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西東京市立保谷第一小学校
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令和3年度 校長室より(2学期)

更新日:2021年12月24日

12月24日(金曜日) 【2学期終業式】


作り方が伝わったかな? 1・2年生

 昨日も各学年では学習のまとめをしていました。その中で「最後に誰かに伝える、教える」という目的意識をもたせて学習することがあります。目的が学びをもう一段階深めてくれます。それが異学年へとなればなおさらです。先日は3年生が学区域の安全マップ作りで分かったことを模造紙にまとめ、体育館で1年生に発表していました。また、昨日は2年生が1年生におもちゃの作り方を教えていました。こちらもどのように伝えると分かりやすいか、事前に紙にまとめ、準備をしてから行っていました。本校の異学年交流は「レインボー班」があります。感染状況次第ですが、それ以外にも学年を超えた教育活動を行っています。
 さて、80日間の2学期も本日が終業式です。各学級で子どもたちに「あゆみ」を渡しました。担任も声を掛けていますが、ご家庭でも成長した点は褒めていただき、課題は3学期に向けて励ましの材料として、子どもたちのやる気に結びつくお声掛けをいただければ幸いです。今年は暦の関係で3学期の始業式は1月11日です。オミクロン株の感染拡大も懸念されています。昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染防止を意識しての年末年始となります。約2年になる対応で大人も子どもも疲れていると思います。ぜひこの機会にご家庭でお子様と大掃除をしたり、のんびり話をしたりとゆったりお過ごしください。今学期も本校の教育活動にご理解とご協力をいただきました保護者の皆様、地域の皆様に深く感謝申し上げます。
 また、「校長室より」をお読みいただきありがとうございました。お伝えしたいことが多く、文章も読みにくかったと存じますが、学校の様子が少しでも伝わったのであれば何よりです。なお、休業期間中は必要に応じて一斉メールでご連絡を差し上げます。次回は年明けに「校長室より」を更新いたします。どうぞよいお年をお迎えください。

 【お知らせ】
 来年1月9日に明保中学校の校庭で「どんど焼き」が行われます。地域の行事です。よろしかったらご参加ください。詳しくは子どもたちに渡したお知らせをご覧ください。


ここはこうするといいよ 1・2年生


終業式後にオンラインで生活指導

12月23日(木曜日) 【書き初めの練習】


バランスを見ながら書きます 3年生

 今週、校内の様子を見ていて目にする授業が、書写で行っている書き初めの練習です。低学年の子どもたちは硬筆用の鉛筆を使った書き初めを、毛筆を学習している3年生以上は、いつも使っている半紙より大きな書き初め用紙を使って、4文字の毛筆に取り組んでいます。昨日は4年生のあるクラスが小ホールでお手本を見ながら「元気な子」の練習をしていました。担任が声を掛け、皆で呼吸を整え気持ちを集中して練習していました。
 3年生のあるクラスでは教室の机と椅子を廊下に出して練習していました。初めて毛筆の書き初めです。「生きる力」と書きますが、4文字を書き初め用紙にバランスよく書くことは難しく、どうしても初めの2文字が大きくなります。大きく書けていることはよいことです。委縮することなく書かせたいものです。中にはこれまでの練習の成果でしょうか。「力」の払いや跳ねがとても上手にかけている子どもがいます。声を掛けると嬉しそうにしてくれました。自信をもって本番に臨んでほしいと思います。
 硬筆であっても毛筆であっても書き初めを指導していると「上手にかけない」とあきらめがちな子どもたちを見かけます。私が担任をしていた時もいました。そんな時には「上手にきれいに書くことは難しいけれど、丁寧に書くことはできるよ。丁寧に書いた字が見たいな。」と話しました。気持ちが切れると投げやりに書くものです。それは子どもたちのためになりません。1年生は硬筆の、3年生は毛筆の書き初めに初挑戦です。また、多くの学年で冬休みの宿題として書き初めに取り組みます。時にうまくいかなくて、気持ちが落ち込むお子様がいるかもしれません。そんな時は「心をこめて書いてほしい」と励ましてあげてください。来年、1月24日から29日に校内で書き初め展を予定しています。


一文字一文字丁寧に 1年生


集中してよい字をかきましょう 4年生

12月22日(水曜日) 【今日は冬至です】


チューリップ大きくなってね 1年生

 2学期も残り3日となりました。各クラスでは昨日あたりから「お楽しみ会」などを企画して行っています。学習も生活もしっかりまとめていきます。また、今週から少しずつ学習用具などを持ち帰るよう子どもたちに呼び掛けています。終業式に両手で大量の荷物を抱えて帰ることは危険です。もしお子様が持ち帰っている様子がなければ、ご家庭でも一声掛けていただけると助かります。なお、タブレット端末も冬季休業期間中は持ち帰ります。家庭で学習ソフトを活用いただければと思います。保管をする場合は、お手数をお掛けしますが、重い荷物の下ではなく、また、落下しない場所でお願いします。
 さて、本日、12月22日は冬至です。ご存じの通り24節気の一つで1年で最も夜が長く昼が短い日です。柚子湯に入って、かぼちゃを食べてという風習があります。学校ではさすがに柚子湯に入ることはできませんが、本日の給食の献立には「柚子蓮根つくね」と「かぼちゃ豚汁」があります。かぼちゃを食べる理由は諸説あるようです。今でこそ季節を問わず見るカボチャですが、かぼちゃの旬は夏です。それが江戸時代から冬至に食べられるようになった理由は、冬まで保存がしやすい野菜だということ、ビタミンなど多くの栄養を含むカボチャを食べて、野菜が不足する冬を乗り切るということからのようです。
 日はこれから少しずつ伸びます。このことから冬至を境に運気上昇と考える考え方もあります。昨年、今年とコロナ禍もあり多くの人が苦しんでいます。オミクロン株の様子が気になるところですが、冬至を境に運気上昇といきたいものです。1年生は校舎前を使って「チューリップ」を育てています。毎朝登校すると水をあげる姿があります。冬至を乗り越え、春に向けて人も植物も元気に成長(生長)してほしいと願っています。


毎日水あげをしています


花壇では菜の花を育てています

12月21日(火曜日) 【体育館に空調設置】


体育館後ろの吹き出し口

 昨日は体育館に設置した空調の試運転がありました。写真のように体育館東側の外には室外機が、また、体育館後方の壁面上部には大きな吹き出し口が4つ備え付けられました。ここから冬は温風が夏は冷風が出てきます。体育館の「冷暖房エアコン」というまでの能力はないようですが、冬になると底冷えする体育館です。また、夏になると熱中症も心配になります。子どもたちの体育での学習活動、また、行事や保護者会など少しでも快適になるのではと期待しています。なお、体育館後方にあった卒業制作は体育館の側面に移設しましたのでご安心ください。
 この体育館空調は、市内で体育館の冷暖房設備がない学校に対して西東京市が設置しているものです。もしもの時に避難所にもなる学校の体育館です。保谷第一小学校では昨年は体育館の屋根の改修工事が行われ、今年は空調の設置と毎年少しずつ使いやすい体育館なってきています。空調についてはどのぐらい効果があるか、近いうちに確かめてみようと思っています。本来であれば体育館は2学期の終業式にでも使いたいのですが、現状では校庭、もしくは各教室をオンラインで結んで行う予定です。使っている様子を見に行ってその効果を確かめ、またご報告します。
 さて、授業中に廊下を歩いていると6年生が1対1でALTの先生と英会話をしていました。テストを行っているのでしょうか。会話は1人当たり数十秒でした。挨拶から始まるなど、会話の型は決まっているようです。その中で細かいところは自分が選んだ言葉で話しているように見えました。外国語(英語)が教科になって2年目です。それまでも外国語活動で英語に慣れ親しんできた6年生です。将来が楽しみです。


室外機が8台!


ALTの先生と資料を使って会話 6年生

12月20日(月曜日) 【本物に触れるよさ 5年生】


体育館のフロアーでの演奏会

 今朝は天気がよかったのですが、明け方はかなり冷え込んだのでしょうか。登校してくる途中で見つけた氷を見せてくれる子どもたちがかなりいました。学校の東門の前の歩道脇にも霜柱ができていました。どうやら本格的に寒くなってきたようです。
 さて、今日は5年生が2校時に芸術鑑賞教室を行いました。一昨年度までは保谷こもれびホールでオーケストラの演奏を市内の5年生が集まって聞いていました。昨年度はコロナ禍で中止でした。今年も計画の段階でホールに集まることは難しいと考え、各学校に少人数編成のアンサンブルを招いて、芸術鑑賞教室を行うことになりました。今回演奏をしてくださったのは「東京nanairoアンサンブル」さんです。構成は管弦アンサンブルにピアノが加わっており、具体的にはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、オーボエ、ピアノの5人の編成となっています。冒頭にモーツアルトの「アイネクライネナハトムジーク」の演奏があり、その後まずは各楽器の紹介とそれぞれの楽器の演奏をしてくださいました。ヴァイオリンやヴィオラの比較などはオーケストラの鑑賞教室でもしてくれますが、ホールでは舞台までの距離があります。今回は子どもたちの目の前で楽器を見せてくれました。また、演奏も同じ体育館のフロアーで行われるので、音色や楽器の様子がよく分かりました。
 その後もブラームスの「ハンガリー舞曲」やホルストの「惑星」から「木星」などのクラッシクの他に「星に願いを」「日本の唱歌」「紅蓮華」そして「保谷第一小学校の校歌」まで演奏してくださいました。校歌は子どもたちが一緒に歌いました。今や音楽はネットでも聴くことはできます。しかし、実際の演奏にはそれらにはないよさがあると思います。本物に触れるよさを子どもたちが感じ、演奏をから様々なことを学び取ってくれたのであれば何よりです。2学期も残り1週間となりました。


ヴィオラの演奏で楽器の音を感じます


ヴァイオリンとチェロの比較

12月17日(金曜日) 【劇団四季「こころの劇場」の動画視聴 6年生】


教室のモニターでミュージカルを

 昨日の午後、6年生は各教室でミュージカルの動画を視聴しました。一昨年度までは、府中の森芸術劇場で劇団四季の「こころの劇場」が行われていて、6年生がミュージカルの観劇に無料で招待されていました。昔は有楽町の日生劇場で行っていたこともあります。私が子どもの頃にもあったものなので、保護者の皆様の中にもご覧になった方がいらっしゃると思います。
 残念ながら昨年度はコロナ禍のために中止となりました。今年度は劇団四季も劇場で生の感動を届けたいと考えていたようですが難しく、ミュージカルを動画で届けてくれることになったのです。毎年、劇団四季が見せてくれるミュージカルは変わりますが、今年は新作で「はじまりの樹の神話〜こそあどの森の物語〜」という約2時間のオリジナルミュージカルです。原作は日本児童文学界を代表する作家の岡田淳氏の「こそあどの森の物語」シリーズの第6巻ということでした。
 体育館で皆で見たいところですが、著作権の関係でそれはできません。「こころの劇場」の動画配信は、劇団四季が社会貢献活動の一環として行っているものです。事前に申し込んだ6年生に対して、学校の授業時間に見せる約束になっています。他学年の子どもたちが見ることがないように、6年生は各教室の大型モニターを使って静かに集中して見ていました。生で劇場の感動を味わわせたいと思っていましたが、動画ということで役者のアップなど見やすい面もあり、子どもたちはミュージカルを堪能していました。近い将来に劇場で生のミュージカルをぜひ楽しんでほしいと様子を見て感じました。


昨日は「わくドキ読書」の2年生と4年生も


4年生ありがとう!

12月16日(木曜日) 【オリンピック・パラリンピックのトーチの展示】


職員室前に展示をしました

 一昨日の夕方です。学校に東京オリンピック・パラリンピックのトーチや聖火リレーのランナーが着ていたユニフォームなど、東京オリンピック・パラリンピックに関連した品々が届きました。トーチは西東京市が持っているもので、現在、市内の学校で数日ごと展示をしています。保谷第一小学校は今週の金曜日までで、金曜日の夕方に次の学校に送られます。
 昨日の朝に職員室前に展示をしました。トーチは高さもあります。倒れないように専用のケースに入っています。また、サッカーボールやメダルを保管するケース、通常はブルーの「ミライトワ」とピンクの「ソメイティ」の公式マスコットですが、特別色の「金銀銅」の公式マスコットもあります。きっと子どもたちはそれぞれ触りたいのだろうと思います。特にトーチは重さも確かめたいでしょうし、持って走りたくなるほどピカピカです。残念ですがそれはできません。職員が見守れる職員室前に展示しました。
 副校長が放送を使って子どもたちに展示がしてあることを伝えると、早速休み時間に子どもたちが集まってきました。トーチのケースには上部に斜めの鏡が付けられていれ、聖火が灯る部分が見られるように工夫されています。子どもたちはそのことにも気が付いて、しげしげと見ていました。コロナ禍で多くの方が苦労しながらの東京オリンピックとパラリンピックでした。展示してある品々と子どもたちを見ながら、大人になっても今年のオリンピックのことを覚えていてほしいと思いました。来年2月には北京で冬季のオリンピック・パラリンピックが開催されます。東京大会のことを思い出しながら、日本の選手、世界中のアスリートの活躍を子どもたちと応援できればと思います。


この機会にじっくり見てください


子どもたちが大勢集まってきました

12月15日(水曜日) 【昔遊び 1年生】


昔遊びたのしいよ! 1年生

 今日は昨日と違って日差しが暖かです。校庭での体育も今日のような日は上着を着る子どもたちは少なく、活発に活動していました。冬の暖かな太陽の光はありがたいものです。
 さて、1校時に校内の様子を見て回っていたところ、1年生のあるクラスが生活科で昔遊びをしていました。教室と廊下には、「けん玉」「こま」「お手玉」「輪投げ」「あやとり」など様々な遊び道具が用意されていました。子どもたちは思い思いの道具を使って、その遊びに挑戦していました。「けん玉」では思うように大皿に玉が乗らない子どももいれば、けん先に球を入れている子どももいました。また、あやとりで上手に「四段はしご」を作って見せてくれる子どもたちもいました。一方でひもを使って「こま」を回すことには苦労している様子がありました。ここでちょっと子どもたちに喜んでもらおうと、「こま」を借りて回して手に乗せました。サーカスを見るような気分でしょうか。そこまで上手ではないのですが、子どもたちは喜んでくれました。私が子どもの時は学校に「こま」や「めんこ」をもっていくことが許されていました。そのため、休み時間はこまを使って鬼ごっこをしました。ルールは手に乗っている時だけ走れるというものです。うまく手に乗せられず立ち止まっていると鬼に捕まってしまいます。そのため一生懸命練習したので、今でも「こま」を直接手に乗せて回すことができます。子どもの時の経験は大人になっても生きるものです。
 生活科で昔遊びを取り上げることがあります。昔遊びについて知り、うまくできないことでどうしたらよいか考え、こつや遊び方を教わって新たな気づきを生むような学習です。本来であれば少し学んだところに地域の方などを招いて教わる活動を行うこともありますが、今はそれも難しいと考えます。冬休み中にご家族でむかし遊びをしてみることもよいのではと考えます。保護者の皆様、ぜひ得意技を子どもたちに見せてあげてください。


「四段はしご」できたよ


輪投げうまく入るかな?

12月14日(火曜日) 【寒くなりました】


「うちわ」わかるかな? 4年生

 今朝は曇り空です。気温もかなり下がって、最高気温は一桁の予報です。お昼ごろに雪がちらつく可能性もあるようです。こんな日に登校してくる子どもたちの様子を見ていると、中にはポケットに手を入れ背中を丸めて登校してくる子どもや、帽子をかぶらずフードをかぶって登校してくる子どもがいます。
 ポケットの手を入れて歩くと、転んだ時に顔から転んで大けがをする危険があります。また、フードをかぶって歩いていると周りの音が聞こえにくくなります。場合によっては信号のない交差点で横から出てくる自動車に気が付かなかったり、後ろから走ってくる自動車に気が付かなかったりするかもしれません。これからの季節、お子様が寒そうにしていたら服装を見てあげてください。必要に応じて手袋やマフラー、ネックウォーマーなどを用意していただければと思います。また、校帽も多少は寒さをやわらげます。家を出る時にフードをすっぽりかぶっているようであれば、一声掛けていただければと思います。寒い季節であっても安全に姿勢よく歩く保一の子であってほしいです。
 さて、今朝は集会委員による出張集会がありました。各クラスに集会委員が出向いて、箱に入っている物が何か、手探りで当てるゲームを各教室でしてくれました。中には恐る恐る手を入れる子どもたちもいますが、テレビ番組のように過激な物はありません。文房具などが中心です。あった言う間に当てる子どもたちもいますが、少々苦労している子どもたちもいました。今日で今学期の集会活動は最後です。コロナ禍でも工夫してくれた集会委員の皆さんありがとう。


しっかり形を確かめて 2年生


本だとわかるかな? 1年生

12月13日(月曜日) 【ゲームとの付き合い方を考えよう】


植物の観察にタブレットを活用 4年生

 12月2日のことです。5年生が「ゲームとの付き合い方を考えよう」という外部講師とリモートでつないでの授業を受けました。ゲームは大人も子どもも好きな人はつい夢中になってしまいます。子どもたちも「時間を決めて楽しまなければいけない」と思っていますが、家族に厳しく言われないとやめられないと聞く時があります。
 これからクリスマスやお正月があります。プレゼントをもらったりお年玉をもらったりするかもしれません。中にはゲームをねだる子どもたちもいます。そんな機会でぜひゲームの使い方やルールをご家庭で確認してはいかがでしょうか。時間はもちろんのこと、ゲーム上で名前や住所、電話番号など個人情報やパスワードは決して教えてはならないこと、ゲームの機能で他人を傷つけるようなことを書き込んだり、言ったりしてはいけないこと、保護者が知らないところでゲームに課金してはいけないことなどです。
 併せて、例えば「30分ごとに兄弟姉妹で交代しなければいけない」「家族で出かける時は、ゲームをせずに一緒に楽しむ」など家庭独自のルールがあってもいいと思います。最後に、もしルールを破った時に罰則を決めるのであれば、その内容はぜひ子どもたちに考えさせてください。押し付けられたルールは守れないことが多いです。家族で相談して、子ども自らが決めたことをしっかり守らせてください。5年生は「★わが家のゲームルール★」というプリントを持ち帰っています。この機会にお子様とゲームのことを考えてみてください。同じことはタブレット端末やスマートフォンでも言えます。学校では2学期末に「学習用タブレット端末の利用について〜児童・生徒のみなさんへ〜」というお手紙を子どもたちに配って指導します。ご家庭でもご一読いただき、ご家庭での使い方を指導いただければ幸いです。 


サケの稚魚を撮影しよう!


