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西東京市立保谷第二小学校
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本校における「ふるさと探究学習」

更新日:2023年12月20日

「西東京ふるさと探究学習」とは

 「西東京ふるさと探究学習」とは、地域をテーマに、人との関わりや地域資源等を調べ、課題解決力やコミュニケーション力を育むとともに、地域への愛着や地域への誇りを醸成していく体験的で探究的な本市独自の学びの総称です。地域の方々との関わりの中で、時には教科書には無い事を学び、社会を生き抜く上で必要な、人とのつながりの大切さや思いやり、地域への愛着などを学ぶ基盤の醸成を図ります。(中略)
 令和6年度から全校実施となるコミュニティ・スクールとともに、地域社会に開かれた学校を推進。子どもたちが主体の魅力ある教育活動をとおし、社会を生き抜く上で必要な、人とのつながりの大切さや思いやり、地域への愛着などを学ぶ基盤の醸成を図ります。

(R5.11.27 西東京市記者会見資料より)

 

保谷第二小学校における位置付け

 本校は、令和4年度にコミュニティ・スクールへと移行し、西東京市立学校教育研究奨励校として、先進的な取組を発信してきました。先行する他区市のコミュニティ・スクールと比較した特色は、教育課程そのもので地域との協働を図ることです。このことは、少子高齢化や核家族化、就労の多様化が進む社会にあって、古き良き地縁を基盤にした「地域拠点化」が、地域によって難しくなってきている背景を見越したものです。そこで、教育活動そのものを地域社会との協働活動とし、子ども達にも地域社会にも双方に利する「互恵的な」学習活動の開発を進めています。このことで、子ども達は、地域のリアルな課題を題材にした学びができるとともに、地域社会にとっても、街の美化や安全・安心、地域活性化への具体的な契機となります。
 
 そのために、本校では、 複合単元「市民科」を令和4年度より独自に設け、校内研究に位置付けて、単元開発をしています。教科ではなく複合単元としたのは、現行の教科や領域の枠組みを生かし、題材によって必要な各教科等を組み合わせ、学習の内容によってそれぞれの教科・領域に立ち戻ることで、 学力向上を図るためです。
 

 本校のコミュニティ・スクールの理念として、複合単元「市民科」を媒介とした「互恵的な」教育活動を進めるうえで、その構造を3層にしました。すなわち、連携の主体ごとに、以下の3層としたものです。

  • 教育課程内での、学校が主導する活動[第1層]
  • 教育課程内での、学校と地域が対等に進める活動[第2層]
  • 教育課程外での、地域が主導する活動[第3層]

 このうち、特に第2層を重視し、「」と「安全・安心」を中軸とした学習活動で協働を進め、軌道に乗せました。
 
 

コミュニティ・スクール構造図

 こうした基礎設計のもと、各学年で、あるいは学年をまたいで、複合単元を開発しています。
 例えば、第6学年の「柳沢の街の魅力をプロデュース!」であれば、総合的な学習の時間を軸に、社会科や、国語科の言語活動を加え、時間ごとに各教科等を推移しながら、それぞれ固有の見方・考え方を生かした学習活動を進め、単元全体を俯瞰すると、「各教科等を横断」した構造としています。このことの利点は、評価規準も各教科等ごとに明確なことです。
 
 

 長い前置きとなりましたが、西東京市が推進する「西東京ふるさと探究学習」は、

  • 総合的な学習の時間で実施する
  • 西東京市の地域を題材とする

という原則があることから、先述したように

  • 各教科等を組み合わせて実施する
  • 地域を軸とする市民としての視点を焦点化する

複合単元「市民科」に包括されるものと考えます。つまり、本校における「西東京ふるさと探究学習」を、複合単元「市民科」の1領域に位置付けます。
 
 

探究学習パッケージ

 「ふるさと探究学習」では、充分な活動時間が担保されるなか、児童は、さまざまな探究を行います。しかし、本校で開発された複合単元は、さらに異なる複合単元につながり、総体として豊かな学びが数珠つなぎになりつつあります。本校はこの傾向を、とても大切なことだと考えます。
 
 こうして、個別の「ふるさと探究学習」が連なって、ひとつの「」をなした場合、その学びの推移を、パッケージとして捉えることにしました。「ふるさと探究学習」が進化した「ふるさと探究学習パッケージ」として、学びの履歴を残していきます。その際、複合単元の体系化の視点としては、

  • 単一学年内で完結するタイプ
  • 複数の学年にまたがるタイプ
  • 発達段階に応じて、学校全体で同じテーマで展開するタイプ

などのパターンが考えられます。
 
 
 つまり、それぞれの学びの記憶を大切にしながら、それらが連なって紡ぐ学びのストーリーに、本校は目を向けているのです。
 
 

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