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西東京市立保谷第一小学校
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令和3年度 校長室より(1学期)

更新日:2021年8月31日

8月31日(火曜日) 【オンライン授業に向けた接続テストを実施しました】


みんな元気?黒板見える?

 本日、10時から全学年でオンライン授業に向けた接続テストを実施しました。参加できる子どもたちが「Google Classroom」経由で「Google Meet」へ接続しました。私も各学級の様子を見て回りました。
 10時スタートでしたが「Meetのリンク」の表示を調整していた学級があったので、10時ちょうどに接続ができなかった学級もあったようです。しかし、始まると次々に子どもたちが接続してきました。今日は1年生から6年生まで一斉に接続をしましたので、これでやり取りができるのであれば、環境面の不安もなくなり、今後のオンライン授業の可能性が広がります。ただ、教室によっては、通信環境で子どもたちの映像が写ったり写らなかったりする時もありました。教員の映像が見にくくなければ問題はないのですが、学校にあるルーターなども活用して、よりよい環境を構築できるよう検討します。
 1年生は各学級で、2年生以上は始めは学級で、その後、学年で一つのクラスルームに集まっての接続を試みました。これは、授業内容によっては複数のクラスを複数の教員で指導をした方が、よりていねいな指導ができるからです。例えば1人が授業を進め、もう一人が子どもたちの様子を見て、機器の調子が悪い時など必要に応じて個別に対応ができるからです。4年生では算数のデジタル教科書を使ってみました。5年生では試しに動画を流してみました。6年生はチャットで交流もしました。よりよいオンライン授業のために教員も試行錯誤しています。学年のクラスルームでは、今日は最大で同時に77人が接続していいました。その状況でもやり取りが可能でした。明日以降、子どもたちと今日の様子を確認しながら、来週からのオンライン授業に備えます。オンライン接続テストにご協力いただきました保護者の皆様、ご多用の中ありがとうございました。


1年生も接続テストをしました


最初に出席を確認します


後半は学年でチームを組んで


デジタル教科書も活用できました

8月30日(月曜日) 【明日はオンライン授業に向けた接続テスト】


顔より大きくなった校長室前のヘチマ

 本日も教職員が新学期に向けて準備をしています。週末にお知らせしたように西東京市では3日までを準備期間として、9月6日からオンライン授業を行います。本校の予定は27日から数回にわたり一斉メールでお知らせしました。今後も一斉メールを活用してまいります。機種変更やメールアドレス変更などでメールが届いていない保護者の皆様は、改めての登録をお願いします。
 さて、一斉メールでお伝えしたことですが、明日、10時から11時に「Google Classroom」をつかって、オンライン接続テストを行います。なお、一斉メールでは2年生上で行うとしましたが、情勢によっては学校の休校等もあるかもしれません。今後、1年生のオンライン授業も考えなければなりません。そこで、1年生も可能であれば「Google Classroom」から「Google Meet」へ接続を試みていただければと思います。1年生の担任たちが対応いたします。詳しい接続の仕方についてはお手数ですが、28日(土曜日)にお送りした一斉メールでご確認ください。もしうまく接続できなくても1日以降、学校で指導してまいります。
 今日は職員室で全ての教員で1つの「Google Classroom」にアクセスをしてオンライン授業の可能性を探りました。校内の無線LANで全員がつないでいたためかもしれませんが、動画を学習資料として配信しようとすると、動きが重くなってしまいました。どうやって授業をすることがいいのか、全てが確かめながらの試みです。トライ&チャレンジしながら工夫に努めます。

8月25日(水曜日) 【「google meet」で第2回子どもオンライン会議】


昨日は一度に最大16人で会議

 新型コロナウイルスに関する様々な報道があります。保護者の皆様も、2学期の生活を考えると様々不安だと思います。現在2学期に向けて教育委員会と連絡を密に取りながら、検討や準備をしています。詳しいことが決まりましたらご連絡を差し上げますが、9月1日(水曜日)は始業式を行う予定です。
 1学期と同様、暑さ対策のためにエアコンを使いながら教室の扇風機も動かし、窓を開け換気に努めます。手洗いの徹底を指示することは当たり前ですが、当面、各教室の入り口に手指消毒のためのボトルを設置することにしました。また、以前からお伝えしていることですが、各ご家庭から消毒用のスプレーなどを、使い方を指導した上で持たせていただいてもかまいません。それでも不安を感じる場合には、登校を控えることも可能です。その場合は欠席扱いにはなりません。登校時に昇降口前が密にならぬよう、教職員でコントロールすることも考えています。
 さて、昨日、2回目のgoogle meetで子どもオンライン会議を13時から15時30分で行いました。今回も多くの子どもたちが参加してくれました。途中途中にゲストで担任の先生たちにも登場してもらいました。やりながら今回課題になったことの一つは「ハウリング」です。兄弟が2台のタブレット端末を近くで操作しているとマイクとスピーカーが反応して「キーン」という音がします。止めるにはマイクを「オフ」にするか、2台のタブレット端末を離して使うことです。一番よいのは、話をする人以外は通常マイクを「オフ」にしておいて、話すときだけにマイクを「オン」にすることです。そうすればノイズは入らず、話がよく聞こえます。このような細かい使い方の指導がさらに子どもたちには必要だと感じました。前回と同様「好きな動物」などをテーマに話しました。家で飼っている犬を紹介してくれる子どもたちもいました。始業式までにもう1回ぐらい機会を作れればいいなと思っています。

8月20日(金曜日) 【「google meet」で子ども会議?】


休業期間中に校舎内をピカピカに

 東京は夏らしい天気が戻ってきました。新型コロナの感染状況が毎日気になっていますが、学校は少しずつ2学期に向けて動き出しています。昨日、一斉メールでもお知らせしましたが、今日の時点で休校や分散登校など特別な対応は決まっていません。これまで通り感染防止に努めますが、さらにできることを相談しています。
 さて、昨日、一斉メールで保護者の皆様に「ネットワーク環境調査」のお願いと「google meetのテスト」のお願いの2本のメールをお送りしました。ネットワーク環境調査は今朝の時点で52%の方に回答をいただいています。今後、オンライン授業を検討する上でネットワーク環境の有無が関わってきます。「はい」「いいえ」の簡単なアンケートです。まだ回答されていない方は、ぜひ昨日の一斉メールをご確認いただき、回答をお願いいたします。
 さらに、google meetのテストに参加いただきました子どもたち、手助けをいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。11時10分ごろにメール送りましたが、その10分後ぐらいには校長室のタブレットに子どもたちが集まり始めました。当初は「時々つないでくる子どもたちがいる程度かな」と勝手に思っていたのですが、終了時刻の16時までに、代わる代わる40人ほどの子どもたちが会議に参加してくれました。多い時で11人の子どもたちが会議室にいました。私の見込み違いでした。そのため11時過ぎから16時までの約5時間、ずっと子どもたちと会議?というよりお話をしていました。嬉しかったのですが、他の予定が後回しになってしまい自分の見通しの甘さに反省です。
 最初は夏休みが終わるので、夏休みのことや宿題の様子などを聞いていましたが、後半は「好きな食べ物」「「好きな季節」などテーマを決めて子どもたちと話しました。1年生から6年生が一緒になって話をするのは新鮮でした。一方でオンラインの授業を考えた時には参加者の画面の出し方や資料の提示などの難しさ、カメラやマイクのオンとオフ、時に音声や映像が不安定な時があるなどいろいろなことが分かりました。来週、もう一度テストをするかもしれません。参加してみたくてもできなかったご家庭は、ぜひ挑戦してみてください。


5年生の稲はすくすくと


ブランコ前は草刈りをしてふかふかに

8月16日(月曜日) 【夏休みも残すところ2週間】


緑のカーテンは3階へ

 皆様いかがお過ごしでしょうか。先週からの梅雨末期のような豪雨のため、全国で災害が発生しいています。ご親戚などを心配されているご家庭もあると存じます。夏とはおもえないこの天候、早く回復してほしいと願うばかりです。
 さて、感染症の拡大も止まりません。今日のニュースを見ていると、今月末までだった緊急事態宣言も9月中頃まで延長されるようです。学校は休校になっていませんが、子どもたちの生活を想えば、昨年度よりも厳しい状況です。2学期始業式を迎えるまでにはピークは過ぎてほしいと願っています。そんな世間の厳しさとは異なり、今日の学校は静まり返っています。学校を見回っていて元気なのは、ベランダの緑のカーテンなど校庭の植物ぐらいでしょうか。緑のカーテンの先は3階まで届きました。2階のベランダでは、ヘチマやヒョウタンを見ることができます。低学年の子どもたちは特に興味をもちそうなので見せてあげたいと思いました。きっと子どもたちが戻ってくる頃には、写真よりさらに大きな実になっているはずです。
 残り約2週間、各ご家庭におかれましてはこの夏は出かけにくいとは思いますが、今年も交通事故や水の事故のニュースが流れています。夏休みの当初は子どもたちも安全を強く意識していますが、休みの生活に慣れてくると気持ちが緩みがちになります。改めてお子様が出かける時には一声かけてあげてください。私たちは何よりも子どもたちに元気に学校に戻ってきてほしいと思っています。そのためにも今週後半から少しずつ生活リズムを整えてあげてください。


校庭を見ているヒョウタン


ヘチマの実もすくすくと

7月30日(金曜日) 【7月が終わります】


校庭の花壇のヒマワリ

 明日で7月も終わりです。夏休み前半、子どもたちは元気に過ごしているでしょうか。連日の東京オリンピックでのアスリートの活躍を見て刺激を受けているかなと想像をしています。
 今日はやや不安定な天気でお昼ごろに急に雨が降りました。ここ数年、不安定な天気で局地的に大雨になることもあります。子どもたちが出かける場合には、天気予報なども意識して声を掛けてあげてください。さらに新型コロナウイルスの拡大が止まりません。これまでなかったような感染者数が報告されています。コロナ禍の生活に慣れてしまっているかもしれませんが、間違いなく去年の夏よりも、冬よりも感染のリスクは高まっています。20歳代や30歳代といった世代での感染者が多いと言われていますが、何気に家族が家庭に持ち込み感染が広まるケースもあります。小学生は感染しても重症化しないなどといった話も聞きますが、7月中旬に都内の10歳未満の子どもが重症化したという報道もありました。決して安心できるものではありません。引き続き手洗いの徹底など予防に努めていただければ幸いです。
 学校は緑のカーテンが3階に届きそうです。ヘチマやヒョウタンの花も咲いています。また、校庭の花壇ではひまわりも咲いています。子どもたちに見てもらえないことがちょっと残念です。

7月21日(水曜日) 【夏季休業日】


伝われ!応援の気持ち

 夏季休業日初日です。平日、教職員は出勤しますが、長期の休業期間中の学校へのお問い合わせやご相談は8時15分から16時45分の間にお願いできればと思います。(個々の担任は、出張などで不在の時もあります。どうぞご承知ください。)土曜日や日曜日、8月10日(火曜日)から13日(金曜日)の学校閉庁日、夜間などに事故等で緊急の連絡が必要な場合は、7月20日付の学校だよりの裏面の電話番号をご参照ください。
 また、何かご不安な時は、学校以外にも様々な相談機関があります。下に相談機関をお知らせする「一人で悩まず 相談しよう」をアップしておきます。もしもの時に思い出してください。
 さて、今日は東京オリンピック・パラリンピックに向け学校の窓に6年生が作ってくれた応援メッセージを貼りました。窓の外に貼ると、雨風もありますので、教室の内側から貼りました。そのため柵にかかってやや読みにくくなっていますが、応援する気持ちを込め飾りました。気持ちが届いてくれればと思います。また、職員室前の応援色紙も全学級そろいました。ちょっと小さいですが写真も載せてみます。本日、全部の学級の紹介はできませんが雰囲気を感じてください。
 
 明日からは東京オリンピックの開会式に合わせて連休になります。1学期、子どもたちが登校した日はこの「校長室より」で様子をお伝えしてきました。保護者の皆様に授業参観の機会を提供できなかったので、少しでも学校の様子をお感じいただけたのであれば幸いです。夏季休業期間中は不定期に「校長室より」を更新します。緊急時には一斉メールでお知らせいたしますのでどうぞご理解ください。


応援色紙勢ぞろい!


アスリートの皆さんの


オリンピック・パラリンピックでの


活躍を応援しています!

7月20日(火曜日) 【1学期終業式】


google meetで作文の発表 4年生

 74日間の1学期も本日が終業式です。昨年度は休校がありました。今年度は休校にならなかったものの、そのほとんどの期間が緊急事態宣言下でした。子どもたちにも保護者の皆様にも私たち教職員にとっても厳しい1学期でした。やりたい教育活動が100%できたとは言えませんが、保護者の皆様のご理解とご協力もあり、やれることを工夫して行えました。ありがとうございました。改めて感謝申し上げます。
 さて、明日から夏季休業日です。この夏は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。コロナ禍の大会には様々なご意見があると思いますが、世界中のアスリートたちは精一杯競技をします。テレビを通じて応援したいと思います。この機会に保谷第一小学校では西東京市と協力して、日本選手と西東京市をホストタウンにしてくれたオランダ選手への応援色紙を各クラスで作成しました。これらは本校のホームページでも紹介しますが、西東京市でも紹介をしてくれることになっています。また、6年生は大きな応援メッセージを作ってくれました。こちらは学校の窓に張り出すことにします。先日、お知らせした5年生の動画応援メッセージもあります。
 さらに本日、西東京市の「子どもオリパラ展覧会 作品募集」のお知らせを子どもたちに配りました。「作文部門」「アート作品部門」「研究部門」の作品を募集します。締め切りは9月10日です。夏の自由研究など何にするのか悩む場合、今年はオリンピックやパラリンピックをテーマにしても面白いと思います。併せて作品を応募してはいかがでしょうか。作品募集のお知らせは下にファイルもアップしておきます。
 この長期休業期間中、子どもたちには健やかに元気で過ごしてほしいと願っています。また、2学期に全ての子どもたちが元気に学校に戻ってくることが何よりもうれしいことだと今日の終業式で伝えました。


夏休みの生活について


職員室前に飾った応援色紙

7月19日(月曜日) 【給食最終日&大掃除】


お世話になった黒板をきれいに 4年生

 1学期も残すところ2日となりました。今日は1学期の給食最終日です。また、2年生から6年生は給食後から5校時の前半に、いつもより時間をかけて大掃除をします。1年生の大掃除は明日予定しています。日常の掃除の時間や学期末の大掃除は昔から学校で何気なく行われているので、当たり前のように感じるかもしれませんが、そうではありません。日本の学校教育で育まれてきたものです。日本の教育内容を定めている学習指導要領には健康安全や勤労生産の行事として大掃除が扱われます。一方で外国の学校ではこのような習慣はないのが一般的です。また、給食もなく、お弁当を家から持ってきたり、お昼を家に食べに帰ったりします。日本ならではの教育活動と言えます。
 さて、1学期最後の給食のメニューは「じゃこ菜飯」「鳥の竜田揚げ」「磯部和え」「新潟夏のっぺい汁」「ジョア」です。先週の金曜日はデザートセレクト給食で「バニラアイス」「りんごシャーベット」のどちらかを選ぶお楽しみにメニューでした。子どもたちの希望は「バニラアイス」の方がやや多かったです。この暑さです。溶けないように時間をおいて配膳しました。おいしそうに食べていました。今日で1学期の給食を終えました。栄養士や調理員にとってこの時期の給食室での調理はかなり疲れます。無事に1学期最後の給食を作り終えてホッとしていると思います。2学期も引き続き安全・安心な給食を提供するために力を発揮してくれると思います。保護者の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
 新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。デルタ株の感染が増えていることも原因のようです。夏季休業期間中に様々予定があるかもしれませんが、引き続き感染予防を意識いただければと思います。


1学期最後の給食 おいしかった!


