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西東京市立谷戸第二小学校
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校長のつぶやき(令和6年度)1学期

更新日:2024年4月26日

4月26日(金曜日)

「〇〇先生に会えるかな…。」
 今日は午前中から子供たちが落ち着かないような様子でした。「落ち着きなさい」と言っても、正直なところ、今日に限っては難しい話です。それもそのはず、今日は離任式の日。先月まで本校で働いていた先生や職員の皆さんが久しぶりに来校し、子供たちと再会できる大切な日だからです。

 給食が終わる頃、校内が少しずつ騒めき始めました。離任された方々の姿が見え始めたからです。いつの時代も、このような状況における子供たちの情報伝達の速度は侮れません。スマホやSNSを使わなくても、口伝えで「〇〇先生 来校!」の情報が教室まで届いていきます。

「あっ!〇〇先生だ!〇〇先生が来たよ!」
「〇〇先生!こちらの校長室へどうぞ!」
 靴箱で出迎える子がいたり、校長室の前でドアガールのように案内してくれる子がいたり等、子供たちは離任式が始まるのを待ちきれない様子でした。

 例年と同じように、最初は職員室で教職員だけの簡単な挨拶等が行われました。その後、場所を体育館に移して、いよいよ離任式の始まりです。今年度からは、校内オンライン形式ではなく、「参集型」で離任式を実施したので、2年生から6年生までの子供たちが一堂に会して式に臨むことができました。お世話になった教職員の皆さんからのあたたかい言葉や最後のメッセージを、子供たちはとても名残惜しそうに聞いていました。また、離任式の最後には、子供たちはお世話になった先生方に感謝の気持ちを全力で届けるように、素晴らしい歌声を会場中に響かせていました。

 離任式の後の6時間目は、離任された皆さんに校内をまわっていただきました。関わりの多かった学年の子供たちは、ここぞとばかりに先生たちに話しかけに行ったり、サインをもらったりする等、嬉しさや喜びを全開にしていました。

 
 実のところ、お世話になった先生たちとお別れしてから、まだ1か月ほどしか経っていません。しかし、いつも一緒にいた先生たちがいなくなってしまっただけに、子供たちにとっては、このひと月がとても長く感じられたのかもしれません。下校時間が訪れ、いよいよ先生たちとお別れをしなければならない時には、涙を流しながら手を振っている子供たちの姿も見られました。

4月25日(木曜日)

 1時間目のことです。授業時間ではありますが、校内が俄かに賑やかになってきたような気がしました。それまで沈黙を保っていた職員室前の廊下にも、明らかに人の気配が感じられます。階下から続々と上がってくる足音も厚みを増し、人の気配は徐々に色濃くなってきました。そうです。あの元気な「たんけん隊」が、今年も谷戸第二小学校にやって来ました。

 前置きが長くなりましたが、今日の1・2時間目に「学校たんけん」がありました。「学校たんけん」は、入学して間もない1年生を、先輩学年である2年生の子供たちが優しく手をつないで案内するという恒例のイベントです。昨年度は今の3年生に案内してもらった2年生ですが、今度はその役割を自分たちが担うわけです。責任も重大です。先輩としての格好いい姿も見せなくてはいけません。そのため、2年生は「学校たんけん」に向けて、教室表示や説明カードを作成したり、1年生が楽しく校内をまわれる方法を考えたり等、一生懸命準備をしてきました。立場や役割によって人は育つと言いますが、2年生の表情や発言からは、一人一人の確かな成長が感じられました。

 さて、今回の「たんけん隊」も、例によって例のごとく、元気いっぱいに校長室にやって来ました。

「ここが校長室かーっ!はじめて入ったよ。」
「ボクは前に入ったことがある。」
 そうですね。オンライン朝会の表彰式や「天下一計算王決定戦」の決勝戦は校長室で行われてきましたから。きっと経験のある2年生はいるでしょうね。

