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西東京市立保谷第一小学校
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令和4年度 校長室より(2学期)

更新日:2022年12月23日

12月23日(金曜日) 【2学期終業式】


児童代表の言葉 6年生

 9月1日から始まった2学期も本日終業式を迎えました。今学期も保護者の皆様、地域の皆様には、本校の教育活動にご理解とご協力をいただきました。心よりお礼申し上げます。昨日のニュースを見ると、都内の新型コロナの感染状況はインフルエンザのことも含めてあまり思わしくないように感じます。年末・年始は感染予防に努めていただきながら、子どもたちとお過ごしいただければと思います。
 今日の終業式は、オンラインで行いました。私が話をした後に、2年生と6年生の代表の子どもたちが作文を発表してくれました。それぞれが取り組んだこと、2学期の頑張りがよく分かるよい作文でした。その後、野菜たっぷりカレンダーや各種美術展などの表彰式を行い、全校でおめでとうの拍手を送りました。子どもたちは今学期も様々なところで活躍してくれました。
 さて、学期末にお願いをした第2回教育アンケートなど各種アンケートにご回答いただきありがとうございました。現在、集計を進めていますが、ご報告は来年度の方針も含めて1月末になると思います。しかしながら、自由記述などにいただきましたご意見につきましては、できることから進めています。特に教職員の言動へのご指摘については、個別に話をするとともに、学年、専科、しらうめ学級とグループごとに私から児童理解のもとに児童に寄り添った指導をすることの大切さを話しました。子どもたちによりよくなってほしいという教職員の思いが、正しく子どもたちに伝わるよう来年も務めてまいります。
 2学期の間、この「校長室より」をお読みいただきました保護者の皆様、地域の皆様ありがとうございました。文章が多く読みにくかったと思いますが、学校の様子が少しでも伝わったのであれば幸いです。なお、休業期間中は必要に応じて一斉メールでご連絡を差し上げます。次回は年明けに「校長室より」を更新いたします。どうぞよいお年をお迎えください。


児童代表の言葉 2年生


冬休みの過ごし方 生活指導主任より

12月22日(木曜日) 【自転車のヘルメットの努力義務】


5年生の書き初めは「美しい空」

 昨日、新聞を読んでいたところ「自転車のヘルメットの努力義務」の記事が目に留まりました。これまでも13歳未満の子どもたちが自転車に乗るときは保護者への努力義務が定められていました。それが来年の4月から大人も含め、自転車を運転する人全員に対象が広げられます。
 今学期、保谷第一小学校では10月5日・6日と2日間にわたって交通安全教室を行いました。内容は自転車を乗る際の交通安全のお話です。6日の警察官のお話の中では、自転車に乗る時にヘルメットをかぶっているかの問いかけがありました。確かめると、かぶっていない子どもたちの方が多く、高学年になるとその割合も増えました。警察庁の調べでは、自転車事故の死傷者のヘルメット装着率は、大人の約9割はヘルメットをかぶっておらず、また努力義務のある小学生でも約7割がヘルメットをかぶっていなかったそうです。ヘルメットを着用していなかった人が死亡する割合は、着用している人の約2倍という調査もあるようです。来年4月に向けて大人も含め改めて考えたい内容だと思いました。
 また、一昨日、警視庁から冬休みの交通安全について連絡がありました。それによると、12月は交通事故が増える傾向があり、特に午後2時から午後6時の交通事故が多くなっているとのことでした。夕方暗くなる時刻も早くなります。自転車に乗っているときにはヘルメットをかぶるとともに、ライトは必ずつけて、反射材を身に付けておくと安心です。さらに飛び出しや、止まっている車の前や後ろを渡らないこと、青信号でも左折車など車が来る時があるので安全確認をするということが示されていました。冬季休業期間中はお子様と一緒に行動することもあると思います。我々大人が手本となって子どもたちに交通ルールを伝えたいものです。


試験管の「しゃぼん」はふくらむか 4年生


お楽しみ会の準備中 3年生

12月21日(水曜日) 【「eライブラリ アドバンス」をご活用ください】


書き初めの練習 2年生

 来週から冬季休業日になります。夏季休業日とは異なり、学年によって違いはありますが、宿題は書き初めが中心だと思います。年末はぜひ家庭を意識し、家族の一員として大掃除に取り組ませてください。低学年では子どもに掃除をさせると、かえって後始末が大変というお気持ちになるかもしれません。しかし、テレビやゲーム三昧ではなく、できる仕事を少しでも与えていただき計画的に取り組ませることで、家族に認められているという有用感につながります。また、年始は親戚や近所の方と会う機会があるかもしれません。そんな時にきちんと挨拶ができる保谷第一小学校の子どもたちであってほしいと思います。
 新年4日からはお仕事のご家庭も多くなると思います。ご家庭で3学期に向け、子どもたちに学習に取り組ませたいときは、先日、一斉メールでもお伝えしましたが「eライブラリ アドバンス」をご活用ください。この「eライブラリ アドバンス」は子どもたちがタブレット端末で活用できる学習支援サービスです。詳細はホームページの「スクールライフ」「学校からのお知らせ」にアップしました。ドリル教材をご家庭のパソコンやタブレットから無料で利用できます。一人一人ログインIDが違います。ログインした後は、自分で単元や教材を選んでドリルを始めることができます。間違えたらリトライでやり直せます。学年や教科が選べるので、苦手意識のある教科については、前の学年に戻って学習することも可能です。また、学習に取り組んだ結果が蓄積され、お薦めの学習を示す機能も付いています。短い冬休みですが、集中的に復習に取り組むにはちょうどよいかもしれません。
 さて、校長室と保健室前のサケの卵がかえりました。今は腹に「さいのう」といって卵黄が入っている袋がついているのでエサはいりません。子どもたちが時々水槽をのぞいています。このまま元気に育ってほしいと願っています。


1年生は年賀状を書いていました


サケは元気に泳いでいます

12月20日(火曜日) 【栄小学校6年生と校庭で遊ぶ 6年生】


開会式 体育着が保一の6年生

 12月1日・2日の「校長室より」で紹介しましたが、昨日、その成果を生かして保谷第一小学校の校庭で保谷第一小学校と栄小学校の6年生が交流会を開き、一緒に遊びました。
 5校時少し前から保谷第一小学校の6年生は校庭に出て、コートづくりやボールなどの準備を始めました。まもなく栄小学校の子どもたちが担任と一緒にやってきました。栄小学校の校長先生もいらっしゃいました。始めに保谷第一小学校の子どもたちの司会で開会式を行いました。それぞれの学校に分かれて並んでいるためか、会ったばかりのためか、やや緊張した空気が流れます。開会式後に早速交流をします。一緒に遊ぶものは「ドッジボール」と「リレー」です。それぞれ、学校対抗という形ではなく、ドッジボールは保谷第一小学校と栄小学校の混合チームを12チームつくり、ローテーションをして2試合しました。また、リレーは「保谷第一小学校と栄小学校の1組チーム」といった具合にクラス対抗にしました。
 ドッジボールは校庭に6面のコートを作って行いましたが、両校合わせると200名近くになります。そのためコートがやや狭く、その中で6年生が勢い付けてボールを投げるので怖いぐらいですが、子どもたちは上手にボールを取ったり逃げたりしていました。途中からはボールを2個にして盛り上っていました。リレーは1クラスから男子3名、女子3名の6名を選抜、2校が一緒になって1チーム12名の混合チームで行います。実力伯仲、抜きつ抜かれつの展開があり、声援も大きくなります。リレー後の閉会式では感想を聞きましたが、「これだけの熱量のある者が青嵐中で一緒になるのが楽しみだ」という感想がありました。オンラインだけではなく、実際に交流をして少し打ち解けた6年生です。6年生にとって中学校に向けてよい取り組みができました。3学期にもう1回、今度は栄小学校で交流ができればと思っています。


混合チームでドッジボール


クラス対抗リレー

12月19日(月曜日) 【掘り進み版画「4色の世界」 5年生】


2枚目印刷に向けて彫り進めます

 2学期も残り1週間となりました。まとめの週となります。中にはお楽しみ会を計画しているクラスもあるようです。一方で新型コロナについては都内での感染者が増えていることから、濃厚接触者となってお休みをする子どもたちがいます。子どもたちやご家族の健康状態を見ていただきながらどうぞ無理はさせないでください。
 さて、専科の授業も今週は今学期の最終回です。今日は1時間目の5年生の図工の授業の様子を見ました。今、5年生は版画に取り組んでいます。その版画も白黒の1色の版画ではなく、3色の多色刷りに挑戦しています。はじめに彫った部分は用紙そのものの色(白)が出ます。それを加えると合計4色の作品となります。子どもたちの様子を見ていると多くが1色目の印刷を終えて2色目に向けて彫っていたり、2色目を重ねて刷ったりしていました。1色目を残すところを意識して彫り進め、2色目を重ねて刷る。1色目と2色目を残すところを意識して彫り進め、3色目を重ねて刷るというように、仕上がりをイメージしながら掘り進めるかなり高度なことが求められる版画です。
 インクの色も様々用意されていて、3色に何を選ぶかもポイントになります。色が重なるとどの様になるかを想像しながら子どもたちは作品を作っていました。1色目にいろいろな色を試す子ども、ベースになる1色目は慎重にあまり彫り込まないで刷り、2色目に向けて一生懸命に彫る子どもと様々です。最終的な仕上がりは3学期になるようですが、今日まで作った段階で、刷った内の1枚を家庭に持ち帰ってお家の人に見せることになっていました。どの段階の作品を見せてくれるでしょうか。どれも子どもたちが考え一生懸命に作っているものです。仕上がりをイメージしながら、そのよさをお楽しみください。


いろいろな色の1枚目を並べて


2色目に挑戦!

12月16日(金曜日) 【給食の様子は】


落ち着いて食べています 1年生

 昨日も少し触れていますが、給食の時間の子どもたちの様子を見ています。全体として、いきなりおしゃべりをたくさんしている様子はありません。結構子どもたちは慎重です。
 6年生ではおしゃべりはあまりないようですが、各クラスとも子どもたち自身でお代わりを始めています。また、昨日の4年生のあるクラスは、メニューの「つけナポリタン」(静岡県富士市のご当地メニューだそうです。)をはしで食べるか、フォークで食べるかが話題になったと言っていました。1年生はまだまだ慎重で、おしゃべりは少ないと言っていました。入学からこれまで過ごした時間を考えれば、いきなりは難しいのでしょう。また、2年生のあるクラスの一昨日の給食の様子が、学級だよりに紹介されていたので、紹介します。(この日のメニューには「ゆめオレンジ」が果物として出ていました。)
 
 「夢のオレンジおいしいのかなー。」「ねえ。ゆめオレンジだよ!(笑)」「オレンジの皮って美味しいんだよ。」「うそー!?」「私も食べているよ!」これまで、食事について子どもたち同士で話すことはなかったので、なんだかとても新鮮でした。「なんか前見てしゃべったら、みんなひとりごとみたいだね!(笑)」という発言には、つい笑ってしまいました。
 
 子どもたちはルールを守ったうえで上手に過ごしているようです。もちろん無理に話す必要はありません。これまでのことを考えれば、時間をかけて皆が楽しく給食の時間を過ごせるように、少しずつうまくコントロールできるようになってほしいものです。


上手におしゃべり 2年生


「つけナポリタン」 おはし?フォーク?

12月15日(木曜日) 【今年最後の避難訓練】


青空の下で避難訓練

 今朝はかなり冷え込みました。朝東門のところに行くと、門の前の緑地に霜柱ができていました。挨拶をしながら登校の様子を見ていると、霜柱をわざと踏んでその感触を確かめている子どもたちもいます。今も昔も思わず踏んでみたくなる気持ちに変わりはないと思いました。中には20cmから30cmぐらいの大きさの氷を持ってきた子どもたちもいました。私に嬉しそうにその氷を見せてくれました。いよいよ、本格的な冬かなと感じる朝です。
 さて、保護者の皆様には一昨日、一斉メールでお知らせしましたが、給食中に大きな声でなければ会話ができるようにしました。子どもたちは特に混乱する様子もなく、給食の時間を過ごしています。学級の様子を見ながら、少しずつ給食の時間の過ごし方も工夫できるといいと考えています。今はこれまでと同様に、全員正前を向いた形で机を並べ給食を食べています。今後、例えばお互いが正面を向き合わないものの、逆ハの字のような形で机を並べれば、角度が付くのでお隣の人と少し話がしやすくなります。どうすることが子どもたちにとっていいか、少しずつ検討してみたいと考えています。
 今日は今年最後の避難訓練がありました。内容は火災の避難訓練です。授業中に家庭科室より火災が発生した想定です。校庭に出てくる際の各クラスの様子は落ち着いていました。今年度最も短い時間で安否確認もできました。私は話の中で子どもたちが放送をきちんと聞けていたか、出火場所を聞いてみました。ほとんどの子どもたちは分かっていました。子どもたちにはもしもの時には、情報を駆使してより安全な行動ができるようになってほしいと願っています。


きちんと並んで避難中


書き初めの練習 3年生

12月14日(水曜日) 【みんなが笑顔になる遊び場づくり 5年生】


グループで意見をまとめます 5年生

 月曜日のことです。5年生が東京都の子供政策連携室の方々と授業をしました。内容は「みんなが笑顔になる遊び場づくり」について考えを提案するというものです。西東京市には「西東京市子ども条例」があります。その中には「子どもは、自分の意見を自由に表明することができ、自分にかかわることやまちづくり等に参加することができます」というものがあります。一方、東京都こども基本条例にも同様の内容があります。これらを受けて、東京都は子どもたちの意見も取り入れながら、子どもたちが、自由にやってみたいことに挑戦できる楽しい遊び場を作ることを考え、「子供政策のアクション集」の策定を予定しています。そこで、保谷第一小学校の5年生の意見を聞きたいと依頼があったのです。
 授業での子どもたちのゴールは「みんなが笑顔になる「こどもの遊び場」を提案しよう!」です。まず、一人一人が個人ワークをして考えをまとめます。遊ぶことにどんなよいことがあるのか、普段はどんな遊びをしているのか、遊び場で体験したよかったこと、嫌だったことなどを整理します。その後グループで協議をして一つの提案書を作成します。
 私が見たクラスでは、スケートボードやボール遊びができる公園を作ることを提案しているグループが多くみられました。その理由はどの公園もほとんど禁止だからということです。中には、「釣りのできる公園」の提案がありました。このあたりに住む多くの子どもたちが経験をしていないことができるようにということが理由でした。また、低学年から高学年のことを考えている提案もありまた。子供政策連携室の方々は、子どもたちならではの発想に感心していました。子どもたちにとってよい経験となりました。


今回の学習の流れを確認します


各グループの意見を共有します

12月13日(火曜日) 【本日からユニセフ募金を行っています】


各クラスにお知らせを配布中 代表委員

 12月の学校だよりでもお知らせしましたが、本日からから15日(木曜日)までの3日間、計画委員の子どもたちが中心となりユニセフ募金を行っています。昨年度もお伝えしましたが、保谷第一小学校では計画委員の子どもたちと相談をして、毎年募金活動をしています。一昨年は「新型コロナに対応している人たちの力になりたい」という子どもたちの発案で、西東京市社会福祉協議会へ募金を届けました。今年は昨年度と同様にユニセフ募金です。
 一昨日の月曜日に子どもたちを通して、各ご家庭に折りたたんでテープで封をすると募金袋になる青色のユニセフからのお知らせをお配りしました。その資料によると、101円で栄養不良からの回復に役立つ栄養治療食3袋分が用意できるようです。また、420円ではしかを防ぐ予防接種ワクチン10回分を届けられるそうです。
 世界には様々な国があり、中には自然災害や紛争で食べたくとも食べられない子どもたちや、学校に行きたくとも行けない子どもたちがいます。私たちの日本も戦後しばらくの間、ユニセフから支援を受けていました。総額で65億円になるそうです。そのころと比べて今は豊かになったと感じます。もし、寄付してもよい小銭などありましたら持たせてください。金額にきまりはありません。もちろん寄付ですので強制するものでもありません。いずれにしましても、世界中の子どもたちのことを考えるよい機会になると思います。よろしかったら、お子様の発達段階や興味・関心に合わせて、月曜日に配ったユニセフからのお知らせをお子様と一緒に読んでみてください。


放送室前で打ち合わせ中の代表委員


青色のお知らせを配りました

12月12日(月曜日) 【節電クイズ集会】


放送室から配信中

 先週の木曜日のことです。朝の時間を使ってタブレットを活用しながら「節電クイズ集会」が行われました。普段は集会委員会の子どもたちが様々な企画を考えてくれるのですが、今回はこのような集会の提案を6年1組がしてくれました。
 全クラス大型モニターにタブレットの画面を配信して、節電に関するクイズに取り組みました。例えば「人は1日にどのぐらいのCO2を出すのでしょう?」といった難しい問題から、「節電をしなくてはいけない理由はどれでしょう」と節電の必要性を訴えかける問題など10問以上が用意されました。低学年の子どものために、例えば「CO2」という言葉を使う時には、スライド上に「CO2とは、ちきゅうのかんきょうを わるくする くうきのことです」と書かれていました。下学年を意識した配慮がされています。この辺りは保谷第一小学校の高学年の素晴らしいところです。問題や選択肢もひらがなで書かれており、解答も3択で全学年の子どもたちが答えやすくしていました。
 ちなみに「節電をしなくてはいけない理由はどれでしょう」の選択肢は「1 ご飯をおいしく食べるため」「2 これからも幸せに暮らすため」「3 学校に行くことができるようにするため」とどれも結果的に関係しそうですが、私が見ていた2年生の教室では、多くの子どもたちが「2」を選んでいました。また、電気を使いすぎることと関係しているものはといった問題でも、多くの子どもたちが選択肢の「地球温暖化(地球の温度が上がること)」を選んでいました。子どもたちの表情を見ていると「当然!」といった様子でした。今年は4年生がSDGsの学習に取り組みましたが、低学年から高学年までしっかり考えていることが分かり嬉しくなりました。子どもたちの未来のために大人たちもしっかりしなければと感じた集会でした。


節電をしなくてはいけない理由は?


答えをしっかり考える2年生

12月9日(金曜日) 【対話による美術鑑賞教室 4年生】


どの絵が気になりますか?

