令和6年度1学期〜校長先生より〜
更新日:2025年4月9日
1学期終業式 7月19日(金曜日)
校長講話 『1学期終業式のお話』
今日で1学期が終わりました。
校長先生はみんなが友達や先生に会いたいと登校してくる保谷小学校にしたいといつも思っていました。
皆さん、1学期は楽しかったですか?
よく頑張った1学期でしたね!
1年生
入学してから4ヶ月、すぐに学校にも慣れて、お友達と仲良くできましたね。
ひらがなも上手に書けるようになりました。
保谷小のプールにも初めて入りました。
楽しかったね。
2年生
生活科で大切に育てた野菜、ミニトマトが大きく育ちました。
学校探検で1年生を案内している2年生の姿を見て、2年生のみんなも大きく育っているなとうれしく思いました。
3年生
社会科や理科それに習字やリコーダー、初めて勉強することがたくさんあった3年生、
風やゴムの力で車を走らせたり、墨をつけた筆で文字を書いたり、楽しく勉強していましたね。
4年生
運動会のエイサーはとてもかっこよかったよ。
水道キャラバンで水について楽しく学習していましたね。
初めてのクラブも上級生と一緒に意欲的に活動できました。
5年生
遠足にも行けたし、調理実習もできました。
初めての家庭科のお裁縫も上手にできていましたね。
運動会前日の準備を手伝ってくれたり、保護者会の椅子の出し入れをやってくれたり、
いやな顔せずに学校のために働いてくれる5年生はとてもすてきです。
6年生
150周年記念運動会があって、観劇教室でガンバの冒険を観に行き、
移動教室で3日間赤城の自然の中で生活して、社会科見学で国会議事堂や科学技術館に行きました。
6年生はとても忙しい一学期でした。
そんな忙しい中でも、入学した1年生の面倒をとてもよく見てくれました。
学校の仕事をすすんで引き受けて、頑張ってくれました。
校長先生は、1年生が学校の雰囲気をつくり、6年生が学校の伝統をつくる と思っています。
保谷小学校が優しく・温かく・仲がいい雰囲気なのは、
6年生が1年生に優しく・温かく・仲よく接してくれているから
1年生も6年生を見て、同じように育っているのだと思っています。
そして今年1年、大変なことや、しんどいこと、難しいことでも、
学校のため、みんなのために笑顔で気持ちよく働く6年生の姿を見て、
5年生も同じようにみんなのために、真っ先に笑顔で働いてくれています。
これは保谷小学校のよき伝統になると校長先生は思っています。
さあ 明日からは待ちに待った夏休み です。
担任の先生からは、夏休みも毎日規則正しい生活をしなさいとお話しがあると思います。
健康に過ごすためにそれはとても大切なことです。
でも、せっかくの夏休みだから、花火をしたり、昆虫採集をしたり、海で泳いだり、
親戚に会ったり、昼寝をしたり、高校野球を見たり、たまには夜更かししたり、
ぜひ夏休みにしかできないことを体験してほしいな。
ひとつみんなに言っておきたいこと。
事故や病気に気を付けて元気に楽しい夏休みを過ごしてください。
いつも話していることだから、みんなも覚えたと思いますが、自分の命は自分で守ること。
9月2日の2学期始業式に、元気に再会しましょうね。
約束です。
お話終わります。
7月8日 全校朝会
校長講話 『SDGs』
最近よくテレビなどで耳にする SDGs「エスディージーズ」 についてお話をします。
多くの人に知ってもらいたいと思ったので、簡単に伝えます。
エスディージーズはサスティナブルデベロプメントゴールズの略で日本語にすると「持続可能な開発目標」だそうです。
これだけではよくわからないと思いますが、
人類が将来の世代まで、恵み豊かな生活ができるようにと国連で決まった、2016年から2030年までに達成することを目標とした、世界共通の課題です。
世界中の誰一人取り残されないように解決しようという17の目標です。
目標
1 貧困をなくそう
2 飢餓を0に
3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤を作ろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられる街づくりを