椅子の足もきれいに 3年生

7月16日(金曜日) 【タブレットを活用しながら煮干しの解剖】


煮干しの解剖 6年生

 昨日の3校時、授業の様子を見るために校内を回っていると、6年生の教室では「解剖」が行われていました。「解剖」といっても「煮干しの解剖」です。6年生はこの1学期に理科で「体のつくりとはたらき」の学習をしました。その発展学習です。昔は実際に「フナ」などの解剖を行っていましたが、今はその内容もなくなり、解剖はほとんど行いません。
 煮干しは調べてみると、思っているより多くの器官が見つかります。えらや背骨はもちろんですが、脳や胃や肝臓も分かります。子どもたちはタブレットで資料を見ながら、煮干しを丁寧に分け、様々な器官を探していました。それを写真の様にプリントにまとめています。さらに、その写真を撮って「google classroom」に感想を付けてアップし、サーバー上で、共有できるようにしていました。タブレット端末があるからできる授業です。
 生の魚でなく、また、家庭科でも使う食材として馴染みのある煮干しなので、ほとんどの子どもたちは抵抗なく煮干しの解剖を行っていました。理科の教員に聞くと、ある子どもは「こんなに小さいのに大きい生き物と同じで大切な物が全てあった」と感想を書いていたそうです。解剖は少し大きめの煮干しの方が分かりやすいようです。インターネット上にも資料が様々あるので、興味がありましたらお子様と挑戦してみてください。
 最後の写真は1年生の教室での国語の授業です。タブレットを使って、教科書の記述について、早押し4択クイズに取り組んでいました。このソフトは昨日教員たちが自主的な研修で共有していたものです。タブレットは機器でしかなく、授業のためにどのように準備してどう活用するかです。これまでタブレットの活用について、あまり様子をお伝えできず反省していますが、教員たちは工夫を進めています。


様々な器官を見つけました


「やったー正解だ!」 1年生

7月15日(木曜日) 【タブレット端末の持ち帰り】


植物を撮影してから記録をつけます

 時々、タブレット端末を授業や行事、集会等で活用している様子を「校長室より」でもお伝えしてきましたが、長期休業期間中は各家庭に持ち帰ります。
 保護者の皆様にお願いをしている第1回教育アンケートでは、今学期に授業参観ができなかったこともあり、タブレット端末が学校でどう生かされているのかが、まだ十分に分からないとご意見をいただきました。また、低学年の子どもたちが持ち帰る負担や、充電を家庭にお願いしいていることにもご意見をいただきました。充電につきましては、学校では現状の機材では、様々な学年が使う中で充電することが難しい状況です。学校で使う際に充電しなくても困らないように、ご家庭で充電をお願いしている次第です。ご負担をおかけしていますが、西東京市全ての学校で同様の対応となっています。ご理解のほどよろしくお願いします。また、授業参観は2学期にどのように行うか、平日も含め、新たな日程の設定など、計画を作り直しているところです。決まり次第お知らせいたします。
 さて、タブレット端末を持ち帰った場合でも、ご家庭によって通信環境は様々です。そのため、今のところは全員に対して一律にタブレット端末を使った宿題を課すことはしていません。しかし、せっかく持ち帰るのであれば、「e−ライブラリ」などのドリルも使えます。活用をお考えのご家庭もあると思います。ご家庭で使う際には食べ物や飲み物が近くにあるかもしれません。また、保管場所など一定のルールをお決めいただければと思います。西東京市には「タブレット4つのやくそく」というものがあります。「かさない みずのちかくにおかない なくさない りょうてでもつ」の4つです。夏季休業前に子どもたちにはタブレットの取扱については指導をいたしますが、ご家庭でも様子を見ていただければと思います。


調べ学習にも役立てています


タブレット4つのやくそく

7月14日(水曜日) 【みんなの声をアスリートに届けよう!】


アスリートの皆さん「がんばって!」

 先日、西東京市教育委員会を通じて、東京都から「東京2020大会参画関連事業「みんなの声をアスリートに届けよう!」」のお知らせが届きました。子どもたちが競技を観戦する機会は中止となりました。そこで東京都教育委員会では、大会組織委員会と連携し、子どもたちの大会参画機会提供の一つとして、子供たちとアスリートとの動画による間接的交流を目的とした「みんなの声をアスリートに届けよう!」を実施することにしたのです。
 西東京市教育委員会と学校とで相談をして、市内全校でこの企画に参加することにしました。実は他にも計画していることがあり、保谷第一小学校ではこの動画を5年生の子どもたちに作ってもらうことにしました。遅くなりましたが、5年生の保護者の皆様には改めてお手紙でお知らせしました。
 今朝、子どもたちは屋上でマスクをして動画の撮影に臨みました。内容は5年生が屋上で、学校名を伝えた後、日本語や英語、オランダ語、中国語、スペイン語、韓国語で「がんばれ!」と呼び掛けるものです。動画は10秒以内と決められているので、なかなか忙しいです。また、もっと多くの国の言葉も入れたかったようですが時間の都合でそれも難しく、調整しながらの撮影となりました。最初の撮影ではのんびりと呼び掛け、タイミングもよく分からなかったようで、撮影に24秒かかりました。これでは収まりません。各国の言葉の「がんばれ!」の間を開けずにテンポよく言うように工夫をした2回目の撮影で約15秒、最後に言葉を伸ばさず、歯切れよく言うように工夫をして10秒に収まりました。何回か動画を撮影しその中の一つを東京都に送る予定です。なお、西東京市では田無駅前のアスタビジョンでこの動画の放送も予定しています。こちらは9月になるとのことでした。コロナ禍のオリンピック・パラリンピックですが、アスリートには罪はありません。皆で応援してあげたいものです。


5年生が作った都道府県パンフレット


現在廊下に展示中!

7月13日(火曜日) 【1学期最後の集会】


問題です!ジャラン!

 今年の1学期の授業日数は74日間です。その間の多くの期間が緊急事態宣言下でした。そのため、授業参観も企画できず、保護者の皆様には申し訳なく思っています。子どもたちも全校みんなで集まっての活動はほとんどできませんでした。そのため、5・6年生の集会委員は内容を工夫して集会活動を行い、全校の子どもたちを楽しませてくれました。
 今日は1学期最後の集会です。今回は、集会委員会が校内の様子をタブレットで中継しながら保谷第一小学校に関するクイズを出してくれました。集会と言ってもクイズ中継のような雰囲気で、子どもたちは教室の大型モニターでクイズ番組を見るような感覚で楽しんでいました。3階から放送はスタートです。写真のようにタブレットのカメラを使って動画を全教室にリアルタイムで配信していました。各教室の前を通る時には、教室の中の様子を中継するなどして盛り上げていました。途中途中でクイズを出します。例えば「算数少人数教室の机は先生の机をのぞいていくつ?」といった具合です。(この答えは33個です。)なかなか答えの想像がつかないクイズもありましたが、放送を工夫しながら問題を出してくれました。2階、1階と中継を続け、最後に音楽室で放送は終了しました。
 放送の終わりの時に私は1年生の教室にいましたが、子どもたちが「ああ楽しかった」と言っていたので、そのことを集会委員会の子どもたちに伝えました。コロナ禍で多くの制約がある中での学校生活ですが、子どもたちが工夫して、少しでも楽しく過ごせるようにしている姿を見るたびにそのたくましさに感心しています。2学期はもっと自由に集会活動ができることを願っています。


テレビで集会委員の中継を視聴


答えは富士山です

7月12日(月曜日) 【チャイム誤作動のお詫び】


4人とも、さすが高学年の発表でした

 1学期の登校日は本日も入れて7日間となりました。今週は1学期のまとめに各学年とも取り組みます。その中で、今週は梅雨空というよりは、昨日のような不安定な天気が続く様です。学校でも意識しますが、放課後、家に帰ってから子どもたちが出かける時には急な雷雨に気を付けるようお声掛けください。また、本日から再び緊急事態宣言下となりました。日々増えている感染者数が気になります。水泳指導は中止となりますが、引き続き毎朝の検温や体調チェックをよろしくお願いいたします。
 さて、地域の皆様に大変ご迷惑をおかけしたことのお詫びです。昨晩、遅い時間に学校のチャイムが鳴りました。原因は昨日午後の雷雨による停電です。西東京市内、場所によって時間に違いがありますが、停電がありました。保谷第一小学校も停電しました。そのため、校内の様々な機器に影響が出ました。放送室にはチャイムを決まった時刻にならす機械があるのですが、停電があったために時刻がリセットされてしまい、全く異なる日時となっていました。その日時に合わせてチャイムが鳴ってしまったものです。夜中に突然学校のチャイムが鳴り、お休みのところ大変ご迷惑をおかけしました。夏季休業期間中も雷雨で停電する可能性を考え、長期の休業期間中はチャイムの機械は停止いたします。ご迷惑をおかけして、大変申し訳ありませんでした。
 本日は朝の時間にリモートビブリオバトルの高学年の部を実施しました。今朝は4人の子どもたちが本の紹介をしてくれました。これで全ての発表が終わりです。低・中・高学年の部の優勝者が子どもたちの投票で決まります。優勝者は終業式で紹介することを予定しています。


まもなく放送開始!


夏休みに向け 本の特別貸し出し中

7月9日(金曜日) 【来週以降の水泳指導】


浅めのプールで水慣れ 2年生

 昨日、12日(月曜日)からの東京都の緊急事態宣言が正式に決まりました。昨日もお伝えしましたが、残り約1週間、子どもたちが少しでも安心して学校での集団生活を送れるように努めてまいります。
 今週も「昨晩の熱は下がったものの、念のためにもう1日」とご連絡をいただき、お休みされているご家庭があります。もしもの時のことを考え、ご配慮いただいていることに感謝申し上げます。繰り返しのお願いですが、ご家族に発熱者がいる場合や子ども自身、熱はないものの、体調がすぐれない場合など無理はさせず休養させてください。このような対応の積み重ねでコロナ禍でも安心できる学校になります。もちろん教職員の健康管理も同様に対応しています。
 さて、緊急事態宣言が月曜日に発令された場合、水泳指導は中止となります。これまでの実施期間で1回も入っていないクラスはありません。天候に左右される水泳指導ですが、コロナ禍であっても、全クラスがプールに入ることができたのは何よりでした。ただ、残念なことは来週予定していた3・6年生の着衣泳の指導ができないことです。夏季休業期間中に水辺に行くこともあると思います。その前に自分の身を守る方法は学ばせたいと考えていたからです。大人であっても衣服を身に付けて泳ぐことは困難です。そのため、溺れる人を助ける場合、すぐに飛び込むのではなく、道具を使うことも考えたいものです。浮き輪がなくても中身が少し入ったペットボトル(この方が遠くまで飛ばせます)、ロープやベルト、棒など使えるものがないかを考えることです。人と人とが手をつないで助ける方法もあります。一方で助けを求める方も、服などに空気を入れて、上手に浮くことで助けてもらいやすくなります。もしもの時に冷静に対処することは難しいですが、もしもの時のことをイメージしておくと少しでも冷静に対応できます。この夏に水辺に出かける時には十分お気を付けください。なお、子どもたちには夏季休業日前までに、資料を使って水泳指導の一環として学ぶ時間を取ります。


水をかけるよ


1学期最後の「レインボー班」

7月8日(木曜日) 【緊急事態宣言】


「並ばせ隊」が声掛けをします

 昨晩、来週12日(月曜日)から、東京都に再び緊急事態宣言が発令される予定とニュースが流れていました。1学期の登校日も残すところ、今日も入れて9日となっています。改めて感染防止を意識しながら、1学期のまとめを進めてまいります。
 さて、このような状況ですので、改めて保護者の皆様には感染拡大防止のお願いです。市のホームページには、昨日、中学校の生徒、私立幼稚園の関係者、学童クラブの非常勤職員の感染があったと示されていました。学校は市のホームページに掲載されている以上のことは分かりません。しかし、西東京市内も感染拡大に気を付けなければならない状況であることは確かです。
 手洗いの徹底は学校でも進めてまいりますので、ご家庭でも声掛けをよろしくお願いします。マスクについては、蒸し暑い日もあり、熱中症にも気を付けさせなければなりません。登下校時など苦しくなる前に外すよう伝えていますが、外したままで大きな声で話をしたりふざけ合ったりしないよう意識させたいと考えています。また、教室は換気をしながら扇風機をまわし、クーラーもかけます。校舎内ではマスクをして、感染予防に努めます。また、リスクの高い給食は、引き続き全員同じ方向を向いて静かに食べるよう指導します。
 写真は今、6年生が自主的に行っている「並ばせ隊」の様子です。時差登校は保護者の皆様のご協力で、チャイム前に昇降口前で待っている子どもたちの数は減っています。それでもうまく並べない時があるので、6年生が「きちんと並ぶよう、自分たちが声を掛けてもいいですか?」と相談に来てくれました。最高学年として学校をよりよくしたいというその気持ちが嬉しかったです。6年生の皆さんありがとう。


緑のカーテンは2階に到達


花も咲きました

7月7日(水曜日) 【お店のメニュー大募集!】


お店のメニュー大募集!

 6月17日の「校長室より」で少し触れましたが、今、放送室前に「おやさい おうぼ ポスト」があり、子どもたちが応募券に記入してはポストに入れています。一昨日も「さようなら」をした後の1年生が大勢やってきました。担任に聞くと、お野菜をもらった子どもの野菜を見て、応募に来たということでした。理科委員会の子どもたちは様々な仕事をしていますが、東校舎の西にあるプランターで野菜を育ててくれています。今は毎日たくさんの野菜が取れています。この前は大きくなりすぎたキュウリを見せてくれました。
 さて、週の初めに3年生以上の子どもたちに「市内の野菜・くだものを使用した お店のメニュー大募集!」という西東京市の産業振興課が発行したお知らせを配りました。募集期間は7月5日(月曜日)から7月20日(火曜日)です。夏の野菜やくだものなど旬の食材を使用したお店のメニューを考えてほしいというものです。珍しい旬の野菜や果物を使ってというものではなく、西東京市で作られている「トマト」「なす」「ぶどう」「梨」といった身近な野菜や果物で作るメニューを求めています。お知らせにはQRコードが付いていて、そちらを読み込み「市内の野菜・くだものを使用した お店のメニュー大募集!」のページを見ると、東京市農産物キャラクターの「めぐみちゃん」が「YouTube」で募集を呼び掛ける動画も見ることができます。
 応募されたメニューの中から、実際にお店に出すメニューが選ばれ、お店で買ったり食べたりすることができるようになるようです。応募用紙も一緒に配りました。メニューが完成したら学校に持ってきてくれれば、学校から応募します。お子様が興味をもっているようでしたら、ぜひ応援してあげてください。


「おやさい おうぼ ポスト」


お野菜もらえるといいね

7月6日(火曜日) 【水道キャラバン 4年生】


「答え3だと思う人!」 

 今日は4年生が社会科で、ゲストティーチャーを招いて水道の学習をしました。外国に住んだり旅行をしたりした方々は特に実感があると思いますが、蛇口から直接水を飲める国は限られています。水質検査をしっかりしている日本はそれができる国で、日本が誇る水道文化といえます。
 東京都の水道局は水道文化を守るために水源林の管理や高度浄水処理などの取組を行い、安全でおいしい水道水を私たちに届けてくれます。このようなことを学ぶ出前授業が「水道キャラバン」と呼ばれ、都内の小学校や児童館で行われています。昨年度は都内886校で実施されました。保一では今年も4年生がお世話になりました。1・2校時かけての学習です。前半は水源から蛇口までどの様にして水が届けられるかを学びます。後半は「浄水場実験」として「凝集沈でん・ろ過」の実験をしました。
 冒頭でキャラバン隊の皆さんからあいさつをいただき、早速授業になります。最初に私たちが1日に使う水の量の話がありました。私たちが使う水で多いものは、お風呂やトイレの水で、続いて家事に関係するものとなります。家庭で1人が1日に使う水の量は約210Lだそうです。その後、水源や浄水場のことなどを学びました。キャラバン隊の皆さんは巧みな話術で子どもたちをどんどん引き込んでいきます。子どもたちが特に驚いていたのは後半の実験で、例えば「凝集沈でん」では、汚れた水が、汚れの塊と透明な水に見事に分かれ、その様子に子どもたちは驚いていました。よく考えられたプログラムで、子どもたちは2時間の授業を楽しく、そして多くを学ぶことができました。4年生の保護者の皆様、ぜひ授業の様子を子どもたちから聞いてみてください。水道キャラバン隊の皆様、授業をありがとうございました。


水道について学びました


凝集沈殿の実験

7月5日(月曜日) 【リモートビブリオバトル】


「カッパもやっぱりキュウリでしょ?」の紹介

 今年も図書委員会がビブリオバトルを企画してくれました。ビブリオバトルとは、誰でもできる本の紹介コミュニケーションゲームです。「人を通して本を知る、本を通して人を知る」をキャッチコピーに全国に広がりました。ビブリオバトルには公式のルールが存在します。通常は5分間で自分のおすすめの本を紹介しますが、保一のビブリオバトルは特に時間は決めていません。先週の中学年の子どもたちの様子を見ていると、多くの子どもたちの紹介時間は1分から2分といったところでしょうか。しかし、その本の面白さが伝わるように内容をよく考えていますし、聞いている子どもたちへの語り掛け方も工夫していました。
 何よりも昨年度は放送室からの校内放送でしたが、今年は「google meet」を使って、図書室から紹介している姿を各クラスに生配信しました。そのため、声だけでなく顔や仕草も見ながら本の紹介を聴くことができます。より本来のビブリオバトルに近づいてきました。先週木曜日は「中学年の部」が開催され、本日は「低学年の部」です。来週は「高学年の部」が予定されています。中学年の部には応募者が20名ほどいました。予選を経て4名が発表しました。これだけの数が応募してきただけでも、本好きな子どもたちの様子が分かります。
 小学校の低学年の時から読書に慣れ親しむと、本から様々なことを学べる子どもたちになります。今回紹介された本もぜひ読んでほしいと思います。2週間ほどで子どもたちは夏休みとなります。夏季休業期間中の7月29日と30日の9時から12時は図書室を開放の予定です。夏季休業期間は、じっくりと本を読むことに適しています。ビブリオバトルなどを生かして様々な本に興味をもってほしいと願っています。


進行役の図書委員さん ありがとう


教室のテレビに映して見ます

7月2日(金曜日) 【七夕飾り】


2年生の七夕飾り

 昨日の保護者会の時にご覧になった方もいらっしゃると思いますが、東の昇降口には1年生が、2年生の教室前の廊下には2年生が七夕飾りを飾っています。来週は七夕です。
 子どもたちの願い事を見ると、やはり感染症に関するものが多く見られました。「かぞくが ころなに なりませんように」「はやく ころなが おさまるように」「はやくコロナがおわって いっぱいしゃべれますように」などがありました。1年以上過ごし方を気にしながら生活をしています。皆も同じ気持ちだと思います。また、定番である将来の夢もあります。「アイドルになれますように」「うちゅうひこうしに なれますように」など様々です。さらにこちらもよく見る「できるようになりたい」シリーズです。「プールで もぐれるように なりますように」と今始めている水泳の授業を意識したものや、九九が早く言えるようになりたいといったものもありました。中には大人でも難しい「四字じゅく語を全部しれますように」というものもあり驚きました。
 昨年も紹介しましたが、七夕に合わせてお願い事をするこの風習は、織り姫は機織り上手というお話から、織り姫のように機織りや、お裁縫が上達するようお祈りをしたことから始まったようです。やがて江戸時代には、習字が上手になるようにお願いをするようになり、今では、様々なお願いを短冊に書くようになっています。短冊だけでなく、様々な七夕飾りにも思いが込められています。興味がありましたらお子様と調べてみてはいかがでしょうか。また、短冊や七夕飾りは笹に吊します。笹は雨や風、寒さに強く、根もしっかりしていて、たくましい植物です。その生命力から、昔の人は神聖な物と考えていました。そのため笹が使われています。その生命力にあやかり、コロナ禍であってもたくましい保一の子どもたちであってほしいと願っています。


1年生の七夕飾り


願い事が、かないますように

7月1日(木曜日) 【通知表「あゆみ」について】


朝顔咲いたよ 1年生

 今週は火曜日と本日と保護者会があります。ご多用の中、また、雨の中ご来校いただきましてありがとうございます。各学年・学級に応じて1学期の様子や夏季休業期間中の過ごし方、通知表「あゆみ」の話などを申し上げます。どうしてもこの時期の保護者会は毎年似たような内容になってしまうので、何か工夫ができるといいという話を教職員としました。学年や学級によってはちょっとした工夫があるかもしれません。
 さて、今回の保護者会でもご説明しますが、今年度も通知表「あゆみ」の改訂を行いました。形式は大きく変わりますが、「特別の教科道徳」や3年生以上の「総合的な学習の時間」、3・4年生の「外国語活動」の学習の様子は記述でお知らせすること、それ以外の教科については学習の到達度を「絶対評価」で行うという考え方は変わりません。具体に申し上げれば、ある評価項目で、皆が概ね満足できる状況にあるのであれば、「もうすこし」に「○」が付く子どもたちが居ないこともありえます。
 また、説明をまとめたリーフレットにも記載しましたが、「よくできる」「できる」「もうすこし」の「〇」数が「多い」「少ない」だけで成績の良し悪しを判断しないでください。各項目の「○」の数が1学期と2学期で同じであっても「〇」のついている項目の場所で、その意味は違います。同じ項目でも1学期と2学期は具体に学んだことは違います。そのため評価が変わることもあります。私は「あゆみ」は次の学習への意欲につなげるものにしたいと考えています。子どもたちの努力したことは大いに認め、ほめてあげてください。さらに努力が必要な点は、次学期に意欲がもてるよう励ましてあげてください。保護者の皆様の声掛けが子どもたちの力になります。