 昨日は4年生がボランティアチームの「アートみーる」さんの協力で「対話による美術鑑賞教室」を行いました。以前から行われていましたが、一昨年はコロナ禍でお休みをしていて、昨年度から再開、今年度、保谷第一小学校で授業をしていただきました。
 授業の前半は写真の様に様々な絵を見て、まずは気になる絵について一人ずつ自由に感じたことを話します。その後、3枚の絵を見ながら一人一人が自身で感じた共通点を話し合いました。子どもたちの発想は、私たちの想像を超えているものがあります。「なるほど、そのようにこの絵を見たか」と感心させられる発言も多くありました。その後、ポスターサイズの絵を鑑賞しました。「何が起きていると思う?」という問いかけに、子どもたちは自由な発想で話をしてくれます。同じ作品でも子どもたちによって見方は様々です。作品には専門家の解釈があるものですが、この時期の子どもたちには多様なものの見方、考え方で自由に鑑賞する機会も貴重だと思いました。アートみーるの皆様ありがとうございました。
 さて、本日、教育アンケートを配りました。保谷第一小学校では1年に2回、保護者の皆様から学校の取り組みへの考えを「保谷第一小学校 教育アンケート」としてお答えいただいています。12月3日(土曜日)のPTA合同委員会でもご説明しましたが、今回は紙でのアンケートをお願いしています。理由の一つはメールでのアンケートは、紙のアンケートの時と比べてお答えいただいている方が少なくなっていること、二つに今回、教育アンケートのほかに、新型コロナウイルス感染症の予防策についての率直なお考えや、地域の皆様や保護者の皆様に可能な範囲で学校の教育活動を応援いただくシステム構築に向けたご意見も頂戴したいと考えたからです。アンケートはすべて無記名で行います。今後もメールを活用したアンケートは続けます。詳細は、本日お配りするアンケートをご覧ください。A3用紙で2枚配りました。ご多用のところ、大変恐縮ですがお答えいただけると幸いです。


感じたことを自由に話します


何が起きている? 1枚の絵を見て

12月8日(木曜日) 【今年もサケの卵がやってきました】


覆いをする前に卵を見る2年生 

 保谷第一小学校にサケの卵がやってきました。6日の日に学校に届き、写真のように校舎2階の放送室前と1階の保健室前の水槽に入れました。昨年より少し遅めの到着です。届けてくださった方によると、今年は卵が少なく、準備がなかなかできなかったようです。届く日が分かったので、前日に担当の教員と一緒に、5・6年生の理科委員会の子どもたちが水槽や水を準備してくれました。
 学校の近くの北町1丁目には「北町コミュニティーセンター」があります。6月の終わりまで「ふれあいセンター」と呼ばれていた地域住民の交流に役立つ多目的施設です。地域の集まりや学習、サークル活動などに利用されています。地域の方が運営している北町コミュニティーセンター協議会があり「サケを育ててみよう!」もその事業です。サケの卵をもらって稚魚に育て、2月11日には埼玉県の入間市の川で稚魚を放流します。毎年、保谷第一小学校でもサケの卵をいただき、稚魚になるまで大切に育てながら、その様子を子どもたちに見せています。稚魚を育てることは難しいように感じますが、電気の光や日光が当たらない場所に容器を置き、水温を5度以上17度以下にコントロールをしていればさほど難しくないようです。卵を入れた水槽は、黒い紙や段ボールなどで囲います。しばらくすると卵からふ化して、さいのうを体に付けたサケの赤ちゃんが見られます。この袋のあるうちはエサはいりません。
 卵が届いた6日に子どもたちが興味深そうに眺めていました。卵によっては赤ちゃんが卵に入っている様子も分かります。魚が卵からかえる学習は5年生がメダカで学びますが、サケは卵も大きく様子がよく分かります。子どもたちにぜひ観察してほしいと思います。 卵が元気な稚魚になるよう約2カ月大切に育てます。ご来校の機会がありましたらぜひ水槽をのぞいてみてください。


きれいな色のサケの卵


理科委員の皆さん 準備をありがとう

12月7日(水曜日) 【この時期に気を付けたいこと】


ひき算のテストに挑戦 1年生

 今週は教員の学期末事務整理日で高学年も毎日5校時授業です。(本日は市内の研究会のため給食後の下校です。)毎日、少し早く下校しますので、その分、地域や家庭で過ごす時間が長くなります。公園や家の中で上手に遊んでくれればいいのですが、残念ながらご心配の連絡をいただくことがあります。子どもたちは、何がよいか、何が悪いかは分かっています。中には、子どもたち同士で声を掛け合うなどよい姿もあります。しかし「後のことをよく考えないで」「ちょっと調子に乗りすぎて」「何となく面白そうで」といった姿もあります。もし誤った行動をとっているのであれば、子どもたちが互いに声を掛け合い、自ら正せるようになってほしいものです。
 さて、寒くなってきたこの時期に気を付けたいことがあります。一つは「火遊び」です。しばらくは雨の日もないようです。空気が乾燥すると、ちょっとしたことで火事になります。「道にライターが落ちていて火が付くか確かめてみたい」という好奇心から、道端の草や木に火をつけたら大きく燃え広がるといったことが考えられます。また、家庭で子どもたちだけで留守番をさせる時も、炎で温める石油ストーブをお使いの場合は要注意です。こたつも誤った使い方をすると火傷をします。火に関わる事故を意識した声掛けはこの時期に欠かせないものです。
 また、登下校中の事故や交通事故防止のため、防寒に気を付けなければなりません。寒いからといってポケットに手を入れて歩くと、転んだ時に手が出ないので顔や頭を打ちます。手がポケットに入っているとバランスがとりにくいので、ちょっとした接触でも転びます。さらに、フードをかぶって歩いていると視野が狭くなり、周囲の音が聞こえにくくなります。そのため、交通事故に遭う危険が高まります。子どもたちにはマフラーや手袋を上手に使わせたいものです。このような話をしても、しばらくすると忘れる子どもたちがいます。けがや事故無く過ごすためには、様子を見ながら繰り返し伝える必要があります。


落とし物を展示中 校帽などあります


寒いと姿勢も悪くなりがちです

12月6日(火曜日) 【「短なわ旬間」が始まっています】


みんなで跳んでみよう 2年生

 12月1日から14日までの月・水・金曜日の中休みを使って、学校では「短なわ旬間」に取り組んでいます。「旬間」とは本来10日間を指す言葉ですが、1日から14日までで、子どもたちが学校に来る日が10日です。どうぞご理解ください。
 さて、「短なわ旬間」は、縄跳び運動に取り組むことで、持久力、巧緻性、機敏性を養い体力向上を図ること、進んで運動に取り組む姿勢を育てること、友達との教え合いを通して、協力的な態度を学ばせることをねらいとしています。この期間は月・水・金曜日の中休みは校舎側のトラックを縄跳びゾーンにして、音楽もかけながら子どもたちは縄跳びに励んでいます。また、各学年に応じた「なわとびカード」を子どもたちに配っています。カードには跳び方と回数が書かれていて、10級から名人までの目標回数が示してあります。例えば、低学年であれば、10級は前とび5回です。高学年になると、10級は前とび10回、かけ足とび(前)10回、後ろとび10回、かけ足とび(後ろ)10回といった具合です。名人になるには高学年では二重とび30回など、なかなか難しいと感じます。体育の時間にも取り組んでいますが、運動にはどうしても得手不得手があります。競争ではなく、得意な子どもも、そうでない子どもも自分なりのめあてを作って、友達と教え合いながら、また励まし合いながら縄跳びが好きになってくれれば嬉しいです。
 縄跳びを上手に扱うには縄の長さも大切です。縄を片足で踏んだ時に、縄を握った手が脇からおへその間にくるところで、跳びやすい長さを見つけられるといいと思います。冬休みにご自宅の近くや公園で縄跳びに励む子どもたちもいると思います。よかったら大人用の縄跳びを用意していただき、保護者の皆様もお子様と一緒に跳んで、健康の保持増進に役立てはいかがでしょうか。


教員も一緒になって 3年生


高学年も頑張っています

12月5日(月曜日) 【冬のオカシナ運動会】


新聞紙を風でお腹に付けて走ります

 一昨日の土曜日です。久しぶりに「白梅子ども育成会」がイベントを企画・実施してくださいました。これまで新型コロナの感染を考え、子どもたちが集まって行うイベントは見送っていました。しかし、今年は夏には3日間、ラジオ体操会を行い、この冬に「冬のオカシナ運動会」が行われたのです。
 会の活動を自粛しながら行ってきましたので、低学年の保護者の皆様には「育成会」とはなんだろうと思われる方もいらっしゃると思います。白梅子ども育成会は、子どもたちの健全な育成を目的として活動している、保谷第一小学校の在校生・卒業生の保護者、教員で構成されている団体です。時々配布される育成会だよりにも書かれていますが「子どもたちの役に立つであろうことや楽しめそうなことを、自らも楽しんでやっている人たち」の集まりです。コロナ禍前には、「水鉄砲合戦」「理科実験教室」などの企画・実施、下保谷森林公園夏まつりでのわたあめ屋さん、あいさつ運動やどんど焼きのお手伝いなど様々取り組まれていました。できる人が、できる時に、できることをやっているので、アフターコロナに向けて多くの人に会員になってほしいと育成会では考えています。
 さて、「冬のオカシナ運動会」は11月におたよりでご家庭に参加申し込みを呼び掛けた企画です。当初は午前中かけてイベントを予定していましたが、校内の感染状況も考え、30分程度の企画に縮小して実施しました。運動会の種目は新聞紙を広げ、走ることで、体の正面から落とさないようにして体育館の横を走り抜ける競技、もう一つは食べないパン食い競争です。こちらはパンをくわえる代わりに肘でパンを挟んで取ります。子どもたちは約30人参加して楽しく過ごすことができました。イベントの企画・実施をありがとうございました。午後にはPTAの合同委員会が行われました。こちらも参加いただきました保護者の皆様ありがとうございました。


肘で上手にパンをキャッチ


最後に参加賞をもらいました

12月2日(金曜日) 【栄小学校とオンラインで交流 その2 6年生】


班ごとにタブレットを活用して

 今朝はワールドカップの日本・スペイン戦をご覧になっていたご家庭もあるのでしょうか。グループリーグを見事に突破した日本チームに元気をもらいました。また、今日は4・5・6年生の保護者会を予定しています。ご多用のことと存じますがご来校をお待ちしています。
 さて、昨日の栄小学校とのオンライン交流の話です。保谷第一小学校も栄小学校も6年生は3クラスです。1組は1組という形にしてクラスごとにオンラインで話し合いました。保谷第一小学校からの話し合いの様子をご覧になりたいと栄小学校の校長先生がおいでになりました。保谷第一小学校の画面に栄小学校の校長先生が登場すると、栄小学校の子どもたちはびっくりした様子でした。
 話し合いの前にお互い打ち解ける必要もあります。クラスごとに様子は違いますが、私が2組を見ていた時にはダジャレの発表をしていました。「タクシーを呼んだのは私(わたくしー)」など、保谷第一小学校の明るさを感じてくれたかなと思います。その後、グループを作って話し合いです。2学期の終わりには実際に会って校庭で遊ぶ予定です。そこで、昨日は校庭を使って約200人で何をして遊ぶかを考えました。「ドロケイ」や「ドッジボール」「綱引き」「リレー」「手つなぎ鬼」多種多様な遊びが出ました。これらをタブレットのソフトを使って、写真の様にピラミッド型のワクの中に何が一番したいかをまとめていきます。ピラミッドの上部の遊びほど遊びたいと考えたものです。発表では「仲よくなるための遊びだから「ドロケイ」。捕まった人も復活でき、知り合える機会が増える」など、理由も明確にしていました。最後の感想のシーンでは早く実際に会って交流したいという前向きの意見が多く聞かれました。中学校に向けてよい取り組みになりそうだと改めて感じました。


ツールを使って話し合いをまとめます


栄小学校の様子です

12月1日(木曜日) 【栄小学校とオンラインで交流 6年生】


仲よくなるためにパフォーマンス 2組

 12月になりました。今年も残り1月です。年度で考えても今年度は残り4月です。今の学年での生活も3分の2が終わったことになりました。このぐらいの時期から少しずつ次の学年のことを意識して学習指導や生活指導を行います。先日、1年生の授業を見た後に「今日の授業の姿は立派でした。すぐにでも2年生になれそうですね。今度の4月には新しい1年生が来ます。お兄さん、お姉さんとしていろいろ教えてあげてください。」と1年生に話すと、子どもたちの表情がきりっとします。数か月先を意識させることは、子どもたちに目標をもたせることにもなります。
 さて、そんな次年度を意識した取り組みを今日は6年生が行いました。栄小学校の6年生とmeetで会議を行ったのです。保谷第一小学校の子どもたちは、西東京市立の中学校に進む場合、学校選択制で他校を希望しない限り、青嵐中学校に入学します。お隣の栄小学校の子どもたちも同様です。2つの小学校の子どもたちが1つの学年になって中学校生活を送ります。そこで、入学前から少しずつ交流をしてお互いを知り、中学校生活をスムーズにスタートが切れるよう栄小学校から提案があり、保谷第一小学校と栄小学校の6年生が交流をすることにしました。交流には直接学校を行ったり来たりして行うことも考えられます。一方でオンラインであれば移動時間はかかりません。気軽に交流することが可能です。第1回はオンラインで交流することにしました。
 交流は5時間目に行いました。子どもたちはタブレットを使って交流しますが、教員のタブレットも使って、向こうの教室の様子は大型テレビに映し出されています。自己紹介などをしながら雰囲気を作り、今日の議題、実際に会って行う交流でどんなことをするのかを思考ツールの「ジャムボード」をつかって考えました。明日もその様子をもう少しお伝えします。


どんな遊びをするか考え中 1組


思考ツールで考えをまとめます 3組

11月30日(水曜日) 【学習のまとめ 「まち探検」と「地域安全マップ」】


「まち探検」の発表会 2年生

 11月は学習発表会の練習をしながら、日常の学習のまとめにも少しずつ取り組んできました。先日、写真では紹介をしましたが、先週2年生で「まち探検」で訪れたお店や施設について模造紙にまとめた資料をもとに学年で発表会を行いました。「まち探検」は生活科の学習です。子どもたちがグループを作り、探検の当日は、保護者の皆様のご協力をいただきながら、スーパーや生花店や洋菓子店などの小売店、消防署や図書館などの公共施設を調べます。自分たちが見聞きしたことを模造紙にまとめ、グループごとに発表ブースを作り、発表グループと発表を聞くグループとに分かれて時間で交代しながら繰り返し発表会を行っていました。
 タブレットを活用したプレゼンテーション技能も高学年までに身に付けたいところですが、発表の仕方の基本として、グループで模造紙に伝えたいことをみんなでまとめ、役割を分担して発表することも大切な学習です。担任の話では学習発表会の練習も役に立ったようで、大きな声でしっかりと伝えたいことを話していた子どもたちがいて、学習発表会が他の学習にも結びついていると感じたようです。
 3年生も保護者の皆様のご協力を得ながら「地域安全マップ作り」のために地域を調べました。その結果を写真のように模造紙にまとめて廊下に掲示しています。「地域安全マップ」でよく行うことは、不審者が出そうな場所を確認しながら地域巡り、チェックして地図にまとめるということをしますが、今回は本校の特性を考え、交通安全にかかわるマップとしてまとめました。地図にシールでポイントを示し、現場の写真と子どもたちのコメントが書かれています。例えば「交差点で見通しが悪いから急に車がつっこんできたらあぶないよ」「外壁が高く見通しが悪い」といった具合です。いずれの学習も保護者の皆様の協力があってできました。改めてお礼申し上げます。


これから発表を始めます 2年生


地図にしっかりまとめました 3年生

11月29日(火曜日) 【社会科見学 6年生】


傍聴席から参議院の議場を見学

 今日は6年生の社会科見学です。行き先は国会議事堂と科学技術館です。国会議事堂は6年生の社会科見学の定番です。社会科の学習では立法権、行政権、司法権などを学びながら国会や法律ができる仕組みを学んでいます。国会議事堂の中を見学することで学んだことをイメージして記憶にとどめることができます。国会議事堂は正面から見て右が参議院、左が衆議院です。議場は同じように見えますが少し違います。このような細かい点も実際に見ながら子どもたちに分かってもらえたらと思っています。
 バスは予定より少し早く出発できたので、少し早めに国会議事堂の裏に到着できました。ここで受付をしていよいよ国会議事堂内の見学になります。これまで何回も見学の引率をしましたが、見学者の多さによって見学のスピードが違います。今日は同じ時間帯の見学は保谷第一小学校だけでした。そのため、写真のように議場の傍聴席に座りながら説明を聞くこともできました。また、説明の後、衛視さんが子どもたちの質問に答えてくれました。混み合っているときには傍聴席に座ることすらできません。今日は本当に時間をかけてゆったりと見学ができました。そのため中央広間の伊藤博文など3人の銅像と一つのあいている台座もしっかり立ち止まって見学することができました。最後に議事堂を背にしてクラスごとに写真を撮りましたが、その際、突然雨が降り出したことが唯一残念でした。
 雨はすぐにやみ、バスで官庁街を巡りながら北の丸公園を目指しました。各省庁の建物はもちろんですが、東京駅や日本橋も通りながら少し遠回りしての行程です。東京駅前のいちょう並木は黄色に染まり、葉が散り始めていましたが、とてもきれいな景色でした。昼食時には雨にも降られること無く芝生での食事を楽しみました。その後少し早めに科学技術館の見学に向かいました。科学技術館は見学というより体験型の施設です。写真のようにシャボンの中に入ったり、電気を起こしてみたりと活動しながら子どもたちは主体的に学びました。


中央広間の様子を上から見学


シャボンの中に入れる装置

11月28日(月曜日) 【表彰式をしました】


先週は2年生で発表会

 今朝は全校朝会がありました。私からは学習発表会はどの学年もよい発表であったこと、もし、うまくいったと思うならその気持ちを大切に、思うようにならなかったらと感じるなら、気持ちを切り替えてがんばろうと伝えました。併せてワールドカップの話もしました。今回の日本チームもうまくいったり思うようにならなかったりと、きっと選手や監督も様々なことを感じているはずです。うまくいかなかった時には次こそはという気持ちで、うまくいったら、次もというひたむきの姿があるから選手たちのプレーは私たちに感動を与えてくれのだと思います。学習発表会のテーマのように「みんなで協力して」2学期の終わりを気持ちよく迎えようと子どもたちに伝えました。
 私の話の後に表彰式をしました。一つは多摩動物公園で募集した「子供写生画コンクール」で入選した1年生の表彰です。もうひとつが「よい歯の表彰」です。こちらは1年生から6年生まで8人が受賞しました。何か表彰を受けたときにはぜひ学校で表彰してあげたいと思っています。全校の子どもたちでよかったことを認め、お祝いできる学校でありたいと考えています。もしも、何かの機会に賞状などをもらったらぜひお知らせください。
 さて、新型コロナの様子が気になります。月曜日ということもありお休みの子どもたちが多めです。発熱をしている子どもたちもいます。今日の夕方から明日朝の状況で学級閉鎖も検討しています。(当該の学級にはすでに連絡をしています。)どんなに予防をしていても感染してしまうことはあります。大切なことは感染者を広げないということです。心配なときには受診をお勧めします。これからの季節はインフルエンザと新型コロナと両方の心配が必要になります。引き続きお子様の様子を見守ってあげてください。本日から保護者会があります。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。


多摩動物公園の表彰式


歯科校医の先生と一緒に

11月25日(金曜日) 【秋の歯科検診終わる】


歯の状態を確認していきます

 先月の終わりから行っていた秋の歯科検診ですが、昨日の1年生と6年生の検診で全学年が終わりました。ご多用の中、校医の先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。検診は決められた時間で多くの子どもたちの歯を診ます。そのため、むし歯の有無の確認が中心となります。ご連絡がいきましたら一度かかりつけの歯科医さんに改めて歯の状況を確認していただき、必要に応じた治療をすることをお勧めします。
 昨日の検診の様子を見に行った時には、ある1年生が「校長先生、今日はきちんと磨いてこなかった」と心配そうな顔をしていました。いつもはしっかり磨いているのだと思います。その気持ちが嬉しいです。「校医さんは見てくれるから大丈夫だよ」と声を掛けました。また、ある子どもは「前はむし歯なかった」と嬉しそうに話してくれました。
 むし歯は膝をすりむいたり、軽い風邪を引いたりというものとは違います。そのままにしていても治りません。痛くないからということで、何もしないと少しずつむし歯は進行します。痛み出してから治療に行くと、むし歯はかなり進行していて、治療に時間もかかります。早い段階での治療が、結果として苦しまなくて済むように感じます。
 また、正しい歯磨きの習慣がむし歯の予防や健康な歯茎の維持につながります。力任せにごしごしこすればよいわけではなく、歯と歯茎の境など歯垢がたまりやすい場所に斜めに歯ブラシを当て、細かく震わせるようにブラッシングするとよいと聞いたことがあります。歯と歯の間は歯間ブラシなどがあるとよいのでしょうが、子どもたちにそこまで望むことは難しいと思います。時に保護者の皆様が歯の様子を確認しながら細かいところを磨いてあげるといいかもしれません。学齢期で歯は抜け替わり大人の歯になります。歯は一生使うものです。大切にしてほしいと思います。来週月曜日には「よい歯の表彰」を行います。


