更新日:2012年9月11日
平成24年3月に西東京市立学校災害対応マニュアルが教育委員会にて策定されましたのでお知らせ致します。
1 災害発生時の児童・生徒の安全確保
児童・生徒が在校中の場合
震度5強の地震が発生した場合
原則として児童・生徒を学校に留め置き、保護者への「引き渡し」を行う |
震度5弱であっても、公共交通機関が混乱する場合
原則として児童・生徒を学校に留め置く。 |
- 「一斉メール配信システム」及び「学校ホームページ」により、学校から保護者に連絡を行う。
- 帰宅困難等で保護者が引き取りできない場合、近所の方や知人等に預ける等も認めない。保護者への引き渡しを原則とする。
- 非常時に電話・メール等の通信手段が混乱し、連絡ができなくなることが想定される。平時から、災害時には学校へ直接来るように保護者への周知・徹底を図っておく。
- 学童クラブの児童においても、原則として学校に留め置き、保護者への引き渡しを行う。
児童・生徒が登下校中の場合
登校中の場合
対応 |
・自宅または学校のどちらか近い方に避難する。 ・自宅に保護者が不在の場合は、学校に避難する。学校では、保護者が迎えに来るまで児童を預かる。 ・学童クラブで被災した児童は、学童クラブへ留め置き、保護者が迎えに来るまで児童を預かる。 |
- 非常時に電話・メール等の通信手段が混乱し、連絡ができなくなることが想定される。平時から、災害時には学校へ直接来るように保護者への周知・徹底を図っておく。
- 学童クラブにおいては、学童クラブの災害時対応マニュアルに基づいて指導の安全確保、保護者への引き渡し等を行う。
学校に留め置いた児童・生徒への対応
留め置いた児童・生徒への対応
対応 |
児童・生徒を校内の安全な場所に集めるとともに、学校に留め置く時間が長時間に渡る場合は、児童・生徒用の防災備蓄倉庫から食事や毛布(防寒シート)等を提供して安心・安全な環境を整える。 |
- 学校は、あらかじめ児童・生徒を避難させておく場所を確保し、保護者への引き渡しが円滑に行えるように動線を明確にしておく。
- 学校での留め置きが長時間にわたる場合を想定し、児童・生徒の安全確保に必要な措置を講じることができるように平時から訓練等を行っておく。
- 児童・生徒用の食事や毛布等は、市民等の避難者用の防災備蓄庫とは区別して保管しておく。
- 校内に設置してある市民等の避難者用の防災備蓄庫の備品を児童・生徒に対して使用する場合には、事前に災害対策本部と協議する。
- 職員の勤務態勢の整備と役割分担について各学校で定めておく。学校での留め置きが長時間に渡る場合を想定し、いっとき帰宅させる職員・夜半過ぎ頃まで対応させる職員・終日対応させる職員等を事前に決めておくとともに、交代体制についても一定のルールを設けておく。