うまく撮れたかな?

12月10日(金曜日) 【キッザニア東京 6年生 その2】


皆で楽しみながら学びました

 昨日に続き、キッザニアの様子についてです。キッザニアの街は1階と2階の2つのフロアーに分かれています。子どもたちはパビリオン(各お仕事のお店)が載っている「City Map」と「JOBスケジュールカード」そして50キッゾの「トラベラーズチェック」、お昼ご飯と引き換えられる「フードチケット」を持って街を巡ります。「アクティビティ」(仕事)は予約制です。予約後に決められた時間と場所に集合して仕事をします。要領のいい子どもはいくつかのパビリオンを先に予約してから最初の仕事に向かっていました。
 お昼は配られた「フードチケット」で、ハンバーガー、ピザ、カレーのセットなどと交換できます。中にはこのチケットを落としてしまう子どもたちもいるようです。金券と同じなので、原則は再発行できません。無くすと大変です。教員は館内を見回ったり、控室にいて、お昼を食べる際のアレルギーチェックにスタッフと子どもが来た時に対応したりします。また、困った時には子どもたちが相談にやってきます。
 11時頃でしょうか。「先生、フードチケット...」と言いながら子どもが控室に入ってきました。学年の教員と顔を見合わせ「フードチケットを無くしてしまったのか!」と心配しましたが、「先生、フードチケットはあるのですが、JOBスケジュールカードを無くしました。」という報告でした。JOBスケジュールカードは名前も書いてあるので、落とし物のところにきちんと届いていて事なきを得ました。幸い、「フードチケット」を無くしたという話はありませんでした。
 様々な仕事を子どもたちは体験しました。現在、6年生は総合的な学習の時間でキャリア教育にも取り組んでいます。今回の体験が今後の人生に役立ってくれたら嬉しいです。


机の上には」「キッゾ」がたくさん!


宅配業者の社員が勢ぞろい!

12月9日(木曜日) 【キッザニア東京 6年生 その1】


警備会社に就職

 今日は6年生が校外学習で「キッザニア東京」に出かけました。キッザニア東京は江東区豊洲にあります。今年は移動教室が中止となってしまい、それに変わる活動を様々考えました。社会科見学は3月14日に国会議事堂へ出かけますが、保谷第一小学校ではそれとは別にキッザニアでの体験学習を取り入れました。
 キッザニアについてはご存じの保護者の皆様もいらっしゃると思います。キッザニアは楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」です。この街では様々な仕事を体験できます。その数は約100種類にもなります。本格的な設備や道具を使って、こども達は大人のようにいろいろな仕事やサービスを体験することができます。仕事をしたら、お給料として専用通貨「キッゾ」や作ったものをもらえます。キッゾは仕事によって5〜8キッゾほどもらえるようです。このキッゾを使ってキッザニア内のデパートで商品を買うことができます。働いてキッゾを貯めて、買い物を楽しんだり、サービスを受けたりすることに使います。さらにキッゾを銀行に預けると利子も付くそうです。まさに社会の仕組みが生かされています。
 子どもたちは初め少し緊張しているように見えました。なにしろ他校の子どもたちもいますし、小学校に入学前の子どもたちも保護者と一緒にいます。クラスの友達ばかりではありません。初めて会う人と一緒に仕事をすることも面白さの一つです。仕事は自分の興味・関心で選びます。警備会社の仕事をする子どもたちやハンバーガーショップでハンバーガーを作る子どもたち、宅配業者で荷物を運ぶ子どもたち、街時計では30分ごとにダンスパフォーマンスが行われますが、それに仕事として参加する子どもたちもいます。6年生のお子様がいらっしゃる保護者の皆様、ぜひ今日は子どもたちが取り組んだ仕事の話をしてみてください。


これからハンバーガーを作ります


発明工房で研究しながら


ダンスパフォーマンスの準備


街時計の前でダンスを披露

12月8日(水曜日) 【2学期最後の「レインボー班」】


レインボー班準備中の6年生

 昨日の朝は「レインボー班」でした。曇りのため寒いのではと心配しましたが、風もなく思ったほど寒く感じませんでした。6年生は朝から2学期最後の「レインボー班」の準備をしてくれました。校庭では鬼ごっこを行うのか、捕まった人の待機場所をサッカーゴールのあたりに作っていました。実際に校庭のグループが鬼ごっこを始めた様子を見ると、校庭中を子どもたちが逃げ回ります。見ると教員が鬼をしています。中にはテレビ番組に登場してきそうな鬼もいました。
 教室では皆が仲よく丸くなって、音楽に合わせて爆弾に見立てたボールをまわして遊んでいたり、ハンカチ落としをしていたりと今回も低学年から高学年の子どもたちが一緒になって仲よく過ごしていました。今年は緊急事態宣言期間が長かったため縦割り班活動の「レインボー班」は多くの回数できませんでした。しかし、今のように少し落ち着いた状況で、感染予防をしながら取組は進めていきます。
 感染予防という意味では、新たな「オミクロン株」の影響が気になります。現時点では日本において新型コロナの感染者は少なくなっていますが、学校では引き続き、給食の時間の過ごし方など従来通りに行っています。また、保護者の皆様からの欠席のご連絡も拝見すると、現在も家族の体調がよくない時に、念のために欠席をというご家庭があり、慎重な姿勢にありがたく思っています。「オミクロン株」は様々な情報が出されていますが、子どもたちが感染した場合、どうなるかはまだよく分かりません。その分、学校ではこれまで通りに感染対策に努めてまいります。引き続きご理解とご協力をいただけると助かります。感染が広がらず、3学期は予定通り行事や授業参観などをしたいと考えています。


「ハンター」登場?


早くボールを渡して!

12月7日(火曜日) 【ゲストティーチャーが学校に】


真剣にお話を聞きます 3年生

 先週の金曜日はいつもお世話になっている駐在所の警察官の方に、3年生の社会科の授業へ協力いただきました。少し早くいらしたので校長室でお話をしましたが、保護者の皆様にお話をするのとは違って、子どもたちには難しい言葉を使ってはいけないから、どう話そうかと考えていらっしゃいました。普段から子どもたちのことを見守っている駐在さんです。学区域にいていただけることは大変心強いです。授業では、まず東京都にいる警察官の数を子どもたちに聞いていましたが、やはり数百人と感じていた子どもたちがいました。現在、東京都には4万人以上の警察官の方がいらっしゃいます。
 昨日はスーパー「ライフ」の店員さんに授業に協力いただきました。子どもたちから様々な質問が出ました。来店者数の質問もありました。1日の来店者数はおおよそ4000人だそうです。先ほどの警察官の数もそうですが、数が多くなるとイメージが付きにくいかもしれませんが、その多さは分かったようです。私が知りたいと思ったことを質問してくれた子どももいました。それは「スーパーで一番売れているものは何ですか」という質問です。「たまご」かな、「パン」かなとあれこれ考えてしまいました。保護者の皆様は何だと思いますか?季節ごとに売れているものがあるそうですが、1年通してだと「牛乳」だそうです。様々な質問を子どもたちは出しますが、どれに対しても丁寧にお答えいただきました。授業へのご協力をありがとうございました。
 さて、先週紹介したサケの卵ですが、昨日の朝に水槽をのぞいてみると、ほとんどが稚魚になって泳いでいました。まだおなかに「さいのう」と呼ばれる袋を付けています。さいのうの中には卵黄が入っているので、しばらくはここから栄養を取って大きくなります。朝、子どもたちが何人か気付いて観察していました。元気に育ってくれればと思います。


たくさんの質問に答えていただきました


サケの稚魚(写真でわかるでしょうか)

12月6日(月曜日) 【GO!5!!SDGs!!発表会】


大型テレビにプレゼンテーションを映して

 先週の木曜日に各学年の授業の様子を見るために校内を歩いていると、5年生の各クラスで子どもたちがタブレットを活用しながら、プレゼンテーションソフトを使い発表していました。子どもたちの机にある資料には「Go!5!!SDGs!!発表会」と書いてありました。
 5年生は2学期の総合的な学習の時間で「環境問題」について考えてきました。その学習でまとめたことを各自が発表しているでしょう。発表している内容を見ると「地球温暖化」「海洋ごみ」「大気汚染」など一人一人がテーマを決めています。実は先日、西東京市の研究指定校の碧山小学校の研究発表会に参加してきました。研究テーマは「持続可能な開発目標(SDGs)に取り組める児童の育成〜ESDの視点に立った学習指導を通して〜」というものです。そこで行われた公開授業でも、5年生は「環境問題」をテーマにしていました。
 学校教育の内容は文部科学省が出している「学習指導要領」で示されていますが、おおよそ10年に1度見直されます。それは、教育内容は先日の5年生の「面積」の学習のように時代と関係なく変わらないものもあれば、時代に合わせて行うべきものもあるからです。昨年度から移行期間を経て、新しい学習指導要領が全面実施されていますが、今回の学習指導要領の中には「持続可能な社会の創り手となることができるようにする」と明記されています。学校教育において、SDGsに取り組める子どもたちを育てていくことは、私たちが取り組むべき教育課題となっているのです。もちろん「SDGs」には国連が2030年の国際目標として示した17のゴールと169のターゲットがあり、今回5年生が取り組んできた「環境問題」だけではありません。学校では様々な学年で学習とSDGsを関連させ、意識的に教育活動を進めることが求められています。5年生の学びが将来の豊かな社会につながってほしいと思います。


小ホールを使って


学年全体でも見合いました

12月3日(金曜日) 【折り紙】


数々の折り紙作品

 一昨日のように水たまりが残って校庭が使えなかったり、雨が降っていたりすると子どもたちが休み時間に校長室を訪ねてくることがあります。学年は様々ですが、今は1年生がよく折り紙を見せに来てくれます。
 校長室へ入る時のルールを子どもたちには伝えています。一つは扉が開いていてお客様がいないこと、入る時には挨拶をしてから「どうぞ」と言われてから入ること、入ったらまず消毒をすること、部屋から出る時もあいさつをすることです。さて、1年生ですが最初は作った折り紙を私に渡すために校長室にやってきました。もらった作品は校長室に飾っています。子どもたちが作ってくれた折り紙作品は一部ですが、写真の通りです。クワガタや恐竜、木なども作ってくれました。なかなかの力作です。一昨日は校庭で遊べなかったこともあり、10人程の子どもたちが中休みに折り紙をしました。クラスも複数です。大騒ぎすることもなく、仲よく作っている姿は微笑ましいものです。
 コロナ禍はどうしても人と人とのつながりが希薄になります。本来、学校は人と人とがつながって集団で学ぶ場です。集団で学ぶということは相手の気持ちを理解することが必要ですが、マスクで顔が隠れると、表情が十分に分かりません。子どもたちは言葉以上に相手の表情を見て気持ちを理解することを学びます。感染防止を考えればやむを得ないのですが、教育的に考えると残念なことです。校内で誰かが見守りながら少しでも交流できる場があればという想いと、コロナ禍でストレスもあると思います。もしもの時に子どもたちがSOSを出せるチャンネルとして私のいる校長室も考えています。この1年8ケ月、時に相談に来る子どもたちもいました。そんな時には担任にも様子を伝えながら対応しています。コロナ禍でもよりよく生きてほしい。そう願っています。


皆で折り紙を 1年生


何ができるのかな?

12月2日(木曜日) 【考える授業】


皆で考え方を検討します 5年生

 水曜日は中学年以上で通常5時間授業です。時に5校時がなく、給食を食べ4校時で下校します。そんな日は教員が指導力を高めるために研究会や研修会を行う日です。昨日も5年生3クラスを4グループに分けて行う算数の授業を、全教員で分散しながら見て協議しました。協議後は専門性の高い外部の講師から研究テーマに沿って指導いただきます。
 今年の保谷第一小学校は、子どもたちの考える力、筋道を立てて考える力や物事を構造化して考える力を高めることを目指しています。これは、一方的に教え込むような授業では育ちません。子どもたちは考えながら学ぶことが必要です。そのためには教師の工夫も必要です。また、この力は、将来にわたって生きる力になると考えます。昨日の5年生の授業は台形の面積の求めかたを考え、説明する授業です。台形の面積はどのように求めるか学んだ時のことを覚えていらっしゃいますか。面積を求める公式を覚えている方もいると思います。公式は「(上底+下底)×高さ÷2」ですが、どうしてこの式で求められるか説明できることが大切です。また、公式を忘れてしまったとしても、もう一度自ら考え、作る力を育てたいと考えています。そのため学校ではいきなり公式を覚えさせるような授業はしません。これまで学んだ長方形や正方形、平行四辺形や三角形の面積の求め方を基にどうしたら台形の面積が求められるかを考えます。
 子どもたちは同じ台形を2つ用意して組み合わせ平行四辺形にしてその面積の半分だと考えたり、台形を切って一部を異動させ長方形や三角形に変形したり、台形を三角形2つに分けてそれぞれの面積を求めたから足したりと学んできたことを生かしながら考えを提案してくれました。考える力を高められるようこれからも取り組んでいきます。


自分の考え方を説明します


様々な考えをシートにまとめます

12月1日(水曜日) 【サケの卵がやってきました】


放送室前の水槽

 今年も保谷第一小学校にサケの卵がやってきました。今、写真のような状態で、校舎2階の放送室前を使って育てています。昨日も1年生が不思議そうに眺めていました。「サケの卵だよ」と声を掛けると、中には「知っているよ、この前もらってきて家で育てている」という子どももいました。
 学校の近くの北町1丁目には「地域ふれあいセンター」があります。この施設は、地域住民の交流に役立つ多目的施設です。地域の集まりや学習、サークル活動などに利用されています。また、地域の方が運営しているふれあいセンター協議会があり「サケを育ててみよう!」もその事業です。サケの卵をもらって稚魚に育て、2月上旬には埼玉県入間市の川で稚魚を放流します。毎年、保谷第一小学校でもサケの卵をいただき、稚魚になるまで大切に育てながら、その様子を子どもたちに見せています。稚魚を育てることは難しいように感じますが、電気の光や日光が当たらない場所に容器を置き、水温コントロールしていればそれほど難しくありません。しばらくすると卵からふ化して、さいのうを体に付けたサケの赤ちゃんが見られます。この袋のあるうちはエサはいりません。育て方のリーフレットをいただいていますのでよく分かります。
 子どもの時期に生き物と触れ合って、命について考えることは大切な経験です。ご家庭によっては生き物を飼うことが難しい場合もあると思います。学校では動物でも植物でも慈しみ育てるという活動が少しでもできるといいと考えています。サケの卵をいただいた時に、今年はサケの遡上が少なく、卵も昨年より少なくなってしまった」とお話をいただきました。貴重な卵が元気な稚魚になるよう約2カ月大切に育てていきます。ご来校の機会がありましたら、ぜひ水槽をのぞいてみてください。


掃除の時間に


小窓から様子を確認

11月30日(火曜日) 【集会委員が工夫をして】


「イントロクイズです」 集会委員

 昨日は全校朝会を校庭でしましたが、今日は集会委員が工夫をして放送で集会をしてくれました。内容は「スポーツデー イントロ&クイズ」でした。
 スポーツデー直後に、保護者の皆様には一斉メールでご意見・感想等をお願いしました。その中で、「子どもたちに他学年の演技を見せてやりたかった」というものをいただきました。リハーサルの時など他学年の演技を見る機会を設けている学年やクラスもありましたが、今の開催方法だと全ての学年の演技が見られるわけではありません。そこで、今給食の時間を使って各学年の演技を教室の大型モニターで見られるようにしています。併せて、今日は集会委員会の子どもたちが各学年の表現について、イントロクイズやクイズを出しながらスポーツデーを振り返える機会を作ってくれたのです。イントロクイズは曲が流れて何年生の曲かを問うものです。また、「6年生は1年生の時に何の曲でダンスを踊ったでしょうか」など3択で答える問題などを出してくれました。
 各教室では放送室からの音声の放送と共に、大型モニターで問題文や写真が映し出されるように工夫されていました。学習だけでなく、このようなところにもタブレット端末が生かされています。教室の様子を見ると、1年生は自分たちの踊った曲が流れると曲に合わせてリズムを取っていました。また、楽しそうに問題に答えていました。練習などで様子を見ているので、他学年の様子も分かっている子どもたちが多いのですが、来年度はさらに他学年の演技を当日やリハーサルで十分見られるような工夫もできたらと考えています。
 最後になりましたが、昨日は1年生から3年生までの保護者会がありました。ご来校くださいました保護者の皆様、ありがとうございました。明後日は4年生以上の保護者会があります。どうぞよろしくお願いいたします。


タブレットも操作しながら


「答え分かるよー」 1年生

11月29日(月曜日) 【謝れること そして地域の方の思い】


図画工作「すてきなぼうし」 2年生

 先週の金曜日のことです。東門のところで子どもたちと朝の挨拶を交わしていると、2年生の子どもたち数名が「校長先生 帽子が人の家のお庭に入ってしまいました」と言いに来ました。原因を尋ねると、ふざけて帽子を投げていたら入ってしまったということでした。いけないことをしてしまったと神妙な面持ちです。
 いけないことをしてしまった時にきちんと話し謝れたこと、また、勝手に人の敷地内に入らず相談しにきたことをほめ、子どもたちと私でその方のお宅に向かいました。インターホンを鳴らして事情をお話しすると、朝の食事中の様でしたが出てきてくださいました。子どもたちは「ごめんなさい」をきちんとして、帽子を受け取った時には「ありがとうございました」が言えました。人は失敗をする時があります。大切なことはそのあとです。2年生の子どもたちはそのことがきちんとできました。ご迷惑をおかけした地域の方も、子どもたちの態度をほめてくださいました。
 子どもたちは急いで学校に向かいましたが、その後、地域の方と少しお話をしました。聞くと、保谷第一小学校の多くの子どもたちはきちんとしているけれども、中には歩道に設置してある柔らかい柱状の車止めで、登下校中ふざけているとのことでした。時に地面に接するまで車止めを折り曲げることがあるようです。壊れることを心配して声を掛けるも聞こえているのか聞こえていないのか、何も言わずに立ち去る子どもたちもいるというお話でした。今日の全校朝会で私から2年生の子どもたちの態度と、柱の車止めの話をしました。車止めは自動車が歩道と自転車道を車道と勘違いしないようにするため設置されています。壊してしまうと事故に遭う危険も高まります。車止めのある意味をきちんと伝え、遊ぶことのないように話しました。子どもたちが事故なく登下校をしてほしいという地域の方の想いはありがたいものです。


