示板を見るといろいろなことが分かって大変面白いです。
 さて、各学年では今、進めている学習を仕上げるとともに、学習や生活のまとめに取り組んでいます。授業の様子を見るために教室を巡っていたら、2年生のあるクラスでは紙版画に取り組んでいました。タブレットが出ているのでどのように活用しているのか、子どもたちが覗き込んでいるタブレットの画面を見ると、マスクを取って撮影した子どもたちの写真がありました。紙版画の題材は自画像のようです。写真をよく見てパーツを作っていました。うまく表現できている子どももいれば、思うようにならず悩んでいる様子もあります。このぐらいの時期の子どもたちは想像力が高まって、自分が作りたい作品のイメージがもてるようになります。しかし、実際にはまだ具現化する技術が伴わないので、思うように作れずにがっかりする場合もあります。タブレットを使うことで、例えば顔の様子をじっくり見たりズームアップして細部を見たりと鏡を見て作るよりよさがあります。思うような作品にするため、これもタブレットの活用法の一つだなと感じました。
 6年生の教室では、算数の6年間の学習のまとめをしていました。少人数算数のグループによって取り組む学習が異なります。あるクラスは「和算」の問題に取り組んでいました。「鶴亀算」「油わけ算」「旅人算」など様々な和算があります。それに挑戦していました。和算はネットなどで問題を探すこともできます。昔、挑戦したことのある保護者の皆様、頭の体操にいかがでしょうか。もう一つのクラスでは算数のデジタル教科書を使いプログラミング学習に挑戦していました。ここでもタブレットが活躍していました。


6年生の掲示板には


タブレットでプログラミング学習 6年生

2月28日(火曜日) 【あいさつ当番 本日最終日】


あいさつ最終日 当番ありがとう 1年生

 1月19日から始めていたあいさつ運動も今日が最終日です。6年生からスタートした当番が今日は1年生です。始まった当初は寒さも厳しかったのですが、今日は日差しが暖かで1か月で季節が変わっていく様子を感じます。昨年の4月にはちょっと恥ずかしそうにしていた1年生も、今日は元気に挨拶をしてくれました。あと1か月すると新1年生が学校にやってきます。きっと1年先輩として素敵な姿をたくさん見せてくれるのだろうと楽しみにしています。
 このように年度末になると子どもたちの成長を特に感じます。1年生では、始めは名前を書くことも思うようにならなかった子どもたちがいました。それは当然のことで、1学期をかけてひらがなの練習をしました。「書き初め」を書くころには名前はもちろん、ひらがなの書きぶりも成長しました。そんな成長の記録を年度末にご家庭で整理し、コンパクトに保存されると、お子様が大きくなった時に渡すことができます。学校から様々なものを持ち帰ると思います。春休みにお子様と1年を振り返りながら取っておくものを厳選して保管するといいと思います。 
 例えば、1年生であれば、入学して間もないころの名前を書いた紙や3学期に丁寧に書いた名前の紙の両方を入れておくと1年の成長がよくわかります。図工の作品などはお気に入りを1つ取っておくといいかもしれません。作文も何か1つあると、後で読んだ時にその学年のことを思い出せます。すべてを取っておけるスペースがあればいいのですが、なかなか難しいと思います。春休みはそんなことをしながら成長を振り返り、ほめて認めることで、次の学年への意欲を高めることができます。なお、教科書などは引き続き次の学年でも使うものがありますので、学年からのお知らせにどうぞご注意ください。


手書き文字入力を 1年生


「あそぼうよ パクパクさん」出来上がり

2月27日(月曜日) 【この時期に考えたいこと】


箱の形(立体)の学習 2年生

 今週は天気がよく、予報では3月1日(水曜日)の最高気温は19度になっています。3月になると、ご家庭でも本年度をまとめながら次年度の準備を進められると思います。中学校の制服の採寸も終わったと聞きました。前向きな気持ちで卒業・進級をさせたいものです。
 さて、卒業や学年が上がるタイミングで、ご家庭の方針でお子様と相談して携帯電話やスマートフォンを買い与えることがあるかもしれません。もしもそうであれば、ぜひ渡す前にファミリールールを決めていただきたいと思います。
 今朝、テレビを見ていたところ「「家で遊ぼう」SNSで誘い女子小学生を自宅に連れ込み 大学生の男を現行犯逮捕」というニュースを目にしました。この大学生は女の子と話がしたかったため、SNSでやり取りしていた東京都内の小学生の女の子(10代)を「家で遊ぼう」と誘い出し、自宅に連れ込んだとのことです。子どもたちは、見知らぬ人の誘いに簡単に乗らないと思いたいのですが、相手の誘い方が巧みだったり、けんかなど嫌なことがあったり、寂しかったり、ストレスが溜まっていたりなど、その時の状況で正しい判断ができなくなる時があります。
 子どもにスマートフォンを与えると一気に世界が広がります。よい面もありますが、同時にリスクも高まることを大人は理解しなければなりません。「どんなことがあっても見知らぬ人の誘いには乗らない」というルールや「SNSなどは家族と家族が認めた人だけに公開、メッセージのやり取りも同様に」などのファミリールールは欠くことができません。そうであっても約束を守れない子どもたちがいます。使用時間などと共に、言われたらログを見せる約束など、年齢や学年に応じた対応をしていただければと思います。この様な問題は、気が付いた時には厳しい状況になっていることが多いので要注意です。買い与える際にはお子様としっかり話し合ってください。


「あそぼうよパクパクさん」 1年生


保護者会に向けてメッセージを 4年生

2月24日(金曜日) 【6年生を送る会】


「また会う日まで」で退場する6年生

 今日は6年生を送る会です。通常の3校時は10時45分から始まりますが、今日は中休みから校庭に集合して40分から会を始めました。5年生の司会で1年生から5年生が6年生へ卒業のお祝いと感謝の言葉を伝えていきます。6年生は最高学年としてこの1年様々なところで活躍をしました。お世話になった下学年も多いと思います。それは下学年がされて当たり前ではなく、感謝することを考えさせたいと思います。また、6年生も最高学年としてすべきことであったと思いますが、それがどれだけの影響を与えたかを感じ、達成感を味わわせたいと思います。感謝し感謝される。6年生を送る会はそのような場です。
 5年生の開会の言葉や私の話の後に1年生から順番に感謝の気持ちを伝えます。1年生は感謝の言葉を伝えるとともに、帰りの準備がどれだけ早くなったか見せるパフォーマンスもあり盛り上がりました。2年生は習ったカッターを使って作ったフォトフレームを6年生にプレゼントしました。3年生は6年生がスポーツデーで踊ったソーラン節を披露し感謝の気持ちを伝えます。4年生はクラブ活動でのお世話になった気持ちをダンスを交えて伝え、5年生は委員会活動で6年生から学んだことを話しながら感謝を伝えました。6年生からは、学年ごとにメッセージを伝えながら、これから卒業までに行う「卒業プロジェクト」の内容を披露してくれました。
 最後に全校で「また会える日まで」を歌いました。ダンスの入っている楽しい曲です。6年生は各学年の前を通りながら歌ってくれました。5年生は「また会える日まで!」のメッセージを掲げながら踊って歌ってくれました。保谷第一小学校の全学年が久しぶりに校庭で集まっての一体感のある「6年生を送る会」は、どの学年の子どもたちにとってもよいものになったと思います。退場する6年生の嬉しそうな顔が印象的でした。


「1年間ありがとう」の1年生のメッセージ


5年生からは委員会活動での感謝を


6年生からは各学年へのメッセージ


「また会う日まで」を全校で歌って踊って

2月22日(水曜日) 【TOKYO GLOBAL GATEWAY 6年生】


TGGに向けて出発式 6年生

 今日は6年生の小学校生活最後の校外学習です。行先は立川にある「TOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGS」です。「TOKYO GLOBAL GATEWAY(以下TGG)」という学習施設は江東区の青海にもあります。こちらは2017年にできました。TGGは新しいタイプの体験型英語学習施設です。今回6年生が行く立川の「GREEN SPRINGS」は今年の1月に、都内で2か所目のTGGとして出来上がったばかりの施設です。
 TGGの設立目的は、日常の英語学習の効果を高めるために、英語を体験する場を設けることです。施設内にはトレーニングを積んだ世界各国の外国人の英語講師(イングリッシュスピーカー(以下ES))がいて、8人程の子どもたちのグループに1名配置されます。始めにチーム・ビルディングを行い、子どもたちの様子を見ながら無理なく英語の発話を引き出してくれます。その後、ESが引率をしながら、例えば空港やホテル、お店などをイメージしたセットスタジオで実際の場面を想定した体験プログラムを経験します。私は会議の都合があって、6年生の子どもたちと一緒に行けず残念でした。代わりに副校長が引率しています。そのため、立川の施設の様子を具体にお伝えできませんが、ぜひ6年生の保護者の皆様は、帰宅した子どもたちから様子を聞いてみてください。
 今行っている校長室での6年生との会食でTGGも話題にしています。話を聞くと、教室の給食時間中は英語で話すことをルールにしているようで、(校長室では日本語です。)子どもたちは工夫しながら英語をがんばって使っているようすがうかがえました。思わず笑ったのが、「いただきます」で手を合わせる際に、身振りを入れながら”hand hand”などの言い方を考えたという話です。たぶん”to put your hands together”でいいのかなと思うのですが(違っていたらごめんなさい)、今度、子どもたちと給食を食べる際にTGGの復習としてやってみようかと思っています。


