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平成30年度学校保健委員会

更新日:2018年9月6日

【校長挨拶】
・教育現場において、心の教育等の必要性が言われていますが、それらの基盤には健康があります。体が健康でなければ、積み上げはできません。本会は、健康について、校医の先生や薬剤師の先生方から色々とご意見をいただける貴重な機会です。どうぞよろしくお願いいたします。

【今年度の健康診断から(養護教諭より)】
<資料により説明>
・身長、体重の平均値は、都全体の数値と同程度である。
・結核の要精密検査の2名については、海外からの転入の場合、国によっては精密検査を受けることとなっており、今回、結核の症状が疑われることからの検査ではない。
・眼科検診のその他疾病疾患の数字は、色弱を含んでいる。視力については、子供たちの中には、自分があまり見えていないことへの自覚がない子供もいるので、教室の黒板に視力検査のマーク(0.3程度)を常時貼っておき、自分が見えているかどうかの目安としている。来年度もこの取組は続けていく。
・視力検査については、学校と医療機関とで視力の出方が違うことがある。
・歯科検診については、傾向として、毎年度、前年度よりも虫歯が減少している。1、3、5年生には、歯科衛生士による歯磨き指導を行っており、3年、5年でやると、4年、6年で虫歯の減少が見られる。
・ 学校保健は養護教諭だけが担うものではない。担任が毎朝行う健康観察から始まり、保健室から定期的に提供する健康に関する情報を、学級指導を通じて担任から子供たちに教えることや、色々な教科の題材の中で健康に関する事柄も取り上げることで、子供たちが健康に関する知識を得る機会を増やしている。
・夏休み前に子供に配布している「はやおき・はやね・朝ごはんカード」という、寝た時間、起きた時間、朝ごはんに何を食べたかを記載するカードの結果を見ると、記載が必要な期間が、育成会が実施しているラジオ体操の時期と同じだからか、子供たちの生活のリズムがしっかりしている。こうした結果を見ると、子供たちの教育は、学校と地域との共支えなのだと実感する。この会での話を、地域の方がいる場でも行っていきたい。
・1学期は水疱瘡が流行った。潜伏期間が2週間あるので、時期が少しずつずれながら、子供が欠席する状況があった。
・長期欠席児童については、学級担任を中心として、管理職等と連携を取りながら、組織的な対応を行っている。本人や家庭との交流を図り、学校に来たときには組織的に受け入れることができる体制を取っている。
・保健室登校についても、子供がいつでも来られる体制を整えている。ただし、保健室はみんなが来るところなので、それが辛い子もいる。プライベートな話をする場でもあるので、そのあたりも配慮しながら、対応している。
・学校事故の件数は、例年と変わらない。
・健康支援については、心疾患、腎臓疾患のある子供もおり、医師からの行動制限はないが、他の子供と全く同じに活動することは難しく、様々な面でサポートが必要であるが、このサポートを保健室の機能だけで担うのは困難であり、教職員で連携して行っていく必要がある。また、色覚検査については、昔は義務だったが、その後検査をしなくてもよいこととなり、現在は希望制で検査を行うこととなった。検査を行うことで、配慮が必要な子を把握できるようになったが、色弱のある子供への対応に慣れていない面もある。色弱を含め、様々な疾患に関することは、知識として知っておく必要があるため、子供たちのサポートをしていくための職員の研修もしていこうと思っている。

【眼科医より】
・視力検査については、学校では視力が出にくい子が病院に来ると出ることはどこの学校でもある。子供の集中力や、学校検診と病院での検査とでは、一人に掛けられる時間や環境が異なることが原因だと考える。学校は一次的なスクリーニングで、気になる子供は2次的に病院を受診するということに問題はないと考える。
・色覚検査については、差別の問題があり、現在、検査の受診は義務ではない。色覚障害の方の話を聞くと、色覚障害があっても、日常生活においての困りごとや苦労はなく、不自由は感じないそうである。ただし、色覚障害があると、人と色の見え方が異なること、就職時に選択の制限が生じる可能性についての情報提供は必要かと思う。
・授業での配慮としては、先生が板書をする際、色のコントラストをしっかりと付ける必要があるかもしれない。

【歯科医より】
・虫歯の減少に比べ、不正咬合は減っていない。最近は、小さい頃から柔らかい食事を食べており、顎の骨を発達させる機会が少ないのではないか。
・学校検診の際、ライトの光が十分にないので、判断に迷うところがある。迷う場合は、要検査の判断とし、歯科医院を受診してよく見てもらうこととしている。
・食事の後の歯磨きは重要である。流しの数が十分でないため、給食後の歯磨きができないということであれば、自席で歯磨きを行い、流しでは口だけゆすぐということもいいのではないか。磨くことを生活の一部にしてもらうとよい。

【薬剤師より】
・発達障害により服薬をしているお子さんも最近は増えてきており、30人に1人は発達障害を持っているといわれている。障害をどのように捉え、対応していくのか、学級として大変だろうなと思う。

【生活指導主任より】
・道徳の中でも、基本的生活習慣に関する事柄がある。そのことからも、基本的生活習慣の確立の重要性について、子供たちに気付かせていくことが、担任にとっても大切な役割なのだと感じている。
・授業の中で赤色や青色を使ってより分かりやすくノートを取れるようノート指導を行うことがあるが、色覚障害のある子供に対して、どのような配慮や工夫が適切なのかを模索しながら対応している。

【PTAより】
・今日いろいろな話を聞き、学校で、先生方が子供一人ひとりに向き合ってくださっていることが分かってよかった。

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