セクシュアルマイノリティについて学ぶ 2年生
更新日:2021年6月28日
LGBTについて道徳の時間に学習 令和3年6月23日
人権課題のひとつでもある「セクシュアルマイノリティ」、LGBTについて2年生が学習しました。これは、セクシュアルマイノリティの人たちが自分のセクシュアリティ(性のあり方)を自覚するのは、小学生から高校生までの学齢期が多いとされていることからです。また、特に命に係わる問題をを抱く第一ピークは思春期である小学校高学年〜高校の頃とされています。セクシュアルマイノリティは約5〜8%とされていますが、性の多様性について考えていくことは、その約5〜8%の子どものためだけではなく、心と体に著しく変化が訪れる思春期という自己形成の時期だからこそ、セクシュアルマイノリティの子どもも、セクシュアルマジョリティの子どもも、あらためて自分自身について見つめ直し、生涯を通じて自らの心身の健康について考えられる一人ひとりであれたらと考えて道徳の教材として学びました。
今回は中学校向けLGBT教材となる「認定NPO法人 ReBit」の教材を使って実施しました。本来ならばクラスごとに実施したかったのですが、教材の使用の関係で体育館で一斉の形をとりました。
体育館で授業
具体的なイラストから「アライグマ」の性は?
生徒たちからは様々な意見が出ましたが、あらためて固定概念でものを見ているかが分かったったようです…
生徒に実際に質問
右利き、左利き、両方とも使える人もいるよね…
認定NPO法人 ReBitの指導案にそって進めます…
奥の深い内容に生徒たちはしっかり考えることができました。
参考資料や映像はこちらのNPO法人のご協力を得ました。