「行ってきまーす!」「いってらっしゃーい!」


ポスターを持ってあいさつ運動 1年生

2月21日(火曜日) 【クラブ見学 3年生】


サウンドクラブの演奏を聴く3年生

 昨日は校内に展示してある学年ごとの作品の紹介をしました。それとは別に今、職員室前でも作品の展示をしています。一つはクラブ見学に合わせて「図工クラブ」「手芸クラブ」「イラストクラブ」の作品です。もう一つは西東京市が募集した「やさいたっぷりカレンダー」に応募した作品です。どの作品もなかなかの力作です。
 先週の木曜日にご紹介できなかったのですが、この日の6校時のクラブ活動は3年生のクラブ見学が行われました。クラブ活動は4年生以上の子どもたちが月に1回行っています。今年度のクラブは、スポーツ系のクラブとして「サッカー」「屋外スポーツ」「バドミントン」「一輪車」「卓球」「ダンス」があります。また文化・芸術系のクラブは「図工」「イラスト」「手芸」「サウンド」「歴史・鉄道」「ゲーム」「理科」があります。中学校の部活動ほど本格的ではありませんが、子どもたちは毎年3学期に翌年度の希望するクラブを考えます。特に3年生は初めてのクラブ活動になりますので、実際にどのようなことをしているのか、この日は案内の新聞を持ちながら興味のあるクラブの様子を見に行っていました。図工クラブの様に体験できるクラブもありました。また、サウンドクラブはリズムを刻む小さな楽器を貸し出し、3年生も一緒に演奏しました。活動場所によっては場所が分かりにくいのか、3年生がなかなか来てくれないため、放送を入れているクラブもありました。
 クラブ活動はレインボー班と同様に異学年の子どもたちが一つになって活動をします。その活動を通して望ましい人間関係を築き、個々の子どもたちの個性の伸長を図ります。また、クラブづくりに参画しようとする態度も育てたいので、新しいクラブの提案を子どもたちから取ったり、希望するクラブの人数調整を子どもたち自身で考えたりします。このあたりの様子はまたご紹介したいと思います。


図工クラブで作っているものの紹介


手芸クラブの作った「ヒンメリ」


様々なイラストを展示 イラストクラブ


やさいたっぷりカレンダー応募作品

2月20日(月曜日) 【校内の様々な場所に作品が】


「4色の世界」 5年生

 昨日はとても暖かな1日でした。今週は暖かな日と寒い日、また天気のよい日と雨の日が繰り返しのようです。「一雨ごとに春が近づく」といったところでしょうか。こんな時には体調管理が欠かせません。本校では現在、新型コロナやインフルエンザなど感染症が広がる様子はありません。しかし、先週も市内でインフルエンザのため学級閉鎖をしている学校がありました。引き続きお子様の体調を注意深く見守ってください。
 さて、先週土曜日は授業参観に多数の保護者の皆様にご来校いただきました。また、午後はPTA合同委員会があり、こちらも多くの保護者の皆様にご出席いただきました。ありがとうございました。授業参観の際にご覧いただいたと思いますが、現在、各教室前の掲示板やパネルを使って子どもたちの国語や図工の作品を展示しています。教室前の展示スペースが十分でない場合は、校内のほかの場所も使って作品を飾りました。いかがだったでしょうか。私も校内を見て回っていますが、土曜日は5年生の教室前で、入学前の子どもと保護者の方が作品をご覧になっていました。「パパはどれが好き?」と話をしながら作品を見ている姿はいいものです。作品によっては子どもたちのコメントが書かれています。多色刷りの5年生の版画には、子どもが考えた題名と共に、例えば「上が夕方、下が朝の風景をイメージしました。上と下のちがいを見つけてほしいです。」などと作品に対して一言書かれています。ちなみにこの作品の題名は「夕方と朝の風景」です。一つ一つの作品に子どもたちの思いがあり、見ていて引き込まれます。
 6年生は「お気に入りの場所」という題で、小学校生活を振り返って校内の思い出の場所を描きました。その思いが絵と言葉でわかります。今週から保護者会が始まります。まだご覧でない保護者の皆様は、他学年の作品も含め、ぜひご覧ください。


「お気に入りの場所」 6年生


「身近なものが乗り物に!」 3年生


先週から1年生のあいさつ当番


今日もありがとう 1年生

2月18日(土曜日) 【今年度最後の土曜授業参観】


音楽の時間に「ずいずいずっころばし」

 本日は今年度最後の土曜授業参観です。ご多用の中、ご来校いただきましてありがとうございました。教室では学習したことを発表する授業や音楽などの授業、理科の実験など様々な学習の様子を見ていただきました。今年度の授業参観はこれで最後です。1年を通して子どもたちの成長の様子はいかがだったでしょうか。特に1年生は入学当初と比べるとその様子は大きく変わります。お子様の成長をお感じになった時には、ぜひご家庭でもほめてください。次年度は土曜授業参観も実施しますが、4月下旬には学年ごと日にちを定めて平日に授業参観を行います。新年度にお知らせを配りますので、新たな学年での様子をどうぞご覧ください。
 さて、今日の4校時は地区班別の集団下校を行いました。例えば台風が急に接近して安全面が気がかりな場合、下校時刻を早めて地区班ごとに集団下校をする場合があります。ここ最近でそのような対応はしていませんが、いつどうなるかは分かりません。急に集団下校となると子どもたちは混乱します。天候が悪い時は校内で体制を整え下校しなければなりません。1学期は地震発生に伴って、保護者の皆様にお迎えに来ていただく避難訓練をしました。今回は、地区班ごと地区班の教室に集まった後に担当の教員が引率して下校します。このような機会をもつことで、いざという時に慌てなくて済むようにと考えています。もしもの時は可能な形で保護者の皆様にもご協力をお願いするときがあります。その場合一斉メールでお願いをしますのでどうぞご協力ください。
 また、春先は陽気がよくなると子どもたちもウキウキとして落ち着かなくなります。集団下校の前に私の話でも交通安全を子どもたちに呼びかけました。休日や平日の夕方など自転車に乗っての事故、飛び出しなどの交通事故には十分気を付けるようご家庭でもお声掛けください。


理科で水を温める実験 4年生


各教室で地区班の話し合い

2月17日(金曜日) 【今回の集会も一工夫】


さあリレーをがんばるぞ!

 1月25日にはタブレットを活用して「Kahoot!」で行った全校集会を紹介しました。今回も集会委員会が工夫をして、代表者を集めたゲーム大会を体育館で行い、全校にタブレットで中継してくれました。体育館に行くと学年混合で赤色、青色、黄色にチームに分かれてゲームの準備ができていました。写真の様に他学年の子ども同士で力を合わせながらリレーゲームに取り組みます。
 ゲームはフラフープに2人や3人で入って走ったり、2人でボールを背中で押さえて走ったりと様々な形でのリレーです。上学年の子どもたちはしっかりと下学年の子どもたちの動きを意識してフォローしていました。このあたりの優しさは保谷第一小学校の子どもたちのよさです。一度に全員はリレーができませんので、体育館で待ちながら応援する子どもたちもいます。1回戦が終わると人を入れ替えて2回戦目をしていました。
 教室ではこの様子がタブレットで中継されています。しかも2画面での中継です。教室の大型テレビには、体育館全体が映し出された画面と、子どもたちがカメラマンとなって撮影している移動カメラの2画面が映し出されています。移動カメラは司会者を映したり、競技者を映したりとテレビ局のカメラマンのようです。一方で全体を映すタブレットにも担当の子どもがついていて、体育館のギャラリーから映像を取っていました。教室ではこの2つの画面を同時に見ながら子どもたちが各チームを応援していました。司会者はテレビ番組のMCのように振る舞い、カメラマンも同様です。リレーで活躍している子どもたちも素晴らしいと感じましたが、番組を作り、中継をしていた集会委員も立派でした。3年間のコロナ禍で多くの機会が失われたと感じること時もありますが、このように新たな取り組みで子どもたちの新たな面を生み出していることも間違いないと思います。


ボールを落とさない様に背中をうまく使って


教室ではテレビを見て応援

2月16日(木曜日) 【馬頭琴の演奏会 2年生】


近くでの演奏は迫力があります

 昨日は3校時から4校時に2年生が1階の小ホールに集まって、馬頭琴の演奏を聴きました。馬頭琴とはモンゴルの遊牧民の間に古くから伝わる、2弦の楽器です。その弦と演奏するための弓は馬のしっぽの毛を束ねてできています。2年生の子どもたちは国語の授業で「スーホの白い馬」を学んでいます。馬頭琴の由来にまつわるお話です。子どもの時に読んだ保護者の皆様も多いと思います。
 今回はモンゴル出身の馬頭琴の演奏家のエルデン・ダライ先生にご来校いただきました。写真のように馬頭琴演奏用に工夫をされたモンゴルの民族衣装もご準備くださいました。その姿で、モンゴルについて教えてくれました。衣装については子どもたちも大変興味があったようで、後半の質問タイムでは質問が出ていました。もちろん馬頭琴の説明もしてくれます。馬頭琴は音楽だけでなく、動物の鳴き声や風の音など自然の音を奏でることができます。曲の中で、競馬の様子を表す曲も演奏してくださり、馬が走っている様子が想像できる演奏に子どもたちは引き込まれていました。演奏中に子どもたちの様子を見ると体をゆすって反応していました。また、電車の音なども表現していただきました。子どもたちは2本の弦で奏でられる馬頭琴の表現力に驚いたと思います。途中休み時間も取りました。先生からは馬頭琴を触ると爆発するよと冗談もありましたが、多くの子どもたちが休み時間に間近で馬頭琴を見ることができました。
 物語を読むにしても、書かれているものを知っているか知らないかで感じ方が変わると思います。私自身、馬頭琴の音色はもっと高い音だと思っていましたが「草原のチェロ」と呼ばれているだけに、低音に特徴がありました。今日の体験は今後の国語の授業にも生きてくると思います。本物を体験するよさを感じた演奏会でした。


