学校長挨拶
更新日:2023年5月24日
自ら伸びる
教育研究奨励校として、コミュニティ・スクールへの移行を果たし、2年目の教育活動が順調にスタートしました。ここ数年、新型コロナウイルス感染症に向き合いながら、教育ビジョン「保二小テイクオフプラン」を掲げ、学習活動を工夫し、学びの充実に努めてきた実りを実感しております。
運動会を前に、私は、子ども達に、「自分記録の更新」について話しました。それぞれの児童が、得意不得意に関わらず、それまでの自らの記録に向き合い、その進歩を味わえたら素敵だねという問いかけです。まずは、興味・関心に応じて、自らの力を伸ばすこと、そして、友達との対話・協働、時には競うことを通して、その学びを深めること、このことは、「自ら伸びる」児童を育むという本校の理念です。
そうした理念を実現するため、オーダーメイドの教育課程を通して、さまざまな機会を設けます。
- 複合単元「市民科」の単元開発を進め、地域の素材を用いた探究学習を進めます。
- コミュニティ・スクールとして、「花」「安全・安心」を軸とした活動を全校で進め、地域拠点の役割を担います。
- 「音楽会」を新設し、花と音楽にあふれた環境づくりを通して、児童の情操を養います。
- 東京都安全教育推進校として、地域ぐるみの避難所開設と災害体験学習とを並行して行う「保二小あんぜんの日」を実施します。
- ICTを活用し、先端的なプログラミング教育を実現するため、ドローンやマイクロコンピュータを導入します。
季節の花に囲まれた清潔な校舎で、学校全体の躍動を実感する5月、「テイクオフ」に込めた思いを大切に、なすべきことをなし、「自ら伸びる」学校でありたいです。
西東京市立保谷第二小学校 校長 三澤 亘潤