毎朝水をあげます


こんなにきれいに咲きました

6月30日(水曜日) 【がんに関する授業 6年生】


体育館で「がん」について学びました

 昨日6年生が、がんに関する授業を受けました。学年の3クラスが体育館に集まって行いました。6年生のこのがん教育の授業は、西東京市の保健課の保健師さんが講師として来てくださいます。がんは脳卒中、心臓病と共に生活習慣病と言われています。日ごろの生活習慣がこれらの病気に深くかかわっていることが明らかになっているからです。もちろん生活習慣だけでなく、周りの環境など他にも要因はありますが、生活習慣は自分でコントロールすることが可能です。また、生活習慣は大人になって変わるものもありますが、子どもの時期にその基本が身に付きます。子どもの時期にこれらを理解することは意義あることだと考えます。そのため、教育課題の1つとしてがん教育を行っています。
 始めに講師の先生からは、がんの原因の6割は「生活習慣」だと話がありました。食事や運動、お酒やたばこなどの毎日の習慣の影響を受ける病気だと説明がありました。さらに2人に1人の割合でがんにかかる人がいること、6割近くの人は治ることも教えてくれました。また、がんを予防するためのよい生活習慣として、ご飯、野菜、お肉、お魚などバランスよくしっかりと食べることや、体を動かすこと、太りすぎにもやせすぎにも注意し、大人になった時にたばこは吸わずにお酒は控えめになどの話がありました。特に食事では野菜を1日300gから350g取るとよいと示していただきました。
 たばこについては、たばこには60種類もの発がん物質が含まれており、肺がんや胃がん、肝臓がんなど様々ながんになる危険性を高めるとお話がありました。帰宅後にそんな話をした6年生の子どもたちがいたかもしれません。今日のお話をきっかけに、子どもたちが生活習慣を考えてくれればと思います。


理科の学習で 3年生


「緑のカーテン」大きくなってきました

6月29日(火曜日) 【離任式&レインボー班】


班長さんの紹介

 昨日、昨年度まで3年間、本校の副校長だった寺井校長先生との離任式をしました。4月の終わりに本校では離任式をしましたが、その日は寺井校長先生の学校も離任式だったので来ていただくことがでなかったのです。日程調整をしていましたが、ようやく緊急事態宣言が解除されたので朝会の時間を使って行いました。先週の時点では天気も心配されていましたが、雨にも降られず予定通り校庭でできました。6年生の代表児童が作文を読み、その後お話をいただきました。寺井校長先生には、これからも保谷第一小学校のことも見守っていただけるとありがたいです。
 さて、本日ようやく「レインボー班」の活動を始めました。レインボー班とは、各学年から1〜2名が集まる異学年による活動です。学校全体を54の班に分けるので、1班おおよそ10名〜11名になります。その班で朝の時間を使って年間通して遊びます。本来は5月から始める予定でしたが、緊急事態宣言が開けるのを待って、今日が発足会となりました。
 登校後に6年生の子どもたちは1年生の教室まで行って、自分たちの班の1年生を連れて活動場所の教室に行きます。教室では6年生の司会で自己紹介をします。初めて話をする子どもたちもいますので、まずはお互いのことを知ることからです。学校はどうしても自分たちの学年だけで学んだり遊んだりすることが多くなります。異年齢の子どもたちが集まれば、年齢の高い子どもたちは自然と自分より下の学年の子どもたちのことを気遣います。2年生であっても1年生のことを考えます。上級生になれば、全体を見て必要な声掛けもしなければなりません。このようなことを通して集団で協力する態度や思いやりの心が育つと考えます。本校の特色ある教育活動として大切にしている活動です。次回は7月8日を予定しています。


お互いに自己紹介をしましょう


みんなで仲良くなりましょう

6月28日(月曜日) 【自分のキャリアを考える】


一小まつり 受付「来てねー!」

 先週のことです。1年生に「校長先生は将来何になりたかったの?」と聞かれました。私は1年生のころは恐竜が大好きでした。また、2年生の時にアポロ11号が月面に着陸した様子を見て、宇宙飛行士にもあこがれていました。そのため低学年の頃は科学者になりたいと思っていました。それを伝えた後、1年生に「あなたは何になりたいの?」と聞くと「ユーチューバー」と教えてくれました。ユーチューバーになって皆に何を伝えたいのかを聞くと、ゲームの様子だということでした。
 子どもたちはその年齢に応じて将来を考えます。その際、大切なことは、あこがれと共に自分自身のよさを見つめることだと思います。先ほどの1年生も「その前は歌手だったんだ」と教えてくれました。きっと誰かに対して何かを表現することが好きなのでしょう。
 昨年度から学校では、毎学期子どもたちが「キャリア・パスポート」の作成に取り組んでいます。自分自身のことを考え、自分自身のことを振り返り、カードを蓄積していきます。このキャリア・パスポートは中学校へ持っていきますし、中学校から高校にも持っていくことになっています。キャリア・パスポートの作成は直接的に将来の職業を考えるというものではありませんが、その時その時の自己の学習や生活を振り返ることで、新たな学習や生活の意欲をもち、それをきっかけに将来の生き方を考えることにつなげます。1学期が終わりましたら家庭に持ち帰ります。それに伴い保管用のクリアブックの購入を学年ごとにいたします。7月の学年だより等でお知らせします。どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。


一小まつり 保一クエスト


一小まつり 間違いさがし

6月26日(土曜日) 【薬物乱用防止教室 6年生】


薬剤師の先生のお話

 紹介が遅くなりましたが、24日(木曜日)に6年生の「薬物乱用防止教室」がありました。2時間目から4時間目にかけ、学級ごとに1時間かけて学びました。講師は本校の薬剤師の先生です。
 薬物といえば「違法薬物」が頭に浮かびますが、それだけでなく一般的な薬も薬物です。違法薬物は論外ですが、薬局で売っている薬も適切に使う必要があります。そのようなことも含めてお話くださいました。薬剤師さんからは心の風邪と薬物の話や心の風邪の風邪薬は薬物ではなく、自分を大切に思う気持ちや自分を支えてくれる親、お友達だということも話してくださいました。そして次のことをしていますかと問いかけていらっしゃいました。
・規則正し生活をする ・朝食を毎日食べる ・家族そろって夕食をとる
・親と話をする ・気になっていることは、親や先生に相談する
・何でも話せる友達を見つける ・自分に自信をもつ ・嫌なことは断る
・よいことと悪いことの区別をつける ・自分の好きなことを見つける
・学校生活を楽しむ
 食事など家庭の事情で難しいこともあると思いますが、子どもたちは一つ一つに反応しながら話を聞いていました。また、違法薬物などの罠にはまらない断り方についても話してくださいました。好奇心での過ちが一生を台無しにすることもあります。薬物乱用については常に強い心でいてほしいと考えます。薬剤師の先生、授業をありがとうございました。


一小まつり しゅりけん投げ


一小まつり キャラクターハント

6月25日(金曜日) 【一小まつり】


アスレチックに挑戦!

 子どもたちが楽しみにしていた一小まつり当日となりました。この行事は特別活動の一つとして行っています。行事の準備や当日の活動を通して、子どもたち一人一人が役割や責任を果たしながら、集団の一員としての自覚を深めます。
 昨日もお知らせしましたが、子どもたちは3つのグループに分かれて活動します。朝9時過ぎから開会式を始めました。スローガン「楽しんで コロナに負けず もり上がろう」の発表の後に、おまつりを盛り上げるために、教師と子どもたちが寸劇を披露しました。今日の開会式はタブレットの機能を使って各教室に放送しました。子どもたちはこの放送も楽しんでいました。
 おまつりが始まると、様々なお店が開店です。例えば、体育館では「スパイダーマンなりきりアスレチック」を企画していました。写真のようにロープなどを使って工夫したお店になっていました。小ホールでは「保一クエスト」と題して、クイズを解きながら進むゲームが企画されていました。また、校内にはところどころにキャラクターに扮した子どもたちがいます。こちらは「キャラクターハント」でしょうか。それぞれの学年に応じて工夫したお店が作られています。他にも射的のお店や釣り堀のお店もあります。
 コロナ禍で学校生活は様々なことを制限しています。日々の感染症対策は丁寧にしなければなりませんが、どこかで子どもたちの息苦しさも解消してやらなければと考えています。一昨年のような一小まつりではなかっと思いますが、少しでも今の学校生活を楽しんでくれればと考えています。おまつりの終了後はしっかり手洗い、消毒をしてから給食に臨むよう子どもたちに伝えました。


開会式での劇の様子


お魚うまく釣れるかな?

6月24日(木曜日) 【明日は一小まつり】


お店紹介の動画を視聴

 本来であれば今週末の土曜日は、保護者の皆様にも公開をして「一小まつり」を行う予定でした。しかし、緊急事態宣言が解除になったとはいえ、新型コロナウイルスの感染者数の減少傾向も鈍り、日によっては前の週よりも多くなっているという状態です。土曜日に保護者の皆様をお招きしての「一小まつり」は難しいと判断しました。それに伴い、子どもたちの下校時刻も考え「一小まつり」を明後日の土曜日ではなく、明日金曜日に開催いたします。
 以前もお伝えしましたが、まつり自体も一昨年度と方法も内容も見直しました。お店を出す学年は3年生以上としました。また、過去には教室を密閉した、いわゆるお化け屋敷のような企画もありましたが、それらは無くし、子どもたちに感染防止も意識して企画を考えさせました。グループはA、B、Cの3つに分け、校内を一斉に動くお客の子どもの数は減らしました。もちろんこれまで通りに、ごみなどを多く出さない配慮もしています。このコロナ禍でも、どうしたらみんなで楽しめる「一小まつり」になるかを子どもたちは考えていました。まったくしないという選択ではなく、できることを工夫することこそ学びにつながると考えています。その結果、保護者の皆様の参観を我慢いただくことになってしまった点は申し訳なく思います。2学期に学校公開の方法を検討してまいります。
 さて、今朝は明日に向けて「一小まつりの紹介」の動画視聴を各学級で行いました。2年生のあるクラスでは、子どもたちがスタンプカードを手にしながら動画を見ていました。子どもたちの気持ちは盛り上がってきています。


昇降口にお店のポスター掲示


明日はどのお店に行くのかな?

6月23日(水曜日) 【スズメの子】


元気に巣立ってほしい

 今朝、校門で子どもたちを迎えていると、何人かの子どもたちが相談をしながら私のところに近づいてきました。話を聞くとスズメが道に落ちていたので連れてきたとのことでした。
 学校では時々このようなことがあります。特に春から夏にかけての時期で、地面にいるスズメを子どもたちが見つけると、迷子になっていると思い保護してきます。子どもたちの優しい気持ちからの行動ですが、飛ぶ練習などをして巣から落ちた巣立ちヒナは上手に跳べず地面にいることがあります。この場合、親鳥がエサを運んできます。そのため、優しさで保護したヒナですが、結果的に親子を引き離すことになってしまいます。子どもたちからヒナを預かって、傷つかないよう紙を敷き詰めた箱に入れた後に、ヒナの入った箱を持ちながら、関係した子どもたちがいた3年生と5年生の学級に説明に行きました。「飼えないのか」という質問もありましたが、鳥は頻繁にえさを食べること、また、人の手からエサを与えることの難しさも伝えました。無許なく飼うことも禁じられています。巣立ちびなは、飛び方の他にもエサの取り方や仲間とのコミュニケーションの取り方などを自然界で学びます。人間が自然界で生きていくスズメにすることは容易ではありません。
 5年生の教室に連れて行った時には、窓に向かって飛ぶ姿もあったので、すぐにでも巣の近くに戻すことにしました。子どもたちに説明をして、拾った場所を聞いて、ちょっと落ち着いたら飛んでくれることを祈って安全そうな場所に逃がしました。子どもたちの優しさはとても嬉しいのですが、自然界に人が介入することは難しいことです。日本野鳥の会の「ヒナを見つけた」のページへリンクを貼っておきます。子ども向けの説明になっています。興味がありましたらお子様とご覧ください。

6月22日(火曜日) 【音楽集会】


それぞれのリズムを合わせて!

 昨年度から今年度にかけて音楽集会が思うようにできません。特に全校の子どもたちが集まって歌を歌う機会がありません。非常に残念なことです。いつも保谷第一小学校の子どもたちの元気な歌声が聞きたいと思っています。そんな日が早く来てほしいものです。
 さて、そんな中ですが、音楽専科の教員が工夫をして音楽集会を開いてくれました。もちろん歌は歌えないので「グー」「チョキ」「パー」に分かれてリズム遊びをする集会です。放送を使って全校一斉に教室で同じリズム遊びをしますが、各教室には5・6年生の有志の子どもたちが前で手本を示し、リズム遊びをリードしてくれます。私は1年生の教室の様子を見に行きましたが、子どもたちに上手に見本を見せながら集会をリードしてくれました。遊び方ですが、「グー」「チョキ」「パー」の3つのグループに分かれますが、それぞれ刻むリズムが違います。それを「グー」から順番に重ね合わせていきます。1回目は手の動きでリズムを取りますが、2回目は手拍子になります。自分のリズムだけなら簡単ですが、音が重なり合ってくるとつられてしまう子どもたちもいます。そんな時に1年生は前にいる高学年の子どもたちの動きを見て真似をしていました。後から聞いた話では、6年生のクラスには5年生の子どもたちがお手本の担当になったそうです。さすがに上級生を前に緊張していたと聞きました。頑張ってくれた有志の子どもたちに拍手です。
 今日はやや気温は低めでしたが、1・2校時に2年生が、3・4校時に3年生が、5・6校時に4年生がプールに入りました。明日の天気はやや不安定なようですが、できる時にしっかりと水泳指導をしていきたいと考えています。保護者の皆様には、体温の記録やサインなどお手数をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。


朝に事前の打ち合わせ


拍手でリズムを

6月21日(月曜日) 【水泳指導開始】


次は頭の先まで潜ろう! 6年生

 梅雨ということもあり一時期より暑さも少し和らいでいるように感じますが、緊急事態宣言の解除を受け本日から水泳指導を始めています。先週の金曜日の放課後には、教職員でプールサイドによしずで日よけを作ったり塩素濃度を確認したりと月曜日から使えるように準備をしました。気温や水温によっては入ることができませんが、今日は9時ごろから日も差し始め、気温と水温が上がりましたので、6年1組と2組が1・2校時に水泳指導を行いました。
 お手紙でもお知らせしましたが、今年は感染症予防を考え、水泳指導は最大で80人で行います。プールに入る子どもたちを40人、プールサイドに待つ子どもたちを40人といった具合に人数を調整します。そのため、3年生以外はクラスを分けて行うことにしました。6年生の子どもたちの様子を見ているとプールに入るのは約2年ぶりです。少し緊張した様子も見られますが、安全な水泳を考える時にふざけることが最も危険です。よい意味での緊張感だと思いました。今日の6年生は全部で52名が水泳指導に参加しました。26人ずつでプールに入りますので、密にもならずよい感じでした。
 人数確認の後に、入念に準備運動を行い、シャワーを浴びた後に半分ずつプールに入ります。初めは水慣れで、肩まで浸かったり頭の先まで水に入ったりを繰り返します。その後、だるま浮きやプールの横を使って伏し浮きもしました。最後はプールの横を使って、けのびやバタ足にも取り組んでいました。指導する側もこの2年間のブランクを埋めるためにていねいな指導に努めます。久しぶりの水泳でした子どもたちはどんな感想をもったのでしょうか。


だるま浮き 上手でしょ?


先週は職員で準備をしました

6月18日(金曜日) 【メモをとるとき 2年生】


伝える物はこのトロフィーにしよう!

 一昨日のことです。2年生のあるクラスの子どもたちが、タブレットを持って教室から出てきて何かを探しています。見ると流し場の石鹸のボトルをタブレットのカメラで撮影したり、校長室前のトロフィーを撮影したりしています。
 何の学習をしているのかと教室をのぞくと、国語の「メモを とる とき」という単元の学習でした。この単元は必要な事柄を集めるときに使う「メモ」の取り方について学びます。誰かに知らせたいと思ったことを、メモとして短い言葉でまとめる学習です。例えば教科書の事例では、町探検で見つけた動物型のパンについて「パン屋さん」「動物の形のパン」「くま」「うさぎ」とメモをして、「くまとうさぎの形のパンがありました。」とメモをもとに友達に発表をするといった具合です。
 一昨日の授業は、学校にある物の中からお家の人に知らせたい物を決め、その様子を詳しく知らせることができるよう、写真を撮ってじっくり観察し、メモを取るといったものです。そしてメモをもとにお家の人に知らせたい物の様子を伝えます。もしもタブレットが家で活用できる場合は、写真を見せ「伝えようと思ったものはこれ!」ということも可能になります。これであれば、保護者の皆様も想像したものとの違いがよく分かりますし、メモの取り方やメモを使った伝え方のアドバイスもできます。お子様が家でメモを見て発表した際にはぜひ話を聞いてあげてください。大人になって何気なく取っているメモも、実はその基本は2年生で学んでいるのです。
 来週から水泳指導が始まります。以前もお伝えしましたが、20日(日曜日)から「6・7月健康観察水泳カード」の記入をお願いします。依然として西東京市内での感染者は一定数います。水泳に向けての健康観察と同時に、感染症予防の健康観察もお願いします。


写真を見てメモにまとめます


マスコットのピョンちゃんも登場!