じっくりと演奏を楽しみます


馬頭琴に近づいて

2月15日(水曜日) 【心よりお礼申し上げます】


昨日のあいさつ当番 2年生ありがとう

 今週の月曜日の朝のことです。門のところであいさつ運動の当番の2年生と計画委員さんと登校してくる子どもたちに挨拶をしていると、体育着袋を持っている女性の方に声を掛けられました。忘れ物を届けに来られたお母さんかなと思ってお話をうかがうと、すぐにそうではないことが分かりました。
 その方は練馬区西大泉にお住まいで、雪の降った金曜日に体育着の入った袋を拾われたとのことです。しかも濡れていたので洗濯をしたと袋の中を見せてくださいました。「この校章は御校のものですね」と見せられたきれいにたたまれた体育着には、白梅の校章の模様がついています。本校のものだと伝えると、体育着には名前がなかったものの、袋のタグに名前が書いてあることを教えてくださいました。見るとそこには覚えのある名前が書かれていました。さらにお話をうかがうと、体育着を無くしたご家庭が困って新しいものを買ってはいけないと思い、週明けすぐに持ってきたということでした。改めてお礼を申し上げましたが、朝の登校指導中のために丁寧な対応ができず、また、お名前などをうかがうことも忘れてしまいました。考えてみれば、道に落ちていた体育着を拾い、洗濯をしてきれいにたたみ、落とした子どもやご家庭が困っているだろうからと朝一番に学校に届けてくださった方に対して、十分にお礼もせず、大変失礼な対応だったと恥ずかしい気持ちになりました。
 今のご時世では、気軽に名前や住所はお教えいただけないとは思いますが、改めてお礼にうかがえるようお名前などをお聞きすればよかったと反省しきりです。練馬区、西東京市に関係なく、この地域にはこんなに心の美しい方が住んでいて、子どもたちのことを考えてくださっているということに深く感激いたしました。私もぜひ見習いたいお姿だったこと、また、多くの保護者の皆様にこのことを知っていただきたく紹介いたします。このような方法でしか改めてお礼が申し上げられなっくて大変失礼ではありますが、本校の子どものためにありがとうございました。


今日も2年生があいさつ当番 ありがとう


あいさつ名人とマスターが大活躍

2月14日(火曜日) 【栄小学校の6年生と交流 6年生】


教室では「何でもバスケット」

 昨日、13日の午後、6年生が栄小学校の6年生と交流をしました。12月にもご報告しましたが、第1回は保谷第一小学校の校庭でドッジボールやリレーをしました。他校に進学する子どもたちもいますが、多くの子どもたちが4月から青嵐中学校で同じ学年の仲間として過ごすことになります。このような取り組みをしているからではないと思いますが、給食の時に6年生に中学校で心配なことを聞くと、多くは勉強のことで、友達のことは聞きません。交流を通して中学校に向けての不安が少しでも解消できればと思っています。
 今日は13時15分に校庭に集まって栄小学校まで歩いていきました。天気であれば校庭で「どきどき鬼」と「どろけい」をする予定でしたが、雨のためできません。そこで、前半は体育館で「どきどき鬼」をして、後半は6年生の教室で「何でもバスケット」をするグループとその逆のグループと2つのグループを作って交流しました。「どきどき鬼」は保谷第一小学校の子どもたちはよく知っている鬼ごっこです。全員が目をつぶって下を向いているときに、教員が複数人の肩をたたいて鬼を指名します。鬼ごっこが始まると誰が鬼かわからないので、どきどきします。周りの様子を見て鬼を見定めて逃げるという遊びです。栄小学校の子どもたちはこの遊びを知らなかったとのことですが、以前、遊びを決める時に保谷第一小学校から提案があったので取り入れてくれました。
 「何でもバスケット」は定番の遊びです。「バスケットボールが好きな人」など、呼びかける内容で相手理解にもつながります。最後に感想を聞きましたが、今回も楽しい交流となったようです。2か月後には一緒に過ごす仲間もいます。ぜひ中学校でも仲良くなってほしいと思いました。


体育館では「どきどき鬼」をしました


ゲームで楽しみながら仲よくなれたね

2月13日(月曜日) 【マスクの着脱について】


本日のあいさつ当番 2年生ありがとう

 新型コロナ対策としてのマスクの着脱について、政府が3月13日から屋内・屋外を問わず個人の判断にゆだねる方針を決定したと報道されています。その中で、社会では医療機関の受診の際や、混雑した電車やバスに乗る際などはマスクの着用を推奨するということも示されています。
 学校生活については「3月13日が年度末にあたるということを考慮して、円滑な移行を図る観点から、新年度の4月1日から学校教育活動の実施にあたりマスクの着用は求めないことを基本とする」と文部科学大臣が記者会見で話していました。現在、学校では登下校など屋外の生活、特に体育などは健康面から外すよう声を掛けています。また、屋内では学習内容によりますが、着用することを推奨してきました。強制ではないことは、お手紙などでもお伝えしてきたとおりです。新年度からは様々な場面において、着脱は本人の意思が尊重されます。ご家庭によっては、高齢者と一緒に生活をしているので引き続き家族で感染予防に努めたいというお考えもあると思います。また、3年間にわたるマスク生活から、外せるようになったと言われても、気持ちの上でマスクを簡単には外せないと感じている子どもたちもいます。一方で早くマスクなしで生活したいと思っている子どもたちもいます。いずれにしても、徐々に新たな学校生活に慣れてほしいと考えています。
 マスクについてはこれまでも様々な考えがありましたが、より個人や家庭の判断を尊重することになります。そのためにも今後、マスクの着脱についてどうするのか、ご家庭で時間をかけてお話し合いをいただきたいと思います。教育的な観点からいえば、相手の表情が見えるということは大きな意味がありますが、子どもたちの気持ちに寄り添いながら教育活動を進めてまいります。なお、卒業式は歌唱の場面以外、子どもたちはマスクを必要としないという考えなど、6年生と保護者の皆様には改めてご説明させていただきます。


西の昇降口でもあいさつ当番 2年生


チューリップの芽の観察 1年生

2月10日(金曜日) 【全学年で雪遊び】


昼休みは校庭で雪遊び

 予報より少し早めの時間から雪が降り始めました。子どもたちが登校するころには校庭も白くなっていました。その様子を見て、「すごーい!真っ白」と驚いている子どもたちもいれば、足跡を付けに校庭に向かう子どもたちもいます。また、ピョンちゃんの額の雪を集めて雪玉を作っている子どもたちもいました。
 雪の時に長時間校庭を踏み荒らすと校庭によくないので、最近は雪遊びもしにくくなっています。しかし、今日のように子どもたちのいる時間に、遊べるほどきれいに雪が積もる機会はそうはありません。何人かの教職員と相談をして、今日は朝から昼頃までで地面を傷めない程度の一定の量の雪が積もりそうなことから、お昼休みの時間に絞って全学年で校庭で遊ぶことにしました。早速、生活指導主任は低中高学年ごとのエリアを地図にしてくれました。それとともに、ピョンちゃんなど遊具で遊ばないことなど約束も加えて各学年に知らせます。2校時後の中休みは校庭では遊べないことを放送しましたが、昇降口のところまで出てきている子どもたちもいます。やはり雪で遊びたくてうずうずしているのだと思います。
 昼食時に放送を使って私から昼休みに校庭で雪遊びをしてもよいこと。風邪をひかないように着る物を工夫して、みんなで楽しく遊んでほしいことを伝えました。もちろん寒い人や調子の悪い人は無理をしない様に話しています。併せて下校時に安全に気を付けることも伝えました。給食を終えると、各学年一斉に校庭に飛び出してきました。担任も一緒になって雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、工夫しながら雪を楽しんでいました。雪の校庭から子どもたちの歓声が聞こえてくるのはいいものです。短い時間ではありましたが、今年度の思い出の一つになったのであれば何よりです。下校後や明日など、ご自宅付近で雪で遊ぶ場合、安全面や他の方に迷惑ならぬよう様子を気にかけていただけると幸いです。


朝の校庭の様子 足跡が..


みんなでできる雪遊びは楽しいね


高学年も久しぶりの雪に大喜び


雪だるま作りもしていました

2月9日(木曜日) 【明日の天気が心配です】


リーダー探しゲーム レインボー班

 今朝は北風が強いもののよく晴れています。しかし、天気予報を見ると明日の天気が気になります。現在の予報であれば登校時には本格的に雪が降ることはなさそうですが、お昼過ぎから本格的に雪になって、午後から夕方には場合によってはかなり降りそうな予報です。予報も昔よりは精度が高くなっていますが、天気はどうなるかわかりません。明日は1・2年生が5時間授業、3年生から6年生は6時間授業です。現時点では、特に登校時刻を遅らせたり、下校時刻を早めたりすることは予定していませんが、状況によってはその可能性もあります。特に下校時に雪で歩きにくくなり転んだり、事故に遭ったりしてはいけません。もしも下校時刻を変更する場合には、一斉メールでご連絡いたします。
 明日の朝の天気予報には注目いただきたいのですが、防寒用着の手袋や靴についてはご家庭で確認をお願いします。子どもたちは革靴などを履いているわけではありませんが、少しでも滑りにくいものがおすすめです。朝は必要ないかもしれませんが、滑りにくい長靴があるといいかもしれません。また、雪の時は歩き方も大切です。走ったりすることはもちろんいけませんが、小さな歩幅で歩くこと、靴の裏全体を地面につけて歩くこと、体重を少し前にかけて歩くことで、滑って後ろに転ぶことが少しでも避けられます。なお、荷物を多く、手がふさがってしまうことも危ないです。明日持ち帰る予定のもので、本日、持ち帰れるものは持ち帰るよう担任から声を掛けるよう話しました。
 明日はご心配なご家庭は下校時刻にお迎えに来ていただいてもかまいません。お迎えでなくとも、雪の様子によってはご自宅の前で子どもたちの下校を見守っていただけると大変助かります。雪が積もれば週末は楽しい雪遊びができるかもしれません。そのためにも安全な下校をと考えています。写真は本日のレインボー班の様子です。異学年交流のレインボー班も本年度の残りの回数が少なくなってきました。