「スライムがいっぱいいる!ボヨンボヨンしてカワイイ!」
 キングスライムのぬいぐるみは大人気です。しばらくの間、原型をとどめないくらいに、1・2年生の子供たちに遊ばれていました。

「上に飾ってある写真の人たちって、だれなの?」
 毎年恒例ですが、歴代の校長先生方の写真は、注目度が高いです。特に白黒の写真には、威厳や歴史が感じられるのでしょう。じーっと見ている1年生の子が何人もいました。

 その後、小さな「たんけん隊」は、次なる場所へと元気いっぱいに旅立っていきました。今日の「学校たんけん」の中で、どのようなステキな発見があったのかは…、お子様から直接お聞きいただければ幸いです。きっとニコニコ話してくれると思います。

4月24日(水曜日)

 今日は朝から雨が降っていました。そのため、子供たちは校庭で遊ぶことはできず、一日中校内で過ごすことになりました。このような日は、校内巡視を兼ねて、中休みも教室をまわりたくなります。

「よし!金沢に到着したぞ。」
「この物件は買っておいた方かいいよ。」
 中休み、4年生の教室に行くと、子供たちが『桃鉄』をして遊んでいました。以前にも「校長のつぶやき」で紹介したことがありますが、本校では一昨年度から『桃鉄・教育版』を導入しています。全学年で「授業パスワード」を設定し、子供たちが自分のタブレットでいつでも遊べるようにしています。社会科のある3年生から6年生までの子供たちは、担任の管理の下、雨の日や自由課題の時などに『桃鉄』をプレイしていることが多いです。これからも友達と遊びながら、都道府県の位置や名産等を楽しく学んでほしいと思います。

「えーと…、ここで…どっこいしょ!」
「だいぶ腰を落とせるようになってきたよ。」
 5年生の教室に行くと、何人かの子供たちが「ソーラン節」の練習をしていました。来月に迫ってきた運動会「やとに体育まつり」で、5年生はソーラン節を披露します。ここ最近では6年生が躍ることの多いソーラン節ですが、今年度は5年生が単独で取り組みます。(現在の6年生は、昨年度に当時の6年生と一緒に踊っているので、今回は違う演目に取り組む予定です。)踊りのリーダーたちを中心に、休み時間にも率先して練習をしている5年生です。格好良く踊れるようになってきている実感があるのでしょう。とても生き生きと楽しそうに取り組んでいます。

「校長先生!見て見て。『ショートケーキ』をつくっているんだ!」
 2年生の教室に行くと、子供たちが思い思いに休み時間を過ごしていました。係活動に取り組んでいる子もいれば、お絵描きをしている子、本を読んでいる子もいました。その中に、折り紙の本を見ながら、「ショートケーキ」を作っている女の子がいました。完成図を見ると、確かにチョコレート色の折り紙を使って、「ショートケーキ」のようになっています。折り紙が得意でない私はよくわかりませんが、その女の子はお手本を見ながら上手に作っています。たいしたものです。出来上がりも楽しみです。

 以上のように、谷戸二小の子供たちは雨の日も楽しそうに中休みを過ごしていました。

4月23日(火曜日)

 昨日の続きです。1年生の「はじめての給食」について、書かせていただきます。

 1年生は初めての給食が始まるということで、4時間目から準備を万全に整えていました。配膳のルールや並び方、ランチョンマットの敷き方等、給食に関する約束事について、担任の先生から丁寧な説明がありました。1年生の子供たちも、楽しみで興奮する気持ちを抑えながら、ひとつひとつを確かめるように、しっかり話を聞いていました。上の学年では、子供たちは当たり前のようにサラッと給食の配膳をしていますが、全ての土台は、1年生のこの時期、このタイミングの指導によって培われているわけです。学習規律や生活規律、給食指導や安全指導等、1年生で経験する様々な指導は、その後の小学校生活を円滑かつ気持ちよく過ごすために、とても大切なものばかりです。