12 作る責任 使う責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を解決しよう
ちょっと難しそうだけれど、大切なこと。
私たちが肉を食べたいと思ったとき、その何倍もの穀物が必要なのです。
1キログラムの牛肉を生産するのに13キログラムもの大量の穀物が生産されていて、
世界には食べ物がなく、飢えて死んでいく人がいるのに、
豊かな国の私たちが肉を食べるために、世界中のトウモロコシやイモなどの穀物の半分近くは家畜のえさになっているそうです。
だから、少しでも食べ物を無駄にしないようなことを心がけたいです。
残さず食べることで、私たちもエスディージーズに取り組んでいることになるのです。
ほかにも、将来のために地熱発電や太陽光発電、それに風力発電もいいけれど、
絶滅しそうな鳥が巻き込まれる事故も起きているそうです。
校長先生も最近まで知りませんでした。
みんなに何ができるか、まず知ることです。
今日校長先生の話を聞いて興味をもってもらえたらうれしいな。
お話終わります。
全校朝会 7月1日
校長講話 『毎日を有意義に過ごす』
今日から7月、あっという間ですね。
1学期も登校日だけを数えると、14日ぐらいでしょうか。
校長先生は、皆さん全員に、夏休みまでの学校生活を毎日有意義に過ごしてほしいと思っています。
有意義に過ごす とは、 自分が成長するために意味のあることをして過ごす ということです。
そのためには、振り返りをすることがとても大切だと思います。
自分で自分を成長させることができるような目標を立てて、今日1日、その目標が達成できたかを自分で評価します。
学習でもそうですね。
この時間自分は何を学んだかを振り返ることが大切ですよ。
いつも、目標が達成できるとは限りません。
失敗することも、できないこともあるでしょう。
その時こそ、成長するチャンスなのです。
失敗してもできなくても、何度もねばり強く、繰り返し挑戦するのもいいでしょう。
なぜ失敗したのか。
できなかったのはどうしてだろう。
自分で考えて、やり方を変えたり、目標を変えたりしてみるのもいいでしょう。
やる気を出して、目標をもって、とにかくやってみないと成長はないよ。
保谷小学校には、友達がいます。
自分一人ではできないことも友達と協力するとできることがあります。
例えば掃除など自分一人では面倒でちょっと大変ですが、みんなで一生懸命掃除をすると、あっという間にきれいになって、気持ちがいいものです。
授業でも同じです。
みんなが協力して1つの授業を作っているのです。
自分は関係ないと思わずに授業に参加してくださいね。
みんなで創る授業は楽しくて気持ちがいいものです。
風邪による欠席も増えてきています。
今週も健康に過ごしましょう。
お話終わります。
全校朝会 6月24日
校長講話 『いじめのない保谷小学校にしましょう』
先週は6年生と一緒に、2泊3日の赤城移動教室へ行ってきました。
とても楽しくて素敵な思い出が増えました。
移動教室は大成功でした。
その大きな理由は、6年生が仲良く協力して過ごせたからだと思います。
友達と仲良く協力することで、一人でいるより何倍も楽しく、素敵な思い出が作れることを改めて感じました。
6月はふれあい月間です。
今日の校長先生の話は 「いじめについて」 です。
いじめをしない いじめをさせない いじめを許さない
そんな気持ちを君たちにもってほしいのでお話をします。
いじめは気を付けて生活していないと、どこでも誰でも身の回りで起きてしまうものなのです。
だから自分には関係のない話だと思わずによく聞いてくださいね。
人間の心・感情は心臓にあると思っている人がいるかもしれませんが、実は人間の心は頭の中、脳にあります。
いじめが恐ろしいのは、いじめを受けた人の心、つまりいじめられた人の脳が傷ついてしまうということです。
校長先生がみんなに気を付けてほしいいじめを教えます。
失敗したことや、人と違うことを馬鹿にして笑うような 「からかい」・「あおる」 ような言動
あの子と話すことはやめようという 「無視」
あの子と遊ばないといった 「仲間外し」
こういうことは、たいてい誰か一人に向かって、最初に軽い気持ちで誰かが言ったり、やったりしたことを面白がって真似をする人がいて起こります。