保護者会の際に作品もご覧ください


写真は6年生と2年生の作品です

11月24日(木曜日) 【来週は保護者会です】


今朝はレインボー班活動が

 昨晩はお子様とサッカーの試合を見ていたご家庭もあると思います。チーム一丸となって、最後まであきらめない姿勢が、勝利という結果につながったと思います。ワールドカップで子どもたちに多くの夢を与えてくれる日本チームには引き続き活躍してほしいと願っています。
 さて、2学期も残り1月となりました。来週、28日の月曜日には1年生から3年生の保護者会が、2日の金曜日には4年生から6年生の保護者会があります。2学期の子どもたちの成長や今の課題などを具体的にお伝えしながら、3学期のことについてもお伝えすることになると思います。ご多用のことと思いますが、ご来校をお待ちしています。学校では2学期のまとめをしながら、このぐらいの時期から来年度の計画を立て始めます。そのときに基本となるのが、各学年の学級数です。保護者会の時に当該の学年には直接私からお伝えする予定にしていますが、学年によっては学級数が変わる可能性があります。
 学級数は法令で子どもの数によって決まります。例えば、現在の3年生までの学年は、35人まで1学級と決められています。そのため、子どもたちの数が105人だと3学級、106人だと4学級になります。また、4年生以上の学年は40人まで1学級と決められています。そのため、子どもたちの数が80人だと2学級、81人だと3学級になります。子どもたちの数で明確に定められています保谷第一小学校には、現在、ぎりぎりで4学級や3学級になっている学年があります。そのため、当該学年の保護者の皆様には年度末に引っ越しなどにより転校の予定があるかをうかがわなければならない状況です。学級の数が変われば教室の準備も変わりますし、何よりも教員の人事に影響があるからです。3月末のことで見通せないことが多いと存じますが、今のうちから引っ越しなどで転校の予定がありましたら、分かった段階で早めに担任までお話しいただけると助かります。


校庭では「増やし鬼」など鬼ごっこが


教室でも班ごとにゲームをしました

11月22日(火曜日) 【花バス車内放送者の抽選会】


封筒を準備して抽選しました

 昨日の振替休業日はいかがお過ごしだったでしょうか。学習発表会の疲れが出たかもしれません。中には平日の休みを使って出かけたご家庭があるかもしれません。今朝、校門に立っていたら、1年生の子どもが出かけた話をしてくれました。11月も残すところ1週間です。これからは気持ちを切り替え、2学期のまとめに取り組みます。
 さて、今日は中休みと昼休みを使って、花バス車内放送者の抽選会を行いました。保谷第一小学校からは12名が、花バスの停留所の名前を言う車内放送者になれるのですが、その希望者に全学年からの申し込みがありました。その数は約90名です。子どもたちのやる気に感心します。しかし、12名を決めなければなりません。そこで、抽選会となりました。各学年から2名の放送者を決めることにしました。学年ごとに申込者が校長室に集まります。中休みは4年生と5年生の抽選を行いました。くじは写真のように封筒に入っていて、中は見えません。中に四つ折りの紙が入っていて、放送者になれる封筒の中の紙には「代表者」と書かれています。それ以外の封筒の紙には何も書いてありません。プロ野球のドラフト会議の抽選のようになっています。
 くじを引く順番は子どもたちがじゃんけんで決めました。始めにくじを引いたから代表者のくじを引けるわけではありません。また、欠席者がいる学年は、残ったくじを欠席者のくじとしました。ちなみに5年生で代表者のくじを引き当てた子どもたちは、終わりから2番目と3番目の子どもたちでした。子どもたちからは「残り物には福がある」という言葉も聞かれました。その後、昼休みの時間には3年生と6年生、木曜日と金曜日で1年生と2年生のくじ引きを行います。残念ながら今回車内放送ができなかった子どもたちには、また何か違う機会でその積極性を生かしてあげたいと感じました。下の写真は午後に4年生で行った車いすバスケットボールの学習の様子です。


パラリンピアンを迎えて


実際に車いすに乗って

11月19日(土曜日) 【学習発表会】


放送室からの放送での開会式

 本日はご多用の中、多くの保護者の皆様に学習発表会を鑑賞いただきました。ありがとうございました。子どもたちは今日の日を迎えるまで、様々な時間を使って準備と練習を重ねてきました。練習の様子を見てきましたが、どの学年も学習発表会のテーマのように、力を合わせよい発表にしたいという気持ちが伝わってくるものでした。本校の子どもたちはコロナ禍であっても、多くを学びながら素直に思いを表現し、また、純粋によりよくなることを目指す子どもたちです。もちろんそうなるためには、各ご家庭でのご協力が多々あったと思います。これまでのお力添えをありがとうございました。今日の子どもたちの姿はご家庭の協力があってのものと思っています。改めて保護者の皆様にお礼申し上げます。
 発表はいかがだったでしょうか。学習発表会では子どもたちの感じたことを自ら考え表現することも多く、高学年になれば、発表内容や劇仕立てのシーンは、台本も子どもたちが作っています。自ら学ぶその過程で、子どもたちは多くのことを感じ、学んでくれたと思います。学習発表会は初めての試みです。また、3年ぶりの学年一つになっての体育館での発表です。学芸会の劇とは異なります。不手際もあったかと思いますが、ご理解とご容赦いただければ幸いです。
 今日はどんな表情で子どもたちは帰宅したでしょうか。うまくいったと満足する様子、失敗したと残念がる様子、様々だと思います。保護者の皆様におかれましては、どうぞ子どもたちを大いに褒めてください。子どもたちのやる気や達成感は、次の課題克服への原動力になります。今日の学習発表会を通して、保谷第一小学校の子どもたちがさらに自信を付け、自ら進んで何事に対しても挑戦し、力を発揮しようという気持ちにさせてやりたいと思っています。


控室で出番を待っている1年生


6年生の全員合奏

11月18日(金曜日) 【学習発表会(児童鑑賞日)】


1・2年生がお互いに鑑賞しました

 今日は1・2校時に1・2年生が、3・4校時に3・4年生が、5・6校時に5・6年生がお互いの発表を見合う児童鑑賞日です。朝の開会式では私から子どもたちに話をしました。一つは今年のテーマに関わる「協力」の話です。学習発表会は一人ではできません。子どもたちは教員と共に学習発表会に向けて様々なことを相談したり考えたりしてきました。子どもたちが互いを認め励まし合い、力を合わせた結果が当日の発表になります。そのことを伝えました。また、お互いの発表から学び合い、よさを感じてほしいということも伝えました。これまでの発表を見ていて、子どもたちは自分なりに楽しみながら学んだことを発表する様子があります。発表や表現することに不安を感じている子どもたちも、一生懸命に努力をしていました。これまでの自分からどこまで引き上げられたか、結果だけでなくそんな視点で見ることも大切です。保護者の皆様もぜひ見守りつつ学習発表会をお楽しみください。明日のご来校をお待ちしています。
 さて、このところ学習発表会の話題が中心でしたが、校内のトイレの工事も進んでいます。写真は4年生の男子トイレの様子です。新しい便器が付きました。水も自動で流れるようになりました。また、入り口の手洗い場も自動水栓になりました。床も張り替えられ、きれいになっていますが、個室の仕切り戸などは以前のものを使っています。全面的な改修とはなりませんが、臭いなどの要因になる便器が変わったことでより使いやすいトイレになるのではと工事を見守っています。前にもお伝えしたように、校内のトイレは期間をずらしながら工事をしているので、完成は2月末の予定です。再来週からの保護者会や3学期の土曜授業公開などでご来校の際に、トイレの様子を見てください。


ピカピカの便器


手洗い場の自動水栓

11月17日(木曜日) 【学習発表会始まるよ集会】


代表委員の司会で「始まるよ集会」

 保谷第一小学校は、行事を行う時に「始まるよ集会」をすることが恒例になっています。今朝はタブレットを使ったオンライン中継で「学習発表会始まるよ集会」を行いました。まず、司会の代表委員から、今回の学習発表会のテーマ「みんなで協力して すてきな発表を作り上げよう!」の確認がありました。これまで各学年の取り組みを見てきましたが、子どもたちはそれぞれ個性を発揮しつつ、よく協力をしていたと思います。
 その後、プログラム順に各学年の発表の紹介を写真のように子どもたちがしました。1分以内で紹介をするのですが、どの学年もコンパクトに、そしてそれぞれの発表の見どころや発表で伝えたいことをうまくまとめていました。紹介を見ながら、この紹介も保護者の皆様にお見せしたかったと思いました。テレビで流れるコマーシャルのように、なかなかよくできているからです。今回は録画をしていませんでした。また、改めて撮影する余裕はないのですが、次回は発表と発表の合間などで、こんな映像も流せたら、子どもたちのがんばっている姿や、発表を見る視点を保護者の皆様に感じていただけるのではないかと思いました。初めての試みの「学習発表会」です。終わった時に様々振り返り、次につなげたいと考えています。
 明日はいよいよ児童鑑賞日です。今回は全校が体育館に集まっての鑑賞は難しいので、低学年同士、中学年同士、高学年同士でお互いの発表を見合います。広い会場で全学年の子どもたちが一緒になってお互いの発表を見合い、全員でその頑張りをたたえ合うことができたらどんなによかったか。この3年間、このことが悩ましく悔しい気持ちになるときもあります。土曜日は保護者の皆様のご来校を心よりお待ちしています。


「のはらうた」 2年生


「じゅげむ2022」 1年生


「世界に一つだけの花たば」 3年生


「I LOVE 地球 SDGs83」 4年生


「Go for the world!!」 5年生


「未来 〜僕たちの6年間〜」 6年生

11月16日(水曜日) 【今日の練習の様子】


「のはらうた」エンディング 2年生

 今日は昨日と違って暖かな日となりました。校庭でも子どもたちは元気に体育をしたり遊んだりしています。一方、体育館では2年生、1年生、6年生が学習発表会の練習をしました。
 2校時に2年生の練習を見ました。詩集「のはらうた」がテーマです。様々な動物や植物に扮した子どもたちが登場します。背景の絵も詩の題字も、衣装の帽子や身に付ける小道具も子どもたちが図工の時間などを使って作りました。学習発表会に向けての取り組みを通して、国語の音読が上手になったという話も聞きました。発表では様々な詩が語られ、最後に音楽専科が作った「のはらうたの歌」を全員で歌います。動物や植物などの気持ちを込めて表現する子どもたちの姿を楽しみにしていてください。
 4校時には1年生の練習を見ました。以前もご紹介しましたが、1年生は落語の「寿限無」を題材にしています。長い名前を皆で言うところは合わせることが難しく、リズムを刻む役の子どももいますが中々大変です。1年生にとって、高度なことに挑戦していると感じます。子どもたちと話をした時に、土曜日にお家の人に見せることを楽しみにしている様子を感じました。1年生109人の力を合わせた発表をお楽しみください。
 5校時は6年生の練習を見ました。発表内容を子どもたち自身が組み立てた発表が6年生の発表です。6年間の学びの総まとめを表現しています。本来であれば卒業間近にするような発表内容です。卒業4か月前のこの時期に気持ちを作って発表をするところに感心しました。また、残りの4か月の意気込みも感じました。手作り感が満載ですが、6年生の小学校生活総まとめの学習発表を保護者の皆様、どうぞ楽しみにしていてください。ビデオに記録しておくと小学校生活の思い出になると思います。


「寿限無 寿限無 五劫のすりきれ・・」


練習後の反省会 6年生

11月15日(火曜日) 【2時間続きの練習】


3年生のダンスの様子

 今日は朝から雨でずいぶんと気温が下がりましたが、中休みには雨も上がりました。校庭は水たまりもありましたが、場所を選んで子どもたちは上手に遊んでいました。
 さて、今日は3年生と4年生と5年生が2時間続きで体育館を使って学習発表会の練習をしました。私も各学年の練習後半の通し練習を見ました。学芸会とは違って様々な発表を組み合わせて披露する学年が多い学習発表会です。そのため隊形変更など子どもたちの入れ替えに苦労する様子が見られます。残りの数日を使ってより発表内容が観客に伝わるよう工夫してくれればと思っています。2時間目に見た3年生は、金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」とSMAPが歌ってヒットした「世界に一つだけの花」を軸に個性の尊重をテーマにした発表となっています。劇やダンス、そして合奏と、多様な発表で子どもたちが活躍する姿を見せてくれます。当日に向けさらに子どもたちに輝いてほしいと思いました。
 4年生は総合的な学習で学んできたことを中心にSDGsについて発表します。それぞれのグループが学んだテーマについて劇仕立てで発表をしますが、どれもが実際に経験した学習内容だけに説得力があります。時間は予定時刻ぎりぎりで、それだけ想いの詰まった発表になっています。時間を短くしようとすると早口になってしまうところもあり、担任と子どもたちは悩みながら発表をどうまとめるか考えています。
 5年生はこれまで総合的な学習の時間などで調べてきた世界の国々の紹介をします。自分たちで内容を考え、ロシアやイギリス、中国、アメリカ、ケニアなど様々な国や地域をレポーターが訪れ、体験の様子を劇のようにして表現しています。台本など苦労した様子がよく分かります。マスクをしての発表は難しく、内容を伝えることに苦労をしていましたが、5年生なら当日までさらに頑張ってくれるだろうと思っています。


4年生のSDGsの発表


イギリスの世界遺産を訪問 5年生

11月14日(月曜日) 【放課後の過ごし方】


帽子をかぶって準備完了 2年生

 今週末の金曜日と土曜日は学習発表会です。行事が近づくと、どうしても子どもたちは落ち着かなくなります。教員も慌ただしく準備をしています。こんな時は要注意です。
 先週の後半に保護者の皆様や地域の方、近隣小学校から放課後の遊び方でご連絡や情報提供をいただきました。それは遊ぶ時間と場所、遊び方についてです。これから配る「冬休みの生活について」でも書いていますが、市の防災無線を使って流れる夕焼けチャイム(現在は16時30分)が鳴ったら、遊びをやめて家に帰るよう指導をしています。しかし、先日いただいた連絡では、時に6時過ぎでも公園や道で叫び声をあげて遊んでいる様子があるというものでした。また、時に他人の家の敷地に入っている様子もあるようです。他校とトラブルになりそうだった話も聞いています。習い事が終わった後に遊んでいるのかもしれませんが、暗くなってからの遊びはけがをしやすくなりますし、不審者に遭遇してもいけません。さらに叫び声や他人の家の敷地に入っての遊びは、近隣の方々にもご迷惑になります。他校の子どもたちとも上手に遊んでほしいです。お話の様子から、どうやら様々な場所で心配な様子があるようです。そこで給食の時間に私から子どもたちに話をしました。放課後は校庭開放や児童館などの活用も考え、帰る時間や遊ぶ場所、遊び方に気を付けるよう伝えました。夕方の教職員の打ち合わせでも改めて確認をしましたが、ぜひご家庭でも放課後の帰宅時間や遊ぶ場所、遊び方についてお声を掛けてください。ご自身のお子様でなくとも、気になる様子を見かけたら声を掛けていただけるとありがたいです。
 さて、今週は学習発表会に向けて練習の仕上げです。明日と明後日は各学年の練習を少し時間かけて見ようと考えています。学年によっては子どもたちが自ら考え発表内容を組み立てています。子どもたちが練習の時に知恵を出し合い、力を合わせて工夫をする様子は学習発表会のよさの一つです。そんな姿が見られればと思っています。


練習に出発! 2年生


トイレ工事も進んでいます

11月11日(金曜日) 【SDGsメニューと自転車道のステッカー】


4年生が考えたSDGsメニュー

 4年生は総合的な学習の時間で、SDGsについて学んでいます。学習発表会でもその様子を披露します。「飢餓をゼロに」の目標に取り組んでいるグループは、給食の残菜をゼロに近づけようと献立を考えました。もちろん、残菜をなくすために無理に食べるという発想ではなく、野菜が苦手な人にも適量が食べやすいようにと肉汁うどんにいろいろな野菜を入れてみたり、完食を応援する意味でデザートにきなこと磯部の2色餅を用意してみたりと、食べたいという気持ちになるよう工夫を考えました。栄養士に昨日の残菜の様子を聞くと、残菜はいつもの10分の1ぐらいだったということです。うどんは全校全ての残菜を集めても3人分ぐらいしかなかったと言っていました。今日は秋刀魚の筒煮でしたが、昨日の影響か、残菜は少なめだったそうです。子どもたちに食べ物を大切にする気持ちが育ってくれたのであればとてもうれしいです。
 さて、長い間行っていた伏見通りの歩道と自転車道の補修工事がおおよそ終わりました。時間はかかりましたが、自転車道と歩道との境が分かりやすくなりました。また、写真のように、東門の前の自転車道にステッカーが貼られました。これまではなかったものです。1学期の「社会を明るくする運動」のあいさつ運動の時に、子どもたちが横断歩道から校門に入る際、自転車の往来が心配だという話を市長さんや警察署長さんにしたところ「何か表示をしたいですね」とお話をいただいていました。かなり目立つステッカーが道路に貼られました。お陰で、子どもたちが横断歩道を渡り始めると、このステッカーのところで子どもたちを待ってくれる自転車が増えました。大変ありがたいことです。環境を整えつつ、子どもたち自身も登下校の歩行の仕方をきちんと考え安全に過ごしてほしいと思います。
 学習発表会まであと1週間、来週は各学年で発表の仕上げになっていきます。


自転車道に目立つステッカーが


横断歩道を渡り終わった場所から見ると

11月10日(木曜日) 【学習発表会の練習 その2】


節水について説明をする4年生

 昨日は朝の時間を使って4年生から6年生の子どもたちにオンラインの読み聞かせがありました。高学年向けの絵本でした。どのクラスも興味深げに話に聞き入っている姿を見ることができました。ボランティアの保護者の皆様、ありがとうございました。
 さて、本日も学習発表会の様子をお伝えします。1校時は4年生が体育館で練習をしていました。4年生は「I LOVE 地球 〜未来は僕らが守る〜 SDGs83」という題で発表をします。これまで4年生は総合的な学習の時間でSDGsの学びを深めてきました。その成果を劇で発表します。節水など、自分たちにできることを考え学校全体を巻き込んで活動してきた4年生です。実践に裏打ちされた発表が楽しみです。
 5年生は「GO for the world!! 〜世界を知って、仲良くなろう〜」という題で発表をします。5年生は総合的な学習の時間で世界の国々などについて調べて学んできました。個人で調べたときには、多くの地域や国がありましたが、発表では国や地域を絞って、調べたことを劇を通して発表します。写真は「ケニヤ」についての発表の1シーンです。スワヒリ語で「ジャンボ」と挨拶を交わしていましたが、この挨拶は観光用の面があり、実際の挨拶はもっと複雑です。子どもたちが自ら調べたことをもとにまとめます。どうぞご理解ください。どのような国や地域があるか楽しみにしていてください。
 6年生は「未来 〜僕たちの6年間〜」という題名で、小学校生活を振り返る発表をします。自らの6年間を子どもたち自身の考えとアイデアでまとめています。写真は1階にある6年生の掲示板です。ここに、6年生は各グループの発表に対する意見を付箋で貼っています。例えば「お客さんに顔を向けて話す。そして大きな声で表情ははっきりとさせる!」のようなアドバイスです。具体の演技についても書かれていました。さすが最高学年、互いに高め合う6年生です。


挨拶を交わして話を聞きます 5年生


学習発表会に向けた掲示板 6年生

11月9日(水曜日) 【学習発表会の練習】


「のはらうた」 2年生の様子

 各学年、体育館での練習を行っています。昨日の1校時は2年生が体育館で練習をしていました。2年生は野原の住人が語る詩「のはらうた」を題材にしています。子どもたちの好きな詩集です。子どもたちが野原の住人になりきって語りますが、私が見に行った時は、最後の「くぬぎ」の部分を練習していました。詩の言葉は大変味わい深く、そのよさを見ている人に伝えることはなかなか難しいことです。どうしても台詞が早くなったり声が小さくなったりします。練習を続けながら詩の世界にどんどん入っていってほしいなと思いました。
 2校時は3年生が練習をしていました。3年生は「世界に一つだけの花たば 〜みんなちがって、みんないい〜」という題で合奏や歌唱、群読、ミニ劇などに挑戦します。私が見に行った時にはちょうど全員で金子みすゞさんの「わたしと小鳥とすずと」を群読しているところでした。全員で合わせる部分は難しいのですが、声をよく出していました。音楽に劇に群読と盛沢山の3年生です。全体練習の後はそれぞれの役割に分かれて練習をしていました。発表に向けて意欲的に練習している子どもたちが印象的でした。
 3校時は1年生が練習をしていました。1年生は「じゅげむ2022」という題で、落語絵本「じゅげむ」をもとにして、劇や群読や歌に挑戦しています。中央舞台や左右の舞台を使いながら、また、場面によって音楽に合わせて隊形を移動しながら演じます。ちょうど名前を付けるシーンを練習していました。あの長い名前を覚えた1年生に注目です。この半年でずいぶんと成長したと感じました。学習発表会は学芸会とは異なり、日常学んできたことを生かして発表をします。そのため、4年生以上はその内容も自分たちで考えています。台本のある劇とは違います。学芸会と比べて戸惑うかもしれません。主体的に発表を作ろうと頑張っている子どもたちを応援してあげてください。