6月17日(木曜日) 【野菜たっぷりメニュー】


昨日の「野菜たっぷりメニュー」

 昨日の給食は「野菜たっぷりメニュー」でした。その献立は「ゆかりごはん」「夏野菜と鮭の味噌マヨ焼き」「キャベツのおひたし」「味噌汁」です。野菜は「たまねぎ」「ズッキーニ」「赤ピーマン」「さやいんげん」「小松菜」「キャベツ」「にんじん」「大根」「ねぎ」と地場野菜中心に全部でおよそ120g入っています。この量は小学生が1回の食事で必要な量です。
 野菜をしっかり食べている人は、肥満や生活習慣病になりにくいと言われていますが、写真の様に生野菜だと両手一杯の量とかなり多く感じます。調理をすると量は写真の様に減りますが、この辺りのことを栄養士が6年生に話してくれました。
 野菜と言えば、この前校庭に出た時に、低学年の子どもと「トウモロコシ」の話をしました。今、校庭東側、図工室前に様々な野菜がなっているからです。トウモロコシはまだ花の状態ですが、雄花と雌花がきれいに咲いています。理科の学習になりますが、トウモロコシは雄花が高い位置に咲いて、風で揺れることで花粉が撒かれ、雌花に受粉し、トウモロコシの実になります。ちょうどそのことが分かりやすい状態でした。低学年にはちょっと難しいかなと思いましたが、興味深そうに雄花と雌花を見ていました。この校庭東側の野菜は理科委員会の子どもたちがお世話をしています。トウモロコシの他に「キュウリ」や「ピーマン」「なす」もあります。昨日も委員会の子どもたちがキュウリを収穫していました。これらは校内に設置してある「おやさい おうぼ ポスト」で希望者を募って、抽選で渡しています。給食も校庭も野菜たっぷりの保谷第一小学校です。子どもたちに野菜を好きになってもらい、ますます健康になってほしいと願っています。


体の調子を整える「緑の食品」


「調理した野菜」と「調理前の野菜」 120g

6月16日(水曜日) 【オープン・クエッション】


ひらがなの学習もあと少し 1年生

 先日、西東京市の研修会があったのですが、その際に講師の先生の話の中で「オープン・クエッション」と「クローズド・クエッション」の話がありました。人との関わり方に生かせるものですが、親子の会話も意識することでその内容が豊かになると感じました。
 保護者の皆様もこれまでにこの2つの言葉は聞いたことがあるかもしれません。しかし、日常の会話で意識して使い分けているかと言えば十分ではないと思います。この2つの違いですが「クローズド・クエッション」は「はい」「いいえ」で答えられるもの「オープン・クエッション」は自由な回答を求めるものです。例えば、「アイスクリームは好き?」は「クローズド・クエッション」で「はい」「いいえ」で答えられます。一方で「お菓子で何が好き?」と聞けば「オープン・クエッション」で「チョコレート」といった具合に相手は考えてから答えます。
 夜、何気に子どもたちと話をするときに「今日学校は楽しかった?」と聞けば、「楽しかったよ(肯定)」や「楽しくなかった(否定)」、または「普通」といった短い答えしか返ってこないかもしれません。これらをきっかけに会話を膨らませればよいのですが、短い会話で終わるかもしれません。意識して「オープン・クエッション」を使って、例えば「今日は○○さんと何して遊んだの?」と聞けば「鬼ごっこ。」「どんな鬼ごっこ?」「他に誰が一緒だったの?」と話も膨らませやすくなります。もちろん高学年で反抗期にでもなると「うるさいなー」「いいじゃないか誰が一緒でも」と生意気なことを言うかもしれません。しかし、親が気に掛けてくれていることは分かると思います。また、2つの聞き方を組み合わせると話のテンポもよくなります。クローズド・クエッションは答えやすいからです。時に「話をしてみませんか?」と私も「校長室より」で投げかけていますが、自分自身も聞き方を考えなければと思いました。


自分の考えをスクリーンで発表 3年生


学級会での話し合い 5年生

6月15日(火曜日) 【水泳指導に向けて】


掃除も終わって水を張りました

 遅くなりましたが、本日、保護者の皆様に「水泳指導について」のお手紙をお渡しいたします。非常事態宣言が解除された場合に、西東京市では水泳指導を実施することができます。その際の本校での対応について、いくつかポイントをお知らせします。
 1 本年度の水泳指導の人数・時間割
プールの中に40人、プールサイドに40人の最大で80人の指導を基本とします。そのため、学年の人数が約80名の3年生以外は、2クラスで指導を行います。お手紙に時間割も掲載しています。なお、水泳指導は1学期の期間だけとします。感染症対策のための人数制限の実施、夏季休業期間は暑さ指数の関係で指導できない日が多いこと、経験が少ない中で学年を超えての指導は難しいと考えたからです。
 2 水泳カードと健康観察表の一体化
どちらも体温などを記入しますので、日々の健康観察表と一体の「6・7月健康観察水泳カード」を6月20日から使用します。健康状態によっては危険も考えられる水泳指導です。ご多用のことと存じますが、記入を忘れないようお願いいたします。なお、保護者確認欄は印鑑ではなくボールペンでのサインをお願いします。(お子様が押印することを避けるためです)
 3 水着等について
水着につきましては、ご家庭にあるものを使っていただいて結構です。(腹部が露出するセパレートタイプは安全上避けてください。)水泳帽についてはメッシュ生地の赤い帽子になります。購入先を指定するものではありませんが、低学年の保護者の皆様には市内で水着や水泳帽を販売しているお店を紹介いたします。値段もしますので購入先はご検討ください。一般的な通販でも購入は可能です。また、ゴーグルについては、水中で目を開ける指導もありますが、泳ぐ指導の際には使用できます。お持ちの方はどうぞ持たせてください。持ち物の用意が間に合わない場合などは担任にご相談ください。その他、配布するお知らせをどうぞご一読ください。

6月14日(月曜日) 【テニピンの授業 5年生】


テニピンの試合をするぞ!

 今朝は雨で気温も低く感じましたが、中休み前には雨も上がりました。こうなると暑さが増してきます。体育の授業は運動を始めるタイミングでマスクを外すなど意識するよう声掛けをしています。
 さて、今、5年生の体育の授業は「ニュースポーツ」と呼ばれるこれまでは授業で行っていなかった学習に工夫して取り組んでいます。高学年のボール運動は「ゴール型」「ネット型」「ベースボール型」の3種類があり、「ゴール型」は馴染みのある「バスケットボール」や「サッカー」に、「ベースボール型」では「ティーボール」などに取り組んでいます。「ネット型」は「ソフトバレーボール」がありますが、今回、指導をいただけるコーチに巡り合えたので「テニピン」を学んでみることにしました。先日は教員も本日の講師の先生からその内容について教わりました。
 写真で雰囲気が分かっていただけたら嬉しいのですが、「テニピン」は手のひらにはめたラケットで、スポンジのボールをネット越しに打ち合うゲームです。低いネット(今回はバーを代用しましたが)の小さなコートでプレーすること、やわらかいスポンジのボールなので、ボールのスピードも抑えられラリーが続けやすいことなど、みんなで楽しむための工夫があります。先週の月曜日と本日とテニスクラブのコーチに5年生が指導を受けています。先週はテニピンの基本的なことを学び、今日はダブルスで試しのゲームを行います。体育館に様子を見に行くと、チームごとに並び、コーチから試合に向けてのポイントが伝えられていました。確認が終わると試合です。まだまだ慣れてはいませんが、ワンバウンドで打つ、コートの大きさを意識するなど事前の指導を生かして子どもたちは楽しんでいました。テニスや卓球とは異なり、ラケットがない分、ボールをコントロールしやすいようです。全部で6時間の授業です。最後には長時間のラリーができるかもしれません。


鍋つかみのようなラケット


ボールをよく見て

6月11日(金曜日) 【緑のカーテン】


大きくなって緑のカーテンに

 先日、「緑のカーテン」のために、スタッフの方が苗を用意し、縄を2階までかけてくださいました。毎年大変お世話になっていますが、今年も1年生の教室前の花壇に「ヘチマ」「ツルレイシ(ゴーヤ)」「ヒョウタン」の苗が植えられました。写真の様にまだ小さいですが、これから暑くなるにつれて、ぐんぐんと大きくなり、夏には緑のカーテンになって教室を日差しから守ってくれます。
 ただ植えてくださるだけではなく、「緑のカーテン通信」も送ってくださいます。通信の1号ではヘチマとツルレイシとヒョウタンの種の写真が、2号では大きくなってきた苗や子葉や本葉の写真が載せられていました。勉強になります。植えられている3種類の植物は、つる性植物なので、高いところに登るのが得意だそうです。ぜひ子どもたちにはその生長の様子を観察しながら、緑のカーテンの効果を考えてほしいと思います。スタッフの皆様、ありがとうございます。
 昨日の「校長室より」で写真だけ掲載しましたが、一昨日、3年生の子どもたちがプール清掃前に水の底にいるヤゴ取りをしました。その前にせっかくプールサイドに集合したので、水泳の授業の際の点呼「バディ」の練習をしました。例年は教員が「バディ!」と声を掛けると、子どもたちが「1、2、3...」と言いながら2人組で腰を下ろしていきます。しかし今年は感染症のこともあるので、子どもたちは声を出さずに教員が声を出してカウントし、それに合わせて静かに腰を下ろします。様々なところのやり方を変えるので、少しずつ教えなければなりません。今年の梅雨は早いと思っていましたが、関東地方は梅雨入りせず暑い日が続いています。そんな陽気の中で子どもたちを見ると、夏が近づいている感じがします。


花壇に苗が勢ぞろい


「バディ!」

6月10日(木曜日) 【個人面談&水泳指導に向けて】


プール清掃前にヤゴ救出! 3年生

 本日から個人面談が始まります。昨年度は希望者でお願いをしましたが、今年は全てのご家庭との面談を予定しています。ご多用の中、日程を調整いただきありがとうございました。
 本年度はこれまでに授業の様子を参観いただいているわけではありません。子どもたちの学校での具体の姿が分かりにくいと思います。担任はお伝えする内容を考えながら、準備を進めています。時間も限られていて十分とは言えませんが、ご家庭での様子も含めてお子様の様子をご家庭と共有しながら、今後の指導に生かしていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、20日で緊急事態宣言が解除された場合を考え、水泳指導のお知らせを来週早々に配布します。感染予防を意識することはもちろん、昨年度は水泳指導を実施できなかったことも考え、よりていねいに、安全を意識しながら実施いたします。水泳指導にあたっては、これまで水泳カードに体温の記入と押印やサインをお願いしてきました。一方で現在、土日休日も含め「健康観察表」に体温などをご記入いただき、保護者の皆様に確認欄への押印等をお願いしています。双方をご記入いただくことはお手数をおかけすると考えました。そこで、6月20日以降は「6・7月健康観察 水泳カード」として、日々の健康観察の結果をもって水泳カードを兼ねることといたします。水泳指導に際して健康状態の推移を確認しますので、毎日の記入をお忘れにならぬよう、また、児童自身での押印、サインはされませんようお願いいたします。水泳指導につきましては、西東京市ではプールへの入水は40人以内といわれています。プールサイドで密にならぬよう待機することも考え、学年の人数が少ない3年生をのぞき、原則2クラス単位で指導を行います。その場合でも指導者は最低3名体制としますので、学校では担任の他、1名の教員が指導に入ることにしました。水着やマスクの取り扱いなどは来週配布予定のお知らせをお読みください。


見つかったかな?


左上にヤゴが...

6月9日(水曜日) 【子どもの日常を確認する】


掃除の風景 4年生

 新型コロナウイルスの感染者数が少しずつ減ってきていますが、20歳未満の感染が以前より増えているという報道もあります。学校では引き続き対応を進めていきます。なお、年度当初の予定では、6月26日の土曜授業の日に「一小まつり」を行い、保護者の皆様に子どもたちの様子を参観いただくつもりでしたが、20日に緊急事態宣言が解除されたとしても決して広くない校舎内で多くの人が行きかう状態は避けたいと考えます。子どもたちの出店するお店も3年生以上にして、グループを細かく分け、できるだけ密を避けての活動に変更します。もちろん緊急事態宣言が延長の場合は中止とします。保護者の皆様に学校での子どもたちの様子を見ていただく学校公開や授業参観等は、2学期以降中心に計画いたしますのでどうぞご理解ください。
 さて、新しい学年にも慣れてきて子どもたちの行動範囲が広がったためか、時々、地域の方や保護者の皆様からご心配の声をいただきます。公園での遊び方や道路の横断の仕方、登下校中の様子、お金の使い方などその内容は様々です。時に子どもたちから話もあります。
 例えば、横断歩道がないところを渡る、下校中にタブレットを取り出して見るなどは、交通量が多いだけに交通事故が心配です。許してはいけない行為です。また、子どもたちだけでたびたびお店に行ってお金を使うという行為は、やがておごったりおごられたりの友達としてはふさわしくない関係を生みます。金品の要求にもつながります。そして公園は幼い子どもたちからご高齢の方までいます。皆で使う場所だということを忘れてはいけません。コロナ禍で保護者の皆様も日々ご多用だと思います。日頃の子どもたちの様子を把握することは厳しい時もあると思います。ちょっとした時間ができた時に「今日は何して遊んだ?」などをきっかけに、子どもたちの日常の様子を確認いただければと思います。


掃除の風景 5年生


掃除の風景 3年生

6月8日(火曜日) 【ふれあい月間】


「google meet」を使って放送で朝会

 昨年は11月に紹介をしましたが、6月は東京都の「ふれあい(いじめ防止強化)月間」になっています。全小中学校でアンケート調査などを実施し、いじめや問題行動の発見・対応、未然防止につながる取組を行います。
 保谷第一小学校でも先週からいじめに関わるアンケート調査を行っています。もちろん、アンケートをすればいいということではなく、アンケートに書けない子どもや、親や教職員に言い出せない子どもたちもいること、大人が見えにくいところでの姿も意識し、さらにアンテナを高くして子どもたちの様子を見ていこうと教職員に話しています。このような指導をするときに問題や問題の芽を見つけ、子どもの気持ちに寄り添って取り組むことが大切です。それには保護者の皆様のご理解とご協力も欠かせません。
 子どもたちは未成熟です。時に感情のまま相手を傷つける言葉を言ったり、手が出てしまったりします。中には自分のしたことの意味が十分に理解できない子どもたちもいます。そのため、どんなに落ち着いて見える学校でも、いじめや子ども同士のいさかい、トラブルは起こります。問題が明らかになった時、学校と家庭が力を合わせ、何をするかが大切です。学校では問題の解決に向け会議を開き組織的に取り組みます。さらに、子どもたちの将来のことを考え、気持ちをしっかりと受け止めながら向き合っていきます。学校で分かったことは、関係の保護者の皆様にお伝えしますが、その際、誤った行為があった場合ただ単に叱るのではなく、お子様と十分にお話をしていただきたいと考えます。
 昨日の放送での朝会では、私から改めていじめは許されないことだと話しました。また、人を傷つけるような言葉をつかうと、それはやがて自分に返ってくるという話をしました。保谷第一小学校の教職員は全ての子どもたちを大切に思っています。子どもたちにも周りの友達や自分自身を大切にしてほしいと伝えました。


朝会時に職員室から話しかけました


委員会のお知らせも行いました

6月7日(月曜日) 【明日6月8日は】


職員室の非常通報装置

 年度当初は本日が避難訓練の予定でした。緊急事態宣言中ですので全学年が一堂に集まる訓練はできません。そこで今月は日程を16日に変え、さらに年間計画の内容を入れ替えることにしました。内容を入れ替えるのには理由があります。避難訓練は毎月1回あります。主な訓練は火災と地震で、時間帯など様々な場面を想定して訓練します。さらに1年に1回「不審者対応型」の避難訓練を行っています。今月は1年に1回の「不審者対応型」の訓練をする予定だったからです。
 訓練では不審者が校内に入ったことを放送で知らせ、各教室では教室ドアから離れたところにいったん避難します。不審者役の人間も決め、その不審者を教職員で取り押さえる訓練を行います。さらに、その後は全校で校庭に避難するといった訓練です。この機会を本校では大切にしたいと考えました。
 明日6月8日は今から20年前に、大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校において、校内に侵入してきた不審者に1年生1人、2年生7人の子どもたちが襲われ、亡くなった日です。大変痛ましい事件でした。教育に携わる者として衝撃的でした。なぜなら、それまで学校が襲われるということは想像もできなかったからです。その後、学校には防犯カメラが設置され、警察に直接通報できる非常通報装置も設置されました。さらに西東京市では午前中1回、午後1回、巡回警備員が校地内などを見回っています。通学路上にも防犯カメラが設置されました。しかし、どんなに体制を整えても、悪意のある人間から学校を守ることは容易ではありません。あっては欲しくないですが、緊急時に子どもの命を守るため、確実に対応できるよう不審者対応型の避難訓練を大切にしています。


壁には「さすまた」


「ネットランチャー」もあります

6月4日(金曜日) 【天気予報を見ると】


ロッカーの上に水筒を並べて

 夏空と梅雨空が繰り返される日々です。先日、日差しが強い日に東門であいさつ運動をしていた6年生は、朝日がまぶしく、そして暑かったようです。信号が変わるまでの間に日陰に行く姿がありました。その時、日向と日陰との体感の温度差に驚いていました。前日の夜に雨が降ったこともあると思います。また、土とアスファルトの地面の違いもあります。これもちょっとした体験を通した学習でした。
 さて、来週の天気予報を見ると、最高気温が28度以上の日が続きます。以前からお手紙などでお知らせをしていますが、保谷第一小学校では水場での感染予防や熱中症予防の観点から、水筒の持参を推奨しています。体育の授業中では途中で水分補給を行います。水筒は便利ですが、うっかりすると持ち帰ることを忘れる時があります。衛生面を考え、忘れずに持ち帰るよう学校では指導していますが、ご家庭でもご確認ください。もし持ち帰り忘れた場合、前の日の水筒は使わないよう伝えてください。
 また、帽子も忘れずに持たせてください。さらに気候によっては首元を冷やすタオルなどを用意いただいてもかまいません。日傘も使えます。ただし、荷物の多い時など手がふさがりやすく、転んだ時は危険です。使い方は事前に十分ご指導ください。そして暑くなると水泳の季節となりますが、西東京市では緊急事態宣言中に水泳指導は行いません。20日で緊急事態宣言が解除になれば、各学年で密にならぬよう体制を工夫した水泳指導を検討しています。なお、学校だよりにも記載しましたが、緊急事態宣言がどうなるかまだ分かりません。水着は無理に買わず、ご家庭にあるものを活用いただければと考えています。詳細はまたご連絡します。


どこまで曲がるかな? 長座体前屈


素早く動け! 反復横跳び

6月3日(木曜日) 【工夫をしながら】


「誰でしょう?」教室での集会活動

 火曜日のことです。朝の時間に5・6年生の集会委員が各クラスに行って、集会活動をしてくれました。同じ内容のゲームをしているのかなと思って各教室の様子を見にいくと、クラスごとに違います。例えば、1年1組では教室の列ごとに5人ぐらいずつ廊下に出て、誰か1人布をかぶって教室に入ります。それが誰なのかを皆で当てるゲームをしていました。(写真で様子が分かるでしょうか。)
 私が見ていた時、廊下にいたメンバーの何人かが布をかぶりたくないと言っていたので、声を掛け、私が布をかぶって6年生と共に教室に入ることにしました。もちろん、しゃがんでちょこちょこと歩きました。教室の子どもたちから質問を受けます。「大きいですか?」と聞かれましたが、今はしゃがんで大きくないので首を横に振りました。次に子どもたちから「校長先生ですか」とあっさり言われてしまいました。理由を聞くと靴が見えたことと、他のメンバー全員が廊下から顔をのぞかせていたからだそうです。もう少し工夫が必要でした。
 隣の2組では、クラスの中から1人が黒板に絵を少しずつ描いて、皆で何を描いているか当てるゲームをしていました。動物の絵を描いていましたが、簡単に正解になりません。1年生です。味のある絵ですが、写実的ではないからです。あれこれ想像して答える子どもたちはとても楽しそうでした。今、委員会活動や行事が思うようになりませんが、大騒ぎせずとも子どもたちなりに工夫して活動を楽しんでいます。


何を描いたかわかるかな?