社会科 玉川上水のまとめ 4年生


ペープサートで工夫して発表しました

11月26日(金曜日) 【子どもたちに育てたいこと】


会社(係)活動での話し合い 6年生

 昨日は大人が子どもの気持ちをキャッチできるようにということを書きましたが、同時に私は子どもたちに育てたいことがあります。
 子どもたちはよく考えずに行動することがあります。例えば嬉しい時に周りを見ずに走り出すことがあります。また、争いごとで思わず手が出てしまうということもあります。幼い頃は力も十分でないので、友達を大きく傷つけてしまうことは少ないですが、この時期に大人が関わりながら自分でしたことを顧みさせ、学び成長させる必要があります。しかし、中・高学年になると力もついてきます。例えば怒りをそのまま暴力として相手にぶつけてはけがもします。そうならないように、怒りの感情をコントロールし、気持ちを落ち着かせる行動に結び付ける「アンガーマネージメント」のような態度は育てたいものです。どうすれば自分の気持ちを正しく伝えられるか、コミュニケーション能力を高めることも必要です。そのため、学校では話し合い活動を大切にしています。 
 一方、自ら考えることは大切なことですが、どうしていいか分からず困っている時には誰かに助けを求める力も必要です。「援助希求的態度」といいます。大人は話を受け止めようとする姿勢をもちながら、同時に子どもたちは自分では解決しきれない時に、誰かに相談したり、助けを求めたりしようとする態度が必要な力だと思います。(大人でも必要な力ですが)
 大人は子どもを見守り、子どもの気持ちをキャッチできるように心掛けながら、子どもたちには困った時に「SOS」を出せるような力を育てる。今そのようなことが求められているのだと思います。併せて、自らの気持ちをコントロールしながら友達とコミュニケーションを取り、思いが伝えられるような子どもになってほしいと願っています。


卒業アルバムのカバー作成中


心を込めて作っています 6年生

11月25日(木曜日) 【大人ができること】


タブレットも使ってかるたづくり 4年生

 愛知県の中学校で、校内で刺された生徒が亡くなったという痛ましい事件が報道されています。刺してしまった生徒がどの様に考え行動したのかはまだよく分かりません。しかし、教育に携わる者として、子どもが亡くなるということほどつらいものはありません。
 「命の大切さ」は多くの教職員が教育現場で長年子どもたちに伝えてきたことです。命はバトンのように親から子へ受け継がれています。自分がこの世に存在するためには親だけでなく、祖父母や曽祖父母と多くの人の存在があって初めてかなうものです。それだけに自分の命は奇跡的なもので、大変重いものだと子どもたちに伝えたこともあります。多くの人から受け継いだ命の重さを意識できれば、他人を傷つけたり、自らの命を軽く扱ったりすることはないと信じたいものです。どの学校でもこのような意識はあります。報道されている中学校でもきっと指導していたはずです。それでも今回のような事件が起きることを、私たち大人はどう考えればいいのでしょうか。
 子どもたちは一時の気持ちで衝動的に行動することがあります。また、子どもたちの気持ちは日々揺れ動きます。だからこそ様々な方法で子どもたちの気持ちを知り、大人としてアドバイスする必要があります。保谷第一小学校では高学年で「ジャーナル」と呼んでいる一言日記に取り組んでいます。子どもたちは今思っていることなどを書き込んでくれるので、担任も子どもたちの考えていることを知ることができます。また、2学期はスタートアップ期間として学期当初に面談期間も作りました。子どもたちの気持ちを理解するチャンネルを少しでも多くすることが大切です。しかし、担任には伝えにくいこともあるはずです。親だからこそ言える話もあります。保護者の皆様もご多用のことと思いますが、お子様の様子を見て、いつもと様子が違うと感じた時には、チャンネルを増やす気持ちで話しを聞いていただけないでしょうか。ちょっとしたことが子どもたちを救うことにつながると思います。

11月24日(水曜日) 【地域・保護者の皆様に見守られて】


スポーツデーの作文書いてます 1年生

 スポーツデーを終えた休み明け、子どもたちは元気に登校しています。今朝も校門で子どもたちを迎えましたが、校門から50m程離れたところで、ほぼ毎日子どもたちを見守ってくださっている方が以前からいらっしゃいます。お礼も申し上げたかったので、今日はお声を掛けました。お話をうかがうと、伏見通の交通量が気になり、未来ある子どもたちに何かあってはいけないというお気持ちで見守ってくださっているとのことでした。本当にありがたいことです。地域に見守られている学校だということがよく分かります。その他の場所でも、保護者の皆様や交通養護員の方々、警察の方と多くの人に子どもたちは見守られています。子どもたちはそのことを十分に理解していないかもしれません。どこかで紹介しなければと思いました。
 さて、2学期もあと1月となりました。これから学習も生活もまとめの時期になります。1日1日を大切に教職員で2学期のまとめに取り組んでまいります。スポーツデーにつきましては教職員で振り返り、次年度どうするかを検討してまいります。保護者の皆様には一斉メールでご意見や感想をお寄せくださいますようお願いをいたしました。ご多用のことと存じますが、どうぞご協力ください。
 今後、コロナ禍がどう推移するかは全く分かりません。ヨーロッパなど外国では再び感染の拡大が言われています。そのような状況も理解しながら次年度の計画を考えてまいります。今回の時期は熱中症等を気にせずできるという点ではよい時期だと思いますが、次年度はこの時期に「学芸会」もしくはそれに準じたものを行う予定です。そうなると昨年、本年度と同様に2学期に運動会を行うことは難しいと考えています。6年生の移動教室も9月の予定です。一方で1学期にスポーツデーを行うと熱中症のことも考えなければなりません。様々なことを検討しながら、次年度の実施時期や内容を考えてまいります。


小ホールで百人一首 2年生


昇降口には図工の作品が展示

11月20日(土曜日) 【スポーツデー】


開会式の聖火リレー

 晴天のもとスポーツデーを開催することができました。多くの保護者の皆様にご来校いただきましたこと心より感謝申し上げます。子どもたちの演技・競技の様子はいかがだったでしょうか。先日ご覧いただいた授業参観の様子とはまた違った一面をご覧いただけたのではないでしょうか。
 さて、スポーツデーについては、新型コロナの感染状況を考えながら、オンライン授業後から、何ができるか考え、各学年の担任や専科教員、主事などが子どもたちと力を合わせて作り上げてきたものです。コロナ前の運動会の様にはできませんが、各学年の子どもたちの満足そうな顔や、やり切ったという顔を見ることができて何よりでした。2学期も残り1月、今年度も残り4カ月となります。スポーツデーで見せてくれた子どもたちのよさを、さらに伸ばせるよう教職員一同努めてまいります。
 ご家庭ではぜひ今日の子どもたちのよさを伝えほめてあげてください。スポーツデーをきっかけに自信をもち、よりよくなりたいという気持ちにできれば、保一の子どもたちはさらに伸びると思います。今日の閉会式の5・6年生の姿からもそれを感じました。最後になりましたが、スポーツデー係の受付を担当してくださいました保護者の皆様におかれましては、急に進め方を変更することもありましたが、臨機応変に対応してくださり本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

11月19日(金曜日) 【明日はスポーツデー そして前夜の月食】


明日は見に来てねー

 いよいよ明日はスポーツデーです。天気もよさそうで何よりです。スポーツデーの時程やお願いは10月27日にお配りをしたお手紙でお知らせしています。昨年度と時程は異なりますが、基本は昨年度と同じ流れになります。
 本日、改めてスポーツデーに向けて保護者の皆様に時程やお願いの一斉メールをお送りします。どうぞそちらもご覧ください。参観はトラックの外側に保護者の皆様の参観スペースを設けます。基本は立ち見となります。お子様の演技・競技が終わりましたら、次の学年の保護者の皆様との入れ替えをお願いします。なお、兄弟姉妹の関係で参観を待たれる方は保護者スペースの外側でお待ちください。新型コロナの感染状況も落ち着いてきてはいますが、スポーツデーには多くの人が集まります。発熱など体調が悪い場合には参観をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。明日のご来校を心よりお待ち申し上げます。
 さて、前夜祭?という訳ではありませんが、今日の夕方「部分月食」があります。今日は満月ですが、太陽の光で輝いている月が地球の影の影響で欠けたようにみえる現象が月食です。影がすべて月を覆えば「皆既月食」と言いますが、今回は98%欠けるほぼ皆既月食の部分月食です。このような月食は140年前に見られたそうです。月が出る16時30分頃には既に月は欠け始めています。98%欠けるのは18時ごろです。このころになると月も高くなってきますので見やすくなります。その後19時50分頃に月はもとも満月に戻ります。
 月食は欠けていく様子を継続的に見た方が楽しめるのですが、見る場所や防寒対策を考えなければなりません。明日のスポーツデー前に体調を崩してはいけませんが、お子様の興味・関心に合わせてよかったら欠けた月を見ながら明日のスポーツデーの話をしてはいかがでしょうか。


あいさつの練習 1年生


本日の「スポーツデー応援献立」

11月18日(木曜日) 【スポーツデーの通し練習】


ソーラン節のフィナーレ 6年生

 今日は午前中を使って全学年がスポーツデーの通し練習をしました。中学年から始めて低学年、高学年とこれまで練習したことを確かめながら演技と競技に臨みました。私は全学年の様子を放送担当の教員たちと見守りましたが、中学年は中学年同士で、低学年は低学年同士で、高学年は高学年同士で演技を見る機会を作っていました。特に中学年はお互いの演技のよさなどを伝え合っていました。
 4校時の6年生の演技の時は多くの学年がその様子を見ていました。6年生の演技は1年生から5年生まで踊ってきた表現を披露し、最後にソーラン節を踊ります。その姿にどの学年からも大きな拍手が起こりました。6年間のまとめとして頑張っている6年生は大変立派でした。
 どの学年も少しずつスポーツデーに向けて練習をしてきました。当日はうまくいかないこともあるかもしれませんが、これまで積み重ねてきた成果を、全力で、笑顔で、元気よく保護者の皆様にお伝えできればと思います。当日に向け子どもたちは疲れも溜まっていると思います。今日あたりは体調を崩さぬようゆっくり休ませてあげてください。また、本日子どもたちは体育着を持ち帰っています。明日は体育着が必要であっても、他の物で代用いただいて大丈夫です。ご多用のことと存じますが、スポーツデーに向け体育着の洗濯をよろしくお願いいたします。


姿勢にも気を使って 4年生


スカーフを巧みに使って 3年生


元気いっぱいの1年生


体系を変えながら踊ります 2年生


集団の美に注目 5年生


保一の伝統を作るのは君たちだ 6年生

11月17日(水曜日) 【「応援集会」】


「エールを送る!」

 実は昨日紹介した月曜日の「花文字集会」は先週の火曜日に行う予定だったものです。この日は雨のためできなかったので今週にしました。今日は当初の予定通り、朝の時間を使って「応援集会」をしました。
 スポーツデーの応援団は5年生以上の有志の子どもたちで構成されています。運動会の頃は子どもたちに「道具係」や「審判係」など様々な係活動がありましたが、スポーツデーでは学年ごとに校庭に出て発表します。そのため、子どもたちの係活動はありません。しかし、感染状況が落ち着いてきたことや、高学年の時間を午後にしたことで時間も工夫もできるようになりました。そこで、今年は全校児童の集まっての「開会式」や5・6年生による「閉会式」を設けることにしました。応援団はその開会式で活躍します。今日の「応援集会」では、各学年の演技などについて応援団の子どもたちが大きな声で応援してくれました。これで子どもたちのやる気も高まったと思います。応援団の皆さん、本当にありがとう。
 開会式はさらに「トーチリレー」を行います。各学年の代表がリレーしながらトラックを走ります。最後に1年生と2年生の間の花道を走ります。トーチといっても火が付いているわけではありませんが、オリンピック・パラリンピックを意識した開会式になればと考えています。
 「閉会式」は6年生のリレー終了後に行います。スポーツデーは紅白で点数を競っているわけではありません。そのため得点発表もありません。お互いの頑張りを認め合い、最上級生の6年生から5年生に来年度に向けてバトンを渡すような式です。5・6年生が年度後半にさらに力を発揮しようという気持ちになるような会にしたいと考えています。ミニゲームで 5年生と6年生の選抜綱引きも行います。6年生の保護者の皆様はよろしかったら6年生の演技・競技の参観後に閉会式の様子もご覧ください。


皆の正面に応援団勢ぞろい


太鼓に合わせて

11月16日(火曜日) 【「花文字集会」】


ボードを持って準備完了

 今週の土曜日はいよいよスポーツデーです。先週の天気予報では金曜日が悪かったのですが、今週になって木曜日が少し、週末は日曜日から月曜日にかけて悪くなっています。今のところ土曜日は大丈夫です。土曜日はよい天気になってほしいと願っています。
 さて、昨日は全校の子どもたちが校庭に集まって「花文字集会」を行いました。この集会は、子どもたちが力を合わせてスポーツデーのめあてを花紙の花で作るというものです。子どもたちが登校してくる時刻には代表委員の子どもたちが校庭で準備を始めていました。校庭には全クラスが集まり、子どもたちの前には大きなボードを持った計画委員の子どもたちが立っています。このボードには両面テープで文字が書かれています。説明の後に子どもたちは数人ずつボードのところに行って、花紙で作った花を貼りつけていきます。仕上がると文字が浮き上がります。漢字などは隙間が作りにくいので読みにくくなる様子もありますが、計画委員の子どもたちが貼る場所を調整しながら仕上げていました。
 今年の運動会のめあては「自分の限界に挑戦し 全集中でやりとげよう」です。先週は5年生の校庭での練習の様子を見ました。また、昨日は3年生と4年生の練習の様子を見て感想を話すことができました。4年生の練習の様子は、たまたま東門の近くにいた人が足を止めて見ていました。どの学年も週末に向けて仕上げに取り掛かっています。発達段階に応じて子どもたちの様子も変わります。3年生は体力を使う動きの激しいダンスです。「疲れるけれど演技の切れ味を高めよう」と話しました。また、4年生は沖縄の伝統芸能の「エイサー」です。「踊りに込められた思いが見ている人に伝わるよう踊ろう」と話しました。いつも思うことですが、保一の子どもたちの成長する姿には感心します。「もういいか」ではなく「もっとできる」を意識させて演技に競技に取り組ませたいです。


順番にお花を貼ります


花文字完成!

11月15日(月曜日) 【全国学力学習状況調査の質問紙から その2】


週末のスポーツデーに向けて 6年生

 先週お伝えした質問紙調査の結果の続きです。学校の日常をお伝えする記事に比べて少々堅い話ですが、これも子どもたちの姿です。どうぞお付き合いください。
 さて、質問紙には読書に関わるような内容もあります。今回は読書時間を問う質問はありませんでした。しかし「あなたの家には、およそどれくらいの本がありますか(雑誌、新聞、教科書は除く)」というものがありました。100冊以上あると答えた子どもの割合は約50%で、東京都平均の42%、全国平均の36%と比べて高い割合です。一方で10冊以下と答えた割合が14%と、こちらも都や全国平均より高い数字でした。また、「新聞をほとんど読まない」と答えた子どもの割合は、全国や東京都平均より少なく、全体的には読むことに慣れ親しんでいる子どもたちが多いことを感じました。
 国語や算数、英語の学習について問う質問もありました。国語や算数、英語の授業が好きか、分かるかといった質問には、肯定的な意見が全国や東京都平均より多く、特に「算数の勉強は大切だと思いますか」という質問には、ほぼ全員が肯定的な回答でした。全国や東京都より6%程高くなっています。これらは今回の学力調査の答え方にも反映されています。算数の問題では、言葉や式を使って、わけや求め方を書く問題があります。文章で説明をしなければならないので、あきらめてしまう子どもたちが全国的にも多い問題です。「あきらめずに最後まで書こうと努力した」と回答した保一の子どもたちは、約94%です。全国や東京都の平均が約80%だと考えると、その姿勢に本校の子どもたちの姿があると感じました。学力調査は順位付けをするものではありません。子どもたちの、得て不得手を把握し、日常の指導に生かすものです。国語や算数の学力調査の結果から傾向を分析し、簡易なまとめですがホームページの「授業改善推進プラン」に掲載しました。年度後半の指導に生かしてまいります。


準備は着々と進んでいます 4年生


皆で気持ちをつくって 2年生

11月12日(金曜日) 【全国学力学習状況調査の質問紙から その1】


あいさつ運動よくできました 2年生

 今週で保谷第一小学校のあいさつ運動や読書旬間が終わります。この期間に学校全体で様々な取り組みを行いました。よく生活習慣や読書習慣と学力の関係がいわれます。私も一定の関係があると感じています。6年生に行っている全国学力学習状況調査には、子どもたちへの「質問紙調査」があります。「質問紙調査」とは、例えば「朝食を毎日食べていますか」といった生活習慣に関するものや「人の役に立つ人間になりたいと思いますか」といった考え方を聞くもの、また「国語の勉強は好きですか」といった学習に関するものなどがあります。読書について聞く質問もあります。そこから子どもたちの姿が見えてきます。
 この中で保谷第一小学校の子どもたちが全国や東京都の子どもたちの傾向と大きく違った回答がいくつかありました。2回にわたってご紹介します。もちろん今年の6年生が答えたものです。どの学年にもあてはまるとは言えません。しかし、6年間かけて学校では子どもたちを育てています。学校の傾向としてとらえられる面もあると考えます。
 「朝食を毎日食べていますか」や就寝や起床時間に関する回答は、東京都や全国の平均と同じぐらいでした。全国や東京都の平均と比べてやや低いと感じたものが「将来の夢や目標を持っていますか」という質問でした。こちらは全国では80%の子どもたちが肯定的に答えていましたが、本校では73%でした。逆に「難しいことでも、失敗を恐れないで挑戦していますか」いう質問には肯定的な回答が東京都平均は69%でしたが、本校は75%でした。現在、6年生では職業について学ぶ機会をもっています。子どもたちの挑戦する姿勢を大切にしながら、学習を通して将来の夢や目標を考える機会になればと思います。その他の傾向では「自分の思っていることや感じていることをきちんと言葉で表すことができる」「自分と違う意見について考えるのは楽しい」と答えた子どもたちが全国や東京都平均より7%ほど多いことが分かりました。本校の子どもたちのよさだと思います。


スポーツデーに向けて 5年生


仕上げまであと1週間 5年生

11月11日(木曜日) 【社会科見学 3年生】


たてもの園の土管の上でポーズ

 今日は3年生が社会科見学で小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」に行きました。3年生は社会科で西東京市のことや昔の生活について学習します。昔の生活についての学習は3学期ですが、その予習の意味も込めての見学です。
 学校を8時30分頃出発して小金井公園まで車窓から市内見学です。伏見通を南に進み、「こもれびホール」を見た後、「伏見公園」の下をくぐり、右に「東伏見稲荷」を見て五日市街道に進みます。今回の見学では私は2組のバスに乗りました。私自身、保谷市で生まれ育ちましたので、この辺りのことはよく知っているつもりです。ちょっとおせっかいだったかもしれませんが、知っていることを伝えながら小金井公園に向かいました。例えば、子どもたちは国語の学習で「ちいちゃんのかげおくり」を学んでいます。空襲で家族を失うお話ですが、西東京市にも昭和19年や20年に空襲がありました。西東京市に隣接している武蔵野市に中島飛行機の工場があったためです。そんなことも子どもたちに伝えました。また、五日市街道沿いに千川上水や玉川上水を見ることができます。4年生の学習に向けその話もしました。帰りのバスでも改めて聞いてみましたが、子どもたちは玉川上水のことを覚えていてくれました。
 さて、「江戸東京たてもの園」では子どもたちがクラス別に囲炉裏体験をしました。並行して、園内の建物をグループ行動で見学します。様々な時代の建物があり、子どもたちも興味津々です。探検マップをもちながらグループで上手に行動できました。見学後は小金井公園でお弁当を食べ、広い野原で鬼ごっこをしたりダンスを踊ったり、みんなで楽しく過ごすことができました。帰りも車窓からの見学をしましたが、かなり疲れたようで眠そうにしている子どもたちも多くいました。ぜひ3年生の保護者の皆様はお土産話を聞いてみてください。


ちょうどよい気候の中、皆でお弁当!