3年生のミニ劇の一場面


長い名前が決まりました 1年生

11月8日(火曜日) 【わくドキ読書(2・4年生)と歯磨き指導】


「わくドキ読書」楽しいね 2・4年生

 今朝は朝の時間を使って2年生と4年生が「わくドキ読書」を行いました。10月18日に1年生と6年生が行いましたが、今日は少し特別です。なぜなら、4年生は初めて本を選び、下学年に読んで聞かせるからです。少し緊張気味の4年生です。そして、皆真一生懸命です。きっと読む練習も頑張ったのでしょう。そんなことが伝わりました。
 時間も限られているので本は絵本が多いです。「バムとケロのにちようび」「ともだちや」「すきなことにがてなこと」「おじさんのかさ」「ちゃんとたべなさい」など様々な本が選ばれていました。あるグループは本を読み終えたあと、本について4年生が2年生に話したり、感想などを聞いたりしていました。せっかくの機会を大切にしていることが分かりうれしくなりました。「レインボー班」もそうですが、同じ学年の子どもたちだけではなく、異学年の子どもたちと関わることは子どもたちの成長によい影響を及ぼします。下学年はあのようになりたいという憧れの気持ちを持ちますし、上学年は下学年の子どもたちのことを思い優しく接します。そのような中で、様々な人との関わり方を学びます。これからもこのような活動は大切にしたいと考えます。
 さて、2校時からは4年生のクラスで歯磨き指導がありました。西東京市から歯科衛生士さんお二人がいらしてくださいました。子どもたちは大型テレビとカード、そして模型の「歯」などを見ながら、歯だけでなくあごのことなども含めて日頃から意識したいことを学びました。歯科衛生士さんから合言葉「あいなのだ」が示され、「あ あごが成長して歯並びがよくなる」など、よく噛んで食べることのよさなどの話がありました。復習クイズでは虫歯になりやすいところなどが出されていました。食事の仕方や歯磨きの仕方など、今日の学習を意識してほしいと思います。


教室でグループを作って読み聞かせ


「あいなのだ」覚えたかな? 4年生

11月7日(月曜日) 【保護者によるオンラインの読み聞かせ】


集中してお話を聞いています 1年生

 明後日9日で学校の読書旬間は終わりますが、残りの3日間も読書に関わる活動が盛りだくさんです。今日は保護者のボランティアの方に1年生から3年生の子どもたち向けにオンラインで読み聞かせをしていただきました。子どもたちと直接向き合った読み聞かせをお願いしたいところですが、新型コロナの感染状況も少し警戒した方がよさそうです。教育活動と感染防止、そのバランスは難しいといつも感じます。
 写真は教室での子どもたちの様子です。画面を一生懸命見ながらお話を聞いていました。今日のお話は「まいごのどんぐり」と「ことばコレクター」です。「まいごのどんぐり」の読み聞かせの時に1年生の教室をのぞきました。1年生の子どもたちは生活科でどんぐり拾いをしています。どの教室も大型テレビの画面に見入っていました。子どもたちは本を読んでもらうことが好きなことがよくわかります。「ことばコレクター」は様々な言葉を集めて言葉の面白さを感じた子どものお話です。お話を聞いて子どもたちがこれまで以上に言葉に敏感になってくれればうれしいです。気持ちのよい言葉をたくさん集めて学校中に巻いてほしいと思いました。ボランティアの保護者の皆様、本当にありがとうございました。
 さて、明日、11月8日は満月ですが、月が地球の影に隠れる「皆既月食」があります。月食中に天王星が月に隠される現象も起きることがニュースになっていますが、天王星は6等星ほどで、暗い場所でぎりぎり肉眼で見える明るさです。肉眼での観測は難しいと思います。双眼鏡や望遠鏡があれば観測は可能です。月食は午後6時9分に東の空で始まり、午後7時16分から8時42分が皆既月食で、東の空に赤い月が見えると思います。子どもたちに見せるにはちょうどよい時間だと思います。晴れたら東が開けている場所でぜひお子様と月を眺めてみてください。


お話は「まいごのどんぐり」と


「ことばコレクター」です。ありがとうございました。

11月4日(金曜日) 【社会科見学 5年生】


人数確認 整列して出発だ 5年生

 今日は5年生が校外学習に出かけました。大変残念なのですが、私は午後に出張が入っていて5年生と一緒に出掛けることができません。代わりに副校長に引率してもらいました。今回5年生が見学をするのはヤマトホールディングスの「ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム」と北の丸公園にある「科学技術館」です。5年生は社会科で日本の国土のことを学ぶとともに、日本の産業、食料生産や工業生産、情報産業などの学習をしています。また、生活を取り巻く環境についても学習内容です。産業と物流については密接な関係があります。私たちの生活に身近な宅配便について学ぶことで学習内容が深まると思います。
 昼食は北の丸公園で食べます。午後に見学をする「科学技術館」はこの北の丸公園内にあります。科学技術館は大変歴史があり、1964年(昭和39年)に開館しています。現代から近未来の科学技術や産業技術に関する展示があります。その内容は時代とともに更新されてきたと思います。なぜなら、私も小学生の時に科学技術館に何度か行っていて、その時にはロボットなどが展示されていたことを記憶しているからです。今では当たり前になっている科学技術が50年前は近未来の科学技術として紹介されていたのだろうと思います。 展示物は見たり触ったりして楽しむ参加体験型のものが多いです。最近は訪れたことはありませんが、子どもたちがどのように未来の科学技術に親しんでくるのか楽しみです。
 さて、学習発表会まで2週間となりました。これまで準備にご協力をいただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。子どもたちが学習発表会に元気に参加できるよう体調を崩していないか見ていただき、必要に応じて早めに休ませてあげてください。会場の準備も進み、来週は練習も本格的になってきます。


行ってきまーす!


天気がよく見学日和です

11月2日(水曜日) 【読書バイキング】


みんな真剣にお話を聞いています

 コロナ禍になって昨年度まではやめていた読書バイキングを今年度は行うことにしました。この取り組みは教員が事前に読む本を決め、教室に集まってきた子どもたちに読み聞かせをするものです。
 流れは次のようになっています。子どもたちには事前に「読書バイキングマップ」という校内の地図を渡します。地図には教室ごとにその教室で読まれる本の題名が書かれています。例えば、1年1組「たまごのはなし」1年2組「たいらばやし」1年3組「ヘンテコクレヨン」1年4組「これはボール」といった具合です。しかし、誰が読むかは書いてありません。子どもたちは本の題名を見て、聞きたいお話の教室に8時30分までに集まります。そのため、1年生から6年生まで教室で一緒にお話を聞きます。8時30分になるとカウントダウンが行われ、その本を読む教員が教室に登場といった仕組みです。読み聞かせは10分程です。
 私も2年4組で子どもたちに読み聞かせをしました。本は灰谷健次郎さんの「ろくべえまってろよ」というお話です。穴に落ちてしまった犬のろくべえを1年生の子どもたちが助けようと考えるお話です。私の教室は少なめの10人程度のお客様でした。ゆっくり読むとちょうど10分ぐらいのお話です。最後に穴から助けられたろくべえのページで終わると、みんな拍手をしてくれました。
 他のクラスの様子を見に行くことはできませんでしたが、読書バイキングが終わり教室に戻っていく子どもたちの表情を見ていると、どの子どもたちも満足そうでした。読書旬間で本に親しむ雰囲気を高めています。来週はボランティアの保護者の皆様の読み聞かせ、2年生と4年生の「わくドキ読書」もあります。子どもたちには読書旬間を終えてもぜひ本を読み続けてほしいと思っています。


6年生の教室では1年生の先生が


担任以外の専科教員も大活躍

11月1日(火曜日) 【読書旬間メニュー】


廊下には本の紹介を掲示しています

 11月になりました。すでにご案内していますが、保谷第一小学校は11月9日(火曜日)までを「読書旬間」として様々な取り組みをしています。毎年、栄養士が企画をしてくれている「読書旬間 給食メニュー」もその一つです。
 今年は10月27日の「秋鮭の味噌マヨ焼き」からスタートしました。このメニューは科学絵本「ピリカ、おかあさんへの旅」という本を題材にしています。海で暮らすメスの鮭ピリカが、懐かしい匂いと不思議な呼び声に誘われて、自分の生まれた川に帰る物語です。科学的な視点も大事にされている絵本で、だんだんとお母さんになっていくピリカの賢明な様子が力強く描かれています。給食では、ピリカの故郷の北海道の川でとれた秋鮭を使っています。
 今日は「きつねのホイティ」というお話からの献立です。ホイティは食いしん坊で、村に住む3人のおかみさんと知恵比べをするお話です。おかみさんたちは料理が得意です。ホイティがおいしそうに食べた野菜のカレーや魚のフライ、そしてお菓子がどのようなものかを考え、栄養士がメニューにしてくれました。そのため、今日は「ほうれん草キーマカレーライス」「白身魚のスパイスフライ」「フルーツヨーグルト」の3品が読書旬間メニューです。明日は「つきよのキャベツくん」からの「ソースとんかつ」です。このお話ではとんかつの「ブタヤマさん」が登場します。ちょっと不思議なお話です。11月の献立表をご覧いただくと分かりますが、8日(火曜日)まで合計5回の読書旬間メニューがあります。すべての本は、図書室に展示されています。また、廊下には本の紹介が掲示されています。私はこれまで栄養士がこのような工夫をしてくれている学校にいたことはありませんでした。教職員が皆で子どもたちの教育のことを考えている。学校としてとてもいいことだと思っています。


秋鮭の味噌マヨ焼きと白和え


ほうれん草キーマカレーライス他

10月31日(月曜日) 【トイレの改修工事始まる】


4年生の教室前のトイレの様子

 先週の金曜日から校舎内でトイレの改修工事が始まりました。工事は3階東側、4年生前の男子・女子のトイレ、2階東側、2年生前の男子のトイレから始めました。11月の中旬からは2階東側、2年生前の女子のトイレを、11月の下旬以降に1階東側、1年生前の男子・女子のトイレの工事を始めます。
 長年、保護者の皆様にご意見をいただき、西東京市でも検討していたトイレ改修工事ですが、今回、床の乾式化への改修、便器の洋式化の促進(これまで和式だったトイレの多くが洋式になります。)、LED照明器具取替え、手洗いの自動水洗化などが行われます。工事が一気にできればいいのですが、そうなると校内のすべてのトイレが使えなくなってしまいます。それでは子どもたちが困ります。そこで、先ほどご紹介したように、場所を区切って工事を進めます。そのためどうしても時間がかかります。おおよそ2学期中をかけて学校の東側の1階から3階のトイレの工事をします。3学期の2月末までに西側の1階から3階のトイレの工事を行います。工事期間中は他の場所のトイレを使うようにします。現在の予定では2月の終わりまでには全てのトイレの改修工事が終わる予定です。保護者会などにいらしたときにその様子を見ていただけると思います。しばらくの間、子どもたちには休み時間に使うトイレの場所を工夫してもらいます。
 今朝はリモートで全校朝会をしました。私からはあと3週間に迫った学習発表会に向けての気持ちについて話しました。その後、担当の教員から11月の生活目標「進んで仕事をしよう」についての話、最後に計画委員から学習発表会のスローガンの発表がありました。スローガンは「みんなで協力して すてきな発表を 作り上げよう」です。各学年の練習も進んでいます。当日に向けみんなで力を合わせてほしいと願っています。


学習発表会のスローガン発表


少し前のあいさつ当番 5年生ありがとう

10月28日(金曜日) 【社会科見学 3年生】


昔の都電にも乗りました 3年生

 今日は3年生が小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」と東伏見駅南側にある「下野谷遺跡」などの見学に出かけました。4年生の社会科見学は寒くて子どもたちにつらい思いをさせましたが、今日はよく晴れ、見学日和でした。
 まずは江戸東京たてもの園を目指します。伏見通りを南下するので、途中、午後に見学をする下野野遺跡の近くを通過し、五日市街道を使って小金井公園に向かいます。私は2組の2号車に乗りました。3年生は国語で「ちいちゃんのかげおくり」で空襲について理解しています。西東京市と接している武蔵野市には第2次世界大戦中に零戦を作っていた中島飛行機武蔵製作所の工場があり、何度となく空襲を受けています。そのため、現在の西東京市内にも爆弾が落ちて亡くなった人がいます。小金井公園に向かう途中にそんな話もしました。空襲で亡くなった人の慰霊碑が東伏見稲荷神社にあるので、その場所も西東京市の学芸員の方に午後に教えてもらいました。
 小金井公園ではグループで様々な建物の見学をしました。3年生にとって子どもたちだけのグループで、時間を意識しながら見学をするのは初めてです。たてもの園は外部と遮断されているので、園内から出ることはありません。初めてのグループ学習にはぴったりの場所です。しおりなどを使いながら様々な建物の見学を子どもたちはしました。集合時刻に送れるグループがなかったことは大変立派でした。お昼は小金井公園内で食べました。早めに食べた子どもたちは広い野原で思い切り走り回っていました。午後は西東京市の学芸員さんの説明で東伏見稲荷神社や下野谷遺跡を見学しました。歴史の学習は6年生ですが、国指定の下野谷遺跡のことを知っておくことも大切だと思います。1日中の見学で疲れたと思います。週末はゆっくり休ませてあげてください。


昔の街並み 様々なお店を見学


見学に際して問題も出しました


青空の下でお弁当


この下に縄文時代の遺跡が・・・

10月27日(木曜日) 【読書旬間】


「読書の記録」を準備中 2年生

 今日から11月9日間まで全国の読書週間に合わせて、本校でも「読書旬間」を行います。秋のこの時期の読書週間は、戦後間もない昭和22年に始まっています。現在でも読書週間は11月3日の文化の日を中心とした2週間で行われ、今年で76回目となります。今年の標語は「この一冊に、ありがとう」です。
 本校でも図書委員会による「読書集会」を行ったり、全学年に読書記録カードを配布し、子どもたち自ら読書の記録を付けたり、兄弟学年で上学年が下学年に対して読み聞かせを行う「ワクドキ読書」を行ったり、11月2日には教職員が子どもたちに読み聞かせを行う「読書バイキング」を計画したりしています。また、3年ぶりに11月7日と9日に保護者のボランティアの方のご協力で、読み聞かせを行う予定でいます。様々な状況があるので、今年は校内の別室からリモートでの読み聞かせとなります。ご協力をありがとうございます。子どもたちには日頃から本には親しんでほしいと願っています。そのため上記のように今年もそのきっかけになるようなことをあれこれ進めます。また、保護者の皆様にお力をお貸しいただくものもあります。それが「親子読書のすすめ」です。
 子どもたちを本好きにする秘訣は、読書環境を整えることと、親がたくさん本を読んであげることと言われています。日頃からご多用と存じますが、よろしかったらぜひ親子読書に取り組んでください。もちろん高学年に読み聞かせをすることは、発達段階から考え難しいと思います。その代わり、親子で同じ本を同時期に読んで感じたことを話し合ったり、それぞれが異なる本を読んで、互いにその本の感想を言ったり本の紹介をしたりすることもできます。学校とご家庭で読書旬間の機会をうまく使いながら、子どもたちが本に親しんでくれると嬉しいです。


図書委員さんが本の貸し出しを


読書集会の事前練習

10月26日(水曜日) 【ゲーム・ネットへのかかわり方 大丈夫ですか?】


校庭の土の温度測定 3年生

 先日、2年生の男子数人に「校長先生、フォートナイトって知っている?」と聞かれました。オンラインのゲームだということは知っていますが、私はやったことがありません。そのことをつたえると、「バトルをするゲームで残るといいんだよ。」と教えてくれました。さらに課金もしているという話でした。他の子が「2年生は(年齢で)遊べないよ」と言ってくれましたが、「おうちの人がいいと言っているから大丈夫」と返事をしていました。私から「課金をすると、お家の人が困るよ。」と伝えましたが、こちらも誕生日でもらったからと話します。様子を見ていて、子どもたちのするゲームが今どのような状況にあるのか心配になりました。
 SNSやオンラインゲームなどのことについて、毎年「校長室より」や学校だよりでお伝えしていますが、ネット上のトラブルは年々低年齢化しています。また、複雑化し保護者にも見えにくく、分かりにくくなっています。気が付いた時には、保護者自身がどうしていいかわからない状況になることもあります。早い段階からネット社会の経験をさせたいというお考えがあるかもしれませんが、ネット上には善人ばかりではありません。言葉巧みにだまそうとする人間もいます。その判断を全て子ども任せにするのは無謀です。ネットのよさや問題点をきちんと理解させ、最低でもペアレンタルコントロールで保護者として自分の子どもの発達段階に応じた制限をするべきです。
 オンラインゲームなどはご家庭の考えと責任において行うものですが、学校もタブレット端末を活用しながら様々なスキルを高めています。今後も使い方の指導は続けますが、子どもたちの実態調査や保護者の皆様への意識調査をすることも考えています。自主性の名のもとの放任だけはしない。使わせるなら子どもたちに寄り添うようにしたいものです。


少し前のあいさつ当番の様子


5年生の皆さんありがとう!

10月25日(火曜日) 【社会科見学 4年生】


雷門の前でボランティアさんと 4年生

 今日は4年生の社会科見学です。4年生は社会科で東京都のことを勉強しています。市部に住むと東京都東部に行く機会はやはり少なくなります。そこで今回は「浅草」と、東京都だけでなく、近県まで見渡せる「東京スカイツリー」に行きました。
 バスはほぼ予定通り浅草に到着しました。浅草寺近くでバスを降りて二天門から浅草寺の境内に入ります。浅草は思っていたよりすいていました。午前中は1グループに1名の観光ボランティアの方々にお世話になりながら、11時30分近くまで浅草について学びます。例えば浅草寺には樹齢800年といわれるイチョウの木があります。浅草寺の神木のこのイチョウですが、源頼朝が浅草寺を訪れたときに指した枝から芽が出たと伝えられています。昭和20年の東京大空襲で大半が焼けましたが、その苦難を乗り越え今でも葉をつけています。大切にされているとのことでした。このように浅草寺を中心に仲見世通り、雷門など観光名所も含め、詳しく説明をしてくださいました。寒い中でしたが、子どもたちはボランティアの方々の話を聞き、メモを取っていました。子どもたちのしおりには「ようこそ 浅草へ(クイズ)」というページがあります。見学を通して様々なことを学んだと思います。興味がありましたらお子様と一緒に挑戦してみてください。
 お昼は駐車場の関係で、隅田川近くの小さな公園で食べました。あまりにも寒いので、食べ終わり次第バスに乗り込みスカイツリーを目指しました。スカイツリーは展望台が2つありますが、今回は地上350mの展望デッキで景色を楽しみます。天気が気になっていましたが、富士山までしっかりと見ることができました。子どもたちは近いところでは浅草寺を見つけたり、また、新宿やディズニーランド方面を見たりと思い思いの方角の景色を楽しんでいました。かなり寒い1日でしたが浅草とスカイツリーで様々なことを学んでくれたら嬉しいです。


浅草寺の説明を聞く子どもたち


大きなわらじも見ました


スカイツリーから景色もよく見えました


社会科見学楽しかったかな?