遠くまで飛べ! ソフトボール投げ

6月2日(水曜日) 【体力・運動能力調査】


20mシャトルラン 6年生

 昨日、少しご紹介しましたが、今日から体力・運動能力調査週間となっています。天気次第ですが、今日、明日で「ソフトボール投げ」を全学年で取り組む予定にしています。この体力・運動能力調査は平成10年から実施されている「新体力テスト」を用いて行われます。内容は、「50m走」「20mシャトルラン」「立ち幅とび」「ソフトボール投げ」「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「反復横とび」の8種目です。運動の名前だけではよく分かりにくいものもあると思います。
 例えば「長座体前屈(ちょうざたいぜんくつ)」は、胸と腿を近づけた際の指先の移動距離を測ることで柔軟度を測ります。同じような運動で「立位体前屈(りついたいぜんくつ)」というものがあります。こちらは以前に体力テストで行っていたものです。保護者の皆様の中にはこちらの方をイメージされる方もいらっしゃると思います。違いは立って体を曲げるか、座って体をL字にしてから曲げるかの違いです。どうやら立位から長座にかわった経緯は、立って頭を下げまた上げることでふらつくなどあることから、中高年に配慮して座って行う方法に変えたという話もあります。
 調査は「すばやさ」「ねばり強さ」「タイミングのよさ」「力強さ」「体の柔らかさ」の5つの運動特性から体力を捉えます。子どもたちは自らの力を理解すると共に、教師は指導に生かすことを考えます。昨年度は50m走の記録は取ったものの、全ての調査は実施しませんでした。そのため今回結果が出たところで、一昨年度の結果と比べてみようと考えています。もしかしたら新型コロナの影響で、放課後や休日も含め子どもたちの運動量が減っているかもしれないと感じています。そのため、子どもたちの体力に何らかの影響が現れていないかが気になっています。


昨日の校外学習 3年生


文理大公園でお弁当 3年生

6月1日(火曜日) 【6月になりました】


「シャトルラン」に取り組む2年生

 先週末に1年前のことを思い返しました。昨年は4月・5月と休校になり、ようやく6月から学校が再開しました。再開しても最初は分散・時差登校でした。子どもたちも保護者の皆様も、不安な気持ちでの登校だったと思います。1年経ち、コロナ禍の生活、その対応が日常になっています。その中であっても、今年度は4月・5月と教育活動が行われました。特に高学年は年度当初の活動をすることで、高学年としての気持ちも作りやすかったと思います。6月20日まで緊急事態宣言が延長されたことでまだ教育活動も制限されますが、できることを考え6月以降も教育活動を進めてまいります。
 昨日、校門前に立っていると1年生が「校長先生!」と言って、マスクをずらして歯を見せてくれました。見ると下の前歯が抜けていました。話を聞くと、初めて乳歯が抜けたとのことでした。自然と取れたのかを聞くと、糸で抜いたと話してくれました。「おめでとう。大人の歯が生えてくるね」と話すと嬉しそうにしていました。コロナ禍でなければ、子どもたちの笑った顔をよくよく見ることができます。低学年の子どもたちの中には、何本も乳歯が抜けている子どもたちがいて、「にっ」と笑った時の笑顔が大好きなのですが、そういえばここしばらく見ていないなと少し寂しい気持ちにもなりました。
 さて、学校では6月を中心に体力・運動能力調査に取り組み始めています。校庭からは「シャトルラン」の音が聞こえてきます。調査の内容も機会を見てご紹介しますが、体育の時にはマスクはしなくて大丈夫です。不安な場合はマスクをすることもできますが、気温や体調など様々なことから判断する必要があります。教員には健康観察を十分にして、必要に応じて声掛けをするよう話しています。ご家庭でも天候や体調を見ていただき、マスクについてアドバイスをいただけるとありがたいです。


「ヒマワリ」の観察 3年生


電子キーボードで音楽の学習 1年生

5月31日(月曜日) 【開校記念日ではありませんが】


学校創立の頃の校舎

 先週に続き、学校の歴史を少しお伝えします。保谷第一小学校は、その沿革をたどると明治11年に前身となる「芳谷学校」を開設したことから始まりますが、保谷第一小学校としての創立は昭和22年3月3日となります。昭和22年の3月3日という日は少し珍しいと感じていて、気になっていました。沿革を見ると本校の前身の学校は、大正3年に保谷尋常高等学校の分教場になったのですが、昭和22年4月に現在の義務教育制度が始まることを受け、独立校となります。どうせ独立校になるなら卒業式をやりたいという話になり、3月3日に保谷第一国民学校として独立認可がされたことを受け、創立ということになります。開校記念日が3月というのは、そのような歴史があることが分かりました。そのため、現在の義務教育制度で昭和22年4月に開校している学校に比べると、1月ほど開校が早く、卒業式の回数が1回多いことになります。来年の3月に卒業する現在の6年生は、第76回卒業式の卒業生です。
 また、校長室には昭和30年頃の入学式の写真が飾られているのですが、校庭の大きな桜の木の前で撮られています。この木がいつ無くなったのかが疑問でした。調べていくと、昭和37年に校庭西側にプールが完成するのですが、その頃には校庭が狭くなってきたので惜しまれつつ切られたということが分かりました。
 低学年の子どもたちは、生活科で学校探検をします。その時に学校のことを質問されます。また、中・高学年の子どもたちも学校のクイズを作る時に、様々なことを聞きに来ます。改めて歴史を振り返ると、保谷第一小学校が地域の方の強い想いで作られ、歴史を育んできたことがよく分かりました。来年の開校記念日には改めて子どもたちに話をしようと考えています。将来にわたって子どもたちや保護者の皆様、地域の皆様に愛される学校でありたいと感じました。


校庭には大きな桜の木が


5年前の70周年時の航空写真

5月28日(金曜日) 【「ぴょんちゃん」の歴史】


みんなが大好きな「ぴょんちゃん」

 5月11日から行っていた1学期の「あいさつ運動」も今日で最終日です。1学期の当番は2年生以上が行うので、今日まで15日間、15学級の子どもたちがそれぞれ頑張ってくれました。その間、道徳授業地区公開講座では1年生が「あかるいあいさつ」という授業もしました。また、学年によって挨拶の意味など指導をしてきました。期間中にはポスターなどを作って校門に立ってくれたクラスもありました。次回は2学期です。今度は1年生も参加します。
 さて、今週初めに1年生が生活科の学習で校長室を訪ねてくれました。その中で校庭の東門近くにある、子どもたちが大好きな「ぴょんちゃん」のことで質問がありました。質問をされることが事前に分かっていたので、私自身で改めて「ぴょんちゃん」のことを調べました。そして分かって驚いたことがいくつかあります。保護者の皆様の中には保谷第一小学校の卒業生の方もいらっしゃいますので、当たり前の話かもしれませんが、せっかくですのでお伝えします。
 「ぴょんちゃん」は昔、正門(西側の門)の近く、プールの北側にあって、昭和41年頃(今から55年前)に蜂の巣型の校舎建築の際に、校舎の敷地と重なるので今の場所に移設されたこと。プールが完成した翌年の昭和38年から39年(今から57・58年前)に「登る」「潜る」「滑る」をテーマにした「ノモスの国」にあったことが分かりました。写真を見ると、この頃に作られたようです。そうすると「ぴょんちゃん」はそろそろ還暦ということでしょうか。60年にわたって保一の子どもたちに愛されていると思うと感慨深いです。ちなみにうさぎから「ぴょんちゃん」になったようですが、その命名の歴史や、正しくは「ぴょんちゃん」なのか「ピョンちゃん」なのかがはっきりしません。お分かりの方がいらっしゃいましたらぜひお教えください。


校庭を移動中の「ぴょんちゃん」


苦労して移動したようです

5月27日(木曜日) 【全国学力・学習状況調査】


シールを張って準備をします

 今日は6年生が全国学力・学習状況調査に取り組みました。昨年度は全国で一斉休校があったため、調査は中止となりました。一昨年度は6年生と中学校3年生で調査を行いました。今年度は当初4月の予定でしたが5月の実施となりました。学力の調査は、国語と算数で行われますが、身に付けておかなければ後の学年の学習内容に影響を及ぼすと考えられる内容や、実際の生活において活用できるようになっていることが望ましい知識や技能について、その定着度や活用する力などをみます。その他に、学習に対する興味・関心や日常の生活の様子について質問紙に答えます。今日はチャイムを止めて、6年生は各教室で調査に臨みました。
 9時からは国語、10時からは算数、その後、質問紙に答えます。朝様子を見に行くと、ちょっと緊張した雰囲気の中、調査の準備をしていました。今年から解答用紙にQRコードのシールを貼るなど、これまでと少しやり方が変わっています。準備を進め、時間通りに調査をスタートしました。
 国語の問題では答えを選択する問題もありますが、条件に合わせて文章を作る問題がいくつも出題されています。例えば、問題文を読み、使う言葉を選び「50字以上、80字以内」といった条件で答えを文章で書くといった具合です。これらは国語の様々な力が必要となります。算数でもグラフや図などを読み取るだけでなく、さらにそのデータを活用するような問題があります。子どもたちは問題の多さにも苦戦しているように見えました。日頃のテストというと、問題文と解答用紙が一体となって1枚ですが、今回の調査は問題と解答用紙が分かれています。さらに読む量も比べものにならないぐらい多くあります。この辺りも子どもたちが戸惑ったところです。それでも6年生は集中して頑張っていました。結果が分かるのは数カ月後ですが、それらを今後の学習指導に生かせればと考えます。


時程を示して見通しをもって


問題用紙の表紙を見つめて

5月26日(水曜日) 【緊急事態宣言の延長が検討されています】


タブレットを使って国語の授業 5年生

 月末です。現在、学校だよりや学年だよりの6月号を作成していますが、緊急事態宣言の延長が検討されています。以前にお伝えしましたが、緊急事態宣言期間中は西東京市では、市外での校外学習・活動は見合わせることになっています。延長になった場合は、6月に延期していた3・5年生の遠足は中止といたします。なお、代替の行事をするかどうかは学年ごとに検討します。
 また、宣言期間中は学校公開や学年を超えて一堂に集まって行う学校行事も見合わせることになっています。そのため、保谷第一小学校の特色である異学年との縦割り班活動「レインボー班」の発足集会やレインボー班での活動、4年生以上のクラブ活動も残念ですが見合わせます。5・6年生の委員会活動については、小集団になりますので、活動の内容や時間を考えながら工夫して行います。さらに6月下旬からの水泳指導ですが、こちらは感染の状況を踏まえ、西東京市教育委員会と実施の可否について検討をしている段階です。決まり次第、一斉メールなどでご連絡を差し上げます。
 様々なところで子どもたちにつらい思いをさせていますが、保護者の皆様のご協力のお陰で、子どもたちは緊急事態宣言下においても大きな混乱なく学校生活を送ることができています。日頃の健康管理に注意いただいているためか、欠席者が1桁の日も多く、ありがたいことです。さらに、欠席者の連絡を拝見すると、「前夜に発熱をして、朝は平熱に戻りましたが念のために」「元気にしていますが、のどの痛みを訴えているので念のために」といったご連絡や、ご家族や兄弟姉妹が体調を崩しているので念のためにといった対応を取っていただいています。心より感謝申し上げます。変異ウイルスの流行を考えると、このように慎重な対応をいただくことで、子どもたちにとって学校はより安全で安心できる場所となり、換気や手洗いなど感染症対策に努めながら工夫した授業もしやすくなります。6月もお世話をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。


調べ学習でも活用しています 5年生


資料は見つかったかな?

5月25日(火曜日) 【明日は皆既月食】


屋上でお弁当のお昼ご飯 4年生

 ここ数日よい天気が続いています。天気がいいことはありがたいのですが、校庭が乾燥すると砂埃が上がるので、今日あたりはスプリンクラーで水を撒いています。天気予報を見ていると明日までは天気がよさそうです。
 さて、新聞などに掲載されていましたが、明日は皆既月食があります。皆既月食自体はさほど珍しくありませんが、今回は1年で最も大きく見える満月、「スーパームーン」と重なる皆既月食です。前回のスーパームーンでの皆既月食は約24年前で、次回は約12年後となります。また、月食も夜中や明け方といった時間帯の時もあり、そのような場合は子どもたちの観測には向きませんが、今回は月がのぼる頃の午後6時44分に東の空で月が欠け始め、午後8時9分に南東の空で皆既食が始まります。子どもたちが観察するにはちょうどよい時間帯です。月食といっても月が全く見えなくなるわけではなく、天候によっても多少違いますが、赤黒い「赤銅色」と呼ばれる色に見えます。皆既月食は8時28分に終わり、その後少しずつ欠けた部分が元に戻り、9時53分にいつもの満月となります。
 私自身、子どものころから天体観測が好きで、若いころはよく観測に出かけていました。時間帯がちょうどよい今回の皆既月食は、コロナ禍でなければ保護者の皆様や地域の皆様のご協力をいただきながら校庭で観測会を開きたかったのですが、残念ながらできません。もし子どもたちが興味あるようでしたら、よく場所を考え、保護者の皆様もご一緒に観測してみてください。月食の観測には特に必要な機材はありません。望遠鏡や双眼鏡があれば、月食の様子を細かく観察することはできますが、のんびりと肉眼で見るだけでも十分です。ちなみに満月が欠けるのは、地球の影が月にかかるからです。地球の影だと思うとちょっと不思議な気持ちになれます。晴れればいいなと思っています。

5月24日(月曜日) 【調理実習では】


野菜炒めうまくできるかな 6年生

 コロナ禍での授業は様々配慮をしなければなりません。その一つが5・6年生の家庭科の調理実習です。手を洗ってマスクはしているものの、調理をして食べるということは特に慎重に判断しなければなりません。年間の指導計画では1学期に5年生と6年生の調理実習が入っています。今のところ非常事態宣言も発令されていますので、学校では調理の仕方は実習で学びますが、実際に飲食をすることは控えています。
 先日、5年生は、まずは「自分にできそうな家庭の仕事をみつけよう」という単元の中で、お茶をいれ,だんらんのときを楽しく工夫するという学習をしていました。お茶をいれて飲みたいところですが、今回はみんなで飲むことはせず、子どもたちはお茶をいれて、その香りを楽しんでいました。担任に様子を聞くと、家で家族にお茶をいれようかなと話していたということでした。ぜひ休日などお子様にお茶をいれてもらって、ホッとするひと時を過ごされてはいかがでしょうか。
 また、先週の金曜日に校内の様子を見て回っていたところ、6年生がちょうど「朝食から健康な1日の生活を」の単元で、野菜炒めの調理実習に取り組んでいました。玉ねぎやニンジンなど、包丁をつかってきざみ、サラダ油を使って炒めていました。写真で様子を感じていただけるでしょうか。いためる順番も、ニンジンなど硬い野菜からきちんとフライパンに入れていました。これなら野菜炒めだけでなく、焼きそばなどもできると感じました。高学年の子どもたちであれば、休日のお昼などに家族の食事作りに挑戦させてもいいと思います。初めは野菜など切って用意しておいて、調理の部分から始めさせ、慣れてきたところで包丁にも挑戦させるといった工夫も可能です。大人になるまでにちょっとした料理ができると、何かの時に役立ちます。何事も経験です。子どもたちが興味をもっているところで機会を作るといいと思います。


慎重に、にんじんを刻んで


火は通ったかな?

5月21日(金曜日) 【タブレット端末を持ち帰った際に】


動画を視聴中 6年生

 現在、全ての学年が定期的にタブレット端末を持ち帰っています。すでに一斉メールやお手紙でお知らせをしていますが、今のところはご家庭においてタブレットを使って共通の課題に取り組むといったことはしていません。学校では使いながら一斉に充電することが難しいので、学校で使う際に充電しなくても困らないように、ご家庭で充電をお願いしている次第です。そのため、毎日持ち帰ることはしていません。
 手紙や一斉メールでは、ログアウトしている場合にはログインをしていただけるとありがたいということを書かせていただきましたが、こちらはご家庭においてwifiなどを使って、インターネット環境につながないとできません。説明が十分でなかったと思います。接続が難しい場合は、大変申し訳ないのですが充電のみをお願いします。もしwifiにつなぐことができる場合は、以前に全ご家庭にお配りした「学習用タブレット利用の手引き」の8ページに記載があります。そちらをご覧いただきながら進めてください。ネットワークにつながりますと、IDとパスワードを使ってログインをすることが可能となります。なお、その場合には、以前からお伝えしていますように子どもたちがどのように使っているかを十分に把握いただきたいと思います。タブレットに夢中になって、するべき宿題などが手につかないといったことがないようにしたいと考えています。学校で主に使っている今の状況であれば、家庭ではネットワークにつながないという判断も考えられます。
 学校では何ができるか、どうすることが授業を豊かにするのかといった視点で使いながらタブレットの活用を工夫していきます。タブレットで授業をするわけではありません。道具としてどう使うかが大切だと繰り返し教職員で確認しながら、知恵を集めて考えています。


本日のあいさつ隊 3年生


消防写生会の絵でき上りました 2年生

5月20日(木曜日) 【傘を使う時には】


いい傘でしょう?