いじめている人は必ず言います。
「みんなもやっていた。」 「自分はいじめようと思っていない。」
ひきょうな言い訳です。
物をとったり、隠したりする 「嫌がらせ」
キモイ・死ね・かわい子ぶっている・かっこつけているなどの 「悪口・いじめ」
遊ぶふりをして、叩いたり、蹴ったりする 「暴力」
こういうことは、たいてい誰かのことがうらやましかったり、自分の生活がつまらなかったりして、
誰かに嫌な思いをさせることで、誰かに自分よりつらい思いをさせたいと思う人のすることです。
それで自分が楽しくなるはずはありません。
このような行為は矢のように相手の心に刺さります。
そして、このようないじめを受けた人の中には、脳が傷つけられ、心か引き裂かれてしまうように感じてしまう人がいます。
学校に来ることができなくなる人、家から外に出ることができなくなる人、自分で自分を殺してしまう…自殺をする人もいます。
自分の周りにいじめの矢が刺さっている友達はいないかな。
注意深く見てください。
いじめられている人の脳が傷つけられ、壊れてしまう前に、いじめの矢を抜かないといけません。
いじめの矢はいじめられている本人ではなかなか抜くことが難しいので、助けてあげてください。
周りの人が、話を聞いてあげること。
「あなたは一人じゃない、友達だよ 大丈夫 一緒にいよう 心配しないで 私がいるよ」など、
励ましてくれる友達がいることで、いじめの矢を抜くことができます。
また、いじめた人が心から反省をして、
「もう二度としません ごめんなさい」
と謝ることで、いじめがやむと刺さった矢が抜けるのです。
友達にいじめの矢を突き刺すような言動はやめてください。
自分の周りにいじめの矢が刺さった人がいたなら、すぐに声をかけて励まして、抜いてあげてください。
でも、矢を抜いたとしても傷跡は残り、簡単に消えるものでもありません。
だから、いじめをしない・いじめをさせない・いじめを許さない
ということが大切なのです。
友達と仲良く協力すること。
友達の気持ちを大切にすること。
そのことをしっかり考えて明るく健康に過ごしてくださいね。
いじめのない保谷小にしましょう。
全校朝会 6月17日
校長講話 『給食を残さずもりもり食べよう』
今月は読書旬間でもあり、食育月間でもあります。
保谷小の給食は本当においしいですよね。
それは、栄養士の先生と給食調理員の皆さんが、君たちのことを思って、献立を考え、愛情をこめて作っているからなのですよ。
今日の全校朝会は校長先生が絵本の読み聞かせをしますね。
〜読み聞かせ〜
「いただきます」は、
食べ物として命をいただいたものへ、そして、料理を作ってくれた人への感謝の気持ちを表す言葉です。
私たちは、毎日食事をします。
生きていくために、いろいろなものの命をいただいて食べています。
すべての食べ物にはそれぞれの役割があって、野菜や果物は、ビタミンなどを多く含み、病気にならない丈夫な体にしてくれます。
魚や肉、豆類、牛乳のたんぱく質やカルシウムは、筋肉や血液、骨など私たちの体をつくるもとになります。
海藻やきのこなどは、ミネラルや食物繊維を含み、おなかの掃除をしてくれたり、体の調子を整えたり、気持ちよく過ごせるように助けてくれる食べ物です。
ごはんやパン、うどん、そば、スパゲティなどの炭水化物は、元気に体を動かすためのエネルギーになります。
気持ちよく毎日を過ごし、元気に大きく育つためには、いろいろなものをバランスよく食べることが大切です。
好きなものばかり食べていてはもったいない。
好き嫌いせずに、残さないようにありがたくいただきましょう。
食事が終わった後も、いただいた命と作ってくれた人に感謝の気持ちを込めて言いましょう。
「ごちそうさまでした」
これからも、学校では毎日の給食を残さずもりもり食べてください。
そして栄養士の先生や調理員さんたちを見かけたら、
「いつもおいしい給食をありがとうございます!」
と、言えたらいいですね。
全校朝会 6月10日
校長講話 『まじめなほど楽しい』
天気の悪い日も多いけれど、夏が近づいてきています。
1年生が育てているアサガオも2年生が育てているミニトマトも、