10月24日(月曜日) 【めぐみちゃんメニュー】


先週金曜日の給食 美味しかったね

 西東京市産業振興課の取り組みで、市内産の農作物を使用した飲食物を市内の飲食店の協力を得てメニュー化する「めぐみちゃんメニュー」の紹介を1学期にしました。「校長室より」でも5月17日にお伝えしました。本校の多くの子どもたちが応募してくれてとてもうれしくなりました。その中のいくつかが実際に市内の飲食店で提供されましたが、先週の金曜日の給食と本日と栄養士が工夫し、めぐみちゃんメニューを給食でも再現して、子どもたちが食べることができました。
 先週の金曜日の献立は「西東京ほくほくセルフサンド」「白菜と鮭のクリーム煮」「さっぱり!ピクルス」でした。その中の「西東京ほくほくセルフサンド」は本校の3年生が考えたメニューです。また、「さっぱり!ピクルス」は青嵐中学校の1年生が考えたものです。それぞれ学校給食用に季節の食材に変えてアレンジしている部分はありますが、とてもおいしくいただきました。
 今日の献立は「野菜たっぷりつけめん」「鯛エビ野菜のイタリアンオーブン焼き」でした。つけめんは本校の4年生が考えたものをもとに、オーブン焼きは青嵐中学校の2年生が考えたものをもとにしています。もともと初夏から夏をイメージしたメニューだったので少し変えていますが、よく考えたメニューだと感心しました。こちらもおいしくいただきました。
 さて、昨日の日曜日は暖かでしたが、今日から気温が下がるとのことです。寒暖差が激しいと体調も崩します。週明けということで本日は欠席のご連絡も多めにいただいています。今週は3年生と4年生の社会科見学があります。どうぞ子どもたちの体調を見守ってあげてください。


今日の給食 めぐみちゃんメニューです


少し前のあいさつ当番 6年生ありがとう

10月21日(金曜日) 【タグラグビー 5年生】


上手にパスを回そう!

 今日は1校時から3校時まで使って、5年生がクラスごとにタグラグビーを経験しました。外部からの講師をお招きして行いました。講師はラグビーの経験がある方です。ボールを前にパスできないラグビーの特性もあります。上手に子どもたちを指導してくださいました。
 タグラグビーとは、腰のベルトにタグ(ビニール製のリボン)を付けることで、普通のラグビーからタックルなどの接触をなくしたボールゲームです。タグを取られないようにしながら楕円形のボールを持って走り、後方にパスをしてボールを進め、相手陣地のゴールラインにボールを持ち込むことで点数が入ります。
 今日はラグビーボールに慣れることや、4人程度の組で動かずにパスを回したり、ゆっくり走りながらパスを回したりと基本的なプレーを経験しました。ボールの形は子どもたちが慣れ親しんだ球ではありません。そのためパスも思うようにできません。変な回転がついていると相手も取りにくくなってしまいます。試合では、腰に付けているタグを取られるとその場で味方にパスを出さなければなりません。そのため、上手にパスを出すことが試合をする上でポイントとなります。最後に短い時間ではありますが子どもたちはゲームをしました。
 3年生は3・4校時に安全マップ作りで地域に出かけました。今年は本校の特性も考え、通学路上の交通事故が起きそうな場所を調べ、より安全に過ごせるようにマップを作ります。グループごとに自宅近くを巡って様々な場所をチェックしました。活動には20名ほどの保護者の皆様にご協力いただきました。ご多用の中、ありがとうございました。


タグを取る練習中


最後に試合をしました

10月20日(木曜日) 【就学時健康診断】


準備は整っています

 明け方は寒かったですが、とてもよい天気です。今日は晴れてほしいと前々から願っていました。午後に来年度1年生の子どもたちの「就学時健康診断」があるからです。よい天気の中、気持ちよく学校に来てほしいと思っていました。
 昨年は10月28日でしたから、今年は1週間ほど早いです。1年生の保護者の皆様は、お子様と受診された昨年のことを覚えていらっしゃるでしょうか。あれから1年が経ちました。この1年を早く感じられたのでしょうか。それとも長く感じられたのでしょうか。今朝校門で1年生の保護者の方とお話をする機会がありましたが、1年が早いとお話しされていました。本日は13時30分から受付開始です。昨年度と同様に受付は体育館で行います。市内各小学校で就学時検診は行われますが、診断日に都合がつかない場合は、他校で受診することが可能です。今日は本校入学予定の子どもたちはもちろん、他校に入学予定の子どもたちも受診します。100名以上のご家庭がいらっしゃいます。来年度の1年生に会えることを楽しみにしています。
 就学時健康診断が行われるため、子どもたちは給食を食べた後、おおよそ13時05分ごろに下校となります。午後は家庭や地域、学童保育で過ごすことになります。今日のように下校の早い日は、たくさん遊べて子どもたちにとっては喜ばしいことです。しかし、気持ちが高ぶって猛スピードで自転車に乗ったり、鬼ごっこなどに夢中になって公園から走って道路に飛び出したりしてはいけません。学校でも声を掛けていますが、遊びに行く前に一声掛ける機会がありましたら気を付けるようにお話しください。


少し前の6年生のあいさつ当番


6年生 ありがとう!

10月19日(水曜日) 【避難訓練で煙体験】


煙の中に入ります 2年生

 天気がすっきりしない日が続いていますが、今日は晴れました。天気が悪いと校庭も遊びにくくなりますが、今日は休み時間に多くの子どもたちが校庭で元気に遊ぶ姿が見られました。天気のよい日に校庭から子どもたちの楽しそうな声が聞こえてくる様子は、小学校らしい風景です。そんな様子を見ていると幸せな気分になります。
 さて、今日は1校時に避難訓練を行いました。授業中に理科室から火災が発生したという想定です。繰り返しですが子どもたちには「おかしも」(おさない かけない しゃべらない もどらない)について伝え、訓練で守らせます。もしもの時に一番困るのは、子どもたちに私たちの指示が伝わらなくなることです。慌てたり、騒いだりで放送や担任などの声が聞こえなくなると避難が遅れます。火災の初期の段階で避難ができれば安全で安心できます。このような態度は、避難訓練はもちろんですが、授業中などで切り替えをスムーズにできるかどうかも影響します。1年生では担任が「お話しします」というと子どもたちが返事をして気持ちを切り替え、話を聞く態度になるよう習慣付ける時もあります。学習でも生活でも気持ちを上手に切り替えられる力をつけたいと考えます。
 避難訓練をいったん終えた後に、今日は西東京消防署の指導で煙体験を2.4.6年生がしました。この体験はコロナ禍になってからしていなかったものですが、今年は復活させました。写真のように黄色いテントが校庭に設置され、そこに煙体験用の煙(ちょっと甘い匂いがします)がためられます。その中を子どもたちは通るというものです。火災時は天井に近い方から煙はたまります。そこで、姿勢を低くして煙を吸わない様にハンカチなどを使いながら避難します。短い体験ですが、煙で前が見にくい雰囲気が分かってくれればと思います。


煙がいっぱいだった 2年生


避難訓練 しっかりした態度で待ちます

10月18日(火曜日) 【ワクドキ読書 1・6年生】


それでどうなるの?

 「ワクドキ読書」とは朝の時間を使って、兄弟学級で読書(上学年が下学年に対して読み聞かせ)を行うことで、読書への意欲を高めるものです。今月から毎月1回、12月までですべての学年で行います。今日は1年生と6年生が行いました。1時間目の前の朝の時間を使って、1年生の教室や6年生の教室に分かれて活動をしました。
 様子を見に行くとよい雰囲気です。写真で伝わるでしょうか。読み聞かせをする6年生は1年生のことを考え、どのように読んで聞かせたらいいか考えていました。1年生は興味深げに、また、楽しそうにお話を聞いています。選ぶ本は事前に学校司書さんにも相談に乗ってもらいました。本は絵本から物語と様々です。11月には2年生と4年生、12月には3年生と5年生のワクドキ読書を計画しています。本に慣れ親しむことは、読書好きになるきっかけにもなります。そのため、本に興味をもってもらおうと、教員も読書旬間に合わせて子どもたちにお薦めの本を紹介する企画を現在進めています。秋も深まってきました、読書の秋です。この機会に何か一冊、気に入った本を見つけて読書に励んでほしいと思います。ワクドキ読書が終わった後に、1年生に感想を聞くと「本を読んでくれてありがとう。」「楽しかった。」「うれしかった。」などの声が聞こえました。
 また、本日午前中は2年生の「まち探検」がありました。多くの保護者の皆様にご協力をいただきました。地域を子どもたちと歩くのは気を遣うと思います。ご多用の中、ありがとうございます。午後は4年生が「聴導犬を知ろう」ということで、外部から講師の先生をお招きして学びました。どちらも会議などがあり、様子を見ることができなかったことが残念でした。


1人か2人に読み聞かせます


ワクドキ読書楽しかったかな?

10月17日(月曜日) 【SDGs 4年生】


この洋服でバックを作ります 4年生

 先週の土曜日はご多用の中、道徳授業地区公開講座にご参加いただきありがとうございました。また、午後は第3回合同委員会もおこなわれました。ご出席いただきました保護者の皆様、地域の皆様に感謝申し上げます。

 さて、以前も少しお伝えしましたが、4年生は総合的な学習の時間で「SDGs」の学習をしています。私のところにも、「節電スタンプカード」を持ってきてくれたり、教室に4年生お手製の紙のリサイクルボックスを設置してくれたり、中には「男女関係なく仲良く遊べる昔の遊びを教えてください。」と校長室にやってくる子どもたちもいます。いずれも「SDGs」の学習に関連したものです。すでにご存じの方が多いと思いますが、「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。「エス・ディー・ジーズ」と読みます。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。目標は17あり、「1 貧困をなくそう」「2 飢餓をゼロに」「5 ジェンダー平等を実現しよう」「11 住み続けられるまちづくりを」「14 海の豊かさを守ろう」「15 陸の豊かさを守ろう」などがあります。4年生はグループごとに学びながら何ができるかを考えています。
 今日は1校時に市の危機管理課の方や屋敷林保存会の方を招いてお話を伺いました。また、教室では着なくなった洋服でバックづくりを考えている子どもたちもいました。主体的に動く子どもたちを見ると、日本の未来は、世界の未来は明るいと感じます。教職員も子どもたちの動きに負けぬよう、人がいないのに教室の照明や冷暖房がつけっぱなしになっていないように気をつけようと改めて話をしています。


屋敷林保存会の方からお話を


質問に丁寧に答えていただきました

10月15日(土曜日) 【道徳授業地区公開講座】


気持ちは分かったかな? 2年生

 昨年、一昨年と道徳授業地区公開講座を予定し、全学年で同日に道徳の授業を行いましたが、新型コロナの感染状況から保護者の皆様に授業の様子を見ていただくことができませんでした。今年は3年ぶりに保護者の皆様、地域の皆様に授業を参観いただくとともに、講演会・意見交換会を行うことができました。大勢の皆様にご覧いただくことで、張り切りすぎた子どもたちがいたかもしれません。また、普段よりおとなしくなってしまった子どもたちもいるかもしれません。子どもたちの様子はいかがだったでしょうか。
 昨年度もご説明したことですが「考え、議論する道徳」この言葉は道徳科のキャッチフレーズです。考えることをしない道徳は、価値の押し付けになります。そうならないように、発達段階に応じて、子どもたちの考えを交わす場面を大切にします。例えば相手の行動に不満があっても、よくよく相手のことが分かるとその人が深く考えていることが分かるときがあります。表面的なことだけで判断するのではなく、相手のことを考えるとはどういうことなのか、どうしたらいいのかを意見交換します。正解を決めるのではなく、考えを深めます。もちろん「いじめ」など、絶対に許してはいけないものもあります。時に保護者の皆様もお子様と一緒に道徳の教科書や資料を読んでみて、考えを伝え合ってはいかがでしょうか。
 3校時には体育館で早稲田大学教職大学院客員教授の遠藤真司先生をお招きして講演会・意見交換会を行いました。会場には60名ほどの皆様にお集まりいただきました。後半グループでお話しいただく機会もとっていただきました。コロナ禍でなかなかできなかった学年を超えての交流も久しぶりにできてよかったと思います。道徳授業公開講座にご来校いただきました保護者の皆様、地域の皆様ありがとうございました。


講演会の中でグループで意見交換


意見が異なる相手には 5年生

10月14日(金曜日) 【給食で鯛めし】


鯛めしをもう少しください。 2年生

 本日の話題ではないですが、昨日の給食は「鯛めし」でした。食材の高騰が言われる中、鯛などを使って大丈夫?と気になるかもしれませんが、「国産農林水産物等販路新規開拓緊急対策事業」という長い名前がついている事業のおかげで、給食の食材として愛媛県産の真鯛が無償で提供されたのです。
 最近は回転寿司でも鯛は珍しくなく、子どもたちも食べ慣れているかもしれませんが、高級魚の真鯛です。どんな感想が聞かれるか楽しみでした。昨日の給食は写真をご覧ください。「鯛めし」「揚げジャガイモのそぼろ煮」「のっぺい汁」「牛乳」です。鯛の骨は調理員さんたちが丁寧に取ってくれました。2年生の教室に様子を見に行くと、「いただきます」の前に、「鯛めしをもう少しほしい人」と担任が募っていました。すると多くの子どもたちが鯛めしをもらうために並びました。中には「どれが鯛?」と聞いている子どもたちもいましたが、皆、おいしいと言って食べていました。栄養士がタブレット端末で「高級真鯛が給食に出る!」をアップしてくれたので、それを見ながら食べているクラスもありました。
 さて、最後の写真は5年生の「お米の学校」の様子です。昨日、ついに稲刈りをしました。夏休み中の暑い日もお世話をした稲です。子どもたちは一人一つのバケツに稲を栽培しました。心を込めて育てたので、お米がどれだけ収穫できたかを放課後に担任から聞くと、多く収穫できた子どもで一人おにぎり半分ほどで、多くの子どもたちはそれよりも少ない量のようでした。お米一粒の大切さがわかる結果でした。ちなみにおにぎり1個分のお米は2500粒だそうです。
 明日は道徳授業地区公開講座です。2校時に1年生から3年生までの公開授業、3校時には講師の先生の講演会、4校時は4年生から6年生までの公開授業です。教室が混みあうかもしれませんが、お互いに譲り合って授業を参観いただければ幸いです。後ほど、一斉メールでもご案内します。


昨日の給食 一番左が「鯛めし」です。


いよいよ稲刈りです。 5年生

10月13日(木曜日) 【学校説明会】


あいさつ当番 1年生と代表委員

 昨年、一昨年と新型コロナの影響で行っていなかった、次年度入学予定のご家庭に対する学校説明会を本日行います。これは、入学予定のご家庭が必ず参加しなければならないというものではありません。入学に向けた説明会は3学期です。この時期に行う理由は、西東京市に「学校選択制度」があるからです。6年生のお子様がいるご家庭には、中学校に向けて学校選択制度のパンフレットを配布しました。また、来年度小学校入学予定のお子様がいるご家庭には、西東京市からパンフレットが郵送されています。
 この制度にのっとって、保谷第一小学校では他の学区域の子どもたちを最大5名受け入れるとお知らせしています。そのため、申し込む前に学校の様子を知りたい方のために、本日の説明会があります。もちろん、保谷第一小学校の学区域にお住まいで、本校に入学予定の新1年生がいる保護者の皆様もおいでいただけます。各学校で説明会が行われていますので、それぞれの学校の様子をご覧いただき、必要な場合は、西東京市教育委員会に「学校選択申立書」をお出しいただくことになります。申し込みはすでに始まっていて、10月31日(月曜日)までとなっています。期日を過ぎると申し込みができませんのでご注意ください。また、募集人数を超える申し込みがあった場合は、抽選となります。
 なお、保谷第一小学校の学区域にお住まいで、保谷第一小学校へ入学予定の場合は特に手続きは必要ありません。制度に興味がおありでしたら、西東京市教育委員会のホームページにも説明やパンフレットが掲載されています。ぜひご覧ください。いよいよ来年度に向けて動き始めています。毎年、保谷第一小学校は子どもの人数の関係で次年度の学級数が年度末まで不安定です。このあたりのことは、該当の学年に保護者会などを通じて改めて説明とお願いをいたします。


朝顔もまもなくリースに 1年生


「見て! 種もとれたよ。」

10月12日(水曜日) 【秋の夕暮れ 5年生】


グループで考えを伝え合います 5年生

 今の時期、各学級の授業の様子を1時間通して私と副校長で見ています。昨日は5年生の1クラスの国語の授業を見ました。内容は秋に関わる俳句や「枕草子」の秋を通して、季節感を味わいながら古文や俳句に親しみ「言葉」を学ぶというものです。
 初めに子どもたちはタブレット端末でジャムボード(付箋を画面に貼ることのできるソフト)を使いながら秋をイメージする言葉を出しました。「紅葉」「ぶどう」「ハロウィン」「食べ物がおいしい」「コオロギの声」など様々なものが出てきました。秋のイメージを深めた後、「枕草子」の秋を読みます。当然ですが、子どもたちと清少納言の感じ方は違います。共感できるものもありますし、疑問に思うものもあります。これらをノートにまとめ、グループで考えを交流しました。高学年になると様々な気持ちから、発表をためらう子どもたちもいます。そんな時に3人や4人ぐらいのグループだと話しやすくなります。また、お互いを認めることもできます。そこで発表することで、学級全体でも自信をもって自分の意見を伝えることができる子どもたちがいます。ノートをのぞくと多くの子どもたちが自分の考えをしっかり書いていました。授業は一方的に話を聞くのではなく、自ら考えノートなどに書いて表現したり、友だちや教師と話し合ったりして考えを深めることが大切です。5年生の子どもたちは、それぞれよくがんばっていました。
 最後に教科書の俳句などを学ぶ前に、言葉の意味を辞書で調べました。最近はスマートフォンやタブレットで言葉の意味を調べる人が多いですが、小学校では紙媒体の辞書を使うことも大切にしたいです。「秋をおしむ」という言葉の「おしむ」には「残念がる」という意味もありますが、「秋をおしむ」には合いません。子どもたちはどのような心待ちなのだろうと考えながら調べていました。季節のある日本だからこそ、様々な気持ちと言葉があると分かってほしいです。


タブレットで自分の考えを整理


本日のあいさつ当番 1年生と代表委員

10月11日(火曜日) 【天神社のお祭り】


綿あめ買ったよ!

 先週の金曜日、土曜日は地域の天神社でお祭りがありました。私が保谷第一小学校に着任した年からずっと中止になっていたお祭りです。先週は子どもたちもお祭りのことが気になっていたようで、中には雨で中止になるのではと心配していた子どもももいました。副校長に確認してもらうと雨でも中止ではないということでしたので、私も様子を見に行くことにしました。
 金曜日は17時過ぎに天神社に行きました。結構な雨でしたが、それでも中学生を中心に子どもたちは来ていました。雨に濡れぬよう場所を選んで買ったものなどを食べている様子がありました。さすがにもう暗くなっていたので、小さな子どもたちはほとんどいません。神社の前では駐在さんが雨の中を交通整理されていました。今日は雨なのでさすがに人が少ないこと、明日は込み合うのではというお話でした。
 翌日の土曜日は、16時30分からお菓子を配ると聞いていたので、その時間に合わせて16時少し前から天神社の様子を見に行きました。きっと子どもたちも集まっているのではと考えたからです。すでに交差点で神社に向かうご家族に会いました。神社に着くと、多くの人がお祭りに来ていました。境内に入ってみると、保谷第一小学校の子どもたちも栄小学校の子どもたちも青嵐中学校の子どもたちも来ていました。特に小さなお子様のいるご家庭は家族みんなでお祭りに来て楽しんでいる様子がありました。出店は何に人気があるかなと思って見ていると、「スピードくじ」でしょうか、銀玉鉄砲を持っている子どもたちが多くいました。また、「唐揚げ」や「ポテト」などを食べている子どもたちもいました。ある子は私にお肉の串焼きがおいしいと伝えてくれました。なかなかグルメ?です。お祭りでは多くのご家庭からご挨拶いただきました。ありがとうございました。地域の方が大切にしているお祭りを楽しんでいる子どもたちと保護者の皆様、地域の皆様にお会いできて嬉しくなりました。


この後にお菓子が配られるよー


皆でお祭り楽しみました

10月7日(金曜日) 【交通安全教室 1・2・4・5・6年生】


「おさるのさるくん」登場!