 今週は天気があまりよくありません。近畿・東海地方まではすでに梅雨入り宣言がありました。関東地方もいつ梅雨になってもおかしくない様子です。平年は6月7日ごろです。2週間ほど早い梅雨入りかもしれません。さて、梅雨に伴って、安全な登下校が気になっています。すでに教員たちとも確認していますが、次の様なことがあるからです。
(1) 傘をさすと自動車や自転車、歩行者が見えにくくなる
 当たり前の話ではありますが、傘をさすと周りが見えにくくなります。傘に当たる雨音で、周りの音も聞こえにくくなります。また、傘を手に持つので、もう片方の手に荷物を持った場合、あいている手はありません。転んだ時に反応する手がないということになります。 さらに、水たまりに入らないように意識して歩きますから、下を向いて歩く子どもたちが増えます。音が聞こえにくく、周りがよく見えないため、正面から来た人や自転車、時に横道から出てくる自動車に気付かないこともあります。子どもたちは身長も低いので、相手からも見えにくくなります。晴れた日と同じ気持ちで歩くのではなく、雨の日は特に慎重に学校の行き帰りを過ごす必要があります。
(2) 雨が降っていない時の傘の扱い方
 雨がやみ傘を持って登下校する場合は、子どもたちは傘で遊びたくなります。時に校庭の水たまりに傘を広げて入れている子どもたちを目にすることもあります。しかし、傘を振り回したりすることは大変危険です。複数でふざけていた場合、周りにいた関係のない子どもたちは全くの無防備です。予想しない傘や身体の動きに反応できません。わざとでなくてもたたいてはいけません。周りがどう感じるかも含め、よく考えさせる必要があります。これらを学年に応じて指導をしますが、雨の日はご家庭でも子どもたちに一声掛けてあげてください。


きちんと閉じて持ち歩いています


大勢で歩く時には特に気を付けて

5月19日(水曜日) 【どのように学ぶか】


タブレットを使って 3年生

 水曜日は高学年も通常は5時間授業です。日によっては5校時がなく4校時で下校をします。そんな時は教員が研究会や研修会を行ったり会議を行ったりする日です。本日は5校時がありましたが、子どもたちが下校した後に講師の先生を招いて校内で研究会を行いました。
 今年の保谷第一小学校は全教員で算数の指導法の研究をしています。特に子どもたちの考える力、筋道を立てて考える力や物事を構造化して考える力を高めることを行っています。これは、一方的に教え込むような授業では育ちません。考えながら学ばせることが必要です。算数に限らず、どのような学習においても今の時代は受け身で学ぶのではなく、主体的に学ぶことが必要です。そのためには教師の工夫も必要です。子どもたちが自ら進んで考えたくなるような仕掛けが必要になります。
 先日、6年生の社会科の授業を1時間見ました。裁判員制度の学習でしたが、制度そのものを知識として教えるのであれば、教え込みもできます。しかし、どうしてこのような制度ができたのか、また、裁判員になった時の責任の重さなどを学ばせるには、ただ制度を教えるだけでは十分ではありません。授業では基本的な制度のことを理解させたのちに「NHK for School」の「昔話法廷の三匹のこぶた裁判」を視聴しました。子どもたちは、オオカミを殺した罪に問われているトン三郎の裁判の裁判員として、検察官と弁護士の主張、証人たちやトン三郎の証言の様子を見ながら有罪か無罪かを考えました。判断の理由を明らかにしなければならず、熱心に考える子どもたちは主体的に考え学んでいると感じました。映像資料自体は大人が見ても面白いものです。「NHK for School」のサイトから誰でも見ることができます。保護者の皆様も裁判員になったつもりでご覧になってはいかがでしょうか。


ドリルで100点!


習字の学習も大切にしています

5月18日(火曜日) 【すべり台が使えるように】


すべり台の降りる場所を直しました

 保谷第一小学校は他校に比べて校庭の遊具が多くあります。学校のシンボルのピョンちゃんはもちろんですが、ブランコ、すべり台、ジャングルジム、のぼり棒、鉄棒と様々です。また、固定遊具の他にも一輪車や竹馬などを休み時間に使って子どもたちは遊びます。
 さて、ここしばらくすべり台の使用を中止にして修理をしていました。残念ながら小雨が降っていますが、今日から使えるようになりました。今回はすべり台のすべり降りた先の地面の部分を、少しクッション性があり、止まることも容易な素材にしました。これで滑り終えた後につまずいてけがをすることも少なくなると考えます。学校施設は安全かどうかの点検をしながら、西東京市と相談して修理をします。すべり台の他、避難経路の屋上の床面の補修など、今年度もすでに何か所か直しています。建物全体は保谷第一小学校の歴史を考えれば、かなり使い込まれています。様々なところに昔の子どもたちの卒業記念作品もあります。新しいものにすることも必要ですが、古きよきものを大切に使うという気持ちも育てたいと考えます。今、多くの子どもたちが掃除を一生懸命してくれますが、教室を回った際に、時に持ち物やごみが足元に落ちていてそのままにしてあるのを見ると残念になります。廊下のごみもそうです。一人一人が少し意識することで学校はよりきれいに過ごしやすくなります。学校の物や自分の持ち物、公共物を大切にする気持ちはこれからも育てたい気持ちの一つです。
 施設といえば、保護者の皆様へのアンケートで、トイレについてご意見をいただくことがあります。現在は毎週火曜日と金曜日に業者が清掃をしています。見た目は古く、配管も古いため気になる点が多いことは承知しています。トイレは学校の大規模な改修で直します。西東京市で順番を考え進めますので、計画的に改修が行われるまで今のトイレを大切に使いたいと思います。


芝生も伸びてきました


朝顔も双葉に 1年生

5月17日(月曜日) 【タブレット使っています】


上手にかけた? 1年生

 タブレットの家庭への持ち帰りを行っていますが、まずは毎日持ち帰るのではなく、バッテリーの様子や学習課題に応じて対応しています。ご連絡差し上げましたように、持ち帰った時には充電をお願いします。なお、子どもたちが自らすすんで充電をすることもあると思います。自分の持ち物として大切にする気持ちを育てる上でとてもよいことです。そのような場合は、扱い方を確認していただき、電源ケーブルやタブレットにケーブルを差し込む時はていねいにするようお声掛けいただけると助かります。
 写真は1年生がタブレットでお絵描きをしている様子です。タブレットのタッチになれるにはちょうどよいかもしれません。よく見ているとペンの太さを変えたり、色を変えたり、一気に画面を塗りつぶして、消しゴム機能で絵をかいてみたりと使いこなしていました。子どもたちの様子をみていると使いこなすまでに多くの時間はかからないと感じています。使いながらよりよい活用方法を学校でも研究していきます。
 4月27日の「校長室より」でも紹介しましたが、子どもたちの使っているタブレット端末は「google meet」や「google classroom」「YouTube」といったソフトが使えます。オンラインでの会議やチャットもできます。また、アカウントと関連してメールアドレスがありますので、Eメールを使うことも可能です。もちろん端末には、好ましくないwebサイトやサービスの閲覧や利用を制限するコンテンツフィルタリングがかかっていますし、学校では正しい使い方ができる様、繰り返し指導していきますが、より正しい使い方ができる様、ご家庭でも使う時の様子やその内容をぜひご確認ください。全てを子ども任せにすることは危険です。友達との不適切なやり取りがあった時は早い段階で指導することで、問題の複雑化を防ぐことになります。


ハートマークできたよ


どんどん工夫してかきました

5月15日(土曜日) 【道徳授業地区公開講座】


1年1組 あかるいあいさつ

 本日は保護者の皆様や地域の方々をお招きして、道徳の授業を見ていただく「道徳授業地区公開講座」の予定でした。しかし、昨年度に引き続き、非常事態宣言が出される中で実施することは難しいと考えました。都内の感染者も900人から1000人と厳しい状態が続いています。保護者の皆様も新しい学年の授業の様子をご覧になりたかっただろうと思いますが、西東京市教育委員会からも当面は学校公開は見合わせる様に通知がありました。大変残念ではありますが、今回も道徳の授業の様子を各学級1枚ずつの写真でお伝えいたします。


1年2組 あかるいあいさつ


1年3組 あかるいあいさつ


1年4組 あかるいあいさつ


2年1組 ぶらんこ


2年2組 角がついたかいじゅう


2年3組 ぐみの木と小とり

 昨年度もご説明したことですが「考え、議論する道徳」この言葉は道徳科のキャッチフレーズです。考えることをしない道徳は、価値の押し付けになります。そうならないように、発達段階に応じて、子どもたちの考えを交流できる場面を大切にします。例えば、友達を大切にすることは当たり前ですが、「本当の友達」とはどういう友達かを考え、それまでは友達の言うことは無条件で受け入れていたことが、本当に友達のことを思いやることになるのかどうか意見を交換します。話し合うことで「友達」について考えを深めることになります。


3年1組 友だち屋


3年2組 友だち屋


3年3組 友だち屋


4年1組 泣いた赤おに


4年2組 泣いた赤おに


4年3組 泣いた赤おに

 また、校内の廊下や階段は走ってはいけません。これは日常の生活指導です。ぶつかることによって自分も相手もけがをするからです。いけないときちんと理由を伝え、駄目なものは駄目と分からせることも学校では必要です。これは価値の押し付けではないと考えます。学習指導要領の道徳の解説には「多様な価値観の、時に対立がある場面を含めて、誠実にそれらの価値と向き合い、道徳としての問題を考え続ける姿勢こそ道徳教育で養うべき基本的資質である」とあります。そんな授業ができるように教員たちは考えています。


5年1組 公園のきまりを作ろう


5年2組 公園のきまりを作ろう


5年3組 公園のきまりをつくろう


6年1組 手品師


6年2組 手品師


6年3組 手品師

5月14日(金曜日) 【新しい先生を知ろう集会】


第3問! 〇〇先生は...

 月曜日にもお伝えしましたが、全学年の子どもたちが集まっての集会活動ができません。5・6年生が行っている委員会の中に「集会委員会」があります。本来なら1年生から6年生までが一緒になって、校庭でゲームをするなど工夫した企画を考えてくれますが、それもできません。
 そこで集会委員会担当の教員と相談をしながら、今日は朝の時間に「新しい先生を知ろう集会」を放送と教室の大型モニター、さらに学校で活用を始めているタブレット端末をつないで行いました。各学級の教室には「盛り上げ隊」として集会委員のメンバーと他の委員会からの協力者が付きます。盛り上げ隊は大型モニターのスライドを動かしたり、文字通り様子に応じて教室内を盛り上げたり静かにさせたりをします。(各担任たちも見守っています)
 集会の内容は、新しく保谷第一小学校に着任した教職員に関するクイズです。問題を作るために集会委員会の子どもたちは、インタビューを頑張りました。例えば次のような問題です。(ホームページに問題を出すことは本人も了承済みです)「しらうめ学級の岡安先生がこれは絶対やりたくないことは何でしょう。1注射 2虫退治 3ピーマンを食べること」...正解は2の虫退治だそうです。大型モニターに教員の写真が映し出されて、子どもたちはそれを見ながら、ハンドサインで自分の選択した答えを示します。他クラスの教員の場合、子どもたちは関わったことが少ないため勘で答えているようですが、当たると歓声が聞こえてきました。放送終了後、放送室で委員会担当の教員から、集会委員会の子どもたちへその頑張りと努力を認める話がありました。子どもたちも緊張したのか「疲れたー」といっていましたが、嬉しそうにしていたことが印象的でした。高学年として成長している5・6年生です。


タブレット端末も活用して 盛り上げ隊


あいさつ運動も頑張っています

5月13日(木曜日) 【あいさつ運動&授業の様子】


ともだちの宇宙人とUFOの作り方

 11日(火曜日)からあいさつ運動をしています。ここ数日は6年生がクラスごとに校門や昇降口に並んで、登校してきた子どもたちから少し離れたところで「おはようございます」と呼び掛けています。約1年前の休校明けの6月と比べると、挨拶も少しずつ上手になっています。中には感心するほど礼儀正しく挨拶ができる子どもたちもいます。やはり休校という非常事態が様々影響したと改めて感じました。今もマスクをしての挨拶なので声は聞きにくいですし、声も出しにくいですが、会釈など工夫しながら全員がしっかりと挨拶できるようになってほしいと考えています。
 さて、5月に入って各学級とも新しい学年での生活に慣れてきたので、時間割の一コマ、45分間の授業を見ることを始めています。先週は3年生の習熟度別の算数少人数の授業を見ました。昨日は1校時に4年3組の図画工作を見ました。授業では「ともだち宇宙人」という作品を作っていました。前回までに描いた宇宙人が乗ってきたUFOをイメージして、アルミホイルで枠を作り、液体ボンドを流し入れた後、ビーズなどで飾りを加えます。しばらくすると固まってUFOのでき上がりです。友達の宇宙人も、テレビや本などで見るような姿の宇宙人もいれば、犬や猫といった動物型の宇宙人もいます。その宇宙人が乗ってくる宇宙船も四角いものもあればまあるいものと様々な形をしています。図画工作の時間の様子を見ていると、子どもたちの感性の豊かさを感じます。また、よく言われることですが「みんな違ってみんないい」そんな気持ちになります。
 2時間続きの授業でしたので、途中で図工室を出ましたが、ボンドを流し込み宇宙船の形を作りながら、ビーズやラメなどで飾り付けをしている子どもたちは生き生きとしていました。どんな宇宙船になるのか、友達の宇宙人の絵と共に作品の完成が楽しみです。


静かに説明を聞く子どもたち


スケッチをもとに枠づくり


液体ボンドを流し込み


乾くと完成です

5月12日(水曜日) 【算数マウンテン】


全問解けるかな?

 昨日の昼休みから、子どもたちが「算数マウンテン」の問題の答えを私のところに持ってきています。この「算数マウンテン」ですが、実は昨年度も行っていたものです。学校においでいただく機会がほとんどなかったので分かりにくいと思いますが、校舎中央、1年生の教室前から2階へとあがる階段の踊り場のところに掲示してあります。写真で雰囲気を分かっていただけるでしょうか。
 レベル1「算数好き」、レベル2「名人」、レベル3「仙人」の3つのレベルの問題があり、解答用紙に答えを書いて、「算数大好きさんちゃん」に答えを見せることになっています。この「さんちゃん」は私と仲良しということになっていますので、私のところに子どもたちが答えを持ってくる仕組みです。つい先日、問題をリニューアルしたので興味のある子どもたちが校長室にやってきます。レベル1はくり上がるたし算ができれば解けますので、低学年でも正解を出すことは可能です。計算ができなくとも、数字の並びをじっと見ればわかるかもしれません。
 レベル2はちょっと知識が必要です。□に入るものは数ではなく記号です。レベル3は下1桁、1の位の数をどうやって作るのかがポイントです。ちょっとしたコツと試行錯誤することで解くことができます。ぜひ興味がある保護者の皆様は、写真を見ながらお子様と問題を解いてみてください。できたら、解答用紙が掲示板のところにありますので、お子様に答えを書いて私のところにもっていくように言っていただけると正解かどうかが分かります。「たいへんよくできました」の金色シールを持って待っています。授業の時間だけでなく、ちょっとした場面で楽しみながら考える。そうすることによって子どもたちの考える力が少しでも高まればいいなと思っています。


ひらめいたら簡単に解ける問題です


少し考えないと解けないかも

5月11日(火曜日) 【外国語と外国語活動】


英語で気持ちを表そう! 3年生

 昨年度3月に4年生の外国語活動「Momotaro」を紹介しましたが、今年度になって4年生は5年生になり、教科としての「外国語」の学習に、2年生は3年生になり、「外国語活動」の学習に取り組んでいます。
 3時間目に授業の様子を見ながら校内を回っていると、3年生のあるクラスが担任とALTと一緒に、英語で気持ちをどう言って表すか学んでいました。昨年度も紹介しましたが、ALTとは「Assistant Language Teacher」(外国語指導助手)の略称です。西東京市では母語が英語の先生が、年間日数を決めて授業を助けてくれます。保谷第一小学校では1年に33日間指導に来てくれます。さて、英語で気持ちを表すことをどうして学ぶのかというと、授業の最初に「How are you?」と聞かれた時に、様々な感情を表現しながら挨拶をするからです。よく耳にする「fine」はもちろんのこと、「happy」「hungry」「sleepy」「tired」「sad」「hot」など9種類の言い方を練習していました。発音はALTが言ってくれますから、子どもたちはそれをまねしながら、さらにALTのジェスチャーもまねて覚えます。「外国語活動」ではアルベット(文字)を覚える必要はありません。音声中心に英語に慣れ親しむことを大切にします。
 一方、5年生ではアルファベットの学習もあります。今日の3校時に学習していたクラスは、まだアルファベットの学習ではなく、音声中心に「April」「May」などの「月」の学習をしました。文字通りイングリッシュシャワーで、5年生全てのクラスの英語を教えている2組の担任が、繰り返し子どもたちに発音をさせながら月の理解を進めていました。今年の5年生と6年生の外国語は、学年3クラス全ての外国語の授業を、1人の担任が教科担任制にして教えています。


フラッシュカード見ながら 5年生


ひらがな「ち」の練習 1年生

5月10日(月曜日) 【今日の朝会では】


50m走 ゴールまで全力で!

