保二小テイクオフプラン 骨子5
更新日:2021年9月6日
保二小テイクオフプラン 骨子5のモデル
生活経験を基に、地域社会から学ぶ機会を整えます[市民科]
改訂された学習指導要領の本格実施に伴う指導内容の増加と、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた取組により、指導機会の確保と、学びの充実が喫緊の課題となっています。この課題を解消するために必要なこと、すなわち、
- 指導効果を高めて、時間を有効に用いること
- 自ら考える手立てをもたせること
- 生活の場そのものを学ぶ場とすること
この3点への対応が、「保二小テイクオフプラン」策定の趣旨です。
骨子5の内容
骨子5は、このうち第3点目の「地域社会から学ぶ」のための方策であり、日常の生活経験に基づいた学習活動を各教科等との関わりから発達段階に応じてまとめ、関連する単元を「市民科」として整備するものです。
そのために、地域社会からの学びが期待できる具体的な題材に関連する各教科等を横断させて複合単元化し、年間計画に配置するとともに、6年間にわたるそれらの複合単元を抜粋して、「市民科」として位置付けます。
- 学区域の、文教地区としての地域の特性を生かし、幼・保・小・中・高・大の連携を進めます
- 地域社会を彩る花の拠点として、「花プロジェクト」を独自に推進します
- 地域の伝統行事を教材化し、継承する機会とします
- 行政の街づくり事業等への直接参画を通して、深い学びを実現します
- コロナ禍の不便さを逆手にとり、オンラインを駆使した地域人材への直接インタビューなど、学びのアップグレードを図ります
- 国語科や総合的な学習の時間との横断を進め、学びを波及させます
このように、「保二小テイクオフプラン」の第5の骨子は、地域社会のリアルに触れ、必要感に基づく学びを通して、責任ある市民としての感覚を醸成する機会です。