お弁当後は楽しく遊びました

11月10日(水曜日) 【オンライン授業に関する保護者アンケート】


感染防止のオンライン授業について

 約1カ月前に保護者の皆様に一斉メールを活用して「オンライン授業に関するアンケート」を実施しました。ご協力をありがとうございました。回答者は287人で回答率は50.35%でした。ホームページ上だとグラフの画像が見にくいですが、概要についてご報告いたします。
 アンケートでは初めに、感染防止のために実施した「オンライン授業」についてうかがいました。左のグラフが結果で、ブルーが「よかった」、オレンジが「どちらかといえばよかった」、グレーが「どちらかといえばよくなかった」、黄色が「よくなかった」です。全体として82%の方に肯定的なご意見をいただきました。下の左のグラフがよかった理由ですが、最も多かったものがブルーの「感染防止になったから 203人」です。続いてオレンジの「子どもが学習できたから 88人」となります。オンライン授業は感染防止と学びを止めないという意味が大きいです。授業は工夫をしましたが、残念ながらまだ対面の授業に勝るものにはなっていません。今回は感染防止と学びを止めなかったということで評価をいただきました。このことは否定的に考えた保護者の皆様のご意見からも分かります。
 下の右のグラフは、タブレット端末の利用についてうかがった結果です。最も多いオレンジは「持ち帰る日を減らす」という111人のご意見です。続いて黄色の「あてはまるものはない」という99人、ブルーは「夜間使用できないように時間設定をする」という96人と続きます。持ち帰りについては学習内容を考え、必要ない時は持ち帰らせないこともしています。また、いわゆる「置き勉」で荷物の調整もしています。夜間利用についてはご家庭での管理を考えてのご意見だと思います。アンケート結果は西東京市教育委員会にも報告しました。端末をどう活用することが子どもたちにとっていいのか。これからも考えていきます。


よかった理由


タブレット端末の活用に関して

11月9日(火曜日) 【昨日の避難訓練】


3年1組は、明日市内の教員に

 昨日は中休みに避難訓練をしました。今回は休み時間に地震が起きたという想定での避難訓練です。昨日早朝(午前3時ごろ)に、大きくはありませんが地震がありました。最近地震が多いように感じていますので、子どもたちがよい行動を取れるか着目しました。
 10時30分に副校長から子どもたちに緊急地震速報が流れたことを伝え、直後に地震が起きたと放送しました。休み時間ですので、放送を子どもたちがどう受け止めるか、私は校庭の様子を見ていました。普段、教室にいる時の避難訓練では、担任や専科教員が全体をコントロールしています。そのため混乱はありません。騒ぐ子どもたちも皆無です。今回は休み時間で遊びの内容によっては放送を聞き逃す子どもたちがいるかもしれません。放送では安全な姿勢を取って校庭の中央に集まるように指示しました。しかし、大きな声ではありませんが「ザワザワ」としています。中には何が起きたのか分からず、皆が集まっているから校庭の中央に集まっているといった様子もありました。一方で頭を手で覆い、安全な姿勢を取る子どもたちもいます。廊下でもおしゃべりをしながら避難する姿もありました。普段の避難訓練は立派な態度の子どもたちが多いのですが、今日はおしゃべりがやや目立ちました。そこで私からは、安全に避難するためにも、指示がきちんと聞こえるようにどんな時でもおしゃべりをしない様に話しました。また、地震はいつ起こるか分かりません。令和元年6月の大阪北部地震では、ブロック塀が倒壊して登校中の子どもが亡くなるという痛ましい事故がありました。そこで子どもたちには、登下校中に地震があるかもしれないこと、地震が起きた時には塀に気を付けるようにと話しました。
 もしもの時にどうするか、訓練を通じて子どもたちに理解させなければなりません。子どもたちの命を守るために、私たちは子どもたちと共に毎月の訓練に真剣に臨んでいます。


国語「ちいちゃんのかげおくり」の


授業を見せます。

11月8日(月曜日) 読書旬間メニューもあと一つ


「ドイツ風焼きソーセージドッグ」

 スポーツデーまで2週間を切りました。各学年では子どもたちが熱心に練習に取り組んでいますが、当然、他の学習なども頑張っています。保谷第一小学校では、明日まで読書旬間です。読書に励んでいる子どもたちが多くいます。体力向上、学力向上、どちらにも保一の子どもたちには励んでほしいと思います。
 さて、以前紹介した給食の読書旬間メニューも、明日が5回目で最終回となります。先週の金曜日が第4回目でした。給食のモチーフとなっている本は、ドイツの児童文学者のオトフリート・プロイスラ―の作品「大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる」です。この「大どろぼうホッツェンプロッツ」は3部作で、「ふたたびあらわる」はその第2作目にあたります。多くの図書室や図書館にも在る児童文学の名作です。お読みになったことのある方もいらっしゃると思います。物語には「カスパール」と「ゼッペル」の2人の賢い若者が登場しますが、その2人が大好きな食べ物が「焼きソーセージ」と「ザワークラウト(キャベツの漬物)」です。今回の給食は栄養士がソーセージにケチャップをまぶして、カレー粉をかけたスパイシーな「カリーブルスト」にしてくれました。スパイシーなホットドッグです。給食はこの「ドイツ風焼きソーセージドッグ」と「即席ザワークラウト」「ポテトオニオンスープ」と「牛乳」です。写真で雰囲気がお分かりいただけるでしょうか。「ほいちのランチ」にも書かれていますが、ちょっとスパイシーなホットドッグでしたが、ザワークラウトを一緒にホットドッグにはさむと、さらにおいしくなります。わたしもそうやって食べましたが「カスパール」と「ゼッペル」の気持ちがよく分かりました。
 食と読書というこの試みは、子どもたちの読書への関心を高めることによい効果があると感じています。ぜひ家庭の話題にしていただけると嬉しいです。


栄養士が作った資料


読書旬間メニューも明日が最終回

11月5日(金曜日) 【今日は1年生の遠足】


1年生遠足に出発

 今週は1年生や2年生が校門や昇降口であいさつ運動の当番をしてくれています。低学年が「おはようございます」と言う姿から、上級生も挨拶をしなければと感じてくれれば嬉しいです。挨拶の様子を見ていると、どうしても学年が上がるにつれ声が出なくなります。上級生でお手本のような挨拶をしてくれる子どももいれば、残念ながら無言で通り過ぎる子どももいます。そんな時は具合が悪いのかなと心配になります。10月12日から始まったあいさつ運動も来週11日(月曜日)で一旦終わりです。最後は6年生が最上級生としてまとめてくれます。
 さて、今日は1年生の遠足です。校外学習がようやくできるようになり、社会科見学なども行っています。1年生は電車で所沢にある航空公園に出かけました。初めて学年で学区域外に出かけます。私も引率をしたかったのですが、今日は市内のひばりが丘中学校の開校60周年記念式典に出席しなければなりません。代わりに副校長に行ってもらいました。
 先日の教育委員会訪問の際に、1年生はタブレット端末を使ってクイズに答える形で遠足の事前指導をしていました。その中で「遠足にいけない人は」という内容の問題があり、私や副校長など4名が示されていました。子どもたちはそれまでの事前学習で、誰が付いて行ってくれるかを教わりましたので、それを確かめるものです。私にしては残念なことですが、当然、多くが正解の私を選んでいました。結果が発表されると、正解者は答えが合っていたことが嬉しくて「イエーイ!」と喜んでいましたが、私は何だか複雑です。やはり一緒に行きたかったという気持ちです。
 今日は天気にも恵まれました。これまでコロナ禍で我慢してきたことも多くあります。感染防止を意識しながら、広い公園で楽しく元気にけがなく過ごしてほしいと思います。次回は一緒に行きたいね。1年生!


登校したら校庭に集合 1年生


本日のあいさつ当番 2年生

11月4日(木曜日) 【改めて「育てたい児童像」】


本日のあいさつ当番 1年生

 年度当初に保護者会などでお配りしましたが、「学校経営計画」というものがあります。教育理念や教育目標をお伝えしたものです。字が多くて読みにくくお感じになったとは存じますが、覚えていらっしゃるでしょうか。教職員とは、半期が終わった10月初旬から一人一人と学級や専科の指導の内容や子どもたちの様子などについて、面談を通して確認しています。そして年度後半に向けてどうしていくかを確認しています。
 「学校経営計画」には学校で育てたい児童像を掲載しています。大きく3つあります。
・ 創造的に、そして深く考え、解決することのできる児童(課題解決力の育成)
・ 自他のよさが分かり、誰とでも関わりあえる児童(自尊感情、自己肯定感の醸成)
・ 基礎的・基本的な学力・体力のある児童(実践力の育成)
 これらは、これからの社会を生きる上で育てたいと思う3つです。特に自ら課題を解決できるような思考力や創造性はどんな困難があっても、自ら人生を切り開いていけるようになってほしいという想いからです。また、自分と他人のよさが分かればば相手を傷つけることもなくなります。だからこ「自尊感情」や「自己肯定感」を高めたいと思っています。子どもたちを見ると否定的に言われることも多いのでしょうか。「自分なんて」という様子が見える時があります。本校では子どもたちのよさを確認するために、月曜日には「あったかタイム」という時間を作って、子どもたちのよいところをお互いに確認し合っています。そしてこの2つを支えるには学力や体力は欠かせません。
 先日も紹介しましたが、最近の高学年の子どもたちを見ていると、スポーツデーに向けて、よりこうしたいという様子や転校する友達のために何をしようかという様子に自ら考え取り組む姿を感じます。保谷第一小学校の子どもたちはできる子どもたちだと感じます。2学期後半に向けてますます力を発揮してほしいと感じています。


昇降口近くにもあいさつ当番 1年生


昇降口が混まぬよう並んで入ります

11月2日(火曜日) 【「ふれあい月間」】


朝会の後には図書委員からお知らせ

 11月は東京都の「ふれあい(いじめ防止強化)月間」です。都内の全小中学校でアンケート調査を実施し、いじめなどの早期発見・早期対応、未然防止につながる取組を行います。もちろんアンケートで表現できない子どもたち、教員や親に言い出せない子どもたちもいることを考え、日頃から子どもたちの様子を注意深く見て行こうと教職員で話しています。保谷第一小学校では、子どもたちの課題もよかったことも、対応の途中経過も週1回全教員で話し合いの場をもって確認しています。
 昨日の朝会では、私から子どもたちに「ふれあい月間」の話をしました。昨年は松谷みよ子さんの「わたしのいもうと」を各教室の大型テレビに映し出して読み聞かせました。今年は、私が以前読んだことのある、若くして亡くなった方が、最後の願いとして娘さんに残した手紙を紹介しました。
 「思いやりのある子とは、まわりの人が悲しんでいればともに悲しみ 喜んでいる人がいれば、その人のためにいっしょに喜べる人のことだ。思いやりのある子は まわりの人を幸せにする。 まわりの人を幸せにする人は まわりの人によって、もっともっと幸せにされる 世界で一番幸せな人だ。 だから、心のやさしい、思いやりのある子に育てほしい。 それが私の祈りだ。」というものです。「いじめ」はゆるされません。それを防ぐには全ての子どもたちに優しい気持ち、思いやりの心を育てることだと思います。
 先週6年生で急に転校しなければならない子どもがいました。突然決まったその転校に、クラスの皆がどうするか考え、行動していました。「思いやり」のある子どもたちです。素敵な行動がとれた6年生に感心しました。最後に転校する子が私のところに来てくれました。きっと寂しいはずですが、たくさんの思い出をもらったその子は、子どもたちのお陰でいい顔をしていたことがとても印象的でした。さすが保一の最上級生です。


本日のあいさつ当番 1年生!


当番の後にはしっかり手洗いを

11月1日(月曜日) 【教育委員会訪問】


タブレット端末を使った授業の参観

 今日は午前中に西東京市教育委員会の方々の学校訪問がありました。市内の小・中学校では1年に1回、教育委員会が学校の教育活動の様子を直接見るために訪問を行います。様々な訪問の形態がありますが、今回は西東京市の教育委員の皆様と教育委員会事務局の方々など、総勢12名の方が来校する大規模な訪問となりました。
 訪問の目的の一つが、今年度から始まったタブレット端末を活用した授業の様子を見ることです。これまでもお伝えしていることですが、タブレット端末の使い方を教えることが授業の中心ではありません。必要に応じて使い方は学ばせますが、授業で学ぶべき内容が、タブレット端末を使うことでよりよく学べるかを大切にしています。教育委員の皆様もタブレットが効果的に活用されているかを意識してご覧になっていました。4年生では垂直の作図について学習していました。それぞれの端末を使ってデジタル教科書の動画をじっくり見た後、実際に三角定規を使って作図をしていました。お手本を繰り返しよく見て学ぶ工夫です。5年生の英語の授業では、音声認識のソフトを使って、自分が作った英語の文をタブレット端末に話しかけ、同じ英文に認識されるかに挑戦していました。恥ずかしがって発音があいまいだと正しくは認識されませんが、友達などに話すものとは違い、繰り返し言い回しなどを確認しながら挑戦できるよさがあります。1年生ではタブレット端末を使いながら、遠足に向けて、クイズ形式で遠足のきまりなどを確認していました。このような活動を通してタブレット端末に慣れていきます。
 教育委員会の皆様からは、教員の努力と工夫のもと、どの授業もタブレット端末が生かされていてよかったと感想をいただきました。何よりも授業中の子どもたちが明るく、前向きに学習している姿をほめていただきました。ありがとうございました。私はそれが何よりもうれしく思いました。


1年生もだいぶ上手になりました


先週はお楽しみ会が多くありました

10月29日(金曜日) 【学校公開終了 来月はスポーツデー】


本日の元気なあいさつ当番 2年生

 本日で10月19日から始めていた学校公開が終わります。平日のご多用の中、参観くださいました保護者の皆様に感謝申し上げます。感染者数は減ってきていることから、学習の方法や内容、子どもたちの交流など少しずつ教育活動は転換してきています。その様子もご覧いただけたと思います。一方で、今回は見ていただくことはできなかった給食については、感染のことを考えると最もリスクが高い活動です。そのため緊急事態宣言下と変わらず、今でも前を向いて黙食を基本にしています。いつの日か、以前のような給食時間が過ごせるようになってほしい、子どもたちがおしゃべりをしながら楽しく給食を食べる姿を見てほしいと願っています。
 さて、来月は「スポーツデー」で子どもたちの姿を見ていただきたいと教職員が準備を進めています。子どもたちも張り切っている様子が練習から感じます。感染状況がどう変わるか分からない部分もあります。そこで保護者の皆様には、昨年度と同様に学年ごとに演技や競技を参観いただきます。詳細は学校からのお知らせや学年だよりなどをご確認いただきたいのですが、今年もダンスなどの表現活動と学年リレーやリレー形式の団体競技の走に関する競技の2種目をご覧いただきます。
 昨年度と変えたことは、午前中に1年生から4年生までの発表を、午後に5年生と6年生の発表をもってきたことです。昨年度は午前中ですべてを終えましたが、そのために朝の早い時間からのスタートで、子どもたちの準備なども慌ただしくなりました。今年度は時間を取りました。保護者の皆様にもゆったりと参観いただこうと思い、今回のような形にしました。しかし、兄弟姉妹がいると午前にご来校いただき、午後再びといったご面倒をおかけします。また、5・6年生はお弁当をご用意いただきます。お弁当が大好きな子どもたちのためにどうぞお許しください。