 昨日は西東京市役所の職員と田無警察署の警察官に来校いただき、交通安全教室を行いました。警察官の方は、今年の5月の1年生の歩行に関する交通安全教室にもお世話になりました。また、昨年もご指導いただきました。私が知る中では、最も子どもたちを引き付ける話をされる方です。
 今回は自転車を乗る際の交通安全の話が中心です。1年生は今年2回目ですが内容は異なります。私は2校時の4・5年生の会に参加しました。プレゼンテーションソフトを活用しながら話を進めますが、アニメーション効果をうまく使って子どもたちを飽きさせません。最初は夜、自転車に乗るときの服装について話です。戦隊もののキャラクターが登場しますが、夜になると色によって目立つ色と目立たない色があります。赤や青は目立ちにくく、白が最も目立つそうです。光を反射する道具を身に付けると効果的だと話してくれました。途中からはぬいぐるみの「おさるのさるくん」が登場して警察官と「さるくん」、子どもたちとの掛け合いで話が進みます。「自転車は人か車か」という話題では、多くの子どもたちはこれまでの学びから「車」と答えます。タイヤがついているという理由からです。「さるくん」は「タイヤがついているなら「ベビーカー」や「スーパーマーケットのカート」も車なんだね。」と投げかけます。それでも多くの子どもたちが自転車は車と答えていました。「さるくん」は頑固な子どもたちだと嘆いていましたが、自転車は道路交通法では軽車両で車の仲間です。交通ルールを守らなければなりません。
 その後、歩道を走行するときの場所(車道側の歩道なのか、車道から離れた歩道なのか)や一時停止について、傘をさしながらやスマホを見ながらのながら運転が危ないこと、自転車の点検「ブタハシャベル」の合言葉などを教わりました。ご家庭でも交通安全教室の様子をぜひ聞いてみてください。


「ながら運転」は危ないです


クイズに正解できたかな?

10月6日(木曜日) 【算数少人数指導の研究授業 5年生】


子どもたちの意見を確認しながら

 昨日、5年生以外は給食を食べた後に下校でした。5年生は5校時に全クラスで算数の授業を行いました。ただ授業をするのではなく、本校の教員が皆で授業を見て協議をする校内研究会としての授業です。
 現在、保谷第一小学校では3年生以上の学年で習熟度別の算数少人数指導を行っています。3学級を4グループに分け授業を行います。指導に際しては、これまで学んできて次の単元の学習で必要なことをどれだけ身に付いているか確かめるレディネステストを実施します。そしてその結果などから、子どもたちは自分がどのグループで学ぶかを考えます。グループには10数人程度の人数で、少し時間を掛けながら学ぶグループや、人数は多いものの、多様に出される互いの意見を積極的に交わしながら学ぶグループなど様々です。子どもたちには自分の学び方に最適なグループを自ら考え選んでほしいと思っています。どのグループで学んでも学習のゴールは一緒です。昨日もグループの実態に応じて問題の数値は少しずつ変えています。しかし、「分数倍の意味を説明できる」ことや、「分数倍の意味を理解する」という目的は同じです。個々に応じたグループで学びを深め、学ぶべきことを身に付けてほしいと願っています。
 今年の授業研究の主題は「論理的思考力を育てるための授業改善」です。授業後の教員の協議では、教材の工夫の効果や指導の仕方、各グループの学び方が効果的であったかなど、今後よりよい授業をするために意見を交わしました。最後に外部からお招きしている講師から指導を受けます。今回は子どもたちがつまずきやすい授業内容でしたが、多くの教員が見ている中でも子どもたちは自分の考えをたくさん出しながら授業に取り組んでいました。よく考えていた5年生を見ていると、来年の最上級生として頼もしく感じました。


お互いに考え方を伝えます


タブレットも使った教員のグループ協議会

10月5日(水曜日) 【自転車シミュレータで交通安全教室 3年生】


シミュレータを使って学びました 3年生

 今朝のあいさつ運動は1年生が当番でした。東門には写真のように担任も含め12人が勢ぞろいです。初めてですが、大きな声で「おはようございます!」を言ってくれました。中には「勉強を頑張りましょう」と呼び掛ける子もいます。校門前を通る方々がそんな1年生の様子を見て微笑んでくださいました。
 さて、2・3校時は体育館で3年生が自転車シミュレータを使って交通安全教室を行いました。自転車シミュレータは昨年も実施しましたが、東京都に申し込みをして日程などで希望が通ると実施することができます。校庭に道路を見立てた線を引いて学ぶ方法もありますが、自転車の準備や天候に左右されます。保護者の皆様にご協力をお願いすることも多いので、今年も希望が通ったため、シミュレータを活用することにしました。
 初めに自転車を乗る時のルールや交通事故に気を付けなければならない場面などの説明があります。シミュレータでは走っていると、路地から人や自動車や自転車が飛び出してくることがあります。本当ではありませんが、ドキッとします。子どもたちも慎重になります。また、自転車は車両ですが、12歳までは自転車で歩道を走ることができることなど改めて子どもたちに伝えてくれました。残念ながら時間もあり一部の代表の子どもたちが写真のようにシミュレータで自転車をこぐ形になりました。他の子どもたちはスクリーンに映し出されたシミュレータの画面を見ながら学びました。大切なことは、日常の中で危険個所を意識して自転車の運転をすることです。3年生になると行動範囲も広がります。自転車のスピードも出しがちになります。保護者の皆様がお子様と一緒に自転車に乗る機会などで具体的に話をしていただくことが効果的です。機会をとらえてご家庭でもぜひご指導ください。


自転車は正しく乗ろうね 3年生


あいさつ当番ありがとう 1年生

10月4日(火曜日) 【遠足 1年生】


みんなでお弁当 1年生

 今日は1年生の遠足です。このところ朝は涼しいですが、今年最後の「夏日」という予報が出ていたので気温が心配でした。この時期の遠足で雨の心配をしたことはありますが、晴れで心配するとは思いませんでした。これも地球温暖化の影響でしょうか。
 遠足は私が引率の予定でしたが、午前中に西東京市役所での会議があり、代わりに副校長に行ってもらうことにしました。そこで朝、校庭に集合した1年生に一緒に行けなくなったことを謝りました。私としては子どもたちの活動の様子を見守りながら、一人一人のことをより知りたいと思っていただけに残念でした。会議の終わりは11時30分の予定です。市役所から自転車で文理台公園を目指すと子どもたちに約束をしました。午前中の1年生は公園に到着後、集合写真を撮ってから「謎解き遠足クイズ」に挑戦します。一昨年、文理台公園で1年生が遠足をした時にも同じようなクイズをしました。その時は、子どもたちの持っているシートに公園の場所のヒントが書いてあり、その場所に行くとキーワードが隠して貼ってあるというものでした。そのキーワードを見つけて並び変えるとある言葉になります。今年はどんな謎解きクイズだったのか、ぜひ1年生の保護者の皆様はお子様に様子を聞いてみてください。
 私が公園についた11時45分ごろには少し早めにお弁当を食べていました。午前中の様子を聞くと、風もあったので暑さは大丈夫のようでした。代わりに場所によっては風で舞う砂埃が気になるようでした。お弁当は砂埃と直射日光を避けられるよう木陰で食べていました。声を掛けると嬉しそうにお弁当やお菓子を見せてくれました。今日は疲れたと思います。ゆっくり休ませてあげてください。


木陰で食べました


遠足楽しかったかな?

10月3日(月曜日) 【挨拶のこと】


はたらく消防の写生会の賞状

 9月13日から始めている「あいさつ運動」もおおよそ半分が終わりました。今日のように行事や朝会などがある日の朝は避けていますが、学級ごとに当番の日が決められていて、東門や西門、昇降口などで登校してくる子どもたちに挨拶をしてくれています。一昨年、私が保谷第一小学校に着任した時は新型コロナのために、約2か月間休校となりました。学校が再開されたときに、マスクをしていることもありどことなく子どもたちの挨拶は遠慮気味でした。残念ながら今もその傾向はあります。特に休み明けの月曜日は元気がないように感じますが、あいさつ運動も半月が経ち今朝はしっかり挨拶をしてくれる子どもが増えたように感じました。
 今週は1年生が当番で立ってくれます。そこで、今朝の朝会ではあいさつ運動の後半に向け、挨拶の話を子どもたちにしました。あいさつ運動で挨拶をしている子どもたちが、挨拶をしたのに返ってこないと残念に思うこと。挨拶が苦手でもおじぎ(会釈)で返そうということ。また、「あいさつは 大きな声で まっすぐに」という言葉を紹介して、大きな声でなくても気持ちを込めてしようと話しました。その上で相手と仲良くなるためにはまずは挨拶が大切で、大人になった時に挨拶をしても挨拶を返してくれない人に出会うと具合が悪いのか心配になると伝えました。素敵な挨拶ができる人は素敵な人と出会えます。子どもたちには今のうちから上手に挨拶ができるようになってほしいと思います。
 朝会後に「はたらく消防の写生会」の優秀賞と入選した作品を描いた子どもたちの表彰式を行いました。小ホールからオンラインでの表彰式でしたが、各教室から大きな拍手が聞こえてきて嬉しくなりました。心優しい子どもたちです。


紙のリサイクルボックス 4年生


SDGsについて学んでいます 4年生

9月30日 【遠足 2年生】


魚はどこにいるのかな?

 今日は2年生の遠足でした。行先は東久留米市にある「落合川いこいの水辺」です。東久留米市には湧水が多く、落合川と南沢湧水群は都内で唯一、環境省の「平成の名水百選」に選ばれています。東久留米の駅から歩いて15分ほどのところですが、自然豊かで川の深さは子どもたちのひざ下ぐらいの場所なので、川遊びをするにはもってこいです。今日は「東久留米川クラブ」のメンバー6名の方々にもご指導をいただきながら川で遊んだり学んだりしました。
 いこいの水辺につくと子どもたちは4つのグループに分かれます。はじめは1組と2組が魚とり、3組は川岸で落合川の透視度について学び、4組はタイやチューブの船で20mほど川下りをしました。時間でクラスが入れ替わりすべてを体験します。魚とりは川クラブの方が網を使った取り方を教えてくれました。水草が生えている場所をかき混ぜ、魚を追い出して捕まえます。慣れてくると子どもたちはザリガニやカワムツ、アブラハヤなど捕まえていました。私も川に入りました。聞くと夏も冬も18度ぐらいの水温だそうです。今日は天気がよかったのでちょうどよかったと思います。捕まえた魚は川岸でクラブの方々が解説をしてくれました。子どもたちは多摩六都科学館が作った冊子ももらいました。興味がありましたらご家庭でもぜひご覧ください。
 透視度は湧水である落合川のきれいなことがよくわかる実験でした。写真のようにパイプを使ってどこまで見えるかを確かめます。ちょっとした汚れで見える深さが変わります。2年生には少し難しい話でしたが、水がきれいなことは分かったと思います。タイやチューブでの川下りは流れが緩やかな場所で行いました。子どもたちはみな楽しそうにしていました。お昼は川岸の土手にシートを並べ、川を見ながら食べました。秋の晴れた日のピクニック気分が味わえる遠足でした。


魚採れたよ! 見て!


川の水を透明のパイプに入れます


川下り 出発!


川岸でお弁当を食べました

9月29日(木曜日) 【藍染体験 4年生】


世界に1つだけのハンカチ完成!

 今年の4年生の総合的な学習の時間は「下保谷の自然と文化を記録する会」の方々にお世話になりながら、この地域で明治期に盛んに作られていた藍について学んでいます。3年生の3学期に畑を耕し、4月には種の植え付け、藍の成長の様子を観察し、昨日は藍の葉から抽出した液を使って藍染を行いました。子どもたちのために6名の方に講師としてご来校いただきご指導を受けました。中には保谷第一小学校の卒業生もいらっしゃいます。
 藍染は藍の葉から抽出した液を使って行います。葉から取り出した液は黄緑色をしています。お鍋に60度に熱した抽出液を用意します。そこに子どもたちは輪ゴムで縛って模様が付くよう準備をしたハンカチを入れます。子どもたちはお鍋の様子を見て「レタスみたい」(液が黄緑色で、ハンカチがレタスの葉のように見えたのでしょう。)と言っていました。しばらくしたところでハンカチを取り出し、水洗いをして空気にさらすと藍染のハンカチの出来上がりです。自分の予想した模様とは違う模様になった子どもたちが多かったようですが、世界に1つだけの自分のハンカチができ上り大満足していました。
 明治13年ごろには下保谷村で96軒が藍の栽培を行っていたという記録も残っているそうです。しかし、水が豊かではなかったので染めることはせず、葉を加工してドッチボールぐらいの大きさの藍玉を作り染物屋に卸していました。明治の後半には化学染料が使われるようになり藍の需要は減ってしまったのですが、染重ねができて防虫効果がある藍染は浴衣や座布団、風呂敷など様々なものに使われてきました。外国人に「ジャパンブルー」と呼ばれた藍染の色と藍染はこれからも大切にしたいものだと思います。子どもたちは総合的な学習の時間を通して多くのことを学びました。「下保谷の自然と文化を記録する会」の皆様、ご指導をありがとうございました。


このハンカチを染めます


お鍋の中にハンカチを


レタスを煮込んでいる様に見えます


うまく染まったかな?


染めあがったハンカチ勢ぞろい


本日のあいさつ当番 2年生と代表委員

9月28日(水曜日) 【おはぎの思い出】


もちろん手作りのおはぎです

 私が給食を食べる時間は子どもたちより早いです。これは「検食」といってその日の給食の味など調理状態を確認するためです。そして必要に応じて子どもたちが給食を食べる時に気を付けた方がよいことがあれば、栄養士と共有して対応します。昨日は「さばの香味焼き」が出ました。調理の際にも意識していますが、残っている小骨がのどに刺さってはいけません。そのことを給食の時間に栄養士が子どもたちに放送しました。栄養士と調理員はその日の給食を常に確認して、調理法や食材の研究をします。これがおいしい給食につながるのです。
 さて、今日の給食は「肉汁うどん」「ほうれん草のおひたし」「きなこあんおはぎ」「牛乳」でした。今月の給食だよりでもお伝えしていますが「お彼岸」メニューです。秋分の日その前後3日間をあわせた7日間をお彼岸と呼びます。秋分の日におはぎを食べる風習は小豆の赤い色は邪気を追い払うこと、また、もち米とあんこを合わせることから、ご先祖様の心と自分たちの心を合わせ、安心して過ごせるよう願うためともいわれています。ちなみに春は「ぼたもち(牡丹餅)」秋は「おはぎ(御萩)」となり季節の花からきています。また、ぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんになります。
 ご家庭によってお彼岸の過ごし方は違うと思います。私が子どもの時は親戚が集まることもあり、そんな時はみんなでおはぎを作って食べました。子どもの時は特にお餅のようなものが大好きで、おにぎりでは食べない様な数を食べ、親に「いい加減にしなさい」と叱られたことも覚えています。おはぎを食べる子どもたち見ていて、ふと昔のことを思い出しました。おはぎはおいしくいただきました。


「いただきます」を待ちます 2年生


あいさつ当番ありがとう 2年生

9月27日(火曜日) 【子どもたちにありがとうを】


本日のあいさつ当番 2年生と代表委員

 9月末に際して、昨年の9月を振り返ると「オンライン授業」に取り組んでいたことを思い出しました。今年は学校全体で一斉にオンライン授業をすることなく過ごせていることが何よりです。体調が今一つで、念のためにお休みをする子どもたちはいますが、現在、学校が感染症で気を揉む状態ではありません。
 さて、昨日の夕方、校舎の北側、職員玄関の近くの蜂の巣校舎の2階と3階の間のひさしにあった、スズメバチの巣を撤去しました。昨日の午後、5年生や3年生の子ども複数が巣に気が付き、すぐに教えてくれたのです。市役所に連絡を入れて、夕方までに対応してもらいました。「蜂の巣校舎に蜂の巣」と洒落のような話ですが、洒落になりません。誰も刺されることなく、すぐに巣を取り除くことができて何よりでした。スズメバチは4月のはじめから11月にかけて巣を作ります。秋口の10月は巣も大きくなっていますし(当然、ハチの数も多くなります。)その巣を守ろうとするために攻撃的になると言われています。
 住宅街の中でも巣を作ることはあります。家の近所に飛んでいる姿を見たら近くに巣があることが多いです。実際に近くを飛んでいると慌ててしまいますが、巣に近づいたり不用意に触ったりしなければ刺されることはまずありません。後ずさりしながら逃げることがよいようです。手で追い払ったり、大騒ぎして走ったりと刺激をすると危険です。山などに出かけた時に出くわすこともありますが、スズメバチは黒い服装に攻撃的になると聞いたことがあります。白い服装の方が安心です。また、香水の匂いにも敏感なようです。いずれにしても、今回は子どもたちが刺されることが無く何よりでした。気が付いたらすぐに教えてくれる子どもたちに感謝です。どうしたらいいか考え行動できる子どもたちにありがとうと言いたいです。


今日は1校時に地震の避難訓練


1年生もしっかりとできました

9月26日(月曜日) 【秋の全国交通安全運動】


今日も元気に「おはようございます!」

 今の学年になってまもなく半年です。今年度も折り返し地点となりました。この時期、9月後半から10月は学ぶにも生活するにもよい季節です。落ち着いて学習に生活に取り組ませたいものです。
 さて、先週21日(水曜日)から今週、金曜日の30日まで、秋の全国交通安全運動が行われています。運動では「子どもと高齢者を始めとする歩行者の安全確保」「自転車の交通ルール順守の徹底」「夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止及び飲酒運転の根絶」など5項目が重点に挙げられています。保谷第一小学校の東には交通量の多い伏見通があります。また、学区域には道幅の広い道路もあります。交通事故には特に気を付けなければならない地域だと考えています。今週には第1回教育アンケートの結果をまとめた学校だよりの特別号を保護者の皆様にお渡ししますが、登下校時の子どもたちの歩き方を心配する声も寄せられていました。
 自分は大丈夫という油断や、友だちとふざけて周りが見えなくなっての事故は小学生の事故の特徴です。特に低学年の子どもたちは私たちが思っている以上に周りが見えません。思わぬ行動をすることがあります。歩道でふざけていて道路への飛び出しなどあってはならないと思いますが、普段の様子から心配になります。学校では来週、各学年で「交通安全教室」を開きます。特に3年生は自転車シミュレータを使った自転車教室を行います。ご家庭でも機会をとらえて事故に気を付けるようお声掛けください。また、夕方も暗くなる時間が早くなりました。高学年の子どもたちが習い事などで自転車を使うことがあると思います。ライトが点灯するかなどぜひ点検をしてください。整備不良は事故のもとです。


本日のあいさつ当番 2年生と代表委員


藍染に使うハンカチの準備 4年生

9月22日(木曜日) 【「テニピン」の授業 3年生】


上手に相手のコートへ

 今朝は集会委員会がひらがなの「ビンゴゲーム」を、タブレットで中継しました。各学級の代表の子どもたちと共に、教職員もカードを引く役をしました。小ホールには教室からの子どもたちの歓声が聞こえました。集会委員の皆さんありがとう。
 さて、今日の3年生の体育は「ニュースポーツ」と呼ばれるこれまでは授業で行っていなかった学習に取り組んでいます。中学年の体育では「ゲーム」という学習領域があります。その内容は「ゴール型ゲーム」「ネット型ゲーム」「ベースボール型ゲーム」です。「ゴール型ゲーム」は「ポートボール」「ラインサッカー」「タグラグビー」などを行います。「ネット型ゲーム」ではソフトバレーボールやテニスを基にしたやさしいゲーム、「ベースボール型ゲーム」は野球に似たコートで、ボールを打ったり蹴ったりするゲームを行います。6年生はこれからボール運動としてベースボール型の「ソフトボール」に取り組みます。3年生が学習している「テニピン」はネット型のゲームになります。
 写真で雰囲気が分かっていただけたら嬉しいのですが、「テニピン」は手のひらにはめたラケットで、スポンジのボールをネット越しに打ち合うゲームです。低いネット(今回はバーを代用しましたが)の小さなコートでプレーすること、やわらかいスポンジのボールなので、ボールのスピードも抑えられラリーが続けやすいことなど、みんなで楽しむための工夫があります。昨年に引き続き、テニスクラブのコーチに指導を受けています。手に持つラケットではなく手にはめるラケットなので、ボールをつかむ感覚で打てます。通常のラケットより打ち返しやすくなるので3年生は楽しんでいました。来週は5年生も「テニピン」に挑戦します。


試合です。よろしくお願いします!


