平成29年度学校評価結果
更新日:2018年3月5日
平成29年度の学校評価結果について下記の通り報告いたします。この評価結果は、平成30年2月28日に学校関係者評価委員会を開催して委員の方々に評価して頂いたものです。
学校関係者評価報告書
平成30年2月28日
西東京市立明保中学校学校関係者評価委員長
1 概要
(1)西東京市立明保中学校関係者評価委員の構成
社会教育委員、主任児童委員、元市内校長
(2)平成29年度学校関係者評価委員会の主な活動
月日 | 会場 | 協議内容 |
---|---|---|
平成29年7月18日 | 明保中学校校長室 | 委員委嘱、本年度の重点目標の説明 |
平成29年11月15日 | 明保中学校校長室 | 中間報告、中間評価 |
平成30年2月28日 | 明保中学校校長室 | 今年度の重点目標評価の説明、最終評価 |
2 学校関係者評価の結果
自己評価の各項目に関する評価結果及びコメント
昨年同様、「年間の成果への評価」「目標設定のしかた」「分析コメント・改善策」等が本校の実状と教員、保護者、地域の評価と整合性をもつものであるかという点を中心に評価しています。
A 評価できる
B ほぼ評価できる
C あまり評価できない
D 妥当ではない の4段階で表記
ア 確かな学力の向上
<「目指す生徒像」を明確にしたPDCAサイクルによる生徒の育成を行う。>A
取り組んだ教職員のアンケートによると100%と教職員の意識は高く、また「目指す生徒像」に関しても87%の教職員が近づいていると肯定的な回答になっています。授業公開時に於いても学年経営や教科指導に於いてもP(プラン)、D(実行)は、かなり高いレベルで達成できています。
目指す生徒像 1、基礎的・基本的な知識技能、2、課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力、3、主体的な学習に取り組む態度は今年度においては、十分達成できています。
<ユニバーサルデザインされた全ての生徒にわかりやすい授業を行う>A
「先生の説明・話し方はわかりやすいですか」という生徒へのアンケートに対しても、全体で73%生徒が「分かりやすい」、特に3年生では80.5%の生徒が「分かりやすい」と答えています。全学年共通していることですが、授業公開時の先生の指導は、課題意識をもたせ、適確な指導が行われていることからもわかります。
<学ぶ意欲の向上に向けた授業の確立を行う。>A
「あなたは授業に積極的に取り組んでいますか」という授業アンケートに対して、教科ごとの若干の差はありますが、全体的には96.3%と生徒が取り組んでいることを評価しています。(だいたい取り組んでいるを含む)今後は教科ごとの差をなくす努力も必要です。
<土曜学習教室を、年間6回以上開催する。また、英検受験講座を2講座年間10回以上開設する。>A
土曜学習教室は年間6回実施(1.2年生)〜1学期・2学期各2回の実施と各回とも20人弱の参加である。今後可能であれば生徒が参加しやすい平日の実施の検討も必要です。(講師の問題もありますが)
英検講座は、今後のグローバル化、受検対策から考えても生徒のニーズは高まってきます。年間開催回数を増やすことも考えられます。
イ 豊かな心の育成
<ふれあい月間で担任等による教育相談活動を行い、生徒の状況を見取り、生徒との絆をつくる。>A
ふれあい月間では、担任が生徒全員と面接をし、生徒の悩みや様々な問題に対応することは非常に大切なことでです。ふれあい月間1学期(6月)、2月期(11月)の2回実施結果は、生徒アンケートでは100%(満足80%、やや満足200%)となっています。常日頃の教員とのコミュニケーションが十分取れていることの結果です。また、「目指す生徒像」を明確にしたPDCAサイクルによる生徒の育成を行う取組がなされている結果でもあります。
<特別な教科道徳全面実施に向けた授業を行う。また、道徳に関する講演会等を行う。2つの取組を年間で合計10回以上実施する。>A
この取組は、全学級で人権宣言の授業から始まり、外部講師による研修、ハンセン病資料館見学等多岐にわたり実施されたことは評価できます。
保護者アンケート「安心して学校生活を送っていると思いますか」〜思う66.5%、「明保中学校は、学校だよりやホームページなどによって学校の様子がわかるように努めていると思いますか」〜思う60.9%、「行事、生徒会、委員会活動、学級、学年の班活動や係活動などに生徒どうしでお互いに協力して取り組むことができていますか」〜55.5%
上記からもわかりますが、教職員・生徒の信頼関係がうかがうます。
<ボランティアを推進すると共に地域ボランティアに積極的に参加させる。様々な取組で延べ200人以上の生徒の参加を目指す。>A
明保中学校の生徒ボランティア活動は多岐に渡っています。29年度も小中連携校の東小夏まつり、地域清掃、文理台公園夏まつり・花火大会、東小ふぁんふぁんコンサート、どんど焼き等、200人の参加がありました。例年多くの参加者ですが、ここ数年、地域活動を含めた多くの参加者があることは非常に良いことです。
平成18年改訂されました教育基本法の13条に「学校、家庭及び地域との連携協力」が盛り込まれましたが、今後もこのトライアングルの関係協力が大事です。
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