昨日は「就学時健康診断」


使用した名札 入学をお待ちしています

10月28日(木曜日 【「レインボー班」と就学時健康診断】


「なんでもバスケット!」

 昨日は久しぶりに「レインボー班」の活動がありました。今年はこれまで緊急事態宣言のためほとんどできませんでしたが、本校の特色ある教育活動です。ようやくできるようになりました。以前お知らせしたと思いますが、この「レインボー班」とは、各学年から1名以上の児童が集まって班を作り行う、異学年交流の縦割班活動です。
 年度末まで定期的に同じ班で集まり、朝の時間に一緒に遊ぶなど交流をします。活動に際しては、高学年が中心となり班をまとめます。1年生から6年生までが一つの班に集まり楽しく活動するには、高学年はもちろんのこと、どの学年の子どもたちも自分たちより下の学年の子どもたちのことを思いやる必要があります。また、下の学年の子どもたちは、上級生の姿を見て、上学年はどうあるべきかを学びます。このような中で、子どもたちに協力する態度や思いやりの心を育てたいと考えています。全校で50以上の班ができますが、昨日の朝は教室と校庭を使って皆で遊びました。教室では「なんでもバスケット(フルーツバスケット)」「ハンカチ落とし」などをしていました。また、校庭では「こおり鬼」などの鬼ごっこをする姿を見ることができました。活動前に1年生を迎えに行く子どもたちの姿や、遊びを説明する姿に高学年には高学年らしさを感じました。交流することで学び合い高め合う、そんな「レインボー班」であってほしいと思います。
 また、今日の午後は来年度小学校に入学する子どもたちの「就学時健康診断」があります。1年生の保護者の皆様は、お子様と受診された昨年のことを覚えていらっしゃるでしょうか。あれから1年が経ちました。この1年を早く感じられたのでしょうか。それとも長く感じられたのでしょうか。本日は13時30分から受付開始です。昨年度と同様に受付は体育館で行います。本校入学予定の子どもたちはもちろん、日程の都合で他校に入学予定の子どもたちも受診します。来年度の1年生に会えることを楽しみにしています。


皆で校庭を駆け回って


「ハンカチ落とし」

10月27日(水曜日) 【読書旬間】


学年に応じた読書カード

 今日から11月9日(火曜日)まで保谷第一小学校では読書旬間になっています。今週の月曜日に「親子読書のすすめ」のお手紙を配りましたがご覧いただけたでしょうか。本を好きになるにはきっかけが必要です。私も子どもの時に親に薦められた本が面白かったり、友達の家にあった本を貸してもらったりして好きな本ができました。日頃から本に親しんでいればいいのですが、そうでない子どもたちもいると思います。学校ではこの期間に様々な取り組みを行いますので、ご家庭でもぜひ「親子読書」を行ってみてください。
 そんな読書旬間の学校での取り組みをいくつか紹介します。まず子どもたちには「読書の記録」ができるカードを配りました。そのカードの表紙には「取り組み」として5つのことを呼び掛けています。1「いつでも読書」机の中などに本を入れておいてちょっとした時間でも本を読めるようにするというものです。2「読んだ本の記録」めあてを決めながら読んだ本を記録します。3「感想を書く」一番心に残った本の感想や絵をかきます。4先程ご紹介した「親子読書」についてで、お家の人と同じ本を読んだり感想を伝え合ったりしましょうと呼びかけています。5「イベント」読書集会で「教科書イントロクイズ」もしましたが、その他にも図書委員が中休みや昼休みに図書室で人気シリーズ本に関するクイズを出します。
 さらに給食では「読書旬間給食メニュー」が企画されています。今日はその第一弾で「じごくのラーメンや」という絵本にちなんで「キムチつけ麺」が出されます。この「じごくのラーメンや」のお話に出てくる地獄で出される辛いラーメンは、閻魔様が天国にはおいしいお菓子があるという人間のうわさを聞いて、「天国に負けるものか!」と自分の大好物の辛いラーメンを作ったことから始まります。続きはぜひ読んでみてください。


職員室前で紹介されます


本日は「キムチつけ麺」と「揚げ餃子」

10月26日(火曜日) 【社会科見学に出かけています】


工場見学の記念に1枚 5年生

 感染状況も落ち着いてきたので見学できる施設も増えてきました。昨日の月曜日は5年生が、今日は4年生が社会科見学に出かけています。5年生が見学した場所は、食品工場の「明治なるほどファクトリー」です。こちらは今月から見学が可能になっています。まだまだ県外からの見学はできない施設もありますので助かりました。今日の4年生は「東京タワー」と「東京都水の科学館」の見学です。昨日は私が担任や専科教員と見学の引率をしましたが、本日は副校長が担任や専科教員と4年生を引率して8時半過ぎに出かけていきました。
 いずれの見学も各学年の社会科の学習を深めるために行います。5年生は社会科で日本の産業、農業や漁業、工業などについて学びます。今回見学した明治の工場も生産ラインは自動化されている部分が多いです。しかし、食品を作る工場として意識していることが見学中の説明などから分かります。多くの子どもたちは気が付いていたようですが。「検査」という言葉が繰り返し出てきます。全ての食品会社が意識している「食の安全」を大切にしていることが見学から分かります。
 4年生は「東京都」の学習をしています。「水」や「ごみ」などインフラの学習もします。東京都は東西に長く、東には海もありますし、西は山になります。バスで東京タワーに行ってビル群を見ることも、東京都を知るよい学習になります。また、水の科学館で改めて水の学習にも取り組みます。朝は雨でしたが出発するころには雨も上がりました。雨で空気も洗われ、東京タワーからよい景色が見られればと願っています。来月は3年生が小金井公園の中にある「江戸東京たてもの園」に出かけ、体験をしながら学習を行います。貴重な時間を使っての見学です。どの学年も社会科見学の機会を大切にしてほしいと考えています。


お昼は公園でお弁当を


見学に出発「いってきます!」 4年生

10月25日(月曜日) 【交通安全教室 1・4・5・6年生】


体育館で交通安全教室

 先日は2年生と3年生がシミュレータを使って交通安全教室を行いましたが、先週の金曜日は田無警察の交通課の警察官をお招きして、残りの1・4・5・6年生に交通安全教室を行いました。内容は自転車に関連するものが中心でしたが、歩行時にも役に立つお話でした。
 始めは服装の話がありました。最近は夕方も早く暗くなります。服装によって自動車などからの見え方も違います。服の色の青や赤はどちらかと言えば見えにくく、薄めの色、特に白色はよく見えるというお話でした。体の小さい低学年の子どもたちは、夜出かける時に見えやすい服装を意識するとより安全かもしれません。さらに「自転車は人の仲間か車の仲間か」というお話もありました。子どもたちに聞くと圧倒的に車の仲間だと言います。理由は「タイヤが付いているから」というのですが、警察官はタイヤが理由であれば「車いす」や「ベビーカー」「荷物を運ぶ台車」も車になるのかと子どもたちに聞き返して悩ませます。もちろん自転車は「車」の仲間ですが、巧みな話術で話に引き込まれます。その後、通常、車は車道を走るものですが、小学生や高齢者などは自転車で歩道を走ってもよいとお話がありました。
 歩道を自転車で走る時は車道側を走ること、「止まれ」の標識で止まることが事故を防ぐにいかに大切なのかを具体的なシーンで興味を引くように話をしていただきました。最後には道路や歩道で使っていい物かどうかを聞くクイズがありました。ローラーブレードやキックボード、スケートボードなど子どもたちに馴染みのある道具が示されました。どれも使うことはできないのですが、自転車とは違いブレーキがないなど危ない理由をきちんと伝えていただきました。事故に遭う、事故を起こす子どもたちはいてほしくない。今日の学習を生かしてほしいと強く思いました。


本日の校門のあいさつ当番 3年生


読書集会「教科書イントロクイズ」

10月22日(金曜日) 【「しゃきしゃきマン」登場】


「しゃきしゃきマン」登場!

 昨日の朝は子どもたちが校庭で体育朝会をしました。緊急事態宣言期間中には、朝会はリモートで行っていました。そのため、リモートではできない体育朝会は中止でした。久しぶりにできた体育朝会です。
 今回は全校の子どもたちで「西東京しゃきしゃき体操」を行いました。この体操は足の筋力や全身の柔軟性、バランス能力の向上を目的に、市の歌「大好きです、西東京」に合わせて行う西東京市のオリジナル健康体操です。多くの方に活用してもらえるよう「いすバージョン」「おとなバージョン」「こどもバージョン」があります。もちろん子どもたちは「こどもバージョン」で体操します。昨日はやや寒く上着を着ている子どもたちもいましたが、多くの子どもたちが元気に体育着で集合しました。「しゃきしゃき体操」をするにあたっては、体育委員の「しゃきしゃきレンジャー」が前で見本を見せてくれます。さらに昨日は、体育委員の子どもたちの呼びかけで「しゃきしゃきマン」が登場しました。この1年半、コロナ禍のために体育朝会も思うようにできていません。そのため1・2年生は体操の仕方もよく分かりません。昨日は時間をかけて難しい動き、例えば腿を上げて腿の下で手を打つ動きなど一つ一つを練習しました。その後歌に合わせてみんなで「しゃきしゃき体操」をしました。
 最後に「しゃきしゃきマン」が筋肉をプリントしてあるTシャツの柄を子どもたちに見せて、体を鍛えようと呼び掛けました。スポーツデーに向けての取り組みが始まりました。さらに、感染防止を意識しながら少しずつ活動を広げています。機会を見て学校全体の傾向をお伝えしたいのですが、体力調査の結果も分かりました。保谷第一小学校は、学力調査などは東京都や全国平均を上回っていますが、体力調査は平均を超えていない項目もあります。日ごろの運動も意識させたいと考えています。


腿の下で手を打って


昇降口でもあいさつ当番 3年生

10月21日(木曜日) 【地域安全マップ作り】


体育朝会で西東京しゃきしゃき体操

 今日の5・6時間目は3年生が学区域に出かけて地域安全マップ作りのためのフィールドワークをします。地域安全マップとは、子どもたち自身の犯罪被害防止能力の向上を目的として、犯罪が起こりやすいのではないかと感じた場所を地図に表すものです。
 具体的には、「誰もが入りやすく、誰からも見えにくい場所」になります。「入りやすい」は文字通りですが、「見えにくい場所」には2つの要素があります。一つは物理的に見えにくい(見られにくい)場所という意味で、死角になる場所、人の視線がない場所のことです。もう一つが心理的に見えにくい(見られにくい)場所という意味で、地域の人たちの関心が薄い場所や、逆に不特定多数の人が集まる場所で、普段気に留めないようなところをさします。一方で犯罪が起こりにくい場所(安全な場所)はこれらの逆になります。つまり「(不特定多数の)人が入りにくく見えやすい場所」です。地域の人たちの関心もあり、地域の人たちからよく見える場所は、犯罪者は近づきにくく、犯罪が起こりにくくなります。
 今回の学習を通して、子どもたちには危険予知に必要な「場所」について理解させ、実際に地域を自分たちで見つめ、危険予測ができるようにします。大人が「ここは気を付けなさい」ということは簡単ですが、どんな時にでも子どもたち自身が危険予測をできるようにするために、どのような場所に気を付けなければならないかを確かめておく必要があります。そのために地域でのフィールドワークに取り組み学びます。今日は5つのグループに分かれて学習をしますが、安全管理を保護者の皆様にもお願いしました。ご協力をありがとうございます。この活動を通して子どもたちが地域で安心して過ごせるようになってほしいと思います。また、私たち大人も時にこのような意識で地域を見つめ直す必要があります。残念ながら私は出張があり、子どもたちの学ぶ様子を見ることができませんが、3年生の子どもたちがよい学びをしてくれることを願っています。


これから糸電話で実験 3年生理科


本日のあいさつ当番 4年生

10月20日(水曜日) 【参観をありがとうございます】


今日の校門でのあいさつ当番 4年生

 保護者の皆様対象の学校公開を始めています。昨日は天気もあまりよくありませんでしたが、保護者の皆様においでいただきました。お子様の様子はいかがだったでしょうか。昨日は、国語、算数、理科、社会、図画工作、音楽、体育と学年ごとに様々な教科の授業を行いました。違う教科が見たかったなどのご意見もあるとは存じますが、どうぞお許しください。
 さて、参観時に感想を聞くと、時々、お子様が授業時に発言をしないことを気にされる方々がいらっしゃいます。これからの社会を考えた時には考えをまとめ、表現できる力は身に付けさせたいところですが、大切なことは「学習課題に向き合っているか」「考えているか」ということです。もし、お子様の学習の様子を見ていて、自分なりの考えをもとうとしている、もてているのであれば、あとは自分なりの表現の方法を身に付けていけばよいのです。口にして表現することが得意な子どももいれば、書いてまとめることが得意な子どももいます。発言だけで全てが決まるものではありません。しかし、学習に手が付かず発言がないのであれば、学びにつまずいているかもしれません。こんな時には様子をよく聞いてあげることが必要です。これまでの学習のつまずきが重なって、授業で何をしているのかが分からなくなっているのであれば、早い段階での学び直しが必要です。
 または、学習に向き合えない気持ちの上での課題やモヤモヤがあるのであれば、そのことをどうするか考えてあげなければなりません。原因が学校にあったり家庭にあったりとこちらは様々です。いずれにしても授業中の様子が気になる時にはお子様と向き合うよい機会です。この2年間、コロナ禍のため授業の様子もよく見ていただくことができませんでした。この機会を今後の子どもたちの成長に生かしたいと考えています。


青空の下で学年体育 4年生


今日はリレーの練習です

10月19日(火曜日) 【オンライン意見交換会】


オンラインで意見交換会 5・6年生

 オンライン授業が終わった時点のことです。西東京市教育委員会からタブレット端末を使って、オンラインで高学年の子どもたちと池澤市長さんと木村教育長さんとの意見交換をお願いしたいというお話をいただきました。
 もちろん内容は「オンライン授業」についてです。そこで5・6年生の代表の子どもたち6名が、昨日の15時30分から20分ほどオンラインで意見交換会を行いました。子どもたちがタブレットを持ち寄ってのオンライン会議でもよかったのですが、通信環境やハウリングのことを考え、今回は1台の端末をまわしながら意見交換をしました。冒頭に市長さんと教育長さんからあいさつをいただきました。まずは6人が自己紹介をしました。その後、早速オンライン授業について質問がありました。初めに聞かれたことはオンライン授業をやってみてよかったことでした。子どもたちからは「分からないところを質問しやすかった」「大勢の意見を聞くことができた」「普段は意見を言いにくい時もあるけど、チャットの機能なども使って意見を言うことができた」「動画などをつかって分かりやすかった」など感じたことを一人ずつ話しました。中には、「朝の会が長くとれたので、そのなかで宝物紹介や友達と話ができてよかった」というものもありました。なかなか友達とも会えないオンライン期間ならではの意見でした。
 引き続き、オンライン授業で困ったことやよくなかったことなどについて聞かれました。子どもたちからは「うまくつながらなかった時にソフトを立ち上げ直していると授業が進んでしまい、途中が分からなくなる」「音声や画像が途切れる時があった」その他、画質など通信環境や機器の課題が出されました。子どもたちの意見は、こうなればもっとよいオンライン授業になるという前向きの意見でした。自分の考えを自分の言葉で伝えてくれた子どもたちは立派でした。最後に双方で手を振って笑顔でオンライン意見交換会を終えました。子どもたちにはよい経験になったと思います。


雨の中あいさつ運動ありがとう 4年生


学校公開の受付は西昇降口です

10月18日(月曜日) 【明日から学校公開】


図画工作「見つけて!ワイヤードリーム」

 すでにお手紙でお知らせしていますが、明日から保護者の皆様限定での学校公開が始まります。今回は平日の公開になります。そのため、お仕事の都合で思うように予定が付かなかった方もいらっしゃると存じますが、まずは新型コロナの感染者数も落ち着いてきたこのタイミングで、今年度これまでできていなかった授業公開を行い、お子様の授業での様子を見ていただくことにしました。
 もちろん感染対策をしながらの参観となります。各学級とも5つから6つの授業に、参観ご希望の保護者の皆様に分かれていただきました。ご希望通りとならなかった方もいらっしゃると思います。教室は決して広くはありません。密を避けるための対応ですのでどうぞご理解ください。なお、参観に際しての受付は、プール近くの西側昇降口内に設置しています。検温や消毒ができるよう機材も置いていますのでご協力ください。社会ではワクチン接種をされた方が増えてきたので安心に感じている人々もいます。しかし、小学校ではそのようなことはありません。子どもたちの中は気を付けないと感染が拡大する恐れもあります。これまでどおり、学校にウイルスを持ち込まないようにする、家庭に持ち帰らせないようにすることを大切にします。一方で教育活動は感染者数が減ってきたことを受けて、話し合いなど子どもたち同士の活動を生かしたものにできればと考えます。学校公開につきましてはお願い事も含めて先週金曜日に一斉メールをお送りしています。どうぞこちらもご確認ください。
 私自身も引き続き授業の様子を見て回っています。今日は朝から5年生の図画工作、3年生の少人数算数、5年生の理科の授業を見ました。月曜日のためかややおとなしい様子でした。明日も久しぶりの保護者の皆様の参観に、子どもたちは緊張または興奮するかもしれません。


振り子の実験 タブレットも活用して


班のみんなで協力して実験をします

10月15日(金曜日) 【対面授業になって2週間】


わくドキ読書ありがとう

 対面授業になって2週間が経ちました。子どもたちはこの生活に慣れてきた様子が見られます。同時に慣れによるいい加減さが出ないように気を付けなければなりません。スポーツデーは前にお伝えしたように11月20日(土曜日)となります。まだ1月ありますので本格的な練習はこれからですが、少しずつ準備は進めています。先日はスローガン募集の校内放送が子どもたちからされていました。
 学校は学習活動で子どもたちを育てる側面と日常の生活の中で育てる側面と、行事等で育てる側面とがあります。今は学習・生活に重点を置きながら月末からスポーツデー(行事)を意識した指導が本格的になってきます。今は今学期の学習に集中して取り組んでいます。2週間たって生活面で体も慣れてきました。子どもたちの学校での活躍が楽しみです。
 一方で慣れてきたころに、様々なトラブルは起こります。学校のように多くの子どもたちが集まっていれば、何もないということはありません。大切なことは、問題が深刻になる前に周りにいる大人や子どもたちが解決に向けて動き始めることです。教職員にはアンテナを高くして子どもたちの様子を見ようと話していますが、内容によってはどうしてもわかりにくいものがあります。例えばオンラインゲームやSNSが関連するものは教職員が直接問題をキャッチすることは難しいことです。これらはぜひご家庭で見守ってほしい内容です。オンラインゲームやSNSによっては年齢制限があります。例えばオンラインゲームの「フォートナイト」は任天堂のSwitchでも遊べるので子どもたちがしていると聞くことがありますが、15歳以上が対象で、15歳未満は保護者の許可が必要です。(スマートフォン版でも12歳以上です)ゲームでトラブルが起きると保護者の責任も問われるかもしれません。することを認めている場合は、様子が分からないといったことがないようにしなければなりません。休みの日に子どもたちがゲーム三昧にならないよう気に掛け、必要な指導はぜひしていただければと思います。