 今朝は放送で朝会を行いました。朝会では子どもたちに向け私が話をします。その後、今日は転入生の紹介や委員会の紹介を行いました。私の話はその時々に応じた話をします。今は新型コロナに関わる話が多くなります。特に変異株での感染拡大が心配ですので、そのことに触れました。1年生から6年生までが聞きますので、言葉も選ばなくてはなりません。今日は次のように話しました。
 「ニュースで聞いたと思いますが、新型コロナにかかる人が増えています。そのために、非常事態宣言が5月の終わりまで延びました。東京都で新型コロナにかかる人が1日1000人を超えるようになっています。今、広がっているウイルスは、去年までのものより、うつりやすくなっているといわれています。だからといって何か新しいことをするのではなく、これまでしてきたことを丁寧にすることが大切です。特にウイルスは、口や鼻から入ってうつることが多いです。そのため、マスクを取って食事をする給食の時間は気を付けなければなりません。手をよく洗いましょうという話も、ウイルスが付いた手を顔にもっていくとウイルスが口に付くからです。また、空気をできるだけきれいにする必要もあります。教室の窓や扉を開け、外の空気と入れ替えることも大切なのです。」といった調子です。
 さらに気持ちが落ち込まないようにしたいとも思っていますので、次のことも話しました。「1年以上新型コロナに気を付けていて、つらいだろうと思います。みんな同じ気持ちです。うつらないようにする、うつさないようにする努力があるからこそ、保谷第一小学校のみんなは安心して学校に来られるのです。私の好きな言葉に「ひとつのことでいいから、最後までやりとげる」というものがあります。何かを続けることは大変です。でも、ひとつのことをやりきれば、自分の中に自信が生まれます。新型コロナも必ず収まる時が来ます。それまであきらめずに努力を続けましょう。」
 子どもたちが、何も気にせず過ごせるようになってほしいと願うばかりです。


植物の観察 じっくり見て


お掃除はみんなでしっかり

5月7日(金曜日) 【消防写生会 2年生】


思い思いの場所から

 非常事態宣言を5月末まで延長する方針を固めたという報道がされています。緊急事態宣言下においては、西東京市では市外、他県への校外学習・活動は見合わせることになっています。そのため、5月中に予定されていた各学年の遠足については中止も含め、再検討しなければなりません。詳細が決まりましたら改めてご連絡いたします。
 さて、今日は2年生が消防写生会に取り組んでいます。この写生会は東京消防庁が行っているもので、正式には「はたらく消防の写生会」といいます。今年で第70回になる歴史ある写生会です。子どもの時に描いた思い出がある保護者の皆様もいらっしゃるのではないでしょうか。昨年度は休校期間中でしたので行っていませんが、例年は1・2年生が参加しています。しかし、現在学年を超えて、一堂に集まって行う学校行事は見合わせています。そこで、1・2年生と相談をして今年は2年生が行うことにしました。今の3年生は2年前の1年生の時に経験しています。1年生は来年度がありますが、昨年できなかった2年生には今年ぜひ描かせてあげたいと考えたからです。
 2年生が取り組むのは「写生の部」です。他にも「ポスターの部」などがあります。写生の部では、写真の様に実際に消防車や消防隊員さんの様子を見ながら写生をします。今日は校庭に消防車が2台来てくれました。消防隊員さんたちも5名来てくださり、その内2名が防火服に着替えてくれました。防火服を着た隊員さんが登場すると、子どもたちは「かっこいい!」と興奮していました。消防士さんと消防車の周りに子どもたちは座って絵を描きます。決めた時間では描ききれないぐらい、細かいところまでじっくり観察しながら子どもたちは消防車や隊員さんたちを描いていました。一人一人のよさや個性が発揮された絵が出来上がって、展示されることを楽しみにしています。


じっくり消防車を見て


みんなで消防車を描きました

5月6日(木曜日) 【学習や生活に取り組みながら】


1年生の教室前の特大こいのぼり

 ゴールデンウィークも終わり、1学期の中でもじっくり学習や生活に取り組める5月・6月を迎えました。今朝、3年生が使う校舎西側の昇降口で「ゴールデンウィークのんびりできたかな?」と子どもたちに聞くと「のんびりできたよ」という答えや「ちょっと疲れた」という返事がありました。具体的に「たこ焼きを作った!」と教えてくれた子どももいます。工夫されてご家族で過ごしたのかなと感じました。
 さて、入学式・始業式から1カ月が経ち、子どもたちも新しい学年での生活に慣れてきました。特に1年生から5年生は新しいクラス(集団)で、新しい人間関係もでき始めています。当然ですが、慣れることで互いに遠慮がなくなり、トラブルも起きます。子どもたちはけんかなどのトラブルを経験しながら解決の方策や、友達との関わり方など様々なことを学びます。ある意味、必要な経験です。大人としてするべきことは、それらを見逃さず、客観的にそして冷静に捉え、必要な声掛けや指導をすることです。そのため、学校でも日によっては休み時間の授業準備を後回しにして、子どもたちと一緒に遊んだり、遊ぶ様子を見に行ったりする教員がいます。これはけがなど起きないように安全確保の意味もありますが、授業中には見せない子どもたちの姿があるからです。子どもたちの中には自分から言うことが苦手な子どもたちがいます。だからこそ「見守る」ことと、また、困った時に自分から言えることの両面を育てる必要があります。気が付いたことから教員が声を掛けることで、子どもたちのよりよい成長が図られます。
 ご家庭でも気になることが現れるのがこの時期です。6月10日から個人面談を予定していますが、5月から6月にかけての子どもたちの様子を学校と家庭で共有して対応することで、よりよい成長に結びつきます。間もなく面談の希望日のお知らせを配ります。ご協力の程よろしくお願いいたします。


2年生から 校長室のこいのぼり


1年生の廊下の掲示板にもこいのぼり

4月30日(金曜日) 【離任式】


今までありがとうございました

 一昨日28日(水曜日)の午後、2年生から6年生までが参加をして離任式を行いました。参加といっても感染症対策のため、全校の子どもたちが体育館に集まるわけにはいきません。そこで、校内放送を使って、各教室で話を聞く形にしました。
 離任式では、私が離任者の紹介をした後、子どもたちが作文を披露してくれます。読み終わると束にした作文を子どもたちから離任した教職員に渡します。作文を受け取った後は、教職員一人一人が子どもたちに向け話をしました。残念ながらお互いの顔を見ながらの式ではありませんが、思い出を語る教職員の話から、保谷第一小学校の子どもたちへの強い思いを感じました。その気持ちが子どもたちに伝わると嬉しいです。式の終了後、教員たちは関わりのあった学年のところに行って改めて向かい合って話をしました。
 私は教育活動の場として離任式を大切にしたいと思っています。人は1人で生きているわけではありません。誰かに助けてもらいながら生きています。だからこそ「ありがとうという気持ち」「感謝する気持ち」を忘れてはならないと思います。離任式に向け作文を書き、式を行うことは、このことを学ぶよい機会だと思います。時に作文を読みながら泣き出す子どもたちもいます。その素直な気持ちはいつまでも大切にしてほしいと思います。気持ちを素直に表現できる保谷第一小学校の子どもたちは、本当にすてきだと思いました。
 さて、明日から暦の上では5連休となります。体調管理には十分に気を付けられていると存じます。市内の感染状況を見ると、家庭内感染の割合がかなり高いということです。本日、西東京市健康福祉部から「家庭内感染を予防しましょう!」の配布の依頼がありましたので、お子様をとおして配布いたします。そちらをどうぞご確認ください。十分注意していてもご家族がPCR検査を受けるようになるかもしれません。検査を受ける場合、日ごろはすぐに学校にご連絡をいただくところですが、連休中につきましては連休明けの6日(木曜日)にお願いします。連休明けに子どもたちが明るく元気に登校することを願っています。


6年生は校庭で話を


5年生は屋上で話を

4月28日(水曜日) 【学校探検 1・2年生】


さあ 次はこっちだよ 1・2年生

 昨日、保護者の皆様に登校時刻の調整についてお礼をお伝えすることを失念していました。一昨日「校長室より」でお願いしたところ、昨日の朝は教職員が驚くほど、昇降口のところで待つ子どもたちが減りました。改めて保谷第一小学校は保護者の皆様のご理解とご協力が得られる学校だと感じました。心より感謝申し上げます。新型コロナウイルスの対策になるので大変ありがたいです。
 さて、昨日の3・4校時は1年生と2年生が学校探検で校内の各所を巡りました。昨年、2年生に連れられて学校中を探検していた1年生が、今年は2年生となって堂々と1年生を引率しています。1年間の成長は大きいと感じました。途中に席を外すこともあったので、全てのグループに校長室へ入ってもらうことはできませんでしたが、やってきた子どもたちには部屋の中の様子をできるだけ見てもらいました。中に入ると1年生は2年生の説明にあった歴代の校長の写真を確認していました。校長室には19枚の写真があります。その他、1年生の興味を引いていたのは、ホワイトボードに飾っている入学式で使ったアンパンマンのイラスト、防犯カメラの映像が映るモニター、そして、テーブルの上に飾ってある恐竜と羊の折り紙でした。校長室は通常はドアを開けているので、子どもたちも様子は知っていますが、1年生は2階にくることも少ないので、全てが興味深かったようです。
 ゴールデンウィークが始まります。しかし緊急事態宣言下です。各ご家庭で工夫した過ごし方をされることと存じます。特に事故やけがには十分お気を付けください。お子様だけで出かける時には近所であってもどこに出かけるのか、自転車なのか徒歩なのか、何時頃帰るのかなどご確認ください。交通事故や不審者からお子様を守るために必要です。ちょっとした声掛けが事故を防ぎます。


ここが校長室です


2年生がリーダーシップを発揮

4月27日(火曜日) 【タブレット端末使い始めています】


グループで教え合いながら 6年生

 今朝の1校時は6年生のあるクラスがタブレットの初期指導を行っていました。タブレットへのログインはもちろんですが、ドリル学習など様々なことが可能な「eライブラリアドバンス」の学習の仕方など基本的なことを確認していました。私が最初に見たクラスでは、4人1組で教え合いながら学んでいました。子どもたちはタブレットを初めて手にした時は恐る恐るでしたが、6年生になると使い慣れている子どもたちもいるのでしょう。慣れるのも早く、自ら様々なことに挑戦していました。
 中にはyoutubeの画面を開いている子どもたちもいましたが、タブレット端末には西東京市でコンテンツフィルタリングを掛けていますので、安心して使用できる設定になっています。そうはいっても子どもたちがどの様に使っているかは、気にしていただきたいと考えます。家庭に持ち帰る際には保護者の皆様にも、お子様のログインIDやパスワードをお知らせします。すべてを子ども任せにするのではなく、時折メールの内容やデータなどを見ていただければと思います。持ち帰りのタイミングは、学年や発達段階で検討しています。特に1年生は学校が休業にならない限り慌てずに指導しますのでご安心ください。
 今日は授業の後半に6年生に「ミスターXからの挑戦!」として、「google meet」で会議をする方法に挑戦させました。子どもたちが、私の設定した会議室に参加をするというものです。やり方を覚えると次々と子どもたちが会議室にやってきました。授業の最後に、子どもたちには改めインターネット上のマナーの話をしました。オンラインの会議システムやチャット機能は便利ですが、それを使って悪口を言うなど友達を傷つけることはしてはならないこと、タブレットは使う人によって便利な道具にもなるし、時に凶器にもなることを伝えました。使い手のモラルが問われます。


eライブラリで算数の問題を


「meet」でテレビ会議に挑戦!

4月26日(月曜日) 【緊急事態宣言で】


係で手紙を取りに来た1年生

 緊急事態宣言が発令されました。先週お伝えしましたが、学校は各行事等の内容を見直していますが、授業については日常の感染防止策を徹底し、内容を工夫しながら今のところはこれまで通りに進めてまいります。さて、遠足ですが、5月11日実施予定だった5年生と13日実施予定だった2年生は延期します。5月18日以降の3年生と4年生につきましては、緊急事態宣言の解除の見通しや感染状況を見極めながら、ゴールデンウィーク明けに判断いたします。このような状況ですので、学校でも換気など改めて日常生活の対応を確認しています。ご家庭でも何ができるか改めてご確認ください。
 例えば、昨年度からお願いしている時差登校ですが、どうしても決められた時刻より早めに登校する傾向があります。密を少しでも減らすために、朝、昇降口や校庭で集まって待つ子どもたちを少しでも減らしたいと考えています。登校時刻を意識して家を出る時刻を調整いただけると大変助かります。
 また、今朝の「朝の時間」を使って6年生には移動教室について話をしました。先週末に今年度の宿泊行事の在り方について西東京市から連絡が来たからです。本日、6年生の保護者の皆様にはお子様を通じてお手紙を配りました。どうぞご確認ください。現時点で6年生の移動教室の実施場所は、群馬県赤城の国立赤城青少年交流の家と変更はありません。ただし、2泊3日を1泊2日とすることになりました。当初の日程は10月18日〜20日ですが、こちらは再調整となります。10月19日〜20日ではどうかと相談をしています。詳細が決まりましたら6年生の保護者の皆様に改めてご連絡いたします。


クイズを聞きながら給食を 2年生


4年生も静かに食べていました

4月23日(金曜日) 【1年生を迎える会】


1年生分かるかな「〇×クイズ」 5年生

 今週も金曜日となりました。保護者の皆様、地域の皆様、体調にお変わりはないでしょうか。この3週間、保護者の皆様のお陰で、概ね子どもたちは元気に登校できました。年度当初なので気合十分、気持ちが張り詰めていたからかもしれません。校門での朝のあいさつも、昨年度より上手だと感じます。欠席者数が一桁の日も多くありました。頑張りすぎじゃないかな。ちょっと疲れていないかなと心配になる時もあります。いずれにしても、昨年度とは異なり、4月の教育活動ができたのは何よりでした。
 しかし、25日からの緊急事態宣言発令を受け、気持ちをもう一段引き締めて感染症対策に取り組まなければならない状況となりました。繰り返しで恐縮ですが、体調が思わしくないお子様は、無理に登校させずに休ませてください。また、ご家族に体調がよくない方がいる時も念のためにお休みいただけると、もしもの時のリスクを低くできます。4月も多くの保護者の皆様にご協力をいただきました。引き続きよろしくお願いいたします。
 さて、今日は3校時に「1年生を迎える会」を行いました。昨日もお知らせしましたが、全学年が集まる形ではなく、私の話は校内放送で行い、学年ごとに体育館の舞台前のひな壇に座っている1年生に向けて出し物をします。5年生は学校に関する〇×クイズ、4年生は音楽会の紹介、3年生はスポーツデーの紹介、2年生は手作りのプレゼントを、まずは1年生の担任へ渡しました。プレゼントは王冠ですが、1年生の子どもたちは学校探検が終わったらもらえるそうです。そして6年生は、誕生日の歌に合わせて返事をするということを行いました。少しずつ学校に慣れてきた1年生です。学校生活でさらに多くのことを学んでほしいと思います。もちろん2年生以上の各学年も昨年度よりたくましさを感じました。この1年の成長が楽しみです。


2年生から王冠のプレゼント


6年生に見守られて1年生退場

4月22日(木曜日) 【来週の行事の変更】


昨日は心臓検診 1年生

 緊急事態宣言への動きを受け、来週の行事予定を変更します。基本は全校の子どもたちが一斉に集まることをやめます。まず、28日(水曜日)の離任式は実施しますが、来校した教職員には校内放送で子どもたちに話をしてもらいます。その後、関わりのあった学年には、教室に直接行って顔を見合って挨拶してもらう予定です。
 地区委員の保護者の皆様には様々ご準備やご予定をいただいたところですが、30日の地区班編成・集団下校は中止とします。全学年の子どもたちが一斉に教室移動し集まることや、地区委員の皆様も含め、同時刻に一斉に下校することは避けたいと考えたからです。中止に伴っての下校時刻ですが、1年生は給食終了後に、2年生以上は5校時終了後の下校となります。
 なお、明日行う「1年生を迎える会」は、全学年が一斉に集まって行うものではなく、学年ごとに1年生から離れた位置で3分ほどの出し物をするスタイルです。子どもたちは1年生のために準備を進めてきましたので計画通り行います。
 5月の予定についてです。緊急事態宣言に伴い東京都や西東京市の考えも示されると考えます。今後の状況次第ですが、少なくとも年間の行事予定で5月15日(土曜日)に予定をしていた土曜授業時に行う道徳授業地区公開講座の公開は、保護者の皆様においでいただく状況にありませんので、中止といたします。授業の公開はいたしませんが、土曜授業につきましては休業にならない限り実施します。昨年と同様に道徳授業の様子はホームページでお知らせする形をとります。遠足については検討し、改めてお知らせします。


図工の学習で作りました


6年生と牛乳パック洗い

4月21日(水曜日) 【1年生の話題中心ですが】


もうすぐ帰りまーす! 1年生

 今月の「校長室より」は、写真も含め意識的に1年生のことを取り上げています。1年生の中には初めてお子様を学校に通わせているご家庭もあります。少しでも学校の様子を知ってもらって、ご家庭での会話のきっかけにしていただきたいと思っているからです。2年生以上の保護者の皆様、どうぞご理解ください。
 今1年生は給食を食べたあと、帰りの会をして帰ります。方面ごとにまとまって帰りますので、グループごとに出発時間は少し違います。その間は教室にいます。その時間、今は6年生が工夫しながら1年生の教室のお掃除をしてくれます。1年生がお掃除を始めるのはもう少し経ってからです。待っている1年生はとても落ち着いています。昨日は待っている1年生に「給食のカレーおいしかった?」と私が聞くと「おいしかった!」という返事と共に「みかんゼリーもおいしかった」と話してくれました。また、折り紙など作った作品も見せてくれます。あるクラスでは、図工で作った作品を紹介してくれました。
 また、昨日も写真でお見せしましたが、各教科の学習も始まっています。国語ではひらがなの学習が始まりました。昨年もご紹介したかもしれませんが、最初に習うひらがなは、「し」や「へ」といった一筆で書けるものになります。「あ、い、う、え、お」の順ではありません。考えてみれば難しさからいって当たり前のことかもしれませんが、自分たちが習ったときのことは覚えていないものです。
 さて、東京都も緊急事態宣言を要請するというニュースが流れています。変異株のことがありますので、これまで以上に意識しなければと考えます。宣言に伴い、行事の見直しを行います。一斉メール等でお知らせすることもありますのでよろしくお願いします。


図工で作った作品を黒板に飾りました


折り紙でおさかな作ったよ

4月20日(火曜日) 【お手紙をもらいました】


藤の花がきれいに咲きました

 昨日、中休みに4年生の子どもたち5人が手紙を持って校長室に来てくれました。内容は昨年度のことなどを振り返りながら感謝の気持ちがつづられていました。例えば、校長室前でパズルをしている時に声を掛けてもらって嬉しかったことや、3年生の時の社会科見学で話したことが楽しかったなどです。さらに手紙は時候の挨拶から始まり、最後には日付や自分の名前、私の名前が入るなど、型が整ったものでした。
 授業で書いたのかなと思い担任にたずねると、離任した教職員に手紙を書くので、5月から6月の国語の教材を先取して、教科書にある「気持ちが伝わる手紙を書こう お礼の気持ちを伝えよう」の学習をしたとのことでした。この単元は相手や目的を意識して手紙を書くことが求められます。私がもらった手紙は具体の場面なども書かれていてよく分かるものでした。国語の授業での手紙の学習は、実は1年生からあります。1年生は下巻の教科書に「てがみで しらせよう」というものがあり、2年生では友達の素敵なところを手紙に書いて伝えます。3年生では学校行事の案内状を書くものがあります。このように学年を追うごとに内容が深まります。その学年の内容だけでなく、他学年で学んだことも意識すると子供たちの成長を感じられます。
 今日もよく晴れています。今朝、子どもたちが登校してくるときに校門前の藤棚を見て「藤が咲いているね」と話していました。季節もよくなりましたが、新型コロナウイルスの様子はよくなりません。昨年ヒットしたアニメでは、鬼は藤の花が苦手だと聞きました。校庭の藤の花がコロナの鬼を追い払ってくれないかなと思いました。