3年生が育てているホウセンカ、ヒマワリ、オクラ、ピーマンも、
ぐんぐん成長しています。
これから花が咲いて、そのあとには実がなり始めるのでしょうね。
楽しみです。
とても順調に育っているのは、みんなが毎日水や肥料を忘れずにあげて、心を込めて育てているからだね。
さて、プールが始まります。
天気がいい日に気持ちよくプールに入りたいですね。
楽しいプールの時間にしてください。
「楽しい」ということについて、今日はお話ししたいと思います。
誰もが楽しい水泳にしたいよね。
校長先生もみんなが楽しいと思える保谷小にしたいといつも考えているよ。
楽しいって何だろう。
授業の中の「楽しい」って、できないことができるようになったり、先生や友達と話し合って自分の意見を発表したり、友達の意見を聞いて交流したり、知らないことを知ったり、そんなことが「楽しい」と思うのです。
大事なことは、「楽しい」と「ふざける」が大きく違うということ。
このことを校長先生は保谷小の全員にわかってほしいと思う。
「ふざける」って何だか楽しそうだけれど、もしかしたら本人は楽しいかもしれないけれど、周りの人はちっとも楽しくないし、迷惑なのです。
その反対に、まじめにやることって何だかつまらなそうだけれど、本当は楽しくするためにすごく大切なことなんだよ。
まじめっていうのは、ルールを守ること、一生懸命やること、そして周りの人のことを真剣に考えること。
例えば、プールの時間にみんながふざけていたとしたら、それは楽しい水泳の時間どころではなく、とても恐ろしいことになりますよ。
運動会もみんながまじめに取り組んだからこそ、勝っても負けてもすごく楽しかった。
だから、プールも、楽しくやろうではなく、まじめにやろうって思ってください。
プールでは先生のお話をよく聞いて、「浮く」とか「もぐる」「およぐ」など地上ではできなくても水の中だからできる、いろいろな動きに挑戦してください。
全員が真剣に取り組んでみてください。
ふざけるよりもまじめにやることが、絶対に楽しいということがわかると思います。
そんなわけで6月・7月
教室の過ごし方や、日々の授業、水泳のスローガンは、みんな覚えてね。
「まじめなほど楽しいクラス」
「まじめなほど楽しいプール」
です
1学期も残り2か月、夏休みまであっという間です。
まじめなほど楽しい保谷小にしていきましょう。
校長先生のお話 おしまいです。
全校朝会 6月3日
校長講話 『開校150周年運動会の話』
先月25日に保谷小学校開校150周年運動会がありました。
校長先生はみんなが仲良く、元気に、本気で頑張る運動会にしたいと思っていました。
皆さん、保谷小学校開校150周年運動会は楽しかったですか。
よく頑張った運動会でしたね。
今年の運動会で追加した、午後の応援合戦も、全校大玉送りも、選抜リレーも、5・6年合同の騎馬戦もすごく盛り上がりました。
1年生
入学してからまだ2ヶ月とは思えないくらい、堂々と立派に、最後まで元気に運動会に参加できたことが素晴らしかったです。
「ピカピカ一年生に俺はなる」のダンスが上手なことにびっくりしました。
玉入れもたくさんかごに入りましたね。
2年生
「保谷千本桜」ではピンク色のフラッグがバサッバサッと校庭にはためいてかっこよかったです。
みこしでわっしょいは150周年をお祝いしていることが、見ている人にも伝わり、開校150周年運動会にふさわしい種目でした。
3年生
腰を落とし、シャンシャンと鈴の音を響かせて踊った「花笠音頭」は、本部・敬老席から素晴らしいという声が聞かれました。
「ヤッショ・マカショ・保谷小」の掛け声も息が合って最高でした。
「棒引き」迫力があり、みている方も力が入る好勝負になりました。
4年生
頭にサージを巻き、太鼓をもって優雅に踊った「エイサー」は、音楽と、踊りと、太鼓の音が見事に合わさって、沖縄の風景が思い出されるほどとてもとても美しかったです。
保谷旋風は、4人でカラーコーンを回転して走る技術が上手でした。
最後までどちらが勝つかわからない大接戦でしたね。
5年生
背中に文字の書いてある法被と、手作りの大漁旗がかっこよかった5年生の「ソーラン節」。
元気のよい演技・競技はもちろん、全員が運動会前日の校庭整備を手伝ってくれたり、係活動でテキパキと動いたり、いやな顔せずに学校のために働いてくれました。