 さあ、配膳が終わりました。初日に給食当番を担当した子供たちが白衣を片付け終わるまで、クラスの全員が静かに待っています。最後に、担任の先生からの2、3点の確認事項も終わりました。全ての準備が整い、いよいよ待ちに待った……「いただきます!」

「カレーライス、大好き!」
「なんだか、みんなで食べるとおいしいね。」
「見て!こんなにきれいに食べちゃった。」

 きれいになったお皿を得意気に見せてくれた子供たちもたくさんいました。「給食」は、小学校生活を語る上で、絶対に欠かすことのできない楽しい時間です。1年生の子供たちも、この先たくさんの「給食」を食べ、みんなで楽しい時間を共有することでしょう。6年間、給食をモリモリ食べ続け、心も体も大きく成長させてほしいと思います。

 そして、日付が変わり、今日の朝…。
「校長先生!今日の給食は『くらむちゃうだー』でしょ?」
 元気いっぱいに声をかけてきた子がいました。どうやら、お家の人と一緒に、献立を家で確認してきたようです。今日の給食も楽しみですね。

4月22日(月曜日)

 今日は1年生にとって、記念すべき日です。「1年生を迎える会」と「はじめての給食」があるからです。ドキドキわくわくしながら登校した1年生の子供たちも多かったのではないでしょうか。

 昨年度までの「1年生を迎える会」は、コロナ禍による感染防止対策の観点から、校庭で行ってきました。参加する学年も、特に関係のある学年(1・2・6年)だけに限定していました。しかし、今年度からは、コロナ以前のように、全校児童が体育館に集まって盛大に行うことができるようになりました。やはり「お祝い」や「歓迎」等のイベントは、全校規模で実施できた方が、喜びや感動を共有できます。本日の「1年生を迎える会」も、あたたかい拍手や優しい言葉がたくさん溢れる素敵な会になりました。

 この会に向けて、司会進行を丁寧に担当し、楽しいクイズやゲームを準備してくれた前年度の代表委員の子供たち。そして、元気よく1年生に向けてメッセージを伝えてくれた各学年の皆さん。プレゼントを準備した2年生や花のアーチを担当してくれた5年生。毎日1年生の教室でお世話を担当し、本日も一緒に手をつないで入場してくれた6年生。1年生の子供たちは、2〜6年生のお兄さん、お姉さんの優しさや頼もしさにふれることができて、とても心強く思ったことでしょう。

 そして、「1年生を迎える会」の後は、1年生にとって、もうひとつの大きなイベントがありました。はじめての給食です。

「今日から給食!ずっと楽しみにしていたんだよ。」
「今日はカレーでしょ?こんだてひょうで見たから知ってるよ。」
「見て見て。このランチョンマット、くまさんがいっぱい!」

 どの教室でも、1年生は笑顔がいっぱいです。ランチョンマットを机の上にきれいに敷いて、ワクワクしながら待っている姿も、とても可愛らしかったです。

 さて、1年生の給食の様子は…と続けたいところですが、いつものように「校長のつぶやき」が長文になってしまいましたので、明日に続かせていただきます。

4月19日(金曜日)

「あっ!?校長先生がいた!」
「今日は出かけているんじゃなかったの?」

 このような展開は、以前にも「校長のつぶやき」で書かせていただきました。もしかしたらご記憶のある方もいらっしゃるのでは…と思いつつも、文章を続けさせていただきます。

 本日、私は午前中に出張がありました。子供たちと関わることができたのは、登校中に正門で挨拶をしていた時間ぐらいです。私が出張から戻ってきたのは、子供たちが給食の準備をしている頃です。まだ給食が始まっていない1年生はもちろん、保護者会がある関係で午前授業だった4・5・6年生とも、今日は十分に関わることができませんでした。立場上、学校外へ出かける仕事が多いのは覚悟の上ですが…、子供たちとワイワイお話をしたり、キャッキャッ遊んだりするのが大好きな自分としては、校内にいる時間が少ない日は正直寂しいです…。