ひらがな「へ」の学習 1年生


理科の観察 3年生

4月19日(月曜日) 4月も3週に


「はい!」 しっかり手を挙げる1年生

 4月も3週目になりました。今週はかなり暖かくなるという予報です。先週様子をお伝えしたように、外で上手に遊んでほしいと思っています。
 一定のリズムができてきた4月の後半、子どもたちに考えさせたいことは、自分で考え、自分で行動できるようにすることです。学年や学級も4月の初めは学年やクラスのルール作りから始まります。このルールとは、何かを規制するというものではなく、例えば朝の会はどの様な流れでするのか、給食の準備の手順は、といったように、皆で共同生活をする上で必要なことを確認するものです。始めは丁寧にきちんと理解させることが必要です。それらが定着してきたところで、次は言われなくてもできるようにします。例えば、1年生は学校に来るとランドセルから荷物を出し、ランドセルをロッカーにしまいます。初めは担任や6年生が声掛けをしてくれますが、いつまでもそのままだと「言われないとできない子ども」になるかもしれません。例えば、1年生の担任も言うのではなく、朝の準備を黒板に書いて示し、子どもたちが考え行動できるようにします。
 このようなことは家庭でも同じです。何かを習慣化する時には、始めは寄り添う必要があります。声を掛ければできるようになるのであれば、次は自ら考えできるようにすると確実なものになります。親としてどうしても「○○した?」「どうしてやらないの?」といったことを言いたくなりますが、言っただけではなかなか身に付きません。例えば、言わなくても本人が確認できる掲示などを作るのも一つの方法です。そして、定期的に確認して、できていたら大いにほめ自分からやったという自信を付けてあげてみてはいかがでしょうか。ただ、教育の世界の答えは一つではありません。どんなやり方が我が子に合うのか、考えることも必要です。


中休みジャングルジムで


滑り台も順番に

4月16日(金曜日) 【1年生の給食が始まりました】


みんなちょっと緊張しながら 1年生

 今日から1年生の給食が始まりました。各クラスでは今日までに給食準備の練習をしてきました。今日が本番です。初めてなので、4校時を少し短くして準備を始めました。本日のメニューは少しでも配膳がしやすいように、ご飯ではなくパンになっています。
 メニューはミートソースをコッペパンにはさんだ「ミートドッグ」、アルファベットのマカロニが入った「ABCトマトスープ」、そして「グリーンツナサラダ」です。各クラス複数の教職員で準備をしました。カートを置いて、食器などを並べて、給食当番さんが手袋をして順番に位置について食缶を開けます。教室の中にスープの匂いが広がると「おいしそうな匂いがする」と子どもたちのささやく声が聞こえてきました。担任から「静かに待ちましょう」と言われていたので、子どもたちも大はしゃぎはしません。給食当番さんも呼ばれるまで静かに待っていますが、給食着が似合っていると話すと「コックさんみたいだ」と、こちらも静かに喜んでいました。
 1年生はこれから小学校卒業までに1100回ほどの給食を食べます。給食は栄養バランスを考え、様々なメニューが出ます。栄養士が子どもたちに出した今日の給食通信「ほいちのランチ」に書かれていますが、本校の給食は「おいしくて」「たのしくて」「からだによくて」「ためになる」ことを目指して作っています。「たのしくて」は見た目も楽しめるという意味です。また、「ためになる」は子どもたち向けに出している毎日の給食通信でメニューの説明などをするからです。月曜日は「じゃこ菜飯」や子どもたちの大好きな「鶏の竜田揚げ」です。


待っている態度も立派です


タイルで数の勉強もしました 1年生

4月15日(木曜日) 【休み時間の様子】


「ピョンちゃん」と一緒に 3年生

 昨日は天気がよくなく思うように遊べなかった子どもたちですが、今日の中休みは多くの子どもたちが外で元気に遊んでいました。学校の時程は、午前中は中休みをはさんで前半に45分の授業が2時間、後半に45分の授業が2時間あります。1時間目のスタートは8時50分で、その前に朝の会や朝読書など行っています。1時間目と2時間目の間には5分休みがあります。この時間は主にトイレに行ったり、授業の準備をしたり、教室を移動したりする時間です。2時間目が終わるのは10時25分で、この後が子どもたちの大好きな中休みです。
 予鈴まで15分ある中休みは、ルールに基づき校庭で遊ぶことができます。例えば、ボールけりやサッカーはできません。昼休みにはできます。また、遊具の「ピョンちゃん」は2年生から使えます。細かいルールもありますが、子どもたち同士で伝承?しているようです。ブランコでは1年生も一緒になって順番を守り遊んでいました。以前お伝えしたように、1年生は校帽をかぶって校庭で遊んでいるので、その様子がよく分かります。
 2年生以上は保谷第一小学校のシンボルの「ピョンちゃん」で遊びます。今日は2校時の終わりに3年生のあるクラスが、体育の授業の後に集合写真を撮っていました。子どもたちが大好きな「ピョンちゃん」です。昇降口の近くでは一輪車や竹馬などで遊んでいる子どもたちもいます。また、高学年はプール横のバスケットゴールのところでバスケットボールをしています。他の学校に比べて保谷第一小学校は遊具も多く楽しく遊べます。しかし、その分けがにも気を付けなければなりません。昨年はけがが少なく、それは、子どもたちのマナーがいいからだと感じています。よい伝統は大切にしたいものです。


ブランコの順番待ちです


ボールよゴールへ!

4月14日(水曜日) 【給食の練習 1年生】


給食の練習 1年生

 「給食の練習」というと何だか変な感じがしますが、今週、16日(金曜日)から1年生の給食が始まります。1年生にとっては、全てが初めての小学校の給食です。また、感染症を予防するためにどうしたらいいかも分からなければなりません。昨日、各教室の様子を見て回っていたところ、1年生のあるクラスが実際に食器なども使って給食の準備の練習をしていました。
 写真で様子が分かるでしょうか。黒板前にカートを出して、給食当番は食器を使って給食を配る真似をします。また、もらう側は自席にナプキンを置いて、きちんと並んでお皿から受け取り、その後、少しずつ進んで他の食器も受け取ります。このようなことをしながら「いただきます」までどの様な流れになるかを子どもたちは理解します。見ていると給食をもらった子どもたちは、自分の席できちんと待っています。昨年度から感染症対策で、全員が一方を(1年生は黒板の方を)向き、席をはなして食べます。一昨年までは机を合わせて班の様にして食べていましたから様子は全く違います。お話もできません。放送委員会が流してくれる音楽やクイズを聴いたり、時には行事のビデオなどを見たりしながら食べています。本来、友達との会話を楽しみながら食べる給食です。以前の様な給食になる日が早く来てほしいものです。
 最後の写真は1年生のあるクラスが、学校司書と担任の指導で図書室の使い方を教わる様子です。図書室には今年も透明のシートを張って感染予防をしています。1年生は順番に読みたい本を探していました。入学から1週間、少しずつ学校に慣れてきています。


みんながもらうまで待つのも練習


読みたい本が見つかったかな?

4月13日(火曜日) 【春の全国交通安全運動】


さあみんな集合! 1年生

 本日まで地区委員の保護者の皆様のお力をお借りして、朝の集団登校が実施できました。大変お世話になりました。ありがとうございました。この1週間で1年生の子どもたちは通学路を覚えたでしょうか。併せて通学路のどこに気を付けなければならないかも感じてくれていたら嬉しいです。
 さて、今、春の全国交通安全運動が行われています。交通安全運動は明後日の15日までが期間で、今年は特に歩行者の交通安全に重点を置いて「横断歩道は歩行者優先」ということが強調されています。一方で歩行者に対しても「横断前に車が来ていないか確認・横断前に車が止まったか確認・横断中も左右から車が来ていない確認」の三つの安全確認が呼びかけられています。
 先日、西東京市で行われた会議でも交通安全について話がありました。新年度の生活に慣れてきたころの5月から7月に子どもたちの死亡事故が多く、さらに午後2時から6時ごろの事故が多いこと、事故の7割に子どもたちの飛び出しなどの違反があったことなどが伝えられました。保谷第一小学校の学区域には南北を貫く片側2車線の伏見通りがあり、さらに東西にも2本の大きな道路があります。場所によっては横断歩道も少なく、中には渡ろうとする人もいます。非常に危険です。昨年度1年間子どもたちの様子を見てきましたが、登下校中のけがが非常に多いです。また、休日に自転車や自動車との接触事故もありました。事故のたびに全校で繰り返し指導をしていますが、子どもたちはどうしても自分事として受け止められないようです。私たち大人は、例えば「横断歩道を渡る時には運転手とアイコンタクトを取りながら渡る」など、安全な歩行に必要なことを繰り返し教えていく必要があると思います。


教室から昇降口に向かって


みんなでしっかり並んで帰ります

4月12日(月曜日) 【対面式】


自分の名前を書こう 1年生

 今朝の全校朝会は校庭で行いました。新型コロナウイルスの動向も気になるので、特に集まる必要がない時には朝会は放送で行うつもりですが、今日は1年生との対面式があるからです。
 校庭に2年生から6年生が並んだタイミングで、担任の先生に連れられて1年生が校庭にやってきました。1年生は帽子をかぶっています。実はこれには訳があって、今日から休み時間に1年生も校庭で遊びますが、しばらくの間1年生は帽子をかぶって遊ぶからです。こうすることによって2年生以上の子どもたちはすぐ1年生だと分かり、1年生のことを気遣うことができます。そのことを確認する意味で帽子をかぶってきました。式ではお互いに向き合って「よろしくお願いします」のあいさつをしました。「1年生を迎える会」は別に企画をしていますので、今日は挨拶だけです。その後、生活指導主任から遊ぶ時の注意などをしました。
 朝1年生の教室を見に行くと、配られたお手紙をきちんとたたんで連絡袋に入れたり、名前を書く練習をしたりしていました。この時期に書いた名前と、2年生になる直前の3学期に書いた名前とでは随分と様子が変わります。1年の成長を感じられる自分の名前ですが、今書ける最高の字で書こうと1年生たちは集中して名前を書いていました。
 今日の午後の保護者会で年度当初の保護者会が終わります。ご多用の中多くの保護者の皆様においでいただきました。学級委員さん決めなどありがとうございました。コロナ禍ではありますが、保護者の皆様や地域の皆様と可能な形で連携しながら今年度の教育活動を進めたいと考えています。様々ご不安もあるとは存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。


対面式の後にはまず手洗い


もらったお手紙はたたんでしまいます

4月9日(金曜日) 【メールでの欠席連絡】


まもなく「いただきます」 3年生

 1学期の第1週が終わります。子どもたちも緊張したでしょうが、我々教職員も年度当初は緊張します。週末を迎えて少しほっとしています。
 さて、今年度も引き続きメールでの欠席連絡を受け付けています。1年生の保護者の皆様には、来週には配布する予定のお手紙や一斉メールで詳細をご確認いただきたいのですが、次のような手順となります。(昨年度と同様です。)
(1)欠席当日の朝8時15分までに以下のフォーマットでメールをお送りください。
(2)件名は「〇年〇組 欠席連絡」としてください。必ず「学年」「組」「欠席連絡」をメールの題名に入れてください。確実にメールを振り分けるためです。
(3)本文には次の内容をお願いします。
1 欠席者氏名 2欠席理由 3 連絡者氏名 4 その他連絡事項 必要に応じて伝えたいことを記入ください。例えば、慶弔など家庭の事情で欠席が長期になりそうな時には「〇月〇日〜〇月〇日まで〇日間欠席します。」など期間を書いていただければ、その期間の連絡は不要です。
 なお、送信先のメールアドレスはホームページにも記載してある代表メールです。アドレスを間違わないようにお気を付けください。メールで連絡をいただくことで、お送りいただいた保護者の皆様のメールアドレスを学校が知ることになります。外部にメールアドレスを教えることはありませんが、ご承知ください。ご心配な場合は、欠席連絡用のメールアドレスを作成ください。来週改めてもう少し説明を加えたお手紙や一斉メールで、保護者の皆様にご連絡します。


サーマルカメラで体温チェック


自分で荷物も入れます 1年生

4月8日(木曜日) 【給食スタート】


本日の給食

 始業式から3日目、2年生から6年生までの給食がスタートしました。本年度最初の給食は「ごまご飯」「チーズハンバーグ」「ごぼうとツナのサラダ」「むらくも汁」そして「牛乳」です。栄養士から年度最初の献立なので、「主食」「主菜」「副菜」のそろった栄養バランス満点メニューだと紹介がありました。
 昨日のニュースでは東京都の新型コロナウイルスの感染者がだんだんと増え、555人と報道がありました。本日も545人でした。1週間当たりの平均では427人になるそうです。前の週の114.7%で増加の傾向が止まりません。昨年も申し上げましたが、学校生活を考えると、給食の時間はリスクが高くなります。現在、学校では食事前に手洗いをして全員が前を向いて静かに食べますが、手洗いなどは子どもたち自身が意識していることが大切です。また、手を洗った後にハンカチできちんと手を拭くことも必要です。リスクをできるだけ低くするように学校でも声掛けはしていきますが、感染予防を意識した行動がとれるようご家庭でも子どもたちに声を掛けていただけると助かります。
 今日は給食の時間に様子を見に行くと、新しいクラスで緊張しているのか、配膳時、食事の時間に静かにしているクラスが多かったです。専科の教員も本校の給食指導に慣れていない教員のクラスに行って手伝いをしています。私も様子を見に行くと、「先生たちが4人もいる!」とびっくりしている子どもたちもいました。何事も始めが肝心です。給食の時間の過ごし方を改めて確認しながら給食指導を始めます。1年生は16日(金曜日)からです。楽しみにしていてください。


今日の1年生 塗り絵をしました


帰りの準備をします

4月7日(水曜日) 【学校生活スタート 1年生】


名札を付けようね

 入学式を終えて、今日から1年生は2年生から6年生の子どもたちと一緒に登校します。昨年度は始業式・入学式の翌日から休業となってしまい、集団登校の様子を見ることができなかったのですが、今年度は、地区委員会の皆様のご協力で、13日(火曜日)まで集団登校を行います。連絡や調整など、様々ご準備が大変だったと思います。深く感謝申し上げます。おかげ様で1年生も道に迷うことなく登校ができますし、他学年の子どもたちも新年度の生活リズムを整えることができます。
 また、今朝、高学年の子どもたちが下学年の子どもたちのことを気遣いながら登校している様子を見ていると、縦割りの活動のよさも感じます。新型コロナの様子次第ですが、今年度も「レインボー班」等の機会を生かしながら異学年の子どもたちの交流を大切にしたいと考えています。その中でリーダーシップや互いに思いやる気持ちを高められればと思います。
 その後、1年生の教室に行って様子を見ると、6年生が1年生の朝の準備を手伝ってくれていました。ランドセルの荷物を出して、ランドセルをしまい、防災頭巾を椅子にセットしたり名札を付けたりと大忙しです。できることは1年生自身にさせたいですが、名札の安全ピンはさすがに難しい様で、6年生がしっかりとお手伝いをしてくれました。連絡帳を先生のところに出して、手洗いをすると朝の準備も概ね終わりです。手洗いも習慣化しているのでしょうか、自分たちで手洗い場に並んでしっかりとできていました。以前のような生活ではなく、コロナ禍の生活が日常の生活様式となっています。油断することなく新学期のスタートを切りたいものです。


荷物は大丈夫かな?


みんなでしっかり手を洗おう!

4月6日(火曜日) 【始業式・入学式】


1年生 入学おめでとう!

 先週の時点では、天気がやや心配だった始業式と入学式ですが、入学式の受付が始まることには日も差し始めよかったと思いました。
 令和3年度の1学期が始まりました。子どもたちは登校してくると、クラス替えの紙をもらう予定の場所で友達と話をしています。今年度は新2年生から新5年生まで4学年でクラス替えを行いました。6年生はクラス替えをしなかったので始業式に参加できるよう並んでいました。昨日の準備もそうでしたが、最上級生としての気持ちが伝わってきます。8時15分過ぎから新しいクラスの名簿を配りました。その紙を持って始業式の隊形に並びます。始業式では私から、明日から一緒に登校してくる1年生のことをぜひ見守ってほしいという話などをしました。その後、本年度本校に着任した教職員の紹介、挨拶があり、子どもたちがドキドキの担任発表です。通常は2年生、3年生と発表をしていきますが、いつ発表されるか分からないという緊張感を味わうために、学年の順番は決めずに発表をしました。新しい担任と挨拶をかわし、予定通り9時15分過ぎには下校ができました。どうぞ学校だよりやクラスの名簿等をご確認ください。
 10時30分からは入学式でした。今年は107名が保谷第一小学校に入学してくれました。105人までは3学級ですが107人なので1年生は4クラスとなりました。1学級27人程度ですので、教室も密が避けられます。子どもたちにとって少しでもよい環境にできたと感じています。入学式の態度は大変立派な1年生でした。明日からの学校生活の様子を見るのが楽しみです。


お祝いの言葉 ありがとうございました


1年生 明日も待っています

4月1日(木曜日) 【令和3年度スタート】


校庭の桜には葉もちらほらと

 令和3年度がスタートしました。教職員の異動がありましたが、私は引き続き保谷第一小学校で2年目のスタートです。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。教職員の異動につきましては、4月号の学校通信でもお知らせいたしますが、保護者の皆様と関わりの深かった寺井副校長が校長に昇任して清瀬市立芝山小学校へ異動となりました。後任に西東京立中原小学校から佐々木副校長が着任いたしました。寺井副校長同様に、子どもたちのために力を発揮してくれると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、来週には1学期の始業式、そして入学式があります。3月から進めていましたが、新たな教職員も加わり、本日から本格的に新学期の準備を始めました。5日の始業式前日には新6年生も新1年生を迎える準備などのお手伝いで登校してくれます。最上級生としての活躍が今から楽しみです。日に日に暖かくなり春も本番、6年生だけでなく、新しい学年での学習や生活にワクワクしている子どもたちが登校してくるのも楽しみにしています。また、クラス替えのある新2年生から新5年生までは、何組になるのか、誰と同じクラスになるのかドキドキしていると思います。始業式・入学式の6日を楽しみにしていてください。
 なお、これまでご心配をかけてきた新1年生と新3年生の学級数ですが、どちらも転入生があり、新3年生は1学級27人の3クラス、新1年生は1学級26人か27人の4クラスとなりましたのでご報告いたします。本日朝の校庭の桜は、写真の様な様子です。花も散り始め、葉も出てきています。始業式、入学式に少しでももってほしいと願っています。


校庭の花壇は


花が咲き誇っています

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保谷第一小学校

住所:〒202-0004 西東京市下保谷一丁目4番4号
電話:042-422-4513
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