5年生の活躍がなければ今回の運動会はできなかったと思います。
6年生
6年生は素晴らしかった。
お世辞で言っているのではありません。
校長先生の予想をはるかに上回っていた。
表現「夏のアドベンチャー」のことだけを言っているのではなく、1年生の面倒をとてもよく見て、学校の仕事をすすんで引き受けて、競技も演技も仕事も頑張ってくれました。
校長先生は、6年生が学校の伝統をつくる と思っています。
保谷小学校が優しく・温かく・仲がいい雰囲気なのは、
6年生が1年生に優しく・温かく・仲よく接してくれているから
1年生も6年生を見て、同じように育っているのだと思っています。
そして開校150周年の今年、いい学校行事のスタートが切れました。
大変なことや、しんどいこと、難しいことでも、学校のため、みんなのために笑顔で気持ちよく働く6年生の姿を見て、5年生も同じようにみんなのために、真っ先に笑顔で働いてくれています。
そして何事も全校みんなで協力して本気で取り組む。
これは保谷小学校のよき伝統になると校長先生は思っています。
素晴らしい運動会でした。
みんな頑張りました。
最後は開校150周年運動会の大成功をお祝いして、頑張った自分と友達と先生方をたたえて、大きな拍手で終わりましょう。
拍手!!
全校朝会 5月20日
校長講話 『熱中症に注意!』
今週土曜日の150周年記念運動会が迫ってきましたね。
体育館から校庭に場所を変えて練習する学年も増えて、職員室から皆さんの本気150%を見ています。
今年は、団体競技や全校競技、リレーもあって盛りだくさん。
楽しみですが、心配をしているのが、君たちの熱中症です。
今日は 校長先生から、熱中症0へ 熱中症対策を三つ伝えます。
対策1 なんと言っても 暑さに負けない体作りをする
熱中症を予防するにはなんと言っても、暑さに負けない体作りが大切で、休み時間に外に出て遊ぶなど、毎日運動し、食事をしっかり食べて、十分に睡眠をとることが、一番の熱中症対策です。
対策2 生活の中で暑さに対して、できる工夫をしましょう
気温や湿度を気にして、衣服を選びましょう。
帽子をかぶるなど頭を直射日光から守ることもいいですね。
暑すぎるときは我慢せずエアコンで教室の温度を下げてください。
対策3 暑さから身を守る行動をしましょう
飲み物を持ち歩き、こまめに水分補給をしてください。
無理せずに、こまめに休憩も取りましょう。
サッカーのJリーグでも試合途中で給水タイムと言って水分補給の時間があります。
体育の授業中も給水タイムを取るようにして、
150周年記念運動会当日も、大きめの水筒にする、水筒を2本もってくるなどそれぞれ工夫をして、
絶対に熱中症にならないようにしましょう。
「熱いから頑張れない」は、理由になりません。
そういう子は、熱くても寒くてもなんだかんだといつもできない理由を言って、やりません。
みんなには、やりたくない、できないと言い訳ばかり言う人になってほしくない。
熱いけれど頑張ろう。
どうしたら楽しくできるかな、どうしたら上手にできるかな。
いつもそんな風に前向きに考えられる、明るく元気で、大変なことにも笑顔で挑戦する子に
校長先生はなってほしいと思っています。
心を一つに 保小パワー全開 !
150番目のバトンをつなぐのは私たちだ ! !
暑さにへこたれず みんな頑張ってね。
お話を終わります。
全校朝会 5月13日
校長講話 『本気150%』
今日は、150周年記念運動会の当日もみんなに話そうと思っている校長先生の気持ちを話しますね。
聞いてください。
運動会は 、それまで練習してきたことのすべてを本気で見せあう日です。
かけっこでビリになってもいいんだよ。
ダンスで失敗してもいいんだよ。
団体競技で負けてもいいんだよ。
勝っても負けてもいいんだよ。
でも、本気でやってください。
にやついた顔はいりません。
余計なおしゃべりもいりません。
本気で走り、本気で踊り、本気で戦って、本気で応援してください。
そして、本当の喜びを手に入れてください。
そして本当の悔しさを感じてください。
それができたら、最高の運動会です。
今年の運動会は、元気と本気。本気が一番!!