校庭ではまず班ごとに集まって


体育館では全学年でドッジボールを

2月8日(水曜日) 【6年生との会食】


本日の会食 メニューは「おでん」他

 3学期に入って6年生は卒業を意識した取り組みが多くなります。「卒業プロジェクト」と題して多くの取り組みを担任と子どもたちは計画しています。2月には最後の校外学習で、今年1月に開館した立川にあるTOKYO GLOBAL GATEWAY GREEN SPRINGSに出かけます。それに向けても子どもたちは準備をしています。そんな中、今、私は6年生との給食の会食を行っています。
 給食の時間になると給食を持って、毎回、各クラスから名簿順に2名ずつの子どもたちが校長室にやってきます。お休みや委員会の活動などが重なるときには順番の交換をします。校長室のテーブルは狭いのですが、校内での感染症の状況も今のところ落ち着いているので、話し声はコントロールしながら会食をしています。また、テーブルは低いため、子どもたちも食器をきちんと持って口元まで運ぶため飛沫のリスクも少ないと考えました。
 初日の月曜日は1組の子どもたちが最初に校長室にやってきましたが、入っていいものか廊下で待っていたので声を掛けました。その後、3組の子どもたち、2組の子どもたちが集まって6名と私で一緒に「いただきます」の挨拶をして給食を食べ始めました。中学校での部活は何に入りたいのか聞くと、吹奏楽やハンドボール、サッカーと様々でした。まだ考え切れていない子どもたちもいます。中学校で心配なことがあるか聞くと、やはり授業の様子が変わることを気にしていました。今年は中学校の接続も意識して6年生は各担任が教科を受け持ち、全学級で教えています。中学校では、ほとんどの教科で同じようになることを話しました。また、給食で何が好きか聞くと、「くじらの竜田揚げ」「カレーライス」「麺類」とこちらも様々です。途中で職員室からお代わりの声掛けもあり、少々緊張しながらも楽しんでくれたかな?と思っています。私にとってはマスクを外した子どもたちの笑顔が新鮮で、この3年間の影響の大きさを改めて感じました。今月いっぱい会食は続きます。


今日もあいさつありがとう 3年生


中休みには大縄を 3年生

2月7日(火曜日) 【旗振り当番・見守りをいつもありがとうございます】


本日のあいさつ当番 3年生ありがとう

 本校は幹線道路の伏見通りが南北に学区域を貫き、その伏見通りから東に延びる車幅の広い3本の道路が学区域を東西に貫くという交通事故に気を付けなければならない地域です。下保谷2丁目や学校前の横断歩道など複数の交通擁護員さんが見守ってくれていますが、心配な個所は多いので、保護者の皆様や地域の方々に旗振りをしながら登下校の見守りをお願いしている状況です。お仕事など様々ご事情がある中、ありがとうございます。
 私も朝は東門の前に立って挨拶をしながら自転車道の自転車も見ていますが、最近はステッカーの効果もあり、子どもたちを意識している自転車が増えました。横断歩道は交通擁護員さんが1名ですが、学校近くにお住まいの方がボランティアで学校側の横断歩道のところに立って見守ってくださっています。ありがたいことです。心配な場所については西東京市にも報告をしています。交通擁護員さんが増えればと思いますが、現在お願いしているシルバー人材センターの皆様の体制にも限りがあり、市内各校でそれぞれ必要な個所があるので簡単ではありません。市も学校に調査をしながら体制づくりを検討しています。
 さて、先日、伏見通りの北町6丁目から北町5丁目方面に学校の方から来ると右折する道路の横断歩道の様子について、地域の方からご意見をいただきました。右折信号がないので右折車が曲がれず、また、旗を振ってくださっている保護者の中には、身を挺して子どもたちを渡しているので危ないのではというものです。早速、駐在さんとも状況を確認して様子を見ていただきながら、副校長も直接様子を確認しています。この場所に限りませんが、子どもたちはもちろんですが、旗を振っている保護者の皆様にけががあってはいけません。地区リーダーさんと次のことを確認していますので、どうぞよろしくお願いします。「立ち位置は、歩道に出ないで誘導する。」「信号が変わる合図(点滅)になったら子どもを渡らせない。」この交差点については市にも報告をしています。旗振りや見守りを本当にありがとうございます。


芝の養生も終わってピョンちゃんで...


芝の上で楽しく遊んでいます。

2月6日(月曜日) 【西東京市子ども条例を学びました 6年生】


グループで話し合います 6年生

 先週お知らせしたように本日14時30分より新1年生入学説明会を行います。ご多用のことと存じますが、ご来校をお待ちしています。来年度の入学式は4月6日(木曜日)です。お子様の入学を心よりお待ちしています。
 さて、今日の午前中には西東京市子ども相談室 ホットルームから子どもの権利擁護委員の先生をお迎えして、西東京市子ども条例といじめについて6年生が学びました。授業の始めは「権利」についてです。まず、権利とは私たちが生まれたときから当たり前に生きるためにもっている大事なものであることが示されました。そして、子どもたちの権利を守るために世界の国々で話し合って「子ども権利条約」が国連総会において採択されたことが伝えられました。さらに、その条約に示された権利には「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」があること、日本で同様の条例を定めている自治体はまだ少ないものの、西東京市では「西東京市子ども条例」があること、その前文の話がありました。
 その後、本日はいじめに関わる学習をしました。「わたしのせいじゃない」というレイフ・クリスチャンソンさんの文章が子どもたちに渡されます。泣いている子どもをほかの子どもたちが見つめています。そして、子どもたちの言葉が書かれています。「学校の休み時間にあったことだけど、私のせいじゃないわ」「始まった時のこと、見ていないからどうしてそうなったのか、ぼくは知らない」など15人の言葉があります。この言葉をもとにいじめについて子どもたちはグループで考えました。「全員がいじめている」という意見が出されたり、先に紹介した、始まった時に見ていなかった子どもはどうか考えたりしました。先生からは、いじめ集団の四層構想モデルが示され「被害者」「加害者」「観衆」「傍観者」「仲裁者」という立場が示され、ドラえもんの登場人物と重ねながら分かりやすく教えていただきました。本校の子どもたちにはもしもの時には仲裁者になってほしいと願っています。西東京市子ども相談室 ホットルーム皆様、ありがとうございました。


言葉を読んで考えます


いじめ集団の四層構造モデル

2月3日(金曜日) 【年度末を意識して】


図書室には節分にちなんで鬼の本が

 今日は節分です。寒さが厳しいのはこれからかもしれませんが、風の匂いというのでしょうか、空気感が少しずつ春になっている感じがします。
 さて、今の学年での登校日も残り7週間となりました。各学年では学習を進めたり、まとめを行ったりしながら、進級や進学を意識した取り組みが行われています。この時期に私と副校長とで一人一人の教員と面談を行いますが、「学年の漢字の定着がまだ十分でないので、年度末までに取り組みたい」など、いい形で次の学年に引き継ごうとする担任や専科教員の願いや思いを聞くことができます。
 また、学年や学級の取り組みでも総まとめを意識したものを目にします。6年生では「卒業までに達成したい9つの目標」を立てていました。3×3のマス目に目標を書いてビンゴゲームのようにしていました。その内容は「1日の中で15人笑わせる」「友達と5回遊ぶ」「1年生といっぱい話す」といった人との関わりや「社会のテストで100点を取る」「持久走、めざせ7周!」といったように自分の学力や体力を伸ばすもの、「提出物を期限までに出す」「9時30分までに寝て、6時30分までに起きる」といった生活習慣に関わるものなど様々あります。中には「家の人に感謝されるような働きをする」といったものもありました。中学校という新たなステージに立つことは誰しも不安があると思います。2月13日には栄小学校の6年生と今度は栄小学校で遊びます。「中1ギャップ」という言葉があります。小学校から中学校へ新たな気持ちになるためには多少の段差は必要ですが、不安だけが大きくならぬよう、取り組みを考え6年担任たちも卒業式を目指しています。一方、5年生は6年生に向けてのカウントダウンを始めているようです。今年も最高学年のバトンの受け渡しがうまくいくよう見守っていきます。


5年生の理科では電磁石を学習


3年生と計画委員 寒い中ありがとう

2月2日(木曜日) 【来週には教育アンケートなどの結果を】


4年生と計画委員 挨拶をありがとう

 昨日、帰宅して何気なくテレビを見ると「本当に住みやすい街」と題して、クイズ番組の中でそのランキングが放送されていました。その4位に「保谷(西武池袋線)」がランクインしていました。都心へのアクセスや買い物の便利さ、コストパフォーマンスのよさが言われていました。私も保谷生まれ保谷育ちです。この地域は屋敷林など緑も多く、住むにはよいところだと思います。嬉しくなりました。
 さて、「「第2回 教育アンケート」の結果について」を2月の学校だよりと一緒にお届けしたかったのですが遅くなってしまい申し訳ありません。昨日、保護者の皆様にお渡しするお知らせを教職員で確認しました。毎回、「教育アンケート」の結果については、学校の基本的な考え方を示すので、私が原稿を作ります。そして教職員全員で保護者の皆様の考えと私からの発信内容を共有して、全教職員で同じ姿勢で保谷第一小学校の教育活動を行いたいと考えています。来週にはお配りしますので、お子様が持ち帰りましたらお読みくださいますようお願いいたします。
 最終ページには令和5年度の1学期の予定も掲載しました。また、併せて同時期に行いました「令和4年度 新型コロナウイルス感染症に関するアンケート」の結果もお配りします。このアンケートは保護者の皆様の率直なお気持ちをうかがうために行いました。しかし、アンケートを取った時は新型コロナの第8波がピークに向かうタイミングであったこと、1月になって政府から5月上旬には新型コロナの感染症法上の取り扱いを5類にする方針の発表があるなど、現在の状況では保護者の皆様のお気持ちは違うかもしれません。しかし、自由記述も含め、様々なお考え、お気持ちが分かりました。今回、全児童の3分の2の保護者の皆様にアンケートにご協力いただきました。心より感謝申し上げます。


外国語活動 お気に入りの場所は?