 前置きが長くなりましたが、冒頭の言葉に戻ります。本日、私が不在の時間帯に、避難訓練がありました。私が出張中であることを、副校長先生が上手に伝えてくれたのでしょう。子供たちは、「今日は校長先生がいない」という情報をアップデートしたはずです。

 子供たちが給食を食べ終わった頃、出張から戻った私が廊下を歩いていると、何人かの子供たちが私を見つけてくれました。その時に話してくれた言葉が、冒頭のセリフです。

「どこに行ってたの?」
「何の仕事?おしえてよー。」
「とりあえずジャンケン!さいしょはグー…」

 矢継ぎ早の質問攻めにあったり、恒例のジャンケン勝負を挑まれたり等、短時間ではありましたが、子供たちとの「かかわり」の時間をもつことができました。嬉しいことです。おかげで心が癒されました。

 さて、来週は…。やはり出張や会議が入っていますね。もちろん、そのような場面は今後も多いでしょう。しかし、短時間でも、今日のように子供たちと関わることのできる時間は必ずあるはずです。小さな「かかわり」も大切に積み重ねながら、来週も元気いっぱい職務に励んでいきたいと思います。谷戸二小の皆さん、今週もおつかれさまでした!

4月18日(木曜日)

 先週の月曜日に入学した1年生も、少しずつ小学校の生活に慣れてきたようです。まだ6年生のサポートはあるのですが、それでも多くのことは自分一人でできるようになってきました。私が教室に入ると、嬉しそうに報告してくれます。

「校長先生、見て!自分で名札をつけたんだよ。」
「ランドセルもしまったから、準備はカンペキ!」
「もうトイレにも行ってきた!」

 朝の準備にかかる時間がグッと短くなってきました。もちろん個人差はあるので、6年生の優しいお兄さん、お姉さんがフォローしている場面も見られますが…。それでも、一歩一歩、確実に成長している1年生です。

 また、1年生は学校のいろいろなものにも興味をもっているようで、私にもたくさんの質問をしてくれます。

「この階段をあがったら、何があるの?」
「この教室は何をするところなのかな?」
「あのワンちゃんは何のキャラクターなの?」

 目に入ったものが気になるのでしょうね。この素直さや純粋さが可愛いです。ちなみに、ワンちゃんというのは、谷戸第二小学校のマスコットキャラクター「やとにけん」です。一昨年度の50周年行事の際に誕生しました。本校のホームページや学校要覧等にも登場しています。現在も活躍している人気のキャラクターです。

 すると、「やとにけん」のことが、さらに気になったのでしょうか。1年生の女の子が質問を続けました。

「なんで頭にランドセルをのせてるの?」

 た、たしかに…。そう言われてみれば…なんででしょう?原作者は本校の卒業生で、現在は中学3年生の女の子です。今度会ったら聞いてみますね。


谷戸二小のマスコットキャラクター「やとにけん」です。

4月17日(水曜日)

 今日は昨日のような強風も吹かず、暖かく穏やかな一日でした。天候が良かったことも幸いし、休み時間には元気よく校庭で遊ぶ子供たちの姿がたくさん見られました。そこで、今回の「校長のつぶやき」では、中休みの様子について書かせていただきます。

「ヘイヘイ、こっち!」「シュート!…よし!」
 バスケットボールのコートを見ると、最高学年の子供たちが白熱したゲームを展開していました。最高学年にはバスケ経験者が多いので、一人一人の動きが良いだけでなく、高い連動性が見られます。当然のように、ドリブルやパス、シュートも上手です。私は高校時代にバスケットボール部に所属していたので、子供たちのハイレベルなプレーを見ているのがとても面白いです。