「熱く燃えて 本気で戦おう 本気150%!!」
何で150%かというと150周年記念だから!
もちろん、先生たちもみんなの力が最大限に発揮できるよう、本気で取り組みますよ。
君たちの本気と先生たちの本気が一つになる150周年記念運動会にしよう!!
教育実習生の紹介もありました
1年生を迎える会 4月22日
校長講話 『1年生を迎える会』
あいにくの天気で、体育館での全校朝会になりましたが、元気なみんなと笑顔であいさつができて、とてもさわやかな気持ちです。
今年度、転入生4名と82人の1年生を迎えて保谷小の児童数は502人です。
先週の月曜日15日は、保谷小学校150歳の開校記念日でした。
校長先生は
「6年生が学校の伝統を作る。1年生が学校の文化を作る。」
と思っています。
150年目の保谷小は6年生にかかっています。
6年生は、学校の顔、保谷小学校のエースなのです。
6年生が見本となるような、それが保谷小の伝統になるのです。
では、1年生が作る学校の文化とは、どういうことかというと、わかりやすく言えば、それは学校の雰囲気です。
入学した1年生が泣いてばかりいる学校の雰囲気は暗いし、1年生が騒がしい学校は落ち着きがありません。
1年生が毎日笑顔で楽しそうにしている学校は、みんな仲良く楽しい学校です。
それには、上級生の思いやりが大切です。
1年生は特に初めて小学校に入学したのですから、失敗するのは当たり前、みんなもそうです。
校長先生もそうでした。
失敗を繰り返して、失敗から学んで成長していくものです。
だから1年生のみんなには、ちょっと位うまくいかないことがあっても、わからないことがあっても、泣いたり、怒ったりせずに、自分の 力で頑張ってください。
保谷小のみんなが1年生のことを応援しています。
思いやりの気持ちあふれる保谷小学校になるように、これからずーっと温かく1年生を見守っていきましょう。
全校朝会 4月15日
校長講話 『新しいファイト』
みんなおはようございます。
4月から新しい令和6年度の保谷小学校が始まりました。
保谷小学校は歴史と伝統のある学校で、今年は開校150年目を迎えます。
今日は開校記念日、今から150年前、明治7年に上保谷学校として保谷小学校はスタートしました。
その頃の様子は、今とは全く違います。
6年生は社会科で日本の歴史を勉強しますし、6年生以外でも歴史に興味のある人は調べてみてください。
さて、
担任の先生もクラスの友達も昨年度と変わらなかったよ…という児童もいますが、誰もが学年はそれぞれ一つずつ進級し、新しい学年です。
そして、先週には、可愛い1年生82名が保谷小学校に入学しました。
みんなで1年生を温かく迎えましょう。
校長先生から 全校児童の皆さんへのメッセージをおくります
新年度が始まった!!
新しい学校 新しい学年 新しいクラス
そして… 新しいファイト!!
今までうまくいかなかったこと、できなかったこと、失敗したこと、そんなこと誰だってあるよね。
校長先生もうまくいかなかったこと、できなかったこと、いっぱいあるし、失敗してばっかりです。
でも、くじけたりせず新しい気持ちで挑戦しようと思ってる。
それが、新しいファイト
みんなも最初からあきらめずに、失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦してほしい!
それが、新しいファイト
先生たちも全員で力を合わせて、どんなときも笑顔を忘れず、みんなの挑戦を応援していくよ。
みんな頑張れ!!