サケの赤ちゃんもまもなく旅立ちです

2月1日(水曜日) 【来週は新1年生入学説明会】


2年生が作り方を伝えます 1・2年生

 今日は予報では暖かな日になるということです。3日金曜日は節分で、4日は立春です。暦の上では春ですが、2月はまだまだ寒い日が続きます。体調には十分ご留意ください。
 さて、来週2月6日(月曜日)は、14時30分から新1年生入学説明会です。昨年は1月25日から2月10日まで「登校日・相談日」は設けながら、市内全校でオンライン授業を実施していました。そのため新1年生入学説明会も感染症予防を意識して、全体会は持たずに個別に書類を確認いただき、必要な手続きをお願いしました。今年は全体会で「入学案内」の冊子を使いながら説明をいたします。なお、例年通り必要な場合にご利用いただけるよう、校帽や防災頭巾、上ばきや体育着の販売する業者が来校します。ご利用されるときにはお子様のサイズを確認しておいてください。詳細はこのホームページのトップページの新着情報、または「スクールライフ」の「学校からのお知らせ」から「新1年生入学説明会のお知らせ」をご確認ください。当日、都合でご欠席される場合には、説明会の資料等をお渡しする方法の相談があります。必ず副校長までご連絡ください。(電話 042-422-4513)
 写真は土曜授業参観の3・4校時に行った1・2年生の生活科の様子です。おもちゃ作りを行っていますが、2年生が事前に国語の時間を使って、おもちゃの作り方を作文しています。その文章を確認しながら、実際に1年生におもちゃの作り方を説明しておもちゃ作りをするというものです。2年生は1年生の時に今の3年生に同じように作り方を教わりました。おもちゃの種類によって作るためにかかる時間は異なります。早くでき上ったグループでは、2年生がリードしておもちゃを使って工夫した遊びを行っていました。子どもたちの成長を感じる学習です。


でき上ったおもちゃで工夫して遊びます


元気なあいさつありがとう 4年生

1月31日(火曜日) 【セーフティ教室開催】


2学年ごと一緒に学びました

 土曜授業参観の日は、授業と同時に各学年で「セーフティ教室」を行いました。「セーフティ教室」は毎年行いますが、年によってその内容を検討します。例えば、不審者対応のセーフティ教室を行うこともあります。昨年、今年とタブレットを子どもたちに渡していることや、保護者の皆様からネット利用で不安を感じているというご意見もあるので、「東京都 都民安全推進部 ファミリeルール事務局」から講師をお呼びして1年生から4年生までは「ネット・スマホをかしこくつかおう!」5・6年生は「ネット・スマホをスマートに使おう!」と題してネットやスマホの使い方や注意すべきことを学びました。
 今や様々な機器がインターネットにつながり、その先には無数の人がいます。子どもたちが使っているゲーム専用機もネットにつながっていて、制限がなければゲームの相手とやり取りができます。相手のことを考えないと思わぬトラブルになることもあります。4年生までのセーフティ教室では、基本的なことからこのようなことを学びました。最後にまとめとして3つのポイントが示されました。「1 時間のルールを守ろう」「2 個人情報を教えない」「3 相手の気持ちを考えてメッセージを送ろう」そして困った時には大人にすぐ相談です。低学年の子どもたちには難しい言葉もありましたが、繰り返し学び理解してほしいと思います。
 高学年では「スマートフォン」のスマートを引用して、「スマート」=「賢く」使うということを示して、スマホなどに操られない様にすること、フェイクニュースを流したために起きた事例を見せながら、行動に伴う結果を考えることなどが伝えられました。特に友達の部屋の中で撮った写真を友達の間だけだからと勝手にネット上にアップして、それが流出することで怖い思いをした高校生の話は、子どもたちに衝撃的だったようです。子どもたちだけでなく、セーフティ教室をご覧になった保護者の皆様にも参考になる部分が多かったと思います。次年度はさらに多くの保護者の皆様にご覧いただければと思います。


高学年ではアプリの年齢制限の話も


あいさつ当番 本日から4年生 ありがとう

1月30日(月曜日) 【音楽鑑賞教室 5年生】


演奏は子どもたちのすぐ前で

 先週土曜日は、授業公開に多くの保護者の皆様にご来校いただきました。ありがとうございました。子どもたちの様子はいかがだったでしょうか。セーフティ教室については明日にでもご紹介しますが、子どもたちには、ネット社会で生きていくために必要なことを繰り返し学んでほしいと考えています。
 さて、先週金曜日の3校時に体育館で5年生の音楽鑑賞教室を行いました。昨年度に引き続き、今年度も「東京なないろアンサンブル」の皆様においでいただきました。アンサンブルとは少人数の合奏団のことで、今回はヴァイオリン、オーボエ、ヴィオラ、チェロ、ピアノの5名の演奏家がクラシックからJ-POPまで演奏してくれました。まず1曲目はモーツアルトの「アイネクライネナハトムジーク」です。子どもたちにもなじみのある曲です。演奏の後に「ひとつの小さな夜の曲」という題名の意味や、作曲された当時はパーティーで録音された音楽を流すのではなく、その場で演奏していたことなどを話してくれました。次に各楽器の紹介です。楽器の大きさや特徴などをくわしく教えてくれます。オーボエ奏者はスタジオジブリの映画音楽を演奏したということを知ると、子どもたちは盛り上がっていました。楽器紹介に引き続き、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」が演奏されました。テンポが心地よいので体をゆすりながら聞いている子どもたちもいます。
 ホルストの組曲「惑星」より木星、ディズニー音楽で有名なハーラインの「星に願いを」など演奏する曲は知っているものが多く、興味をもって聞くことができます。そして保谷第一小学校の校歌も演奏していただきました。子どもたちも立って一緒に歌いました。その後の日本の唱歌は曲に応じて楽しく、そしてしっとりと。また、YOASOBIの「夜にかける」はテンポよい迫力のある演奏で子どもたちは満足したのではないでしょうか。生の演奏を目の前で聞くことができた音楽鑑賞教室でした。子どもたちには興味をもって様々な音楽に親しんでほしいと思います。「なないろアンサンブル」の皆様、ありがとうございました。


楽器についても詳しく説明がありました


本日もあいさつ当番ありがとう 5年生

1月27日(金曜日) 【一昨日は教育委員会訪問】


3年生が消防署員の方から学びました

 一斉メールでもお知らせをしているところですが、市内でインフルエンザのため学級閉鎖をしている小学校が複数あります。本校では保護者の皆様からお子様のインフルエンザの報告はいただいていませんが、感染予防をより意識した方がよい状況です。学校では手洗いなど声を掛けていきますが、各ご家庭でも引き続き健康状態の確認をお願いします。明日は土曜授業公開日ですが、体調第一でお願いします。
 さて、1年に1回、西東京市教育委員会の方々が学校を訪問する日があります。令和3年度は11月に西東京市教育委員会の教育長さんや4名の教育委員さん、教育委員会の部長さんや課長さんなど総勢13名で学校を訪問いただきました。この時は9月からの一斉オンライン授業明けということもありましたので、各学級の授業の様子はもちろんですが、オンライン授業後に保護者の皆様にご協力いただいたアンケートの結果も示しながら、オンライン授業の様子を伝えました。
 昨年は大勢での訪問でしたが、今年は教育指導課長さんや指導主事と教育の専門家中心の訪問です。教員が行っている研究授業の様子を見てもらいながら、指導を受けました。授業は4年生の算数です。子どもたちには他の学年の先生、専科やしらうめ学級の先生、お客様が授業を見ると伝えてあったようで、やや緊張気味の様子でした。4年生が今学習しているのは「小数のかけ算とわり算」です。一昨日は「水が3.6Lあります。この水を3人で等分すると、1人分は何Lになりますか。」という問題の解き方を考えました。4年生は当日までに小数や小数のかけ算について学習してきました。また、整数のわり算の学習もしています。しかし、小数のわり算は初めてです。教科書やノート、タブレットで「Jamboard」(ジャムボード)も活用しながらどうやったらこれまで学んできたことを生かして問題が解けるかを考えました。4年生の一生懸命勉強する姿が素敵でした。
 
 明日は業務用パソコンのネットワーク機能が使えません。そのため土曜授業公開日ですが「校長室より」はお休みします。


昨日の一輪車クラブの様子


手芸クラブでは羊毛を使って

1月26日(木曜日) 【朝からびっくり】


新しい部品に交換しました(赤線内)

