令和7年度2学期〜校長先生より〜
更新日:2025年9月2日
9月1日 始業式
校長講話
おはようございます。いよいよ2学期が始まりました。今年も記録的な暑さの続く夏休みでしたが、皆さんは元気に過ごすことができましたか? 先生たちも、皆さんからたくさんのお話を聞けることを楽しみにしています。
さて、今日9月1日は「防災の日」です。1923年(大正12年)の9月1日に発生した「関東大震災」にちなんで設定されたものです。東京や神奈川の南関東を中心とした大地震です。
100年ほど前ですから、現在とは、建物の強度や防災への備えなど違うので、 単純に比較はできませんが、東日本大震災の死者・行方不明者が1万8千人、阪神淡路大震災が6500人ほどといわれているのに対し、この関東大震災での 死者・行方不明者は10万5千人と言われています。いかにすごい災害だったかがわかります。
2024年元日に起きた能登半島地震でも、いまだに避難生活をしている人たちもいて、復興といえる状態にはなっていない地域がたくさん残っています。 また、地震だけではなく、この時期は台風の襲来も多くなります。つい10日ほど前にも、鹿児島県で台風12号による甚大な被害がありました。テレビニュースで映像を見た人もたくさんいると思います。
「災害への備えを怠らないように」との戒めをこめて制定されたこの「防災の日」に気持ちを引き締めて、災害について考えてみましょう。
お家の方とも、「こんな時にはこうしよう」とか、「非常用の準備はできているかな」とか、話題にできるといいですね。
では、2学期は少し長い期間です。今日のように30度・35 度を超える暑い日から始まり、学期の終わりには10度を下回る寒い日もありますから、これまで以上に、体調管理も大切です。
そして、遠足や社会科見学・展覧会、6年生は移動教室と、たくさんの行事が控えています。成功させるために大切なことは、「協力すること・仲良くするこ と」です。「協力する・仲良くする」ということは、「相手の気持ち、お友達の気持ち」を考えることです。保谷小の皆さんは、それができる児童です。
保谷小みんなで、協力し仲良くし、楽しい2学期を過ごしましょう