西東京平和の日 4月12日
校長講話 『平和の日のメッセージ』
保谷小のよい子の皆さん。
給食をおいしく食べていますか。
給食委員会からお話があったように、今日は西東京平和の日です。
校長先生も今日、西東京平和の日に皆さんにお話ししたいことがあります。
給食を食べながら聞いてください。
校長先生は田無駅からバスで保谷小へ来ていますが、田無駅からバス停に歩いて行くまでに駅前の大きな銀色の輪っかを毎日くぐっています。
これは、 「平和のリング」です。
昔、戦争があって、何人もの尊い命がこの場所で奪われてしまったということを忘れないでほしい。
そして皆さん一人ひとりが、平和を大切に思える人になってほしい。
そう願って、「平和のリング」は設置されました。
保谷小学校は今年で、150歳。
校長先生は、いまから37年前、22歳のころ保谷小学校で先生になって、4年間ここ保谷小で先生をしていました。
その時保谷小は113歳。
だから、保谷小の校長室に入ったらすぐに、昔の卒業アルバムを探して、若いころの自分が写っている写真をイケメンだなぁとニヤニヤして見たり、自分が若いころに書いた文章を懐かしく読んだりしていたのですが…
その時、ある先生の書いた日記を見つけてしまいました。
それは、今から70年前、1944年、大きな空襲が田無駅を襲った年の、保谷小学校に勤めていた女の先生の日記です。
悲しい日記ですが、一部抜粋して少し読みます。
昭和19年11月24日
敵の戦闘機がついに頭上に来た。
私は校庭の防空壕に避難した。
児童を送っていった浜田先生が無事に戻ってきた。
そしてこう言った。
「私が比留間君を送り届けてすぐに引き返して、小川のところまで来ると、ものすごい爆音がして、比留間君の家から火が出た」
と。
つい何分か前に元気に学校からとんで帰った比留間君が家に入ったとたんに焼夷弾の爆撃を受けて親子とも爆死されたのだ。
学校の子ども最初の爆死者が出てしまった。
先生たちは皆、ショックで声も出ず、むらむらと沸き起こる怒りと悲しみの気持ちを抑えられなかった。
12月1日
子どもたち12・3人を連れて裏山へ麦踏みの勤労奉仕活動に行った。
その時、空襲警報が発令され帰ることができず、敵の戦闘機に見つからないように道のくぼみに体を寄せ合って息を殺して隠れた。
空襲警報が解除になったので、冷たい風の中、急いで帰宅させた。
12月2日
昨日一緒に麦踏みをした、4年生の下田さんが昨夜の爆撃で亡くなったとの知らせがあり、涙を流した。
今日は次々とけが人が保谷小学校に運ばれてきた。
保谷小は学校ではなく、戦時病院のようである。
西浦の野口さんご家族が家の下敷きになって亡くなったとの知らせが届き、現場に行った。
スポーツでは保谷でも有名な野口さん一家だったのに、どうして逃げられなかったのとつぶれてなくなった姿に冥福を祈るしかできなかった。
12月17日
いよいよ保谷小学校も危険であると、富沢校長が第一分校へ避難するように職員に言われた。(富沢校長は保谷小9代目の校長先生、校長室に写真もあります。ちなみに私は29代目の校長先生です。)
日増しに爆撃は激しくなり、ああ今日も命があったと話し合っている。
今日初めて、時限爆弾が投下されたという。
昼頃から、あちらこちらから爆発が起こりすごい物音とともに土煙が上がっている。
防災頭巾をかぶり、横になっても恐ろしく、眠ることもできない。
学校は授業どころではない。
児童とともに敵の爆撃機から逃れて生きていくのに精いっぱいだ。
・・・このような日記を見つけて、なんとも言えず、悲しい気持ちになりました。
保谷小学校の先輩の先生や当時の子どもたちがこんな風に保谷小学校で過ごしていたこと、信じられませんが、これは事実です。
そういえば先生が36年前に保谷小に勤めていたころは、校庭から不発弾、爆発しなかった爆弾が見つかって掘り起こされるということがありました。
きっとこのころ落とされてものでしょう。
今の日本は、平和でよかったな 心からそう思います。
それでも、ウクライナ・イスラエル・ミャンマーなど 世界の国々では今もどこかで爆撃で命を落としている子どもたちがいます。
今はみんなは小さいので世界の平和を救うことはできないけれど、平和を願う気持ちをもち、平和を大切にする人になってくださいね。