1年生が6年生にお礼のお手紙を


スポーツデーに向けて計画を

10月14日(木曜日) 【今日も授業の様子】


学習してきたことを生かして 6年生

 天気も回復しました。あいさつ運動を始めて3日目です。今日から5年生が当番をしてくれました。委員会活動でもクラブ活動でも縦割り班でも6年生が活動の中心となって活躍しますが、5年生の存在も大きいです。特に今年度も折り返し地点を過ぎ、残り半年で最高学年の6年生となります。5年生には6年生のよい面を学びながら、最上級生を少しずつ意識してほしいと願っています。
 さて、今日は6年生の算数の授業を2校時に見ました。単元は「角柱と円柱の体積」の3時間目の授業でした。保護者の皆様も高学年の時に同じような学習をしたのですが覚えていらっしゃるでしょうか。前の時間までに三角柱や四角柱の体積の求めかたを学習しています。このことを生かして今日は円柱の体積の求め方を考えます。算数は他の教科以上に積み重ねが大切な教科です。それは前の時間やこれまでに学んだことを生かせば、新しい課題を解決することができるからです。学習したことに問題を解く手がかりがあるのです。さらに、学んできたことを生かして問題を解く方法も一つとは限りません。多様な方法で問題を解いたり、それぞれの方法のよさを学んだりすることで思考力も高まります。デジタル教科書も生かしながら6年生の子どもたちは意見交換をして問題を解いていました。
 午後は3年生が「下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧高橋家屋敷林)」に出かけます。「屋敷林」と呼ばれているこの保全地区は保谷駅の北口から徒歩5分ほどのところにあり、あらやしき公園の北側、下保谷福祉会館の東にあります。今回は敷地内の野草園ゾーンや草地ゾーンを使って理科の学習として植物や昆虫の観察をします。屋敷林の保存会の皆様には保谷第一小学校の子どたちが大変お世話になっています。深く感謝申し上げます。


今日は5年生があいさつ運動


休み時間はダンスの練習 6年生

10月13日(水曜日) 【授業の様子】


音を鳴らして観察 3年生

 雨空ということもあり急に寒くなりました。寒暖差が大きく体調を崩したためでしょうか、今朝は幾分欠席の連絡が多くなっています。熱はないものの念のためというものが主ですが、鼻水や咳など風邪症状が増えているように感じます。お子様を欠席させるとお仕事に支障のあるかと存じますが、ゆっくり休ませていただくことで回復も早いですし、風邪も含め感染防止につながります。どうぞよろしくお願いいたします。
 対面の授業が始まり、来週からは分散で授業参観を実施しますが、私も各クラスの授業の様子を見て回っています。今日は2校時に3年生の理科、3校時に1年生の算数の授業を見ました。3年生の理科は「音のふしぎ」という単元の1時間目の授業でした。音は子どもたちの周りにあふれていますが、目に見えないものです。しかし、よくよく音を出しているものを観察すると振動していることに気付けます。今日の授業では、子どもたちが様々なものを使って音を出しその様子を観察しました。これをきっかけに学習が始まります。
 1年生の算数の授業は「3つのかずのけいさん」という、たし算とひき算が混ざった計算の学習でした。1年生にとっては始めから数字だけで考える抽象的な思考は難しいです。今回もまずは具体にねこが何匹になったかの問題を考えます。その中でもこれまでの学習を生かして3つの数の計算を一つの式にするところがポイントです。場面の変化を順序だてて考え、式に表わします。大人はすぐに答えがイメージできますが、子どもたちには「まず..」「それから..」といったように順序だてて考えられるようにします。そこで今回はデジタル教科書やパワーポイントを使って問題の場面を表し、様子がよく分かるようにして学習しました。担任は学年に応じた工夫をしながら授業を進めています。


考えをノートにまとめる1年生


雨の中あいさつ運動ありがとう 6年生

10月12日(火曜日) 【わくドキ読書 1・6年生】


やさしく1年生に寄り添って

 今朝から「あいさつ運動」を始めました。当初は2学期の早い時期に予定していましたが、オンラインの授業もありました。そこで2学期の「あいさつ運動」は10月12日から11月8日までとしました。始めるにあたって、計画委員の子どもたちが昨日の全校朝会で呼びかけてくれました。今日から6年生から順番に1年生までクラスごとに校門や昇降口に立って、登校してくる子どもたちとあいさつを交わします。今日は6年2組が当番でした。ただ、今日はもう一つの取組「わくドキ読書」もあります。時間になると子どもたちは急いで自分の担当の教室へと向かいました。
 「わくドキ読書」は朝の時間を使って、1年生に対して6年生が読み聞かせをする取組です。読み聞かせといっても、数人の6年生が1年生のクラス全体に読み聞かせをするのではなく、写真のように1人の6年生が1人や2人の1年生に読み聞かせをするものです。1年生の教室や6年生の教室などに分かれて活動をしました。
 様子を見に行くと、とてもよい雰囲気です。読み聞かせをする6年生は優しい顔になります。1年生は興味深げにお話を聞いています。選ぶ本は事前に学校司書さんに相談に乗ってもらいました。この日のために図書室の本約100冊が活躍しました。本は絵本や物語と様々です。6年生は読む速さや姿勢など1年生のことを気遣っていることもよく分かりました。今後、「レインボー班」など本校独自の縦割り班活動も少しずつ始めていきます。まだまだ感染防止を意識しなければなりません。縦割り班の活動も場所によってはマスクをしての取組となりますが、このような活動を通して、上級生が下級生を思いやる気持ちや学年を超えて子どもたちによい関係が作られ、全学年が互いに思いやれるような学校になってほしいと願っています。


楽しい本の読み聞かせを


してくれた6年生 ありがとう!

10月11日(月曜日) 【地震の話】


漢字の学習をしています 1年生

 今週も校庭で朝会を行いました。今年度は校庭での朝会がほとんどできていなかったのですが、皆きちんと並んで話を聞くことができます。今週は先週7日の夜に起きた地震に関して話をしました。
 まず、子どもたちに今回の地震に気が付いたかを聞くと、よほど印象深かったのか、あれこれ声が聞こえてきました。そこで、約10年前の「東日本大震災」の話をしました。大津波で多くの人が亡くなったこと、原子力発電所の事故で家に住めなくなった人がいること、震災で10年経ってもまだまだ苦しんでいる人がいることを伝えました。津波は宮城県の女川漁港では約15mの高さだったそうです。これは保谷第一小学校の校舎を全て飲み込んでしまいます。このようなことも子どもたちに伝えました。さらに地震が起きた時刻が2時46分だったので、下校中の子どもたちもいたこと、東京も被害があり電車が夜遅くまで止まったり、電話がつながりにくく連絡も取れなかったりと皆が心細くなったことも話しました。
 また、余震の可能性があることも伝えました。学校にいる時には避難訓練の通り行動すれば安全ですが、登下校中の場合は慌てずによく考え、自分の命を守らなければなりません。地震の後に学校に近ければ、安全を確かめ学校に戻ってきてもよいと話しました。お家が近く、家族がいるのであれば家に戻れますが、そうでない場合も学校に来るよう話しました。どうすれば安全かは状況によって異なりますから難しい判断となります。しかし、1人の場合は自ら考える姿勢が必要です。学校では震度5強で交通機関がマヒしている時など、保護者の皆様にお子様を引き渡すまで学校で預かりを行います。大きな地震はあってはほしくないのですが、もしもの時にどう行動するか、ご家族でも確認をしておくと安心だと思います。


これから計測を始めます 2年生


スポーツデーに向けて 6年生

10月8日(金曜日) 【1週間が経ちました】


皆で登校「おはようございます!」

 分散授業やオンライン授業から通常の授業に戻り1週間が経ちました。子どもたちのリズムも戻りつつあります。一方で、皆で過ごすと楽しくて、いつも以上にはしゃいでしまう面が見られました。そのためか、今週は学校でも下校後でもけがが目立ちました。昨日の夕方は教職員がこの1週間の子どもたちの生活の様子について話し合いました。保谷第一小学校では毎週1回、木曜日の夕方にその週の子どもたちの様子を確認し、次週の指導につなげます。
 今週は久しぶりに学校に来た子どもたちが多かったので、休み時間は校舎内でおしゃべりを楽しむ子どもたちがいれば、校庭で過ごす子どもたちもいました。当番の教員が様子を見回ったり、担任が校庭で一緒に遊んだりもしますが、時に校舎の裏手に行く子どもたちがいます。植物を見付けたり、虫を見付けたり、カエルなども見付けたりできるからです。休み時間に子どもたちだけでこのようなところで過ごさないよう、これまでも話していますが、友達も集まり楽しくなってしまったようです。校舎の裏手は校庭に比べて十分には整備されていません。機械設備などもあります。改めて遊びのルールを子どもたちに伝えることにしました。
 また、来週は子どもたちのよいところを教職員で確認する時間を作ろうと決めました。西東京市は「あったか先生」を大切にしています。親も教師もどうしても子どもたちの課題が気になります。否定から入るのではない見方も大切にしたいと考えています。
 さて、新型コロナウイルスの感染者数は少なくなってきたとはいえ、昨年の秋とレベル的に変わっていません。まだまだ安心できません。今週も本人やご家族の体調がよくない時には念のために欠席いただいたご家庭がありました。感謝申し上げます。しばらくこのような生活が続くと思いますが、引き続きご協力をお願いいたします。


時差登校はもうしばらく続けます


昇降口前で待っている3年生

10月7日(木曜日) 【自転車&歩行者シミュレータで交通安全教室】


安全に自転車を運転しよう! 3年生

 この2日間で3年生はクラスごとに自転車シミュレータで、2年生はクラスごとに歩行者シミュレータで交通安全教室を行いました。昨年は3年生が校庭に道路の線を描いて信号機も設置し、実際に自転車を使って行いました。天候が悪いと実施ができないこともあります。今年度は東京都に申し込んだシミュレータの希望が通ったのでこちらを活用することにしました。
 昨日は3年生の自転車シミュレータです。初めに自転車を乗る時のルールや交通事故に気を付けなければならない場面などの説明がありました。勢いよく走っていると路地から人や自動車や自転車が飛び出してくることもあります。また、道路を走る時には自転車は車両なので左側を走るなど改めて子どもたちに伝えてくれました。シミュレータでこれらを体験できます。残念ながら時間もあり、一部の代表の子どもたちが写真のようにシミュレータで自転車をこぐ形になりました。他の子どもたちはスクリーンに映し出されたシミュレータの画面を見ながら学びました。
 2年生は本日、歩行者シミュレータで学びました。やはり初めに歩く時の注意事項の説明を受けました。信号が青でも突っ込んでくる自転車や、横断歩道を渡る際にも左折する自動車や右折する自動車があります。手を挙げたりアイコンタクトをしたりと渡ることを知らせる必要性などを伝えていただきました。2年生はグループごとにシミュレータを使って全員が体験をしました。
 保谷第一小学校の学区域は大きな道路が多く、交通事故に気を付けなければなりません。学区域には駐在所もあり日頃から子どもたちのことを気に掛けていただいています。今回の交通安全教室の様子も見に来てくださいました。大人たちが見守りながらも自分のことは自分でしっかり守れるよう子どもたちに力を付けてほしいと思っています。


手を挙げてわたります。 2年生


真剣に話を聞いてくれました

10月6日(水曜日) 【実りの秋 5年生】


稲が見事に育ちました 5年生

 今年も5年生が「お米の学校」の学習に取り組んでいます。年間を通して定期的に学ぶお米の学校は、種もみの観察から始まり、苗作り、田の代わりにバケツに苗を植えるなどしながら稲の成長を観察します。夏休みも当番を決めて、水が少なくならないように子どもたちが皆でお世話をしていました。学校には当番に来たことを示す紙が置いてあったのですが、時折ながめては、きちんと当番に来る子どもたちに感心していました。稲はプールの西側で育てました。鳥にお米を食べられないように防鳥ネットも設置しましたが、やはり育てるには苦労も多いです。そのことを感じた子どもたちもいたと思います。
 今日は収穫です。バケツを移動して鎌で稲を刈りました。その後、一番長い稲の穂と一番短い稲の穂から1本の穂からどのぐらいのお米がとれるのか推測します。その数字をもとに、稲全部の本数をかけて稲一束から何粒のお米ができたのか子どもたちは計算しました。おにぎり1個分のお米は2500粒だそうです。子どもたちがその数字と、自分の育てた稲一束のお米の数とを比べていました。子どもたちによって違いはありますが、1個に満たない子どもたちも多くいたようです。いかに一粒のお米が貴重なのかが子どもたちは分かったと思います。
 何気なく日々お米を食べていますが、このような学習を通して農家の苦労を知り、お米一粒を大切にする気持ちを育めたらと考えます。今日は家でご飯を食べる時に一粒も残さず食べる5年生がいつもより多いと嬉しいです。実りの秋です。学習に生活に充実した学校生活を送ってほしいと思います。


バケツが重い!


お米がたくさんできたかな?

10月5日(火曜日) 【学校公開のご案内】


並んで並んで! 3年生

 本日、各学級から保護者の皆様に学校公開のご案内を差し上げました。1学期に行われた教育アンケートでは参観の機会がなく、授業の様子が分からないとご不安の声をいただきました。緊急事態宣言も解除されましたので、早速、授業参観を計画しました。具体的には10月中旬から下旬にかけての5つから6つの日程を保護者の皆様にお示しします。その中でご都合をうかがい、各担任が密を避けられるように人数を分散、調整して、勝手ですがお一人お一人の参観日を指定させていただきます。
 10月には土曜授業日が計画されていませんので、土曜日を予定できずに申し訳ないのですが、ご都合が付く保護者の皆様はこの機会にどうぞお子様の授業の様子をご覧いただければ幸いです。参観の希望調査の締め切りは明後日の7日(木曜日)となっています。来週11日(月曜日)に参観いただく日程をお示しするため期日が短くなっていますがどうぞご容赦ください。教室や校庭など学校でみんなが集まって行う授業はオンライン授業とはまた違った様子が見られるはずです。ご多用のことと存じますが、予定と授業教科をご確認の上、用紙をお出しください。
 なお、日時に「1校時」や「2校時」と時間割の時程で書いてあります。1校時は8時50分から、2校時は9時40分から、3校時は10時45分から、4校時は11時35分から、5校時は13時30分から、6校時は14時20分からになります。どこも45分間の授業です。日によっては時程が変わることもあります。参観日をお知らせする際には改めて時刻もお伝えします。

10月4日(月曜日) 【全校朝会】


感染予防を忘れずに! 6年生

 これまでリモートでの全校朝会でしたが、今日は天気もよく、また、新しい教員の紹介や子どもたちの表彰もありましたので校庭で全校朝会を行いました。今の学年になって外で行うのは4月以来だと思います。そのため、きちんと集まれるか気になりましたが、事前に各担任が話をしたこともあり、集合時間の8時35分の数分前には全クラスが集まりました。
 朝会では私から全校の子どもたちが登校してくれたことの喜びと、2学期の再スタートの話をしました。その後、産休でお休みになる先生の代わりに4年生の担任となる先生の紹介、さらに2年生の「はたらく消防の写生会」で賞をいただいた子どもたちの表彰式を行いました。今年は全部で8名の子どもたちが優秀賞や入選となりました。つづいて6年生が、改めて始まる2学期に向けての意気込みや感染防止について全校に呼びかけてくれました。さすが6年生です。緊急事態宣言が解除されても気を付けなければならないことをよく理解しています。私が話すより何倍も効果があると思いました。
 朝会後には6年生に私から移動教室が中止となったことについて話をしました。先週の金曜日に子どもたちへ私から話すことができず、副校長から子どもたちに話をしてもらいました。子どもたちにとってつらいことです。改めて私からもきちんと話をしたかったのです。決定に際しては、西東京市教育委員会と校長会とで協議を続けました。ホームページに掲載したお知らせにもあるように、昨年と比べてもまだ感染者数は多く予断を許さないこと、現在主流のウイルスは子どもたちへの感染力が高く、もしもの時にその影響が大きいとなどからの判断です。今後は、6年生が卒業までたくさんの思い出が作れるよう担任や子どもたちと考えていきます。まずは12月に6年生と「キッザニア東京」に行くことを計画しています。


身長伸びたかな? 計測 4年生


教室には子どもたちが戻ってきました

9月30日(木曜日) 【第1回教育アンケートの結果】


昇降口の「みんなの作品ギャラリー」

 10月の学校だよりと合わせて、今月は保護者の皆様に7月にご協力いただきました教育アンケートの結果を、特別号としてお配りします。一斉メールを活用しお答えいただいたアンケート結果をまとめたものです。保護者の皆様のご意見等に対して、一部になってしまい大変恐縮ですが、お返事も書いております。しかし、アンケートの実施時期が7月でしたので、いただいたご意見と状況が変わっている部分もあります。この点はどうぞご容赦ください。
 特に7月の時点では「タブレット端末の活用状況が分からない」「活用できている姿は感じられない」といったものを多くいただきました。少しずつ使いながら準備を整え9月の授業に生かしました。こちらもまだまだの部分がありますし、これまでの「校長室より」でも書きましたが、対面の授業とオンラインの授業とはタブレット端末の活用方法は変わってきます。今後は対面授業での活用を工夫しなければと考えています。
 また、授業参観がないことへの不安の声も多くいただきました。緊急事態宣言期間が長かったためですが、こちらにつきましては平日になってしまいますが、10月に授業参観が可能な日にちと時間を学級ごとにお示しして、どこかの時間をご希望いただき、授業を見られるようにしたいと準備をしています。まもなくこちらのお手紙も届きます。届きましたら日程をご確認ください。曜日は複数設定しますが、土曜参観にはなっていません。今後どうするか考えなければと思います。なお、授業参観は当初10月7日、8日で考えていましたが、オンライン授業明けすぐになってしまいますので日程を変更いたします。どうぞご了承ください。第1回アンケートにお答えいただきました保護者の皆様は全体の約3分の1でした。多くの声を教育活動に生かしたいと考えておりますので、次回の12月のアンケートにぜひご協力ください。


