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西東京市立住吉小学校
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学校長より

更新日:2025年4月7日

ごあいさつ [学校便り4月号巻頭言より]

校長 三澤 亘潤

 古来、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われながら、彼岸を半月過ぎても、思い出したように寒さがぶり返す日があります。気象学的な理由は不明ながら、統計的にみて、毎年その日に特定の天気が現れる傾向が強い不思議な日のことを、「特異日(とくいび)」といいます。4月6日は、そうした「寒の戻り」が起こりやすい日で、「寒の戻りの特異日」とされるとのことです。今年は、卒業式の前日に、桜の開花宣言があったものの、それ以降の「花曇り」がうらめしく、歳時記をめくっていました。しかし、その「花冷え」のおかげで、校地内のチューリップやパンジーなどの花の見頃が、始業式や入学式に重なり、華やかに新学期を彩ったことを、嬉しく思います。

 

 初めまして。私は、4月1日付けで、住吉小学校長に着任いたしました、三澤 亘潤(みさわ たかひろ)と申します。同じく着任した 山本 英男(やまもと ひでお)副校長とともに、前任の 小林 宏 校長が手塩にかけたこの学び舎を継承し、子ども達の育ちに寄与してまいります。
 
 さて、先日、2030年度以降に実施される次期学習指導要領の改訂に向け、文部科学大臣が中央教育審議会に諮問しました。それによると、新しい学習指導要領は、

  • 生成AIの発展などを踏まえ、知識の集積だけでなく、深い意味の理解を促す学びの在り方
  • 情報モラルやメディアリテラシーの育成強化
  • 自動翻訳機などが普及する中での外国語教育の在り方

などを含んだ、幅広い内容となる方向です。特に、この諮問で強調されているのが、画一的な教育から脱した「柔軟な教育課程」の在り方です。それぞれの子ども達が主体的に、深く学べることを目指すとされています。

このことは、これからは、これまで以上に、子ども達や地域の状況に応じた、各校の「特色」が問われるということと考えます。歴史に磨かれた基礎・基本を確かな土台としつつ、次代を担う子ども達にとって必要な資質・能力の育成について、明確な理念が必要です。


 そこで、コミュニティ・スクールへと移行して3年目となるこれまでの歩みを踏まえ、学校と家庭と地域が、子ども達の学びを媒介に結び付き、リアルな地域教材を開発・実践するなかで、協働を図れるようにしたいと考えています。保護者・地域の皆様には、ご知見を賜るとともに、その具現化に、是非、参画していただきたいと願っております。

 

 その手始めに、花の種を蒔こうと思います。「花曇り」にも「花冷え」にも負けずに、美しく咲く花の種を、ご一緒に蒔いてみませんか?

 

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