 連日、最強寒波の影響が報道されています。関西圏では雪も降り、交通網の影響でコンビニエンスストアに物が届かなかったり、宅配便がストップしたりしているようです。東京でも朝は強烈に冷え込んでいます。今朝の学校周辺の気温は氷点下、記録を見ると−5度でした。学校は広いので施設管理は容易ではありません。水のトラブルもあります。時に目に見えないところで水漏れが発生することもありますので水道メーターの確認は必須です。ニュースでは水道管の破裂が話題になっていましたので、今回の寒波でも気を付けようと週初めに副校長と話しました。
 私は朝型人間で、落ち着いて仕事がしたいため早めに学校に来ています。副校長も同様で朝学校を巡回して子どもたちが登校する前に施設点検を行います。今朝も特に変わった様子はありませんでした。しかし、8時少し前に副校長と校長室で打ち合わせをしていると、教員が慌てて飛び込んできて「西昇降口前の水道から水が噴き出しています」と報告してくれました。慌てて行くと、すでに教職員が大勢で対応していました。一人はタオルで水道栓を抑えていますが、かなりの勢いです。凍結で水道管が裂け、日光で氷が溶けると同時に水が噴き出したのです。他の水道栓を開けて勢いを弱めましたが、水はどんどん流れていきます。市役所と水道業者にすぐに連絡を入れました。昇降口で並んでいた子どもたちやあいさつ運動で早めに登校してきた子どもたちも皆驚いていました。業者が来る前に止水栓を探しますが、家庭とは違って何か所もあります。大本を止めてみましたが、給食室の水道が止まってしまうのでそれはできません。そうこうしているうちに30分ほどで業者さんが駆けつけてくれました。止水栓を回すにはちょっと特殊な工具がいりますので専門家の力が必要です。配管から止水栓を見つけ、漏水を止めることができました。早い対応に心より感謝申し上げます。本日中に修理もしてくれることになりました。
 これまで水道管の破裂はなかったので、少し油断したかもしれません。寒さが続きます。各ご家庭も外の水道栓にはお気を付けください。子どもたちもびっくりの出来事でした。


昨日のあいさつ運動 5年生ありがとう


本日のあいさつ運動 5年生と代表委員


西門のあいさつ当番もありがとう


本日はクラブ活動もありました

1月25日(水曜日) 【全校で「Kahoot!」お正月クイズ大会】


解答者は小ホールに集まって

 子どもたちが日常タブレットで活用しているソフトがいくつかあります。その一つは同じ画面にテキストを書いた付箋を貼りつけ情報を共有する「Jamboard」(ジャムボード)です。授業の際に考えを出し合って、話し合いながら「jamboard」を使って整理することができます。もう一つが教師や子どもたちが自分で作った問題を早押しクイズとして出題できる「kahoot!」(カフート)です。例えば授業の始めやまとめに教師が問題を出題して、子どもたち一人一人が自分の端末で答えると、早く正解をした順に高いポイントが入ります。最後は総ポイントで1位から3位までの順位発表もできます。内容にもよりますが、かなり盛り上がります。
 昨日の集会は集会委員さんが、この「Kahoot!」を使ってオンラインで全校で楽しむ集会を企画してくれました。まず、各クラスから2名の代表者がタブレットを持って小ホールに集まります。そこで集会委員が「Kahoot!」で出題する16問のお正月クイズに答えます。各学級の大型モニターにも問題が映し出され、小ホールから様子が中継されます。各教室で問題や答え、順位の途中経過を見ながら皆で応援をします。
 1問ずつ出されるクイズは2択から4択問題なので、低学年でも答えられます。例えば「初夢に見ると縁起のいい鳥は何でしょう」「1 カモメ」「2たか」「3 とんび」といった具合です。それだけでなく、「〇〇先生の問題です。どこで年越しを迎えたでしょう」「1 海の上」「2 山の上」「3 保谷第一小学校」といったように、感で答えるしかない問題もあります。運も必要です。また、所々で「ダブルポイント問題」があります。私は会場の小ホールと学級の様子を見て回りましたが、1問ごとに上位の順位が示され、クラスの代表が入ってくると歓声が聞こえてきます。最終結果は1位 5年1組、2位 2年2組、3位 1年1組の代表でした。知識が必要なクイズもありましたが、感とダブルポイントも入賞の鍵でした。全校で楽しめた集会を企画してくれた集会委員の皆さん、ありがとう。


ログインの仕方を高学年がサポート


タブレットと大型モニターに問題が


画面にこのように問題が


正解と各解答の割合がグラフで


教室では問題を解きながら応援を


優勝者を拍手で迎えました

1月24日(火曜日) 【全国学校給食週間】


昨日のコッペパン、カレービーンズ 他

 今月の「給食だより」でもお知らせしていますが、本日、1月24日は「学校給食記念日」です。日本の学校給食は今から約130年前の1889年に、山形県で始まったとされています。その後全国に広まった学校給食ですが、太平洋戦争の影響で一時中断されました。終戦後、アメリカの援助物資の一部を使用して1946年12月24日に東京などで学校給食が再開されました。その後、先日募金をお願いしたユニセフなどにもお世話になって、パンやおかず、ミルクのそろった完全給食が全国で行われるようになったのです。12月24日は2学期の終わりになってしまうので、1951年に当時の文部省が1か月後の1月24日を全国学校給食記念日にしました。(詳しくは給食だよりをお読みください。)
 保谷第一小学校では毎年、全国学校給食記念日に合わせ栄養士が献立を工夫しています。昨日は、昭和30年から40年代をイメージして「コッペパン」「りんごジャム」「カレービーンズ」「シェルマカロニサラダ」「いちご」「牛乳」の給食でした。ちょうど私が小学生の頃です。その頃の給食を思い出すと「コッペパン」「いちごジャム」「カレーシチュー」「コールスローサラダ」「びん牛乳」といた感じでしょうか。昨日のコッペパンはモチモチして美味しかったですが、私の子どもの時の記憶はもっとパサパサしたイメージです。メニューも一工夫されるようになりました。昼食を提供するということから「食育」や食を楽しむというところに給食が変わってきていることが分かります。
 今日は「わかめとじゃこのごはん」「くじらの竜田揚げ」「ほうれん草のお浸し」「さつま汁」「みかん」「牛乳」です。竜田揚げはもっと堅かったように思います。給食の記憶は大人になっても忘れないものだと思います。今は班の形にして会話をしながら食べることはしませんが、しっかり食べて、子どもたちの記憶に美味しい給食が残ってほしいと願っています。


本日のクジラの竜田揚げ 他


今日からあいさつ当番は5年生

1月23日(月曜日) 【持久走旬間始まる】


校庭をぐるぐると 持久走旬間

 曇り空で寒い日です。校長室から子どもたちの体育の様子を見ていると、半袖やハーフパンツの子どもたちが多いです。寒くないかな。大丈夫かなと気になります。すでにお手紙でお知らせしていますが、冬の体育では長袖のトレーナーやスウェットのような長ズボンを着ることができます。お子様と相談して、天候を見て持たせてあげてください。
 そんな寒い日ですが、今日から持久走旬間が始まりました。持久走は人との競争ではなく、自分に合った一定のスピードで一定時間を走ります。体育の授業でも指導しますし、2時間目が終わった後の中休みも校庭を走ることができます。体調がよくない子どもたちには無理はさせません。今日は担任も含め、休み時間に子どもたちが走る姿を見ることができました。持久走中はマスクを外し、ポケットに手を入れないことや走り終わってもすぐに止まらず呼吸を整えて歩くように指導しています。また、子どもたちは校庭を1周走るごとに一ます塗ることができる「一小じきゅうそうカード」を持っています。1周を100mに換算して、200周、20kmでカードは終わります。保谷第一小をスタートして、ゴールは東京タワーです。途中途中に、保谷駅1km(10周)多摩六都科学館4km(40周)などその距離でいける場所が書いてあります。子どもたち一人一人が自分の目標をもって取り組んでほしいと思います。
 私も校庭で様子を見ましたが、子どもたちが「3周走ったよ」「5周走ったよ」と教えてくれます。今朝の新聞では子どもたちの体力・運動能力調査の結果が過去最低だったと書かれていました。特に中学生の持久走(男子1500m・女子1000m)の落ち込みが大きく平均で16秒から18秒タイムが落ちているとのことでした。持久走旬間で子どもたちに少しでも持久力がつけばと考えています。


自分のペースで走ろう


6年生、寒い中あいさつ当番ありがとう

1月20日(金曜日) 【昨日から3学期あいさつ運動スタート】


今日は6年2組さんが元気に挨拶!

 まずはお詫びです。昨日児童作品展について「校長室より」でご紹介しました。その中で、ご家族の参加人数は2名と記載してしまいましたが、ご家族の人数は定められていません。ご心配をおかけしました。(昨日の「校長室より」は修正しました。)ご連絡をいただきましたご家庭には感謝申し上げます。参観できるのは、出品した子どもとそのご家族に限られていることに変わりはありません。出品した子どもたちには、学校からチケットを配布しています。どうぞご家族皆様でお気をつけてお出かけください。
 さて、昨日より3学期のあいさつ運動がスタートしました。2月末までを使って全学年クラスごとに取り組みます。昨日は6年1組と計画委員の子どもたちが校内の各所で、登校してくる子どもたちに「おはようございます」の挨拶をしました。今週月曜日の全校朝会でも私から挨拶について話しました。校門のところで、登校してくる子どもたちが挨拶をしてくれると元気をもらえること、私も元気になってほしいという思いで挨拶を届けていること、挨拶を返すことが恥ずかしいと感じているのであれば、会釈で気持ちが伝わったことを示してほしいことなどを話しました。あわせて心を温かくしてくれる言葉に「ありがとう」があり、小さなことでも「ありがとう」が言える人になってほしいと伝えました。
 学校の雰囲気は子どもたちが作ります。もちろんそのためには教職員の姿勢や保護者の皆様のお力も必要です。大人も子どもも、挨拶や感謝の気持ちを伝えあうことでよりよい雰囲気の学校が作られると思っています。寒くて背中が丸くなって登校してしまいがちなこの時期ですが、あいさつ運動でよい雰囲気を作りたいと考えています。当番の日は早めの登校をお願いしています。どうぞご協力ください。
 
 上記の記事を作って、朝、東門のところに立つと、高学年の男の子が一人「いつもありがとうございます」と言って手提げからカイロを出して私に渡してくれました。カイロもうれしかったのですが、何よりも「ありがとう」の言葉とその気持ちが嬉しすぎて、名前を聞くことを忘れてしまいました。(帽子にマスク姿のため、子どもたちの名前がなかなか覚えられず申し訳なく思います。)あなたの言葉で私は1日幸せでした。ありがとう。