登校が始まると作品も見てもらえます


保健室前にはウイルスに関する掲示が

9月29日(水曜日) 【分散授業・オンライン授業の視察に】


体育の授業で縄跳びを 1年生

 全国的な緊急事態宣言の解除の報道がされています。分散授業・オンライン授業も30日までとなりました。今日は残り少なくなった分散授業とオンライン授業の視察に西東京市の池澤市長さんと萱野副市長さん、服部教育委員さん、部長さんたちを始め市の職員の皆様が視察にいらっしゃいました。もう少し早い時期に様子をご覧になりたかったようですが、今週の初めまで市議会が開かれていましたので本日となりました。
 何か特別なことをするわけではなく、今週の予定通りの授業を見ていただきました。教員たちはチームを組んでこれまで工夫や努力をしてきましたが、オンライン授業は緊急事態宣言下のやむを得ない措置です。預かりで登校してきている子どもたちも、家庭で学んでいる子どもたちも、この状況下で学び続けている姿を感じてもらいたいと思いました。通常の授業であれば、子どもたちの素直な反応をすぐに感じることができますが、オンライン授業はそのあたりは難しいです。聞きたいことがあっても簡単にできなかったり教師の意図がうまく伝わらなかったりします。授業を生き生きにとはいきませんが頑張っている様子を見ていただきました。
 私は説明をしていたため、視察の様子の写真を撮り忘れてしまいました。様子を保護者の皆様にも感じてほしかったのですが。お客様がいても子どもたちは集中していました。子どもたちの頑張り、授業の工夫、教職員が学校全体で子どもたちを育てている様子を見ていただけたと思っています。


ぐーぱーちょき跳びに挑戦! 1年生


体育館でも縄跳びの学習 1年生

9月27日(月曜日) 【分散授業・オンライン授業も4週目】


「いろはかるた」 2年生

 先週金曜日には登校日を実施し、2年生以上のオンライン授業のフォローをしました。今日で4週目に入りました。先週もお知らせしましたが、30日まででオンライン授業は終了の予定です。10月からは対面授業が始められるよう準備を進めています。
 10月1日からは2学期の仕切り直しですが、今後のことも考え、9月に行ったオンライン授業を振り返らなければなりません。教員たちもするからには少しでもよい教育活動にしたいと考え、健康観察や朝の会、授業をどうしようかこの3週間探ってきました。今朝も朝の会の様子を見ていると、子どもたちの体調を聞きながら「好きなアニメの話」をオンラインでしていたり「3文字しりとり」をしていたりと学級ごとの工夫がありました。一方でオンライン授業の期間が長くなると、慣れも出てきて集中力を欠くような場面があります。対面授業であれば目の前の子供たちの様子で授業の軌道修正もしやすいのですが、オンラインでは容易ではありません。気の緩みから学習と関係のないことをやっていた子どもたちもいました。
 先週、教職員と打ち合わせをした際に、対面授業になった時にタブレット端末をどう活用することは私たちの宿題だと話しました。オンライン授業での活用と対面授業での活用はその質が違うからです。オンライン授業は教室と家庭を結び、学習を進めるツールとしてタブレット端末を活用しました。一方で、教室で対面授業をするのであれば、そのような使い方は必要ありません。しかし、例えば社会科で農業を学ぶ際に、農業が盛んな地域の小学校や農家の人たちとオンラインでつないで交流しながら学ぶといった使い方はあります。タブレット端末に学んだことをプレゼンテーションとしてまとめ、発表の際に活用することも可能です。話し合いをまとめるツールとしても使えます。今後もタブレット端末をよりよく活用ができるよう、成果や課題を整理して考える必要があると思っています。


「慣用句」 4年生


「説明文」 3年生

9月24日(金曜日) 【2回目の登校日】


隣の教室のみなさーん わかりますか?

 本日はオンライン授業期間中の2回目の登校日です。現在のところ30日までとなっている緊急事態宣言の延長の話は聞きません。そのため、全学年で10月1日から対面授業を行う予定で進めています。しかし、今月9月22日の時点での都内の7日間平均の感染者数は590人、昨年の9月24日の7日間平均の感染者数の149人と比べると、まだまだ感染者数は多い状況です。さらに現在の主流はデルタ型のウイルスであること、ほとんどがワクチン注射をしない子どもたちのことを考えれば、緊急事態宣言が解除されたとしても感染予防は引き続き必要です。油断してはいけません。
 さて、前回と同様に学級指導が前半の子どもたちは、2校時までのオンラン授業を終えて、11時15分を目指して登校してきます。できるだけ工夫をしながら進めているオンライン授業ですが、登校日として半分であっても友達と一緒に教室で過ごせる時間とは異なるものです。担任としても目の前に子どもたちがいて、適宜声を掛けられる状況とオンラインの授業とは違います。学びを止めないということで続けているオンライン授業ですが、登校日にやってくる子どもたちを見ると、やはり子どもがいての学校だと感じます。
 そうはいっても、今後も感染の状況によってはオンライン授業を行うかもしれません。分散授業中の1年生も、内容によっては2つのクラスをタブレット端末で結びオンライン授業の練習を行っています。今日は算数の授業を行っていました。担任は1つのクラスで子どもたちを指導しながら教科書の画面をタブレットに映しながら問題に取り組ませていました。隣のクラスにも先生はいますが、担任がタブレット端末を使って声を掛けると担任のいないクラスからも返事が返ってきます。このように担任が見守りながら1年生も少しずつタブレット端末に慣れてきています。


引き算のプリントに挑戦 1年生


預かり登校の子どもたちもオンラインで

9月22日(水曜日) 【秋の交通安全運動】


図画工作 「お弁当作ったよ」 1年生

 このところ、分散授業やオンライン授業の話題が多かったのですが、昨日から「秋の全国交通安全運動」が行われています。今年の東京都の副題は「〜世界一の交通安全都市TOKYOを目指して〜」となっています。
 保谷第一小学校は南北に走っている「伏見通り」を始め、東西にも大きな道路が学区域を貫いています。毎年安全点検など保護者の皆様にご協力をいただき、危険個所のチェックを行っていますが、路地で自転車や自動車とぶつかりやすい場所や、信号がないため、ついつい大きな道路を横切る場所が見受けられます。本校は交通安全には十分注意しなければならない学区域です。また、子どもたちの登下校の様子を見ていると歩道で走ったりふざけたりの様子があります。子どもたちは遊んでいると周りの状況が見えなくなります。追いかけっこをしながら帰り、道路に飛び出ることがないか心配になる時があります。また、飛び出なかったとしても、転んだ時に手が出ず顔をけがするのではないかと気になります。日頃の繰り返しの指導が大切です。 
 今年度は10月に交通安全教室として2年生に歩行者シミュレータを使った学習を、3年生には自転車シミュレータを使った学習を計画しました。今のところ10月6日に3年生、7日に2年生の交通安全教室を予定しています。他の学年に対しても10月に指導を予定しています。子どもたちには交通事故にあってほしくないと思うと同時に、加害者になってほしくないと思っています。最近増えている事故として自転車に乗っている子どもが、スピードを出しすぎたり、見通しの悪い路地から飛び出したりして、ご高齢の方をけがさせてしまうものです。様々な可能性を子どもたちに伝え、正しく自転車に乗ったり歩いたりしてほしいと願っています。


おいしそうでしょ?


エビシュウマイとマグロのお寿司

9月21日(火曜日) 【分散授業・オンライン授業も後半】


4年生 国語「漢字の広場」

 分散授業・オンライン授業も3週目に入りました。オンライン授業は、始めは珍しさもあって集中すると思いますが、慣れることで参加の心構えや態度がいい加減になってはいけません。様子を見ていると、座り方などくつろぎすぎている様子が画面に映る時もあります。30日で緊急事態宣言は解除という報道があります。後半もオンライン授業にしっかりと臨ませたいです。
 今週は24日に登校日を設定しています。9月13日の登校日と基本の流れは同じです。学級を2つに分けて45分間の学級指導を行いながら、直接子どもたちの様子を確認したり、次週の学習の予定を確認したりします。もちろん不安がある場合は無理に登校しなくても構いません。その場合は配布物等のやり取りを担任と確認してください。また、給食も登校時刻や下校時刻を調整することで食べずに登校日に参加できます。通常の日と異なった動きになります。お子様と時間の確認をしていただければありがたいです。
 さて、先週末に西東京市教育委員会からのお知らせ「新型コロナウイルスの感染拡大防止の取組について」を一斉メールでご案内し、ホームページにもお知らせを掲載しました。児童や教職員が新型コロナウイルスに感染していることが判明した場合には、基準に則り学校で聞き取り調査を行い、濃厚接触者に特定された場合は学校からご連絡を差し上げ、14日間の自宅待機をお願いするというものです。濃厚接触者を多く出さないためのポイントは、感染可能期間(発症2日前まで)の行動が大切です。これまでも、例えばご家庭内で調子の悪い方や検査を受ける予定、受けた方がいた場合、念のために登校を控えることにご協力いただきました。このような対応が、もしも発症した場合に濃厚接触者を作らないことにつながります。まだまだ油断はできません。引き続きご協力をよろしくお願いいたします。


5年生 算数「偶数と奇数、倍数と約数」

授業の途中で動画も活用 6年生

9月17日(金曜日) 【給食では】


昇降口の「ほいちのランチ」

 これまでもこの「校長室より」の写真でご紹介しましたが、現在、給食は12時からの前半のグループ、12時30分からの後半のグループの2つのグループに分け、希望されるご家庭の子どもたちに提供しています。
 食事の場面はマスクを外すのでどうしてもリスクが高まります。グループを2つに分けるだけでなく、しっかり手を洗い、黙食をするよう指導しています。また、様子を見ながら放送でも呼び掛けています。各教室で子どもたちはいつも静かに食事をしています。本当に感心します。写真は昇降口での掲示です。献立については、通常は給食委員の子どもたちが放送で紹介をしたり、教室で日直が紹介したりしていますが今はできません。そこで登校時に読めるよう掲示しています。前半の子どもたちの中心は「預かり」で登校してきている子どもたちです。食べ終わると教室は後半の子どもたちのために開けなければなりません。そのためやむを得ず校庭などで過ごすようにしています。
 写真は昨日の昇降口の掲示と実際の給食です。昨日は「たらこスパゲティ」「ABCトマトスープ」「ダッチアップルパイ」と「牛乳」でした。通常よりも早い時間から給食を提供するため、栄養士もメニューの組み立てを工夫しています。世間では給食を提供することに否定的なご意見もあるようですが、ご家庭の事情も様々です。西東京市の場合、「食べる」「食べない」は一律ではなく、ご家庭のご事情に合わせられます。また、給食費の返金はできなくなりますが「食べる日」と「食べない日」を設定することもできます。ご家庭の考えや状況に合わせた対応ができるので、これでいいと考えています。来週の月曜日は「敬老の日」で学校はお休みです。子どもたちも少し疲れがたまっているかと思います。ゆっくり休ませてあげてください。


木曜日の給食


朝顔のつるでリース作り 1年生

9月16日(木曜日) 【タブレット端末の制限】


4年生 道徳 オンラインで意見交換

 オンライン授業も間もなく2週間となります。昨日の職員の会議では、慣れてきたことによって起こる子どもたちの課題を見逃さないようにすることや、子どもたちの興味・関心を引くようなオンライン授業について話し合いをしました。
 さて、西東京市が子どもたちに渡しているタブレット端末は一定の制限がかかっています。まず、「Chrombook」へのログインは西東京市の「@giga.nishitokyo」の子どもたち一人一人に定められているアドレスを使っています。他のアドレスではできません。成り済ましを防ぐためにパスワードは、数字と英語の大文字と小文字が不規則になっているものになっています。初めの数文字は同じ部分がありますが、後半は名簿順で1文字ずつ違うといったことはなく、想像できないような配列になっています。
 さらにgoogleで例えば「ゲーム」と検索をすると検索結果は表示されますが、無料のゲームサイトにアクセスしようとすると「このウェブサイトは現在管理者によって規制されています。」と出てきます。どのようなものが規制されているか細かくご説明をすると、子どもたちに抜け道を探られる可能性があるので申し上げませんが、市全体でレベルを考えて制限をしています。もちろん制限をかけすぎると調べたいことも調べられないといった問題も起きます。この辺りの調整は難しいところです。
 しかし、どの様な場合にも絶対はありません。そのためにも昨日お伝えしたように、子どもたち自身がしてはいけないことなどをきちんと理解し、ルールにのっとって自らを律しながら活用してほしいと願っています。学校でも確認していますが、ご家庭の様子を見ていて不適切な活用の様子がありましたらお手数ですがご連絡ください。大人たちが適切な環境を作り見守ることは欠かせません


しっかり聞いてます 3年生 算数 


先生の体験から 「人の誕生」 5年生 理科

9月15日(水曜日) 【オンライン授業期間中の時程】


大型モニターに映して朝の会 2年生

 西東京市全体で1年生の分散授業や2年生以上のオンライン授業を行っていますが、学校によって授業や給食の時程は少し違います。学校規模や給食の出来上がる時間、学区域の広さなど様々な要因があるからです。
 保谷第一小学校では1年生は通常の時より早く1時間目が始まります。登校してくると2つの教室に分かれて出席を確認、健康観察をして授業を始めます。途中で休みの時間も取りますが、オンラインの3校時が終わる11時45分には4校時が終わるように調整しています。なぜなら、2年1組と2年2組、3年1組と3年2組の教室は1年生が分散授業のために使っていますが、給食の時間は2年生と3年生がやって来るからです。
 2年生以上はオンラインの1時間目は9時スタートです。早い子どもたちは登校時刻から「Google Classroom」経由でmeetにつないできますが、登校の子どもたちが集まる8時30分頃から時間をかけて朝の会をしています。当初はうまく接続できない子どもたちのことを考えての時間でしたが、今はスムーズにつないできます。授業開始時刻を早めることも考えましたが、この時間で出席確認や健康観察を丁寧にできること、オンラインであっても気持ちを伝えるなど、担任や子どもたち同士が交流できるので、あえて時間をかけることにしました。学級によってはその日のテーマを決めて話をしたり、クイズを出したり、オンラインで朝のストレッチをしたりしています。
 気を付けたいことは、何気にカメラに写っているものの、画面上では別のことをしている子どもたちがいることです。学校にいる子どもたちは私も注意をしていますが、家庭で1人だと分かりません。また、画面を複数起動し、必要によって切り替えるなど、関係ないことをしていることを分かりにくくする技もあります。授業等の工夫もさらに必要ですが、オンラインの授業だからこそ自らを律する気持ちが必要です。これができないと学習の差がついてしまいます。気を付けさせたいところです。


みんなでストレッチ 4年生


音楽室に出発! 1年生

9月14日(火曜日)その2 【繰り返し子どもたちに伝えましょう】


チャットの内容も確認しています

 昨年11月に都内の小学生が自ら死を選んだという痛ましい報道がありました。記事にはタブレット端末のチャットのことも書かれていましたが、詳細な事実は分かりません。しかし、命は何よりも大切で、かけがえのないものです。子どもたちにはつらい時には家族、学校の教職員、友達など身近な人に頼ってほしい。皆で考え、安心して過ごせるよう一緒に解決していくので、一人で悩み、自ら命を絶つようなことだけはしてほしくないと強く願っています。
 9月9日にチャットのことを書きました。現在、子どもたちが使っているタブレット端末にはチャットの機能も付いていますが、学習時に使用するものです。ただ、今回のことはタブレット端末だけの問題ではなく、子どもたちの携帯電話やスマートフォン、オンラインゲーム、SNSなど全てのことで考えなければならないものです。オンライン授業だけでなく、日常生活でのネットモラルをどう子どもたちに身に付けさせるかという大きな問題として考えなければならないのです。
 教員たちには改めて学年の子どもたちに応じた指導をするよう話しました。チャットのことも取り上げてもらいます。4月27日の「校長室より」で子どもたちに対してオンラインの会議システムやチャット機能は便利であるが、それを使って悪口を言うなど友達を傷つけることはしてはならないこと、タブレットは使う人によって便利な道具にもなるし、時に凶器にもなることを伝えたと書きました。子どもたちは未成熟なところがあります。しばらくすると忘れてしまったり、「これぐらいなら」という気持ちにもなったりします。私たち大人は、繰り返し指導すべきことを子どもたちに伝えなければなりません。ぜひ、ご家庭でも子どもたちの様子を見守ってください。そして、心配な場面がありましたらぜひ学校にもご相談ください。ちなみに、成り済ましてログインできないよう、子どもたちのタブレット端末のパスワードは一人一人異なります。もし、お子様から不審なログインの相談があったら、こちらもすぐに学校にご連絡ください。


タブレット3台使って中継中 4年生


水書きシートも使って 2年生

9月14日(火曜日) 【1年生もオンライン授業を意識して】


カメラに向かって発表します 1年生

 昨日の2校時に校内の授業の様子を見ていると、1年生の各クラスでオンライン授業を意識した取組が行われていました。現状では1クラスを2つグループに分け、半分の人数で授業を受けている1年生です。しかし、担任は1人です。しらうめの先生や専科の先生方が2つの内の1つのクラスで必要な指導をしたり見守ったりします。
 今後、1年生でもオンライン授業ができるように昨日は先生の姿をモニターで見ながら授業に取り組むことに挑戦していました。あるクラスは図工の粘土に取り組んでいました。1つの教室で先生が粘土をこねます。その姿は「Google meet」を使ってもう一つの教室に中継されます。もう一つの教室の子どもたちはそれを見ながら粘土をこねていました。今は1学級の2つの教室は隣同士です。見守りの先生もいますが、担任は移動して簡単に隣の教室の様子を確認できます。
 他のクラスでは算数の授業を中継していました。「全員で式を読んでみましょう」と呼び掛けると、隣り合った2つの教室から同時に子どもたちの声が聞こえてきます。また、もう一つのクラスは、自分の書いた文章の発表を「Google meet」を行っていました。発表が終わると2つの教室から拍手が起こります。1年生一人一人がタブレット端末を使いこなすことはまだまだ難しいです。IDとパスワードを打ち込んでログインすることも容易ではありません。さらに、画面を通しての授業はどうしても違和感があるようです。保護者の皆様のご協力があればこれらを克服できるかもしれませんが、ご家庭の状況も様々です。今しばらく教室間でのオンライン授業で、オンライン授業に慣れながら家庭でのオンライン授業に向けて練習を行います。発達段階からいえば人と人とが直接交流しての授業が望ましい1年生です。感染状況の改善が望まれます。