「〇〇ちゃん、手!」
「OK!よし、できた!」
 3・4年生の女の子たちが楽しそうに一輪車で遊んでいました。バスケと違って、私は一輪車が全くできません。(人生において、できたことがありません。)それだけに、一人でサッと一輪車に乗れるだけでも、私にとっては憧れの対象です。しかし、お互いに手をつないで一輪車をこいだり、前を向きながら後ろに進んでいく独特なこぎ方を惜し気もなく披露してくれたり等、難易度の高い技を次々に見せてくれる子もいました。

「ピッ!」「ピピッ!」
 メリハリのある笛の音が聞こえてきました。赤色の帽子と白色の帽子の2チームに分かれて、ドッチボールをしています。ここには、真ん中に担任の先生が審判役で立っていました。おそらく、クラスのみんなで遊ぶ「クラスレク」の時間なのでしょう。ボールを投げる子も、当てられた子も、逃げ回る子も、みんなとても楽しそうです。友達と一緒に遊ぶということが、そもそも楽しくて仕方ないのでしょう。これこそが、クラスレクの醍醐味ですね。

 新しい学年、新しい学級になったので、子供たちの人間関係や関わり方にも、おそらく何らかの変化があったと思います。谷戸二小のみなさん、周囲の人との新しい関係性をアップデートしながら、今年度も元気いっぱい外遊びに励んでくださいね。

4月16日(火曜日)

 さくら、サクラ、桜、櫻、SAKURA…。一言で「さくら」と言っても、その表記は実に様々です。咲良、咲楽、桜愛、咲空のように、「さくら」と読む名前も昔から多ければ、桜を冠した曲名や地名が日本には数多くあることも、桜の絶大な人気を物語っています。
 日本全国津々浦々、古来より、「桜」は私たちの歴史や風土に深く関わり、人々に愛されてきました。そして、多くの人々の心の拠り所として、数多の文学作品にも登場する等、日本の文化や伝統行事とは切り離せないものとなっています。人々の心を魅了する圧倒的な美しさや華やかさ、そして、その時間があまりにも短いという儚さや潔さが、私たちの心を強く惹き付けるのかもしれません。

 さて、前段が長くなってしまいました。始業式や入学式の際は満開だった校庭の桜ですが、淡い薄紅色の花の中に、少しずつ緑色の葉が増えてきました。先週の不安定な天候による強風や豪雨にもよく耐えてきた桜でしたが、「美しく儚い花」と評されるとおり、いよいよ花の時期も終わりを迎えようとしています。今はまだ、休み時間に、ひらひらと空を舞う桜の花びらを追いかける子供たちの微笑ましい姿が見られます。しかし、間もなく、桜の木々は最後の桜吹雪を私たちに披露した後、目に眩しい新緑の姿へと、その装いを変えることでしょう。
 毎年のことではありますが、3月の終わりから4月の上旬頃にかけて、東京は桜の季節を迎えます。これには、気候や地理的な条件が影響していることは、言うまでもありません。しかし、卒業式や入学式など、人の門出の時期と重なることもあり、学校生活において、桜は特別な意味をもつ花になりました。今年の校庭の桜も、谷戸第二小学校の新年度の始まりを優しく見届けてくれました。そして、次に私たちが桜の花を見ることができるのは、もちろん一年後です。その時には、ひと回り成長した子供たちの姿を、校庭の桜の花に見てもらいたいと思います。

4月15日(月曜日)

 今年度最初の全校朝会が行われました。谷戸第二小学校では、通常はリモート形式のオンライン朝会が主流ではありますが、今回は体育館に全校児童が集まる「参集型」で行いました。コロナ禍の時は簡単にできなかった「参集型」を、今年度は年度当初から柔軟に取り入れられることを嬉しく思います。もちろん、「リモート型」にもスライドや動画等の画面共有ができるという良さがありますので、今後も効果的な併用を目指していきたいと思います。