昇降口でも挨拶をしてくれました


今週はレインボー班遊びもありました

1月19日(木曜日) 【明日から西東京市児童作品展】


展示準備完了 よく書けています

 一斉メールでもお知らせしましたが、明日の夕方から西東京市南町スポーツ・文化交流センター「きらっと」の2階において西東京市児童作品展が始まります。昨年、一昨年は新型コロナの影響でこの西東京市児童作品展は開催しませんでした。3年ぶりの開催となります。ただ、大変残念なことは感染症対策のため、参観できるのは出品した子どもとそのご家族に限られていることです。出品された子どもたちのご家庭には、すでに参観チケットが届いていると思います。
 作品はこれまで通り図画工作と書写ですが、図画工作は平面作品だけで各クラス2点、書写も各クラス2点です。今回は図画工作の立体作品の展示はなく、書写も含め点数が絞られています。これも参観者が密にならぬよう考えられてのことです。保谷第一小学校だけでなく市内全小学校で同様の対応となっています。会場は遠いですが、これまでお子様の作品がなくてもお友達の作品があるからと参観をされていたご家庭があると思います。今年度は参観がかなわず申し訳ありません。次年度はさらに状況がよくなり、誰でも自由に参観できるようになってほしいと思います。すでに作品は会場に向けて輸送されています。送るにあたり今週初めに小ホールで書写の作品の展示準備が行われました。全学年がまとまって展示してあると、学年ごとの子どもたちの成長を感じることができます。来週からの校内書き初め展も、お子様の学年だけでなくぜひ他学年の作品も見ていただければと思います。
 話は変わりますが、本日6年生が動画配信で劇団四季のミュージカルを大型テレビで見ました。作品は「人間になりたがった猫」です。劇団四季の配慮で動画配信という形で見ることができました。人間の素晴らしさ、命や仲間の大切さというメッセージが込められた作品です。6年生の保護者の皆様、ぜひ感想など聞いてみてください。


本日からあいさつ当番 6年生ありがとう


ミュージカル視聴中 6年生

1月18日(水曜日) 【登校時間の避難訓練】


ランドセルを利用して頭を守ります

 災害はいつ起こるか分かりません。まもなく3月11日がやってきます。東日本大震災の地震は、金曜日の14時46分に起きました。学校によっては低学年の子どもたちは下校を始めていました。今の保谷第一小学校の週時程を見ると、金曜日の1・2年生は5時間授業です。14時30分頃には下校が始まっています。
 また、まもなく5年になりますが、大阪北部地震は午前7時58分に地震が起きています。この地震では大変悲しいことですが、ブロック塀が倒れ小学校4年生の子どもが亡くなっています。学校は子どもたちが安心・安全に暮らせるよう努めています。また、保護者の皆様や地域の方々も子どもたちが安全に過ごせるようにと日頃から様々なことを気にかけていただいています。しかし、何事にも万全ということはありません。少しでもリスクを減らすには、子どもたちが自分で身を守る行動をとれるようにすることです。今回、登校時刻の8時15分に地震が起きたという想定で避難訓練をしました。教員の勤務開始は8時15分です。普段、早くから学校に来ている教員もいますが、このタイミングで教職員がどう動くか、私たち自身も問われます。昇降口前にいる子どもたちをコントロールして安全確保に努めなければなりません。
 私はいつも通り東門のところで子どもたちを迎えながら、避難訓練の放送が入った時点で地震だから頭を守るように伝えました。子どもたちは写真の様にランドセルを使って自らの頭を守る姿勢を取りました。昇降口付近でもガラス窓に気を付けながら同様の姿勢を取ります。その後、校庭に集まって人数確認をしました。このような経験を積みながら、あってはほしくないですが、発災時に1人でいたとしても自らの命を守れるようになってほしいと願っています。


地震が収まったところで校庭に集合


素早く集まるために担任が立って

1月17日(火曜日) 【校庭で凧揚げ】


凧が揚がったよ!

 先週の金曜日に出張から帰ってくると、校庭にたくさんの凧が揚がっていました。今年も1年生の生活科で、凧揚げの季節がやってきました。生活科には遊びを経験する単元があります。教科書では「きせつと なかよし ふゆ」の中の「きたかぜと あそぼう」というページですが、そこでは風で遊ぶおもちゃを作ったり遊んだりする中で、風の力や遊びに必要な道具の準備に気付かせ、みんなで冬の遊びを楽しむことをします。金曜日は3組と4組の子ども達が凧揚げをしていました。風の強さは日によって違います。走りながら凧を揚げている子どもたちが多かったですが、風も少しあるようで、少し走ることでよく揚がっていました。一生懸命走って元気に遊んでいたのですが、その分どうしても糸が絡むこともあります。校庭の真ん中で担任と一緒に苦労しながら糸をほどいている子どもたちがいました。これもまた学習です。
 そんな中、子どもたちがタコに描いた絵が気になります。昨年も、一昨年も必ず描いてくれるのが「タコ」の絵です。「凧」ではなく、生き物のタコで、子どもたちが駄洒落の様に「凧にタコ」と紹介してくれます。今年も複数の子どもたちがタコを描いていました。凧全面大きく立派なタコを描いている子どもたちもいれば、凧のしっぽに小さいタコを連ねて描いている子どももいます。学習発表会で駄洒落を披露してくれた子どもたちです。今年のタコの絵は必然なのでしょう。
 また、お正月にちなんで、干支のウサギやお正月に関係する絵も多くみられます。今年は写真の様に昨年の干支のトラを右側に、凧の真ん中に大きくウサギを描いている様子もありました。また、富士山の初日の出などおめでたい絵もありました。子どもたちには時代は変わっても昔から遊んできた凧揚げで様々なことを学んでほしいと思っています。今週は1組と2組が凧揚げをします。どんな凧が揚がるか楽しみです。


干支がトラからウサギになりました


天気もよく凧揚げ日和でした

1月16日(月曜日) 【各学年で書き初めをしました】


体育館で皆ならんで 4年生

 もう少し早くご紹介したかったのですが、先週は各学年で書き初めをしました。1・2年生は各教室で硬筆での書き初めを行い、3年生以上は12日(木曜日)と13日(金曜日)に体育館を使って皆で並んで、毛筆での書き初めを行いました。体育館も暖房が使えるようになっているのですが、やはりポカポカというわけにはいきません。しかし、天気もよかったので、各学年とも予定通りに書き初めをすることができました。
 小学校の書写は大人の書道とは違います。書写には指導すべき内容があります。例えば、3年生の毛筆の内容は「点画の書き方への理解を深め、筆圧などに注意して書くこと」となります。「点画」とは「横画、縦画、左払い、右払い、折れ、曲がり、そり、点」などです。初めて毛筆に挑戦する3年生は、これまで様々な字を通してこれらの書き方を学んできました。その中で、「払い」や「はね」などは徐々に力を抜く「筆圧」も大切です。保護者の皆様も右払いなど思うようにできなくて悔しい思いをした方がいらっしゃるかもしれません。
 いずれにしても小学校の書写はお手本をしっかり見て、書き始め(始筆)や書き終わり(終筆)の場所や形を意識させて書かせます。個人的には「太くて、元気あってよし!」の毛筆が好きですが、教師としては基本も身に付けさせなければなりません。23日(月曜日)から書き初め展を始めます。28日の土曜日には、土曜授業参観もあります。筆さばきや文字のバランスに注目してご覧いただいてもいいですし、字の勢いや個性を感じ取っていただいてもいいと思います。ぜひ一人一人の子どもたちの作品をご覧いただき、そのよさを感じてください。


4年生は「元気な声」


3年生は「生きる力」

1月13日(金曜日) 【3学期初めての委員会活動】


ボールの空気入れ 体育委員会

 昨日の6校時は5・6年生が3学期初めての委員会活動をしました。体育委員さんは校庭の体育倉庫の掃除や整理をしたり、体育で使うゼッケンを整えたり、昇降口でボールの空気を入れたりしていました。また、校長室の隣の放送室では放送委員さんが放送室を掃除しながら、放送機器から音楽がうまく流れるかのチェックをしていました。時々給食の放送中に思うように音楽が流れない時があります。皆が楽しめるよう機械の点検をしてくれました。
 東側の昇降口では飼育委員さんがチャボの「ココナ」のゲージを掃除してくれていました。校舎西の飼育小屋にもこの時期は風が入らないように覆いをしてニワトリを飼っていますが、「ココナ」は季節によって思いっきり鳴きます。そこで今は昇降口で過ごしているのです。飼育委員の子どもたちがいつもより丁寧にゲージとその周りをきれいにして、新しいご飯と水を用意してくれました。
 保健委員さんは通常は保健室で養護教諭のお手伝いや、流しの石鹸やトイレットペーパーの補充をしてくれますが、今日は「体を清潔に保つために」ということで手洗いの実験に取り組んでいました。蛍光塗料を手に付け、いつも通りに手を洗います。その後にブラックライトを当てて、洗い残しがないか確かめていました。結果を子どもたちはワークシートにまとめていました。ある子どものワークシートを見ると「手首や親指に洗い残しがたくさんあった。つめの間もあったけど中指や小指の間は少なかった。」と書かれていました。自分の洗い方の癖が分かれば、洗い方も変わります。傾向として手首の洗い残しが多かったようです。お昼の放送で今日の体験を全校に発表してくれたらいいなと保健委員会担当の教員たちと話しました。すべての委員会の様子は紹介できませんでしたが、学校が過ごしやすくなるように5・6年生は委員会活動を頑張ってくれています。