先生の映像を見て粘土を平らに


「10より大きい数」 1年生

9月13日(月曜日) 【オンライン授業2週目】


3年生 前半16名集合

 オンライン授業が2週目となりました。先週のご報告です。月曜日から土曜日の学校での預かり人数です。金曜日までの2年生から4年生の預かりは、各学年とも学年の3分の1弱の20人〜30人でした。ご家庭で調整をして、預かりとオンラインを使い分けていただいているご家庭もあり助かります。預かりの子どもたちは教員が手分けして見守っていますが、オンライン授業ではカメラに向かって話す教員たちに子どもたちが違和感をもたぬよう、また、子どもたちの声が直接入らないように別室から行っています。そのため、学校においても家庭でオンライン授業を受けるのと同じような状況になっています。5年生の預かりは毎日10人前後、6年生は5人程度でした。土曜授業日の預かりの人数は、各学年ともそれまでの平日の半分以下でした。
 ご家庭の事情でオンライン授業を受けることが難しい場合もあると思います。その場合は今週も預かりをご活用ください。一方で1年生は1学級を2つに分け2教室で分散授業を行っています。そのため校内の教室の数は限られます。感染者数を見るとまだまだ安心はできません。少しでも密を避けるために、先週と同様、家庭でのオンライン授業にご協力いただけますと助かります。
 本日は各学級を2つに分け、1グループ45分間の「登校日」を実施しました。短い時間ですが、直接子どもたちの様子を確認しながらオンライン授業で使う教材の確認や今週・来週の学習予定を伝えました。久しぶりに会う友達に嬉しそうにしている姿が印象的でした。早くこのような状況から抜け出したいと感じました。


久しぶりの登校 6年生


学習成果物などを提出します

9月11日(土曜日) 土曜授業日


夏休みの作品を掲示しています

 1年生以外はオンライン授業で土曜授業日を実施しました。感染状況に敏感でなければなりませんが、同時に学習も進めてまいります。2年生以上でオンライン授業を始めた1週間ですが、画面をじっと見たり聞いたりだけでは飽きもきます。中には体育として家庭でできるストレッチを行ったり、図工や書写を行ったりの工夫もありました。担任や専科教員・講師たちも授業の進め方をどうするか日々試行錯誤です。
 昨日は西東京市教育委員会から教育長を始め5名の方が来校して「預かり」の様子や1年生の分散授業の様子、オンライン授業の様子を見ていかれました。オンラインで子どもたちに向かって授業を行う教員、同時にタブレットで子どもたちの姿やチャットを確認する教員、チームを組んでやっている様子や子どもたちの様子に感心していました。子どもたちにとってよい授業になるよう反応を見ながら来週も進めます。
 さて、今後の行事予定についてです。現在調整中ですが、学校だよりで中止とお伝えした10月2日のスポーツデーは現時点で音楽会を予定していた11月20日(土曜日)に行うつもりです。音楽会については形式を変えて時期を検討しています。なお、スポーツデーを中止したので、10月2日(土曜日)は授業を行わず、通常の土曜日と同じようにお休みにします。その代わり、10月4日に予定していた振替休業日は通常通り給食ありの月曜日の授業をいたします。給食調理をお願いしている会社との調整がありましたので連絡が遅くなりました。改めてお手紙でもお知らせしますが取り急ぎご報告いたします。
 最後になりましたが、本日4校時に1年生の引き取り避難訓練を行いました。ご多用にもかかわらずご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

9月10日(金曜日) 【13日からの給食費の取扱について】


オンラインでタオルを使ったストレッチ

 昨晩、一斉メールでお知らせをいたしましたが、緊急事態宣言の期間延長に伴い市内全小学校で1年生の分散授業やオンライン授業が継続となりました。今週の様子を見ると子どもたちは生活のリズムができているので、本校ではこれを崩すことなく時程などを変えずに取り組みを継続します。
 13日から30日までの1年生の分散授業や2年生以上のオンライン授業の期間中の給食についてお知らせします。メールでもお伝えしましたが、今回はこの期間に連続して10日間ご家庭で昼食をご用意いただいた場合、そのご家庭に対して給食費の返金をすると西東京市教育委員会から連絡がありました。本日中に一斉メールでもご連絡いたしますが、いくつか決まりごとがありますので、お知らせします。
 給食費の返金は連続10日以上給食を食べないことを届け出た場合に対象となります。しかし、食材の調整はすぐにはできません。そのため、申し出をいただいてから返金対象の給食となるまで数日が必要となります。今回につきましては、9月14日(火曜日)の正午までに、そのことをお申し出いただいた場合、給食費を返金いたします。ホームページに「オンライン授業期間における給食停止届出書」をアップします。また、印刷した用紙を昇降口に置いておきます。対応をご希望のご家庭は9月14日の正午までに学校に用紙をご提出ください。
 なお、本日、13日と24日の「登校日」について登校した子どもたちにはお手紙を渡しました。ホームページにも掲載しますが、1学級を2グループに分けて45分間の学級指導を行います。給食については、前半のグループは学級指導後に給食を食べずに下校できます。また、後半のグループは家庭で昼食を取り、後半の学級指導の時間までに登校することができます。給食を食べなくとも「登校日」に参加できますのでどうぞご安心ください。
 西東京市教育委員会から一部訂正の連絡がありました。一斉メールで補足のお知らせをお送りしましたのでそちらもご覧ください。

9月9日(木曜日) 【朝の時間の様子とチャットについて】


チャットの画面を出しながら 理科

 1年生の分散授業や2年生以上のオンライン授業4日目となりました。緊急事態宣言も30日までの延長の方針だとニュースになっています。昨日もお知らせしていますが、来週以降の対応の決定につきましては、西東京市教育委員会から通知が届き次第、保護者の皆様にお知らせします。今しばらくお待ちください。
 さて、現在、1時間目のオンラインの授業開始時刻は9時です。それまでの時間はタブレット端末を接続したり、出席の確認をしたり、諸連絡をしたりの時間です。「預かり」で登校してくる子どもたちもいますので、あわてて8時15分にタブレット端末を接続しなくても大丈夫ですが、授業開始時刻ぎりぎりになって接続する子どもたちもいます。早すぎず、遅すぎず、8時30分ぐらいを意識して「Google Classroom」経由でmeetに参加できるといいと思います。子どもたちの様子を見ていると、この朝の時間を使って、会話を楽しんだり、チャットを楽しんだりしています。お昼も家庭で用意してあり登校しない子どもたちにとっては、短い時間ではあっても友達との会話の時間は気分転換になります。こんな時間も大切にしてやりたいと思います。
 一方でいつもお願いしていることですが、子どもたちにはネットのマナーも身に付けてもらわなければなりません。向かい合っては言えない言葉もチャットでの書き込みだとできてしまう人がいます。ネットの世界でも現実の世界でも自分の言葉には責任をもたせたいものです。オンラインの授業でもチャットの機能は活用しています。うまく使えばとても便利な機能です。オンラインの会話も書き込みもマナーが正しく身に付くように学校で指導していきますが、お子様が授業以外にタブレット端末を使う場合は、正しいマナーで使えているか、保護者の皆様にもぜひ見守っていただければと思います。


オンライン授業開始 3年生


大型モニターも活用して 2年生

9月8日(水曜日) 【来週の予定】


家庭科のオンライン授業 6年生

 現在、政府で緊急事態宣言の延長が検討されていて、明日9日に決定するとお昼に報道されていました。延長期間は2週間から3週間程度が想定されていると書かれています。
 正式の発表は明日以降ですが、緊急事態宣言が延長された場合、1年生の1学級2分割の分散授業や2年生以上のオンライン授業も市内全校で延長が検討されています。正式なお知らせは緊急事態宣言の延長決定を受けてからになりますが、それから来週の登校の有無などの予定を保護者の皆様にお聞きしていては遅くなります。そこで本日「オンライン授業(1年生は分散授業)期間が延長された場合の学校生活について」というプリントを、「預かり」で登校している子どもたちや、給食で登校してきた子どもたちに配りました。内容は先日お配りしたものと同様に、13日以降24日までの2週間の学校での預かりの有無や給食などについて、保護者の皆様に現時点での予定をうかがうものです。後ほどホームページにもアップをいたします。
 また、延長が正式に決まりましたら改めてお知らせしますが、来週13日(月曜日)は、2年生以上で、学級を2つに分け、1時間程度で行う学級指導の時間を設けることを考えています。この時間には子どもたちの様子を確認するとともに、来週の学習資料の配布や授業内容の説明を行い、オンライン授業がよりスムーズに行えるようにするものです。なお、お子様が本日登校していない場合は、ホームページからお手紙をダウンロードいただくか、印刷したお手紙を昇降口に置いていますので、お手数をおかけしますが、こちらをお取りください。今後、このような調査は一斉メールのアンケート機能を使うことも検討してまいりますので、今回につきましてはご協力の程よろしくお願いいたします。


給食の様子 5年生 静かです


図書室では1年生が黙食を

9月7日(火曜日) 【オンライン授業そして給食】


授業に集中しています 5年生

 昨日のオンライン授業はいかがだったでしょうか。これまで接続テストはしてきましたが、実際に家庭にいる子どもたちと授業を行うのは初めてです。昨日の夕方も教員たちは授業のことをあれこれ考えていました。保護者の皆様のイメージと違う点があるかもしれませんが、今後も工夫してまいります。どうぞご理解の程よろしくお願いします。
 また、時差、分散の給食も初めてです。前半は「預かり」で登校をしていた子どもたちが中心になります。食べ終わると教室から出て後半の子どもたちと交代です。後半の子どもたちの給食が12時30分過ぎでやや遅くなって申し訳なく思いますが、通常の授業時は4校時終了が12時20分で、それから給食の準備を始めて食べます。大きく時間は変わらいと考えています。密を避けるとともに、オンラインの授業で参加していた子どもたちとも会えるので、必要に応じて声を掛けることもできます。もし、各ご家庭でのオンライン授業で困っていることがありましたら、この給食時などに相談をするよう子どもたちに伝えてください。
 昨日、本日と「預かり」で登校してきている子どもたちの様子を見ていて感じたことです。授業をする教員が別室で授業をしてオンラインで流す場合、子どもたちの端末のスピーカーから出る音が人によってずれます。音が変に重なると集中しにくくなります。今日5年生は多くの子どもたちがイヤホンを持ってきていました。写真では分かりにくいと思いますが、集中して授業に取り組んでいました。低学年の子どもたちはイヤホンに慣れていないかもしれません。ご家庭で試していただいて、よければ持たせてください。授業がしやすいと思います。もちろん新たに購入する必要はありません。大型モニターなども使いながら授業を進めていきます。


理科の授業を配信中


画面を見ながら学習を進めます


給食前半 4年生


きなこ揚げパンおいしいね 2年生

9月6日(月曜日) 【オンライン授業 無事にスタート】


みんな授業をはじめるよー!

 先週末から今日のオンライン授業がどうなるか気になりました。各学年ではオンライン授業に向けて様々試してはいましたが、保護者の皆様に一斉メールでお伝えしたように、回線の対応能力が気になっていたからです。中にはご自身の経験からアドバイスをくださった保護者の方もいらっしゃいました。本当にありがとうございました。
 もしもの時に学校では、登校してきた子どもたちは大型モニターなどを活用し、必要な時だけにタブレットを使うようにする。校内の無線LANではなく、別途配布されているモバイルルーターを活用するなど回線への負荷を少なくする工夫も考えていました。そのようなスタートでしたが、今日は回線への接続の不具合はなくオンライン授業を無事に行うことができました。ホッとしました。
 様子を見ていると算数の授業などは、できるだけ学校の授業に近い形で工夫をしている学年が多くありました。さらに工夫して、ハンドサインを使って理解度を示す学年もありました。特に2年生は「青」「黄」「赤」のカードを子どもたちに渡しておいて、よく分かったら「青」のように意思表示ができるようにしていました。ちょっとした工夫で、子どもたちも教員も授業がしやすくなります。
 オンライン授業は始まったばかりです。これからも工夫が必要です。一つお願いです。今日様子を見ていたところ、タブレット端末の充電を忘れてしまったため、自分の端末が使えなかった子どもたちがいました。ご家庭であれば充電しながら使えますが、学校では難しいです。充電につきましてはお手数をおかけしますが、各ご家庭でお願いします。また、2年生以上の登校する子どもたちは「預かり参加票」が必要です。本日、忘れている子どもたちがいました。既に子どもたちに配っていますが、ホームページの「学校だより」のページからダウンロードもできます。必要に応じてご活用ください。なお、具合がよくない時には決して無理をさせずゆっくり休ませてあげてください。よろしく願いします。


「青」「黄」「赤」のカードも使って


チームを組んで授業を配信


先生の話を聞きながら


1年生は半分の人数で授業です

9月3日(金曜日) 【給食と子どもたちとの面談スタート】


まずしっかり手を洗って

 今日から給食が始まりました。私は午前中に出張があり、学校に戻ったのはちょうど4時間目が終わったころでした。チャイムが鳴って少ししたころ、副校長から給食が始まる前に改めて感染予防の話をしました。給食を食べる前にはきちんと手を洗って、さらに教室に置いてある消毒液を使って手をきれいにすること。食べる時にマスクを外すので、準備の時間も食べる時間も決しておしゃべりをしないことなどを伝えました。
 給食の配膳は教職員が行います。1年生は来週の練習もありますので、各教室だけでなく、図書室や家庭科室に分散します。そこで、担任だけでなく専科やしらうめの教員たちも配膳に参加します。私も各クラスの様子を見て回りましたが、準備の時間も給食を食べる時間もこれまで以上に静かでした。子どもたちは「黙食」をしっかりしてくれました。栄養士も様子を見て回りましたが、子どもたちの態度に感心していました。今どうしなければならないのか。子どもたちが自ら考えていることが嬉しいです。給食開始前に帰りの準備をしていましたので、給食後は面接をする子どもたち以外は下校です。少しずつ時間差ができたことで、昇降口などの密も避けられました。
 給食後はスタートアップ期間の面談を行いました。夏季休業期間中の様子を聞いたり、学校が始まって不安なことや困ったことがないかを聞いたりしました。コロナ禍で子どもたちもストレスが多いと思います。来週からオンライン授業が始まりますが、月曜日・火曜日も引き続き子どもたちとの面談を行い、スムーズな2学期のスタートを目指します。


お気に入りのエプロンで配膳を


みんな静かに教室で 1年生


家庭科室も使って給食を 1年生


午後は面談の1日目です

9月2日(木曜日) 【オンライン授業に向けて】


3クラス同時にオンライン授業

 昨日お願いしました「オンライン授業実施期間の学校生活について」につきましては、翌日提出にもかかわらずご協力を賜り感謝申し上げます。2年生以上の各学級では、明日「時差給食の実施について」のお手紙を配ります。こちらに持ち物やグループ分け、お知らせなどを記載しています。子どもたちが持ち帰りましたらどうぞご確認ください。なお、急に予定変更があり、給食を希望していなかった子どもたちが食べることがあるかもしれません。そのため、グループ分けの表には、全員の名前が書いてあります。もしもの時の対応ですので、基本は本日お出しいただいた予定で大丈夫です。変更がある場合にはお知らせください。
 さて、本日は授業などを進めながら各学年でオンライン授業の練習もしていました。特に高学年は様々な工夫をしていました。5年生は、教員が前もって問題を作り、クイズ形式で子どもたちが答えることができるソフトを使っていました。3つの教室でそれぞれ担任が対応していますが、同じソフトを同時に使うことで3クラスが一緒に早押しクイズに挑戦できます。正解数が多く回答が早い人のランキングが出てきますので盛り上がっていました。
 6年生は3クラス同時に社会科の授業を行っていました。1人の教員が3つのクラスに同時にプレゼンテーションしながら「貴族のくらし」の学習を進めます。他の教員が補助者で、子どもたちの様子を見たり、チャットのコントロールをしたりします。授業者は子どものチャットの反応も見ながら授業に生かします。家庭でのオンライン授業もこのような方法を使いながら授業を進められればと考えています。


端末にプレゼンテーションを表示


クイズソフトを活用してオンライン練習

9月1日(水曜日) 【2学期始業式】


オンラインで始業式

 2学期が始まりました。登校時に校門のところで子どもたちと挨拶を交わすと、改めて2学期が始まったことを感じます。曇りで涼しく子どもたちも登校しやすそうでした。7日まではスタートアップ期間として、生活リズムを整えます。また、3日からは休業期間中の様子を聞いたり不安なことはないか確認したりしながら、担任と面談を行います。スムーズな2学期のスタートが切れるように努めます。
 8時40分から、オンラインで各教室に映像を配信して始業式を行いました。特に感染症予防については、一人一人の自覚が必要です。繰り返しですが子どもたちに呼びかけました。また、新型コロナにかかった人のことを差別したり、ワクチンを打った、打っていないを聞いて差別をしたりすることがないようにも話しました。非常に厳しい状況下ではありますが、オンライン授業もそうですが、この環境で過ごす子どもたちの気持ちや態度を育てたいと考えています。
 本日、来週のオンライン授業の参加等の意向調査のプリントをお配りします。2年生以上は学童保育やご事情があるご家庭は「預かり」で登校できますが、登校後は学校でオンライン授業に参加することになります。担任はオンライン授業を進めることを中心に授業をいたしますのでどうぞご理解ください。昨日の接続テストに参加できたご家庭は、オンライン授業の様子はお分かりになったかと存じます。ご家庭でのオンライン授業が可能な場合は、密を避ける意味でもオンライン授業をどうぞご活用ください。なお繰り返しですが、1年生や給食につきましては1つの学級を2つのグループに分け対応いたします。


教科書の下巻などを配りました


教室入り口に消毒用のボトルを配置

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