 さて、話は全校朝会に戻ります。今日の全校朝会では、私の話の後に、6年生の代表児童による言葉がありました。壇上に立った各クラスの代表児童は、今年度の学校生活において頑張りたいことや努力したいこと等、それぞれの目標の言葉を堂々と発表してくれました。目標を達成するために、どんなことに力を入れていけばよいのかを具体的に述べていたり、長い文章をすべて暗記し、前を向いて大きな声で話したりする姿は、見事としか言いようがないほどの立派な姿でした。まさに最高学年の貫録ですね。そばで聞いていて、感心しました。

 また、最後に代表児童から全校児童へ、学校全体で頑張っていきたいことについて呼びかけてくれました。(ここでは、概要のみを紹介させていただきます。)


「チャイムを守って生活しましょう!」

「笑顔と挨拶を大事に頑張りましょう!」

「いじめは絶対にしません!」


 終始マイクを使わずに、凛とした態度で話してくれた6年生に、会場から大きな拍手が送られました。実に立派な代表児童の言葉でした。どの学年、どの学級でも、先週から新年度はスタートしましたが、本格的な始動は今週からかもしれません。本日の6年生の代表児童の言葉は、それぞれの新年度のスタートダッシュを更に勢い付けてくれたような気がしました。


 さあ、谷戸二小のみなさん。今年度も張り切っていきましょう!

4月12日(金曜日)

「代表委員会になりました。」
「私は放送委員会!前からやりたかったんだ。」
「今年から新しくできた『集会委員会』って、何をするのかな?」
 始業式が月曜日にあり、怒涛の勢いで学級開きや学年開きが行われた慌ただしい一週間が終わりました。新しい学年になったということで、当然のことですが、新しい体制を整えなくてはいけません。高学年では、委員会の担当を決める話し合いが、どのクラスでも行われていました。くじ引き等で決めるのではなく、本人のやる気を尊重しながら決めたこともあり、子供たちの意識はとても高いです。どの委員会の仕事も、学校生活を支える大事な仕事です。高学年のみなさん、よろしくお願いしますね。

「〇〇会社を作りたいな。」
「前のクラスでは、こんな仕事をする係があったよ。」
「それ、いいね。おもしろそう!」
 委員会の仕事は高学年に限られますが、係活動や会社活動のような仕事は、学年に関係なく、どのクラスにもあります。「〇〇当番」というような「しなければならない仕事」ではなく、クラスのみんなが楽しめるために、あるいは、気持ちよく生活できるために、主体的な姿勢で取り組むのが係活動、会社活動の特徴です。例えば過去には、友達の誕生日をお祝いする「お誕生日会社」、折り紙などの作品を贈る「プレゼント係」等がありました。友達を笑わせる「お笑い会社」というユニークなものもありました。設けられる会社や係はクラスによって様々ですが、自分たちのやりたいことやアイデアが具現化できるので、子供たちのモチベーションはとても高いです。今年度も、多くのクラスで楽しい会社や係が決まったようです。きっと、それぞれのクラスを大いに盛り上げてくれることでしょう。
 新しい学年、新しいクラスになって一週間。どのクラスでも、新しい仕組みやルールをしっかりと整え、力強く動き出す準備ができたようです。自分たちで力をあわせながら、それぞれのクラスの雰囲気やリズムをつくってほしいと思います。

4月11日(木曜日)

「お腹が空いたなあ…。4時間目の気分…。」
 校内をまわっていると、一人の男の子が話していました。今日から待ちに待った給食が始まるということで、頭の中が給食のことでいっぱいだったのかもしれません。ただ、その時点では、まだ1時間目の途中でしたので、その子にとっては、我慢と忍耐の時間が長く続いたことでしょう。(その分、給食の味は格別だったと思います。)

