保二小の歴史トピックス
更新日:2022年12月2日
スペインサッカーチームの来校
11月22日の全校朝会で、学芸会が閉幕した後の気持ちの切り替えについて、全校児童に話しました。そこから派生して、開幕した2022 FIFAワールドカップについて、林主任教諭が紹介をしました。
- 寄贈されてきた過去4大会の公式球を児童に披露しながら、オリンピックをしのぐ規模になったワールドカップの魅力と意義を伝えました。
- 世界の動向に応じて、環境にも配慮した運営がなされていることも伝えました。
そのなかで、本校の郷土資料室に掲示されていた1枚の写真が示されました。
写真には、「スペインサッカーチームの練習 昭和38年 (東京オリンピック)」と題名がついています。スペインの国名が記された服を着た大人達と、地元とおぼしき子ども達が、保二小の校門の前で写真に納まっています。
昭和38年の東京オリンピックでは、日本代表はアルゼンチン代表に勝利したものの、メダルには届いていません。そして、スペインはサッカー競技に出場していないので、この写真は、何か異なる親善が図られたものだと思います。本大会で相まみえるのも何かの縁。もし、ご存じの方がおられましたら、ご一報願います。
それでも、この場所で交流を図られたのであれば、それは紛れもない両国の「代表」です。この当時、未来の小学校では英語を学習するようになるとは想像しにくかっただろうと思いますが、こうした地道な交流を経て国際化が進んできたことを、とても感慨深く思います。
2022 FIFAワールドカップカタール大会での、両国代表チームの健闘を祈念しております。