放送室のお掃除 放送委員会


ココナのお家がきれいに 飼育委員会


洗い残しが分かるかな? 保健委員会


洗い残し部分を確認します

1月12日(木曜日) 【もしもの時のために】


状況を確認 準備をして

 一昨日の10日は午前授業だったので午後は教職員が各種会議を行いました。3学期はスポーツデーや学習発表会のような行事はありませんが、「卒業式」「6年生を送る会」「レインボー班のお別れ会」など1年をまとめる行事や活動があります。目的を明らかにして教職員で打ち合わせて準備をします。さらに、新年度に向けての準備もあります。3年生が4年生になったら行うクラブ活動も3学期に見学をして決めます。
 会議後には研修会を行いました。冬は体調を崩す子どもたちが増えます。今は新型コロナやインフルエンザがクローズアップされていますが「ノロウイルス」による胃腸炎は感染力が高く、集団で感染することがあります。感染するとおう吐、下痢、腹痛などの症状が現れますが、戻したものの中に多くのウイルスが入っているので、後片付けは丁寧にしなければなりません。養護教諭が中心となって皆で戻したものの片付け方の研修をしました。
 戻したものは、かなり広範囲に飛び散っていることがあります。それらが分かるように、今回は小麦粉を溶いたものを落として、実際を想定して進めました。子どもたちがいる場合は教室や廊下から異動させ、教職員が使い捨てのエプロンや靴カバー、手袋、マスクをして対応します。新聞紙を戻したものにかぶせ消毒液をたっぷりとかけます。それを片付けていきます。素早くしたいところですが、壁面や机やいすの脚など確認が必要です。見逃さず消毒をしなければなりません。近くに子どもたちがいた場合は、子どもたちへの対応も必要になります。一番つらいのは戻してしまった子です。きれいに片付けて、心配いらないことを伝えるためにも私たちが適切に対応できるようにならなければなりません。厚生労働省のホームページには様々な情報が掲載されています。もしもの時のためにご家庭での対応など確認しておいてもいいかと思います。学校では対応するためのセットをまとめて各教室に置いています。


飛散しない様に新聞紙で覆って消毒


ビニール袋の中で改めて消毒

1月11日(水曜日) 【3学期の給食スタート】


雑炊はご飯をだし汁に入れて食べます

 昨日は午前授業で給食がありませんでした。そのため、子どもたちは12時過ぎに下校となりました。初日です。久しぶりの学校で子どもたちも少し疲れたかもしれません。一方で学年によっては校庭を使って皆で遊んでいる様子がありました。スムーズに学校生活のスタートが切れたのであれば何よりです。
 実は昨日、給食室は稼働していました。青嵐中学校では早速給食があったからです。いい匂いがしてきたのでメニューを聞きくと、子どもたちに人気の「ばら天丼」でした。今日からは本校も給食スタートです。本日のメニューは写真で載せましたが「七草たまご雑炊」「野菜のごま味噌和え」「チーズ入り磯部餅」「牛乳」です。七草がゆは1年の最初の節句である「人日(じんじつ)の節句」の行事食で、この日に「春の七草」が入ったおかゆを食べると1年間を無病息災で過ごせるとされています。また、今日11日は鏡開きなので、昨年も大人気だったチーズ入り磯部餅がメニューに入っています。鏡開きの日は地方によって異なるようですが、雑炊だけではお腹がいっぱいにならないかもしれません。よい組み合わせかなと思います。給食の際には子どもたちに七草たまご雑炊に入れた春の七草が紹介されていました。春の七草の全てを入れることはできず、「せり」「すずな(かぶ)」「すずしろ(だいこん)」が入っています。春の七草とはどんな植物なのか、ご家庭で子どもたちと確認してみてもいいと思います。
 昨日、学校がいつもお世話になっている屋敷林保存会の方から職員室と校長室にとロウバイをいただきました。私の家の近所にもロウバイがあるのですが、そちらはまだ咲いていません。黄色の花が咲くロウバイはとてもよい匂いがしています。季節の花を見ると春が近づいていると感じます。


ロウバイは宝登山などが有名です


学校のお気に入りの場所 6年図工

1月10日(火曜日) 【3学期始業式】


卒業を意識して 6年生

 今朝は北風がやや強かったですが、とてもよく晴れました。久しぶりに子どもたちが登校してきますので、天気がよいのが何よりです。始業式を行い3学期のスタートです。この休み中に大きな事故やけがのご連絡をいただくことはありませんでした。感染症の影響は気になりますが、体調がすぐれない時にはしっかり休んで学校に来た時には元気に過ごしてほしいと思います。校門で子どもたちを迎えようと昇降口を出ると、5年生の子どもたちが朝の挨拶と共に新年を迎えての挨拶をしてくれました。しっかりと挨拶ができることに感心しました。校門でも元気に挨拶をしてくれる子どもたちがいる一方で、ちょっと気持ちが乗っていない様子の子どもたちも見かけました。挨拶は1日の生活をスタートさせるために大切なことです。1日を元気に過ごそうという気持ちになるよう、今年も子どもたちとの挨拶を大事にしたいと思いました。
 さて、子どもたちが登校する前に校舎内を見回ると、黒板にメッセージが書いてあるクラスがありました。卒業に向けて、次の学年に向けて、新年、新学期を迎えての思いが書かれています。各担任は今年度のまとめ、そして次年度につながるこの3学期を子どもたちにどう過ごさせるかをあれこれと考えています。子どもたちには約50日の3学期の1日1日を大切に過ごしてほしいと願っています。そこで始業式の私の話は、学校だよりにも書いた「うさぎとかめ」のお話のその後のお話をいくつか紹介しながら「目標や目的を考えて、自分は何をしたいのか、どうしたいのか、どうしなければならないのかを考えてほしい」と伝えました。
 明日からは給食が始まり、生活リズムチェックも始めます。子どもたちには今週は体調を整えながら、まずはリズムを取り戻してほしいと思います。リズムができるまでご家庭でもご苦労があるとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。


最高学年に向けて 5年生


うさぎの様に「ぴょーんと」 3年生

1月6日(金曜日) 【来週10日は始業式】


ユニセフから感謝状などが届きました

 1月も1週目を終えようとしています。子どもたちは生活リズムを取り戻せているでしょうか。年始は家族そろってのんびりというご家庭もあると思います。それだけに場合によっては夏よりも生活リズムを取り戻しにくいかもしれません。学校でも来週は生活リズムチェックを行いますが、今週末から学校生活に向けてリズムを整えていただけるとありがたいです。
 さて、12月13日から15日にご協力いただいたユニセフ募金のご報告です。子どもたちへは代表委員の子どもたちから放送で伝えてありますが、今年度は81106円の募金が集まりました。ありがとうございました。このお金はユニセフ本部に送られ、世界150以上の国や地域で役立てられます。この機会に保谷第一小学校の子どもたちが、世界の子どもたちのことを考えるきっかけになったのであれば何よりです。お金は12月16日に担当教員が日本ユニセフ協会へ振り込み、冬休みに協会から写真のように感謝状や領収書が届きました。
 また、今週末の1月8日(日曜日)は明保中学校の校庭で「どんど焼き」が予定されています。12月に子どもたちにはお知らせを配ってあります。明保中どんど焼き実行委員会主催のこの行事は、地域のふれあいの場として、伝統行事を根付かせ継承していくために、地域の方々や各小学校のPTA・育成会の方々が実行委員会に参加して準備をしてきました。どんど焼きは無病息災を祈る行事と言われ、しめ飾りなど正月飾りを燃やします。しめ飾りの受付は明保中で9時30分から13時まで行われます。11時50分頃から保谷和太鼓の演奏があり、その後点火されます。大きく炎が立ち上り、竹がはぜる様子は見応えがあります。興味がありましたらぜひご覧ください。


募金をありがとうございました


雨天の場合は中止です

1月4日(水曜日) 【本年もよろしくお願いいたします】


保谷第一小を見守る「ピョンちゃん」

 謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。この年末・年始は最近の過去2年とは少し様子が変わったと感じました。都内の感染者数は1日あたり1万人を超える日もありますが、帰省や旅行と人の動きも見られ、感染予防に努めながらコロナとともにある生活に移行したように思えます。子どもたち、そして保護者の皆様、地域の皆様いかがお過ごしでしょうか。家族でゆっくりと健康に過ごすことができたのであれば何よりです。
 例年のことではありますが、12月29日から1月3日まで機械警備だった4日の学校は冷えています。校長室は校庭がよく見える南側にあります。今日のような穏やかな日差しのある日は暖かいのですが、廊下などは寒く感じます。校内を見回ると、学童クラブから子どもたちの声は聞こえてきますが、静かな学校は寂しい感じもします。写真はうさぎ年にちなんで子どもたちが大好きな保谷第一小学校のシンボルの「ピョンちゃん」の写真です。また、校庭には菜の花が咲いていました。校舎に向かって雲のない空を見ていると清々しく、新しい年がよりよくなるように感じました。
 学校では今週は3学期に向けての準備です。3か月しかない3学期です。しかも、1月は始業式の10日から、2月は28日の月、3学期は卒業式の24日までと1月あたりの授業日数が少ないのが3学期の特徴です。登校日で数えると1年生から4年生までは53日間、5・6年生は54日間です。一方でその学年のまとめをしながら、次の学年や中学校に向けての気持ちや姿勢を育てる助走期間として大切な学期です。教育界では「3学期は次の学年の0学期」という言葉もあります。それだけに1日1日を大切に過ごさなければなりません。そんな3学期です。ぜひ、子どもたちや保護者の皆様と前向きな気持ちで3学期のスタートを切りたいと考えています。


寒くとも菜の花が咲いていました


雲一つない空と校舎

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保谷第一小学校

住所:〒202-0004 西東京市下保谷一丁目4番4号
電話:042-422-4513
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