 ということで、私自身も待ち焦がれていた令和6年度の給食が、本日よりスタートしました。そして、今日の献立は、子供たちも(私も)大好きな「チキンカレー」です。食欲を刺激する美味しそうな匂い、スパイシーでコクのある味、むぎごはんとの相性の良さ…。やはり、いつの時代の給食においても、カレーライスは千両役者のような人気メニューですね。本当に美味しかったです。特に、今日は久しぶりの給食ということもあり、笑顔でモリモリ食べている子供たちの姿がたくさん見られました。

「カレー大好き!ぜったいお替わりするんだ!」
 食べる前から闘志を燃やしている子がいました。その気持ち、よくわかります。もし私が同級生として同じクラスにいたら、きっとライバルになっていたでしょう。

「なんで給食のカレーって美味しいんだろう?」
「たくさんの量を作るからって聞いたことがあるけど…。他にもヒミツがありそう。」
 カレーの会話をしている子供たちがいました。たしかに、何か秘密がありそうですね。栄養教諭の先生や給食調理員さんたちに聞いてみると、何かわかるかもしれないですよ。

「私はこの野菜も好き!」
 今日の給食には、チキンカレーの他に、「小松菜のおひたし」も登場しました。いいですね。このようなメニューは、私も大好きです。おひたしの美味しさがわかる小学生…、将来が楽しみです。

「校長先生!わたし、あっと言う間に全部食べちゃった!」
 低学年の女の子が、誇らし気に声をかけてきました。ペロッと完食できたことが、自信にもつながっているようです。満面の笑みで、ピカピカになったお皿を見せてくれました。

 やはり給食は、楽しい学校生活を彩る大切な時間です。谷戸二小の皆さん、明日からもモリモリ食べていきましょうね。

4月10日(水曜日)

 谷戸第二小学校には、学校を支える頼もしい存在がいます。最高学年の6年生です。昨年度末は在校生代表として卒業式に参加し、卒業生が気持ちよく旅立つために様々な仕事を担当してくれました。そして、年度が変わった今年度も、始業式の前日に登校して、校内や体育館の環境を整えてくれました。入学式も学校の代表として参加し、新1年生に向けた歓迎の言葉を立派な態度で伝えてくれました。その大車輪の活躍ぶりは、教職員一同で大きな拍手を贈りたいほどの、大変誇らしい姿でした。
 そして、今も6年生は休むことなく、朝から一生懸命働いてくれています。入学したばかりの1年生が登校時や朝の準備に戸惑わないように、早めに学校に来て、迎える準備をしているからです。

「おはよう!今日もがんばろうね。」
「ランドセルは、自分の名前のある棚に入れるんだよ。やってみようか。」
「名札を付ける時は、ここの針のところに気を付けてね。」
「トイレに行きたい人はいますか?一緒に行こうか?」

 6年生のお兄さんとお姉さんが、1年生に寄り添いながら、優しく声をかけています。直接手を貸してあげている姿もあれば、1年生が自分で準備ができるように、そばで見守ってあげている姿も見られます。最高学年の6年生が近くにいてくれるので、1年生の子供たちはとても心強く思っていることでしょう。6年生のおかげで、1年生も笑顔が多く見られ、元気いっぱい楽しそうに過ごすことができています。6年生のみなさん、本当にありがとう!

 昨年度の「校長のつぶやき」でも書かせていただきましたが、6年生にとっても、1年生と「かかわり」をもつことは大きな成長につながります。同じ学年の友達同士だと、つい言葉が乱暴になってしまったり、自分本位で行動してしまったりすることがあります。しかし、圧倒的に小さい1年生が相手であれば、個々の我を貫き通すことはできません。言葉遣いも相手に届くように工夫しなければいけませんし、何よりも相手の気持ちを思いやる姿勢が大切になります。
 このように、「自分」のためではなく、「相手」のために考え、行動する経験は、将来どのような仕事をする上でも必要になってきます。今年度も谷戸第二小学校では、様々な「かかわり」を通して、誰かのために力を尽くせる子供たちを育てていきたいと思います。

4月9日(火曜日)

