令和5年度学校保健委員会開催
更新日:2024年3月7日
生徒の健康づくりのために 令和6年2月29日
毎年1回のみの開催となりますが、学校保健委員会を実施しました。これは生徒の健康づくりのために保健計画や生徒の健康診断の結果などを踏まえて校医さんや薬剤師さんからご意見をいただく会議です。
養護教諭から二中の生徒の健康診断の結果報告や保健室の利用状況の報告の後、様々なご意見や感想をいただきました。
主なご意見として
- 眼科校医の先生より
近視の低年齢化が進んでいます。眼の病気に進むこともあるため、特に視力検査の結果が D だった場合は眼科受診をお勧めします。また、外斜視・内斜視については、できれば小学生のうちに受診し、治療を勧めていくと良いでしょう。
- 内科校医の先生より
健康診断の結果、心配のあるお子さんはいませんでした。特に肥満が高かったお子さんについては、養護教諭から食事に関する指導を個別に行いました。また、今年度は新型コロナウイルスやインフルエンザが流行しています。発熱等の症状があった場合は、家庭で判断せず、医療機関に受診し、医師の診断・治療を受けることが大切です。ご高齢の方が同居されているご家庭もありますので、学校で感染症が広まらないよう努めるようにしてください。
- 学校薬剤師の先生より
今年度、学校で実施した学校衛生検査の結果は、すべて異常ありませんでした。また、現在、咳止めや抗生物質などの薬が不足している状況です。不足している理由はインフルエンザ等の流行や、メーカの事情等、複合的です。石けんによる手洗いが感染症予防につながりますので、引き続き継続してください。
- 保護者代表より
手洗い等の意識が低くなっているように感じます。学校での感染症拡大防止のため、発熱があったら登校を控えること、こまめに手洗いを行う等、基本的な対策を学校や家庭で今後も継続することが大切です。3年生は受験にも影響があります。3年生だけでなく、1・2 年生もしっかりと感染予防に努めていただきたい」等とのお話がありました。