手にラケットをはめて

9月21日(水曜日) 【親子給食運営協議会】


配膳を始めるよ! 4年生

 「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言いますが、今日はずいぶんと涼しくなりました。6月、7月の暑さを考えると、子どもたちもずいぶんと過ごしやすくなりました。
 さて、昨日の午後「親子給食運営協議会」を開催しました。「親子給食?」とお感じになるかもしれませんが、保谷第一小学校では本校の子どもたちの給食だけでなく、青嵐中学校の子どもたちの給食も作っています。そのため、この方式による学校給食について、安全で円滑な給食を行う話し合いをもっているのです。昨日は青嵐中学校の副校長先生と栄養士さん、保護者の代表としてPTAの役員さん2名、本校からも保護者代表としてPTA代表委員会から委員長さんや役員さんの2名、私や副校長、栄養士が参加しました。また、給食の調理をお願いしている業者の担当者さんと調理員さん、西東京市教育委員会からも給食担当の職員が参加しました。
 先も説明しましたが、本校では保谷第一小学校と青嵐中学校の2校、約1200食の給食を作っています。中学校には11時に運送業者が給食をトラックに積み込んで出発します。衛生面はもちろん保温を考え輸送します。自校で提供する以上に様々な面で気を付けなければなりません。話し合いでは保護者の皆様から「だし」を大切にしている給食を評価いただきながら、メニューについてのご意見、以前のように楽しく話しながら給食を食べさせてやりたいが、黙食はいつまで続くのだろうという思い、食事の時間を長く取れたらというお考えなどが出されました。これからも子どもたちにとって少しでもよい給食になるよう教職員で努力していきます。最後になりましたが、移動教室期間中に給食試食会を開催しました。残念ながらご挨拶はできませんでしたが、参加いただきました保護者の皆様ありがとうございました。


今日は「シシャモのレモン唐揚げ」


あいさつ当番ありがとう 3年生

9月20日(火曜日) 【子供を笑顔にするプロジェクト】


皆で「えいえいおー!」 5年生

 台風は日本の東に抜けたようです。今朝はありがたいことに登校時に風はやや強く吹きましたが、雨に降られることはありませんでした。残念ながら2時間目から雨になったので中休みは教室で過ごすことになりました。
 さて、今日は午前中から午後にかけて体育館で「チャンバラ合戦−戦IKUSA」を4・5・6年生が行いました。このイベントは東京都教育委員会の「子供を笑顔にするプロジェクト」によるものです。東京都教育委員会では、新型コロナウイルス感染症の影響で、学校行事が中止や縮小となる中、様々な体験通じ子どもが笑顔を取り戻し学び続けていこうとするきっかけになればとプロジェクトを実施しました。プログラムは様々ありますが、本校では体を動かしながら楽しんでほしいと考え「チャンバラ合戦」を選びました。今日は写真のように武将や忍者の格好をしたスタッフ、音響機器が体育館に設定されチャンバラ合戦を行いました。当初の予定は校庭でしたが、天候の関係で体育館となりました。
 刀はスポンジでできており、頭などはたたかないルールになっています。また、利き腕と反対にマジックテープで「命」になるボールを付け、これが落とされると「討死」となります。チームで作戦を立てることがポイントになりますが、各チームには軍師がついて「軍議」サポートをしてくれます。子どもたちは初めに「全滅戦」を行います。全滅戦は敵軍を全滅させるか、時間内に多く倒したチームが勝利となります。3チームが入り乱れての合戦ですのでなかなか難しいです。チームワークが求められます。その後、敵軍の大将の命を落としたら勝ちとなる「大将戦」を行いました。大将は命を2つ付けています。こちらは戦術も大切です。合戦を終えた5年生や6年生何人かに話を聞いたところ、皆「楽しかった」「またやりたいです」と感想を話してくれました。コロナ禍が続いていますが状況も少しずつ変わっています。子どもたちの笑顔がもっともっと増えてほしいと思っています。


軍師からの説明を聞いて 5年生


砦も活用して 5年生


いざ勝負!おぬしやるな! 5年生


本日のあいさつ当番 3年生と代表委員

9月16日(金曜日) 【「あいさつ運動」が始まっています】


「おはようございます!」 東門の前で

 昨日16時30分頃、6年生は無事予定通りに学校へ帰ってきました。お迎えに来ていただきました保護者の皆様、ありがとうございました。子どもたちは発熱や大きなけがもなく、3日間予定通りの活動ができたことが何よりでした。普段とは違う生活で疲れていると思います。連休はゆっくり休ませてあげてください。
 さて、移動教室の初日から学校では「あいさつ運動」が始まっています。13日(火曜日)から昨日までは4年生が、今日から3年生が当番で校門や昇降口に立ってくれます。昨日までの4年生の様子を見ることはできませんでしたが、今日、門のところに立つと挨拶がよくなっています。きっと4年生がしっかりと挨拶をしてくれたのだと思います。あいさつ運動ですが、1学期は2年生以上で行いましたが、2学期は1年生も参加します。元気な声で挨拶をしてくれることを期待しています。ここ数年、新型コロナのこともあり、どうしても子どもたちの朝の挨拶の声が小さくなっています。また、登校してくる子どもたちの表情がマスクのために分かりにくいことが残念です。泣いている場合は分かりますが、表情がいつもより曇っているような時の声掛けがしにくいと感じています。全員が小さな声であっても声を出して挨拶をしてくれると登校時の気持ちが感じられます。より多くの子どもたちに挨拶をしてほしいと思います。また、挨拶はコミュニケーションのきっかけです。小学生の時にしっかり身に付けると、子どもたち自身にとって社会を生きる上で力になるはずです。
 週末の台風の動きが気になります。様子を見ながら一斉メールで対応をお知らせすることもあります。どうぞご承知ください。


昇降口に向かう道の両側でも挨拶


当番の3年生と代表委員さん ありがとう!

9月15日(木曜日) 移動教室3日目(その3 群馬県立自然史博物館)


展示物の前でポーズ!

 移動教室最後のプログラムは群馬県立自然史博物館の見学です。この博物館は前橋市ではなく、富岡製糸場で有名な群馬県富岡市にあります。高速道路を使って移動しました。
 博物館の隣のもみじ台総合公園でお昼を食べた後、12時30分頃から見学を始めました。館内は大きく5つのゾーンに分かれていて、最初の「地球の時代」では恐竜の骨などが展示されています。ここで2つのグループに分かれて、展示してある「カマラサウルス」などについて学芸員の方から説明をしてもらいました。非常に貴重な骨格もあり、恐竜好きにはたまらない博物館だと思います。中には触っていいように展示してある骨もあります。子どもたちは大きな恐竜の骨格模型を見上げながら話を聞いていました。
 そのほかに群馬の自然と環境をテーマにした展示室、ダーウインについてまとめられている展示室など様々な角度から自然や生き物について学ぶことができました。1時間30分ほどの見学時間でしたが、興味のある子どもにとっては半日でも足らないかなと感じました。いよいよ学校に向かいます。1号車では、各班が互いに「移動教室の思い出クイズ」を出しながら過ごしています。まだまだ元気な子どもたちです。
 「校長室より」で3日間の移動教室の様子をお伝えしてきました。6年生の保護者の皆様はどうぞ子どもたちから移動教室の土産話を沢山聞いてください。また、3日間お付き合いいただきました1年生から5年生の保護者の皆様もありがとうございました。


カマラサウルス 大きいね


これは何の骨だろう?

9月15日(木曜日) 移動教室3日目(その2 3日目の昼食は)


退所式での代表の言葉

 子どもたちは施設の各部屋の清掃をきちんと行い、閉所式の10分前には会場にした講堂の近くに集まることができました。閉所式では子どもたちの挨拶のよさなどを赤城青少年交流の家の方に褒めていただき、保谷第一小学校の子どもたちは賞状をもらうことができました。このような保谷第一小学校のよさを伝統にして、来年移動教室に行く今の5年生に引き継いでいければと考えています。
 さて2日目の昼食は野外炊事でのカレーライスでしたが、3日目はお弁当です。1日目は宿舎で注文したお弁当でしたが、今日も頼むと1日目に似た雰囲気のおにぎりのお弁当になるので、あえて違うものを選びました。本日の昼食は「上州御用鳥めし竹弁当」です。12時30分から群馬県立自然史博物館の見学になりますが、その前に公園で頂きました。
 しかし、朝起きて驚いたのは雨が降っていたことです。前橋市の天気予報は曇りから晴れでしたので予想もしていませんでした。このままだとバスの中での昼食になってしまうのでどうしようかと考えてしまいましたが、宿舎から出発をして、前橋市の市街地に入った頃には雨もやんでいました。道を見ても雨の降った様子はなく予定通りに公園の芝生の上でお昼ご飯を食べることにしました。子どもたちにお弁当の味をきくと、「美味しい!」といってくれた子どもたちが多くてよかったです。私見ですがタレと鶏肉のバランスがよいので食べやすいと思います。お漬物だけで野菜が無いのはバランスを考えればマイナスかもしれませんが、思い出づくりのために移動教室で名物を食べるのもよいかなと思いました。


賞状をいただきました


鳥めし 美味しかったかな

9月15日(木曜日) 移動教室3日目(その1 いよいよ退所)


シャキシャキ会でラジオ体操

 3日目の朝です。昨晩とは異なり、前日までの疲れで起床時刻の朝6時30分頃まで静かな部屋が多かったです。今日は部屋の後片付けをしなければなりません。掛け布団や敷き布団からシーツを外してたたんでいきます。一人ではなかなか思うようにならないのですが、2人で協力するとうまくたためます。このあたりのことを協力できると、後片付けもスムーズに進みます。ベッドで寝ているご家庭が多いのかもしれません。掛け布団や敷き布団をたたむことも経験です。
 着替えを済ませ、自分の荷物を大きなバッグに詰めると1階の廊下にバッグを並べます。部屋をすっきりさせて掃除をしやすくするためです。部屋はほうきを使ってゴミを掃き出します。同時に廊下や洗面所なども掃除します。1日目にここはホテルではないことを施設の人から聞かされています。自分たちが過ごした部屋は自分たちできれいにしなければなりません。自分の分担を責任もって果たさないと、後のチェックで指摘を受けてしまいます。子どもたちは普段の生活はまだまだしてもらっていることが多いかもしれません。自分ですることで家族にお世話になっていることも感じてくれればと思います。
 今日は少し遅めの8時の朝食でした。食堂の使い方も子どもたちはなれてきました。入り口でしっかり手を洗い、消毒をして順番に並んで食事を取っていきます。子どもによっては食べきれるかな?と思うような量を盛り付ける子どもたちもいますが、育ち盛りだからでしょうか。ペロリと食べていて感心しました。9時半には退所式を行い、赤城青少年交流の家を出発します。


交流の家での最後の朝食


部屋で楽しく過ごせたかな

9月14日(水曜日) 移動教室2日目(その4 キャンプファイヤー)


キャンプファイヤーの炎を感じて

 2日目の最後を締めくくるのはキャンプファイヤーです。この日までキャンプファイヤー係が司会の練習をしたり、点火のために火の神と火の子の台詞を練習したり、ダンスやゲームの準備をしたりと頑張ってくれました。
 キャンプファイヤーは「つどいの広場」という場所で行います。宿舎から近く集まりやすい場所です。明るさもちょうどよく準備もしやすくて助かります。係の子どもたちは、他の子どもたちより先に会場にやってきて準備をします。私は火の神の役があります。4人の火の子と打ち合わせをして本番に備えました。子どもたちがキャンプファイヤーの薪を囲んだところで火の子が登場し、松明を持った火の神を呼び「希望の火」「勇気の火」「協力の火」「友情の火」の4つの聖なる火を火の子に授け、その火でキャンプファイヤーに点火します。その後はダンスですが、大きな円を作っているのでせっかくのキャンプファイヤーから距離があります。途中で近づいて火を感じてもらいました。近づくと暖かさを感じます。中には火を見てちょっと調子に乗りすぎて走り回るような子どももいます。もちろん火傷などがあってはいけません。その点は気をつけました。
 後半はゲームでした。キャンプファイヤーは1時間ほど行われましたが、終わりの言葉になったときに「もう一度ダンスを!」ということで、子どもたちは2曲ほど締めにダンスを踊ってキャンプファイヤーを終えました。興奮している様子もありましたので、心を落ち着けてお風呂に入って身体を休めるよう話しました。キャンプファイヤーを終えて小さくなった火を見つめている子どもたちがいました。何を考えているのだろうと思いながら、今日の1日も子どもたちにとって思い出に残る1日になったのであれば嬉しいなと思いました。


キャンプファイヤーを囲んで


はじめはみんなでダンス


小さくなったキャンプファイヤーを前に


炎って暖かいね

9月14日(水曜日) 移動教室2日目(その3 アドベンチャーラリー)


ポイントに到着!

 2日目の午後はアドベンチャーラリーです。この活動は施設内に設置したチェックポイントや、オリエンテーリングのポストなどを活用しながら行うゲームです。班ごとに作戦を考えチェックポイントなどを目指します。 
 敷地内は林のようになっているところもあり、道が正しいのか不安になります。「木漏れ日に 導かれても 迷う道」「こっちだよ いやあっちだよ どっちだろ」という俳句を作っていた班がありました。今回私は1つのチェックポイントを担当していたので、歩きながら様々な班の様子を見ることはできませんでしたが、2日目の午後、子どもたちもやや疲れた様子が感じられました。私の所では塩分チャージのタブレットを渡しましたが、みんな喜んでいました。私のポイントではクイズを出します。国語的な問題から1問を、算数的な問題から1問を選択し合計2問答えるとクリアです。柔らかな思考の子どもたちが多いのですが、子どもたちから答えがすぐに出にくかった問題が、「何の鳥 8.999999」というものです。「白鳥」と答えてくれるのですが正解は、「9弱→クジャク」となります。
 また、歩きながら「アドベンチャーラリー」をテーマに俳句を作ることも課題になっています。こちらは子どもたちの投票で1位が決められ、そのチームにはボーナスポイントが入ります。どんな俳句が選ばれたか、その報告も期待していてください。この後、夜は夕食後にキャンプファイヤーとなります。その様子は明日にでもお知らせできればと考えています。

9月14日(水曜日) 移動教室2日目(その2 野外炊事)


美味しいカレーができました

 野外炊事は9時30分から始めました。子どもたちは施設の正面玄関の所に集まってそこから施設の炊事場を目指します。のんびり歩くと10分ほどで炊事場につきます。お昼のカレーライスを目指して皆で力を合わせます。今回はカレールー作りを中心に、ご飯は宿舎から届く形にしました。両方を作ることもできますが、火のコントロールにかなり苦労をします。芯のあるご飯も、お焦げのあるご飯もいいのですが、それはまた違う機会に経験してほしいです。
 子どもたちは2手に分かれます。1つのグループは食器や野菜などを洗ってから、ジャガイモやにんじん、タマネギの皮むきをしたり、それらを切ったりとカレールーの材料の準備をします。もう一つのグループはかまどを準備して、赤城青少年交流の家の職員の方から火起こしについて説明を受けます。その後、実際にかまどを設置し、薪を組み立て鍋が届くのを待ちます。平行して鍋担当は鍋の底や側面にクレンザーを塗ります。こうすると後片付けの際にすすを落としやすくなるからです。交流の家は多くの人が使います。そのため、後片付けについてはかなり気を遣って行われます。苦労しながら子どもたちはすす落としをするのですが、それを手助けするためのものです。
 火をつけ始めると思うように火がつかない班もありましたが、少しずつなれてきて火がコントロールできるようになりました。カレールーはサラダ油で肉を炒めたあと、野菜を入れ更に炒め、そこに水を入れて煮込みます。いい感じに煮込み固形ルーを入れて、弱火で煮込んで完成です。班ごとに「いただきます」をしましたが、やはり自分たちが作ったカレーは格別のようでした。多くの子どもたちがおかわりをしていました。子どもたちが楽しみにしていた野外炊事だったので、今日のカレーの味はいつまでも覚えているのではないでしょうか。


タマネギとにんじんの皮むきを


みんなで野菜のカット


鍋にクレンザーを塗ります


カレーの完成 頑張りました

9月14日(水曜日) 移動教室2日目(その1 皆元気です)


寝起きの子どもたち おはよう

 昨晩はほぼ予定通り、9時過ぎには就寝しました。部屋の換気をしながら布団に入り、静かにするよう伝えます。落ち着いて寝られるように教職員は廊下で子どもたちを見守ります。30分もすると静かになりました。11時頃に女子の部屋から話し声が聞こえたと女性教員の話もありましたが、大騒ぎすることなく寝ていました。
 起床は6時30分です。9時過ぎに寝たためでしょうか。男子は5時頃から目が覚めてしまったようです。「6時30分までは寝ていよう」と担任たちから事前に話があったのですが、目が覚めてしまうとそうもいかないようです。布団の上でごろごろしながら友達と話をして時間までのんびりとしていました。担任と看護師とで検温チェックをしましたが、発熱者はいません。2日目も無事にスタートが切れました。起床後は顔を洗ったり、身だしなみを整えたりします。今日は6年生の学年Tシャツを着て1日の活動をする日です。卒業に向けて作られたこのTシャツは運動会でも6年生が着ていたものです。うっかり忘れてしまった子どもたちがいたことは残念でしたが、いい雰囲気です。この姿で食堂などに並んで行く姿は目立ちます。西東京市の他校の校長や担任から保谷第一小学校のTシャツいいねと声を掛けられました。
 7時からは体育館で「しゃきしゃき会」と名付けられた朝の会を行います。これまで赤城青少年交流の家では、宿泊している全ての学校が集まって、「朝の集い」を行っていましたが、コロナ禍もあって今は学校ごとに独自のプログラムで行っています。子どもたちの司会で会は進みます。体操の代わりに今日は皆で「ソーラン節」を踊りました。広い体育館を大きく使い、校庭とは異なり床のため音もよく出るので迫力がありました。ソーラン節で身体も動き出したのでしょうか。朝食はおかわりをしている子どもたちが多くいました。食後は部屋の掃除、そして9時30分から野外炊事になります。


顔を洗って朝の準備


Tシャツを着て準備完了


皆でソーラン節を踊りました


朝食後は部屋や階段の掃除

9月13日(火曜日) 移動教室1日目(その3 夕食 そしてナイトウォーク)


入所式での子どもたち

 鍋割山の登山道入り口の駐車場から宿舎まではそれほど遠くありません。なんと言っても宿舎の玄関を出た広場から鍋割山の山頂がよく見えます。下山後に宿舎に着いたのは4時少し前でした。
 まずは開所式です。講堂で行いました。開所式では赤城青少年交流の家の方からの挨拶や児童代表の言葉がありました。堂々とした発表です。5時20分からは夕食です。今日の献立は「豆腐のひき肉包み きのこあんかけ」「メンチカツ」「牛肉とニンニクの芽炒め」「明太子スパゲティ」「フルーツゼリー」など様々です。子どもたちは手を洗い消毒をして、手袋をしてバイキング形式の食事に挑みます。上手に取っていました。もちろん大好きなゼリーをおかわりする子も。食べるテーブルは写真でわかりにくいかもしれませんが、パーティーションで仕切られ、6人席は4人席にして間を開けるようにしてありました。
 6時30分からは子どもたちがどきどきのナイトウォークです。この赤城青少年交流の家の敷地は広大で(マップアプリなどで調べるとよく分かりますが)夜、少し暗い中を虫の声や木の葉の音を聞きながら歩くのはいいものです。もちろん教職員も安全を考え、ポイントポイントにつきます。今回は懐中電灯1つを持ってペア、または3人で子どもたちは歩きました。男女の組み合わせが多かったのは、子どもたちの希望なのか、担任たちの策略なのか、そのあたりは分かりませんが、これも小学校生活の思い出になると思います。暗くて怖かったらごめんなさい。
 ナイトウォークは7時40分頃には終わりました。8時からはお風呂の時間です。明日はいよいよ子どもたちが楽しみにしていた野外炊事です。皆元気で活動してほしいと願っています。今日はよく寝てくれるかな?