今の君たちにできることは、
自分の周りにいる人の気持ちを大切にしてください。
友達や先生と仲良くしてください。
それは、きっと平和につながる と校長先生は思います。
2度とこのような悲しい出来事が起こりませんように。
長くなってしまいました。
静かに聞いてくれてありがとう校長先生でした。
始業式 4月8日
校長講話 『始業式のおはなし』
もう一度、皆さんおはようございます。
お話をします。
元気な皆さんに会うことができて校長先生も先生方も、うれしく思っています。
今日から令和6年度の保谷小学校が始まります。
みなさんは一つ学年が上がりました。
明日からはかわいい1年生も登校してきます。
新しい学年・新しい教室・新しい先生・・・これまでの自分を変えるチャンスです。
よりよい自分になれるチャンスです。
新しい気持ち、新しい出会いを大切にしてください。
2年生
2年生はこれから入学する1年生の先輩になります。
わからないことなど優しく教えてあげてください。
4年生
4年生は高学年になります。
クラブも始まります。
楽しみですね。
3年生 と 5年生
3年生と5年生は、クラス替えがありました。
新しい友達と仲良く協力していいクラスを作ってください。
6年生
6年生は保谷小学校の最上級生です。
今年度の保谷小学校は君たちにかかっています。
下級生たちみんなから素敵だなと憧れられて、すごいなと尊敬される、そんな最上級生になってください。
昨日の入学式の準備では、春休み中にもかかわらず登校して学校のためにすすんで働いてくれた6年生、立派でした。
誰に対しても気持ちの良い挨拶をする。
これを4月は全員にしっかりとやってほしいと校長先生は思っています。
これからも保谷小学校を頼みます。
保谷小学校のみなさん
どんなことも 無理だ できない と簡単に諦めずに、目標に向かって努力を続ける 「挑戦し続ける心」 と
他人の痛みや苦しみを自分のことのように感じることができる 「思いやりの心」
この2つの心を大切にすることで、皆が生き生きと活動し、笑顔あふれる保谷小学校にすることができると思っています。
これから、友達や先生に会うのが楽しみだなって思えるような、そんな保谷小学校を作っていきましょう。
お話終わります。
ごあいさつ
皆さんこんにちは。
本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
私は、保谷小学校第29代校長を務めさせていただいております、加納直樹(かのうなおき)です。
どうぞよろしくお願いいたします。
本校は、明治7年(1874年)に開校した歴史ある学校で、今年度は記念すべき創立150周年を迎えます。
北は西武池袋線、南は新青梅街道に挟まれた地域に位置し、市内を走る幹線道路に隣接しています。
周りを住宅街に囲まれ、近くには西東京市役所保谷庁舎があります。
全校児童数は502名、17学級編成の中規模校で、5年生は2学級ですが、その他の学年は新1年生を含め、3学級で編成されています。
児童数の変動は少なく、また、海外からの転入生や一時帰国による体験入学生もいます。
本校には、同じ校舎内に言語通級指導学級(通称:えがお)が設置されていて、専門に指導する教員が勤務しています。
また、今年度より特別支援教室(通称:保谷小学校そよかぜ教室)を校内に開校し、巡回指導教員が指導・支援をいたします。
お子さんの発達上の特性等について気になることがありましたら、担任はじめ教職員にお気軽にお尋ねください。
気になることの解決に向けて、一緒に話し合ってまいりましょう。
今年度も本校は、
自ら未来を切り拓く 心豊かで たくましい 児童の育成
を掲げ、教育・生活・文化・スポーツetc…地域の情報発信基地である学校
として、地域に愛される学校づくりを進めていきます。
私たち保谷小学校教職員は、
〇子どもたちみんなが友達や先生に会いたいと登校してくる保谷小学校
〇保護者からこの学校に子どもを通わせてよかったと思われる保谷小学校
〇地域から愛され地元の誇りだと感じてもらえる保谷小学校
を合言葉に、地域・保護者の方々との強い絆の中で、子どもたちを温かく・たくましく育ててまいります。
今後とも力強いご支援・ご協力をお願いいたします。
西東京市立保谷小学校 校長 加納直樹