 昨日の続きになります。今回の「校長のつぶやき」は、昨日行われた入学式や新1年生のことについて書かせていただきます。

 東京都の入学式が桜の満開のタイミングと重なるのは、実に7年ぶりとのことです。校庭の桜が美しく咲き誇る中、令和6年度の入学式が行われました。
 手をつないで入場する1年生を、万雷の拍手があたたかく包み込みます。小さな体の1年生が歩いているこの道は、つい2週間前、小学校を旅立った卒業生が歩いた道です。新1年生の子供たちが、お家の方や地域の方の拍手に包まれながら同じように入場する次の機会は、6年後の卒業式です。卒業生たちが小学校生活6年間を通して数多くの学びや経験を積み重ねたように、本日入学した新1年生の子供たちも、これから一日一日、様々な経験を積み重ねながら、少しずつ、確かな成長を私たちに見せてくれると思います。とても楽しみです。

 さて、入学式があった昨日とは異なり、今日はお家の人たちがいません。今朝はドキドキしながら登校した子もいたことでしょう。しかし、私たちの心配をよそに、ほとんどの子は笑顔いっぱい、元気いっぱいに登校してきました。一緒に登校してくれた近所のお兄さんやお姉さん、お友達がいて、心強かったのでしょう。雨天にも負けずに、張り切って登校する姿がたくさん見られました。

「あっ!たしか…、校長先生だっけ?おはようございます!」
「私と〇〇ちゃんは、保育園が一緒なんだ。」
「今日、はじめて学童に行くんだよ。お弁当も持ってきたよ。」
 さすが1年生です。出会って2日目の私にも、屈託のない笑顔で、いろいろな話をしてくれます。これからもたくさん話を聞かせてくださいね。

 さあ、1年生のみなさん。小学校生活が幕を開けました。不安や緊張もあるかもしれませんが、全く問題ありませんよ。大丈夫です。谷戸第二小学校には、みなさんを助けてくれる優しい先生たちや頼もしいお兄さん、お姉さんたちがたくさんいます。困ったときは、何でも聞いてくださいね。みんなで一緒に楽しい学校をつくっていきましょう!

4月8日(月曜日)

 令和6年度がスタートしました。進級、おめでとうございます。新しい学年でも友達と元気いっぱいに過ごして、それぞれの力を大きく伸ばしてほしいと思います。谷戸二小の皆さん、今年度も「笑顔いっぱい!元気いっぱい!力いっぱい!」がんばりましょう!

 さて、新年度は教室の場所が変わります。当然、子供たちは自分の教室がどこになったのかが気になります。毎年恒例ですが、教室に関するリアクションの声が、あちらこちらから聞こえてきました。

「やったー!3階の教室になった!外の景色が最高!」
「トイレの近くになったのが、ちょっとうれしいな。」
「うそ?職員室の近くなの…?」

 新しい教室に慣れるまでは、前の教室に行ってしまう場面もあるかもしれません。でも、これから一年間、お世話になる教室です。友達とたくさんの思い出をつくりながら、大事に使ってくださいね。

 また、全学年ではありませんが、クラス替えがあったり、担任が替わったりした学級もありました。新しい先生や新しい友達との出会いは、きっと子供たちの考え方や価値観に何らかの刺激を与えてくれるでしょう。そして、それは子供たちの成長において、必ず大きなプラスになるはずです。時には友達とケンカをしたり、先生に怒られたりすることもあるかもしれませんが、それも大事な成長の過程であり、人生の経験値です。今年度の3月に、「もっとこのクラスで過ごしたいなあ…」と思えるようなクラスを、みんなで力を合わせて築いてくださいね。

 そして、始業式の後は、「令和6年度 谷戸第二小学校 入学式」が行われました。今年度は、96名の新1年生が谷戸第二小学校の仲間入りをしました。入学式、ならびに1年生の様子については、明日の「校長のつぶやき」で紹介させていただきます。よろしくお願い致します。

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