代表の言葉をありがとう


どれにしようか バイキング


上手に盛り付けていました


皆でいただきます

9月13日(火曜日) 移動教室1日目(その2 鍋割山登山)


山道もだんだんと急に

 鍋割山の登山は宿舎への到着が少し遅れたので、開校式を後にして、おトイレを済ませお弁当を積み込んで早速、登山口まで出発しました。登山口の駐車場では登山ガイドさんが私たちを待っていてくれました。下見で担任たちも鍋割山に登っていますが、もしもの時に様子をよく知っている人がいると安心です。子どもたちと挨拶を交わして登山を開始しました。
 最初は登山道も緩やかですが、やがて地面が階段状になり、岩がゴツゴツと出ている場所を子どもたちは登ります。登山は外ということで、呼吸も苦しくなります。無理せずマスクを外すよう話しました。初めは元気に登っていく子どもたちですが、岩がゴツゴツと出ている地点から苦しそうになってきます。この山道は一気に尾根まで登り、鍋割山の頂上は尾根伝いに進みます。尾根に到着したところでスペースがあるので、子どもたちは山頂かと思ったようですが、まだ中間地点だと分かると残念そうでした。しかし、子どもたちとの登山あるあるですが、尾根から見える眼下の景色を眺め「ヤッホー」と声を出していました。山彦が返ることはありませんが、友達が小さな声で「ヤッホー」と返してお互いで楽しんでいました。
  登山道入り口から2時間ほど歩くと鍋割山の頂上に着きます。決して広い場所ではありませんが、ここでお弁当です。お弁当はおにぎりに、唐揚げ、コロッケ、ハンバーグ、ブロッコリーなど盛りだくさんでした。何が美味しかったと聞いて、お漬物という渋い返事もありました。疲れて塩分がほしかったのかもしれません。
 下りは1時間半ほどで登山道入り口の駐車場に戻りました。宿舎に戻ると開校式です。そしてお楽しみの夕食が待っています。


中間地点の尾根に到着


山頂です。がんばったね。

9月13日(火曜日) 移動教室1日目(その1 赤城に向けて)


出発式

 今日から6年生の移動教室です。曇り空となりましたがちょうどよい気温の中で出発式となりました。早朝から保護者の皆様のお見送りをありがとうございました。発熱者の連絡もなく、予定通り7時15分から出発式を行いました。小学校生活で最も記憶に残る子どもたちが楽しみにしている移動教室です。無事に出発できて何よりです。
 出発式は子どもたちの司会で進みます。朝の挨拶をしますが、まだ眠いのか今ひとつ声が聞こえてきません。声を出してもいいように、校庭で距離を取り並びましたので再度挨拶をしました。その後、2組の子どもが代表で移動教室に向けての気持ちを発表してくれました。2日目の野外炊事のカレーライスが楽しみだということです。ぜひ皆で力を合わせて美味しいカレーライスを食べたいものです。最後に保護者の皆様と教職員に挨拶をして出発です。卒業に向けてあと約半年、3日間を子どもたちの小学校生活のよい思い出にできるよう願いながら出発をしました。バスでは高速道路に乗ったところからバスレクが始まりました。1号車では写真のようにパネルなども使ってクイズを出していました。その後はイントロクイズでした。
 関越自動車道の上里サービスエリアには9時30分ごろに到着しました。休憩を取って国立赤城青少年交流の家に向かいます。交流の家には予定よりやや遅れて10時30分に到着しました。写真は宿舎に到着して、にっこりの子どもたちです。このあと鍋割山に向けて出発です。移動教室の様子は、可能であれば1日数回「校長室より」で紹介します。夜の様子は翌日に、また、文章も短いかもしれません。安全に引率することが一番ですので、どうぞご理解ください。


バスではレクを


宿舎に着いて はいポーズ

9月12日(月曜日) 【かげおくり】


かげおくり 1,2,3,4,...

 1時間目に校庭の様子を見ていると、3年生の子どもたちが並んでいました。何をしているのかと見ていると、皆で「かげおくり」をしていました。国語「ちいちゃんのかげおくり」の学習に合わせての体験です。この作品は昔から教科書に載っているお話です。習ったという保護者の皆様もいらっしゃると思います。
 作者はあまんきみこさんです。タクシーの運転手の松井さんが主人公の「車のいろは空のいろ」も有名です。「ちいちゃんのかげおくり」は戦争の悲惨さを描いた作品で、お父さんが出征する前の日に家族でお墓参りに行った時、お父さんの「かげおくりができそうな空だなあ」という言葉をきっかけに、家族で手をつないでかげおくりをするというところからお話が始まります。天気のよい日に瞬きをせずに自分の影をじっと見つめて(お話では10数えます)その後、青空を眺めると空に影法師が写ります。実際にかげおくりの体験がない子どもたちもいます。経験することで、お話の理解が進み登場人物の気持ちを考えやすくなります。
 国語の物語文には昔から変わらずに掲載されている作品が少なくありません。低学年の「くじらぐも」「スイミー」、中学年の「ちいちゃんのかげおくり」「ごんぎつね」、高学年の「大造じいさんとガン」「やまなし」など多くを挙げることができます。時にお子様の教科書を一緒に読んでみてはいかがでしょうか。
 さて、明日13日(火曜日)から6年生が群馬県の赤城にて2泊3日の移動教室に出かけます。私も引率しますので、この「校長室より」については、対応が可能な場合、現地から原稿を送って学校でアップロードし、6年生の様子をお伝えする予定です。うまくいかなかった場合はお許しください。3日間気を付けて出かけてきます。


5,6,7,8,9....(じっと見つめて)


10 空を見上げて 3年生

9月10日(土曜日) 【土曜授業公開】


タブレットを活用して意見交換 5年生

 本日は2学期最初の土曜授業公開です。ご多用の中、ご来校いただきました保護者の皆様ありがとうございました。2学期早々で、もう少し時期を考えてもよかったかなと感じています。
 さて、この土曜授業ですが、私が子どもの時は毎週土曜日が午前授業でした。1970年から80年にかけて、働き方などの社会の在り方の議論や「ゆとり教育」の議論の中で学校の週5日も同時に検討されてきました。実際に学校の土曜日の授業が変わったのは1992年からで、この時に第2土曜日が休業日になりました。その後、1995年度には第2、第4土曜日が休業日に、そして2002年度から法令も改正され、完全学校週5日制となりました。始まって20年になります。
 しかし、学力向上や教育内容の変化、例えば新たに小学校で外国語活動を始めるなどをすることで、授業時数の確保が必要となりました。現在、子どもたちが必要としている年間の授業時数は、毎週土曜日に授業をやっていたときと違いがありません。1980年代の6年生の標準の授業時数は1年間で1015時間でした。完全学校週5日制となった2002年度は945時間でした。しかし現在は、1015時間に戻っています。このため、これまで行っていた行事を見直したり、6時間目を増やしたり、土曜日に授業を行ったり、夏休みを短くしたりが必要になっているのです。学校5日制の趣旨から、土曜日に授業を行う時には保護者や地域の方々に教育活動をご理解いただく内容にという話もあり、授業公開や行事などを行っています。時に「土曜授業公開なくなりませんか」というお話をいただくことがありますが、実は様々な事情があるのです。


電子キーボードで音楽 1年生


漢字作りに挑戦 3年生

9月9日(金曜日) 【明日は土曜授業公開、そして十五夜】


かぼちゃを練り込みお月様色のお団子

 明日は土曜授業公開です。学級ごとにご連絡を差し上げている様に、参観時間指定でご不便をおかけしていますが、ご来校をお待ちしています。また、明日は「十五夜」です。夜は曇りの予報も出ていますが「中秋の名月」を見ることはできるでしょうか。
 十五夜は、旧暦の8月15日に月を見ながらその年の収穫などに感謝する日本の伝統行事です。平安時代に中国から伝わり、貴族の間で広まったとされています。中秋の名月と言われるように旧暦の秋の真ん中です。昔の暦は月の満ち欠けを基準にしていたので、十五夜は8月15日でした。しかし、太陽の動きを基準にしている今は結構ずれるときがあります。おおよそ9月の中頃から10月上旬になるのですが、今年はだいぶ早いようです。
 さて、学校給食は季節を意識したものを提供しています。昨日は「15夜献立」でした。「豚肉の時雨煮丼」「里芋の田舎汁」そして「お月見団子」「牛乳」です。十五夜には月を眺めるだけでなく、収穫に感謝して月に見立てたものや収穫物をお供えする風習があります。今回の給食には「月見団子」を、また「芋名月」と呼ばれることにちなんで「里芋」が献立に入っています。ちなみに旧暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼んで「栗」や「豆」をお供えすることもあります。「栗名月」などと呼ばれている十三夜ですが、今年は10月8日の土曜日です。
 その他、ススキを飾ってある十五夜の写真や絵を見かけます。どのような言われがあるのか、興味があったらお子様と一緒にと調べてみるのもいいかもしれません。何気に普段見聞きする伝統行事は、調べてみると昔の人の想いや願いがあることが分かります。そのようなものを子どもたちに伝えていくことも大切なことだと私は思います。


昨日は1組と2組が水あそび 1年生


皆で盛り上がっていました

9月8日(木曜日) 【移動教室の予定は】


朝の時間に野外炊事の動画を視聴

 雨が降ったり止んだりです。気温が下がって過ごしやすいことはいいのですが、雨のため校庭で遊べないと、それはそれで子どもたちは残念なようです。新たな台風という話もあります。来週の移動教室や学校生活に影響がなければと気になります。
 昨年、一昨年と6年生の移動教室が残念ながら中止となりました。そこで今日も少し移動教室の紹介をします。5年生は来年のことですし、低・中学年の保護者の皆様もどのようなことをしているかご理解いただけたらと考えたからです。日程は毎年9月から10月の2泊3日です。ちなみに来年は10月4日(水曜日)から6日(金曜日)を予定しています。例年1年前には予約を済ませます。日程と内容は毎年見直しますが、今年は1日目、朝7時30分に学校を出発して午前中から鍋割山に登山です。山頂でお弁当を食べて15時には宿舎に戻ります。部屋で葉書を書いたり友達と過ごしたりして、夕食は少し早めの17時20分からです。他の団体もいるので、時間が調整されています。夜はナイトウォークといって、やや暗くなった敷地内(結構な広さがあります)を虫の鳴き声や木の葉が風に揺れる音などを聞きながら歩きます。その後20時から入浴、体をきれいにして疲れを取って21時には消灯です。
 2日目は6時30分に起床、7時から子どもたちの司会で朝の会、朝食は7時40分からです。午前中は野外炊事でカレーライス作りをグループで行います。午後はアドベンチャーラリーといってチェックポイントを探しながら課題をクリアする活動をします。夜はキャンプファイヤーを予定しています。2日目も20時入浴、21時消灯です。3日目は朝の荷物や部屋の片づけが大変です。皆で協力して行います。もみじ平総合公園で昼食、自然史博物館の見学後に学校に戻ります。いかがでしょうか。当日はホームページで現地の様子を紹介できればと考えています。


6年生のテーマ


子どもたちがしおりを届けてくれました

9月7日(水曜日) 【来週は6年生の移動教室】


今日は生活科で水あそび 1年生

 2学期始業式から1週間になります。昨日の午後は2年生以上はスタートアップ期間の面談を行いましたが、1年生は下校をしてオンラインドリルに取り組みました。担任たちから様子を聞くと、お子様に寄り添ってタブレット端末の接続を見守ったり、サポートいただいたりしたご家庭もあったとのこと、ご多用の中ありがとうございました。思い起こせば昨年は9月に市内全小中学校でオンライン授業を行いました。1年は早いものです。
 さて、来週13日(火曜日)から6年生は群馬県の赤城での移動教室に出かけます。実に3年ぶりです。西東京市の小学校では、子どもたちの宿泊行事は6年生の移動教室になります。市内すべての小学校が群馬県の赤城にある「国立赤城青少年交流の家」を宿泊場所に使って2泊3日過ごします。今のところ6年生の子どもたちの健康状態に大きな問題はなく、このまま体調を崩す子どもなく移動教室が終えられればと思っています。昨日は6年生の子どもたちに話をする機会がありました。移動教室を楽しもうということと共に、自分をコントロールすることの大切さを伝えました。共同生活だからこそ、教師や友達に言われてするのではなく、自分で考え、よりよい行動をすることが必要です。6年生にはこの機会にそんなことも考えてほしいと思っています。
 皆で寝食を共にすると、学校では見えない姿も見えてきます。担任だったときに子どもたちのお風呂の指導をしましたが、びしょびしょに濡れたままで脱衣所に入ってこようとする子どもたちが結構いました。家庭のお風呂であれば、ある程度で済むのかもしれませんが、皆で使う大きなお風呂の場合はそうもいきません。共同生活の中で様々なことを学んでほしいと願っています。6年生が元気に移動教室に出かけられるよう応援してください。


1・2時間目は3組さんと


4組さん 楽しいね!

9月6日(火曜日) 【きれいに手を洗おう!】


洗い方を覚えて手をきれいにしましょう

 先週から各学年の計測を行っています。保健室で身長と体重を調べますが、帰りは「身長が伸びた」「体重増えた」と、子どもたちはちょっとうれしそうに話しながら帰っていきます。身長が伸びなくなって40年以上、体重だけが増える心配をしている私としてはうらやましい話です。子どもたちはしっかり栄養を取って、どんどん大きくなりましょう。
 さて、今日は3年生の計測です。計測前に養護教諭が教室で手の洗い方を指導していました。何気に手を洗うだけでは、細かいところまで洗えません。新型コロナの感染予防を考えれば、正しい手の洗い方を学んでほしいですし、蛇口も清潔にしてほしいと思います。養護教諭が子どもたちと手の洗う場所や洗い方を確認しました。実際に子どもたちもやってみて覚えます。具体的には全部で6か所、「手のひら」「手の甲」「指の間」「指先」「親指」「手首」です。親指はつい洗い忘れる場所です。手のひらで包み込むようにして洗うとしっかり洗えます。計測にはハンカチをもって移動し、計測後に子どもたちは手を洗っていました。
 今週は都内の新型コロナの感染者数は減ってきていますが、どんなに予防していても感染することはあります。少しでもリスクを減らすことが大切です。大人も子どもも手洗いは大事です。慣れるといい加減になりますが、今回の指導を生かして丁寧に洗ってほしいと思います。今日までで1年生から3年生までの手洗い指導は終わりました。明日からの4年生から6年生では、保健指導として「メディアコントロール」の話をします。3年生までのお子様のいるご家庭では、復習の意味も込めて子どもたちに手の洗い方を聞いてみてはいかがでしょうか。


指の間も


指の先もしっかりと

9月5日(月曜日) 【「Thank you Tokyo! Festival and Ceremony」のお知らせ】


面談を始めるね

 今日の午後は各学年でスタートアップ期間の児童面談を行います。今朝のオンラインでの全校朝会では、私から子どもたちに面談では担任先生と話してほしいと伝えました。2学期当初に気になることがあったら、ぜひこの機会に解決してあげたいものです。
 さて、西東京市教育委員会を通じて国際オリンピック委員会主催の「Thank you Tokyo! Festival and Ceremony」のお知らせがありました。このイベントは、東京オリンピック・パラリンピック1周年の機会に、その感動や記憶をレガシーとして未来へつなげていくための「東京2020大会1周年記念〜 TOKYO FORWARD 〜」のフィナーレとして、10月16日(日曜日)に国立競技場で行われるものです。イベントでは東京2020大会で活躍したアスリート等による競技デモンストレーションや、スポーツ体験等の実施を予定しています。
 もし興味がありましたら、下にお知らせをアップロードしておきますのでご確認ください。イベントは「フェスティバル」と「セレモニー」で構成されており、「フェスティバル」では、世界トップレベルのアスリートによるデモンストレーションや写真撮影会、来場者によるスポーツ体験、東京2020大会のメダルや表彰台の展示等が行われる予定です。こちらは事前申し込みはいりません。一方でオリンピアンによる競技デモンストレーションを通じて、オリンピアンの凄さを間近で体感できる「セレモニー」は、事前申し込みが必要で、抽選で参加者が決まります。申し込みは9月23日までで、WEBまたは郵送で申し込みが可能です。スポーツが大好きな子どもたちには、またとない機会だと思います。


夏休みはどうだった?


夏休みの作品の展示も

9月2日(金曜日) 【心と体を大切に】


計測も始まります。今日は1年生

 長期の休み明けは、心と体が思うようにならないことがあります。大人もそうですが、例えば連休明けは何となく体がだるかったり、疲れていると「もう少し休めれば」と思ったりします。このことは子どもたちにもあります。もちろんすべての子どもたちというわけではありません。一般的に日々新しい発見を求める子どもたちは、刺激を求めて「友だちと遊びたーい」「新しいことを習いたーい、したーい」と意欲的な姿を見せることが少なくありません。
 しかし、これには心や体がいい状態である必要があります。人間は一度リズムが変わるとそれを元に戻すことに苦労します。リズムが崩れると体が思うようになりません。不調を感じれば、気分も落ち込みます。逆に、様々なことを思い悩み、体の不調につながることもあります。生活のリズムが変わる新学期の始まりには、子どもたちの心と体の様子を細やかに見守る必要があります。リズムを整え、気持ちの面でも少し背中を押してやるとよい状態になってきますが、少し時間がかかる場合もあります。学校ではスタートアップ期間をかけ、学校生活のリズムを作っていきます。ご家庭でも焦らずに温かく子どもたちを見守ってください。
 さて、今日から給食スタートです。健康には栄養バランスの取れた食事も大切です。今日のメニューは「鮭茶漬け」「肉じゃが」「キャベツの香味和え」「牛乳」です。胃腸に優しいメニューです。9月は「食生活改善普及運動月間」です。給食でも生活リズムが作れるようサポートします。ぜひ詳しく書かれている献立表の裏の給食だよりや、このホームページにアップした給食だよりをお読みください。


漢字テストに挑戦中 5年生


本日の給食 鮭茶漬け、肉じゃが

9月1日(木曜日) 【2学期のスタート】


6年生は卒業も意識しつつ

 今朝は早い時間は晴れていたのですが、7時過ぎから雨模様となりました。2学期最初の登校で荷物があると思うと心配になりましたが、登校時刻には雨もおおむね止んだので助かりました。校門で子どもたちを迎えると、元気に挨拶をしてくれる子どもたちもいますが、夏休みが抜けきらず動きがゆったりしている子どもたちもいます。中には「お久しぶりです」と挨拶していく子どももいました。この1週間が大切です。明日から「生活リズムチェック」を行います。子どもたちに配布したカードを使いながら、生活リズムを取り戻せるようご協力ください。
 各教室では、子どもたちから「あゆみ」やノートを集めたり、2学期のスタートにあたり約束を確認したりと学級ごとに活動をしていました。また、7日(水曜日)まではスタートアップ期間として、担任が子どもたちと個人や小集団で面談をして気持ちを汲み取りながらスムーズに2学期の学校生活がスタートできるようにします。何か気になることがありましたら、担任等にどうぞご相談ください。写真は久しぶりに学校に来る子どもたちに向け、担任が黒板に描いたものです。いくつか紹介します。担任たちもスムーズな2学期のスタートが切れるよう様々工夫をしています。
 明日からは給食が始まります。なお、スタートアップ期間には面談のために午後まで学校に居る日と給食後に下校をする日が子どもによって異なります。事前に子どもたちの面談日をお知らせしていますので、下校時刻をご確認ください。2学期もどうぞよろしくお願いいたします。


「まっていたよ」のメッセージ


夏休みは楽しかったかな?


メッセージに今日の流れも書いて


笑顔いっぱいの学校生活を


2学期もみんな一緒に頑張ろう


詩が書いてあるクラスも

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保谷第一小学校

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電話:042-422-4513
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