このページの先頭です
西東京市立栄小学校
サイトメニューここからサイトメニューをとばして本文へ
  • サイトマップ
  • 交通アクセス

サイトメニューここまで

現在のページ 栄小学校 の中の 学校の組織 の中の 学校運営連絡協議会 の中の 平成30年度 第2回学校運営連絡協議会 のページです。

本文ここから

平成30年度 第2回学校運営連絡協議会

更新日:2018年12月6日

平成30年度 第2回栄小学校学校運営連絡協議会が、11月26日(月曜日)に開かれました。

◇校長挨拶◇
お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
先日開催しました音楽会では、子供たちが一回り大きく成長したことが感じられたところです。
本日は、今年度の教員の取組状況や成果についてご報告をさせていただきます。よろしくお願いします。

◇学校評価中間報告(学校から)◇
《学力向上について》【校長・教務主任・研究主任】
 「児童・生徒の学力向上を図るための調査」では、今年度は、国語・社会・算数・理科の全教科で全国平均を上回りました。全体として、下位層が少なくなり、上位層が上がってきています。これまでの教員の取組の成果の表れであると感じると同時に、これから子供たちの力を更にどう伸ばしていくか、教員の努力・実践を重ねていかなくてはならないと思っています。
 学力向上についての各取組については、教員の評価内容を見ると、同じ目的意識を持って取り組めていることが分かります。また、各項目とも、児童、保護者ともに、概ねよい評価となっていますが、読書については、保護者の評価が低く、子供たちが家庭では忙しくて本を読む時間が取れないのかなと感じています。
 「話す力」「聞く力」の育成は、今年度の校内研究のテーマです。校内研究では、「話す力」「聞く力」の向上に取り組んでおり、国語だけではなく、様々な場面や教科で、これらの力の向上に資する取組を取り入れています。具体的には、低中高学年それぞれで、話すとき・聞くときの約束を決めて教室内に掲示し、子供たちの意識づけを促すとともに、朝のスピーチ、授業内でのペアでのトークタイム、行事等の全体の場で話す・聞く経験をする等の取組を行っており、これらの取組を通じて、子供たちの「話す力」「聞く力」は身に付いてきていると感じています。ただ、児童の意識には、まだばらつきがあるため、日々の生活の中で、教員が投げかけを行うことで意識させています。 
今後も、学習活動や行事等を通じて、「話す力」「聞く力」を高めていくとともに、保護者に対し、子供たちの成長した面について、情報発信していきたいと考えております。

《豊かな人間性の育成、教育環境の充実について》【生活指導主任】
相手への思いやりを持つこと等については、毎日のように子供たちに色々な場面で声掛けをしている教員がほとんどです。また、道徳の時間等を通じ、言葉は、相手を嬉しくさせることもあれば、一方で、傷つけることもあるということを教えています。そうした働きかけの中で、子供たちは、自分の生活を振り返り、自らの行動を見つめなおすことができているように感じます。また、最近では、音楽会に向けた練習の中で、友達と協力し合うことや、努力して何かができるようになる達成感を学ぶことができたとともに、準備や片付けに意欲的に取り組む中で、自分の役割を自覚して、進んで行動する姿勢が身に付いてきたと感じました。
肯定的な評価の項目については、保護者の評価は高く、子供のよいところを家庭で話題にしてくださっているのだなと感じましたが、子供たち自身の評価では下がっています。高学年だと自分自身への評価について謙虚さがあるのかもしれませんが、人と比べてではなく、自分自身として、自分のよいところをより感じ取ってくれる声掛け、関わりをしていきたいと考えています。
安全管理の徹底についてですが、本校では、いじめ等の問題を早期に発見することを目的として、「学校でやさしさをつたえあえていますか」というアンケートを年2回行い、それをもとに担任と児童が話す時間を取るほか、道徳・学級活動で年3回は「いじめに関する授業」を行っています。

《体力向上について》【教務主任・養護主任】
 記録更新の項目については、明日から持久走旬間が始まる等、これから本格的に取り組んで行くので、次回に報告させていただきます。
 保健指導・食育の実施についてですが、本校では、養護教諭と栄養士とが連携して、様々な取組を実施しています。食育に関しましては、各学級がランチルームで給食を食べる機会をつくり、その際に、栄養士から、栄養素のことや地産地消の話を、保健や社会等の教科に絡めながら、子供の発達状況に応じた話をしています。中学年には、大豆について詳しく学ぶ授業を行うほか、低学年には、そら豆や枝豆の皮むきの体験をさせるなどし、食に関する興味や知識を深める機会を提供しています。
 保健指導においては、保健室への来室児童に対し、怪我の場合には怪我をした状況、具合が悪い場合には現在の体調だけでなく生活状況の確認等の振り返りをさせ、怪我や病気による来室がポジティブな学びの機会となるようにしています。また、2学期には、様々なショート保健指導を行っています。例えば、移動教室前には検温の仕方を、4年生の第2次性徴に関する授業の前には授業内容がより良く理解できることを目的とした事前の指導を行っております。
また、保健指導は、一度の指導で、子供たちに知識や意識が身に付くものではないので、学級担任と連携・協力しながら、授業・生活の色々な場面において、学級担任による保健指導も行っています。例えば、プール前には、養護教諭から熱中症の予防に関するお知らせを配布し、その内容について、学級担任から子供たちに指導を行っています。さらに、学級担任に対して、学校保健、健康安全に係る知識の向上等を目的とし、アレルギー対応研修等も実施しております。
これらの給食指導・保健指導は子供たちに対しての関わりとなりますが、保護者の方に対しては、ほけんだより等で情報をお伝えしています。しかしながら、今回の学校評価の結果を受け、保護者の方への情報発信が十分とはいえない状況だと感じましたので、保護者会の場の活用や、お知らせのプリント等の配布等、更なる情報発信の方法を検討したいと考えています。

《協働関係の強化について》【教務主任】
 保護者・地域人材の活用については、保護者の方にも高い評価を頂いています。これは、学校から様々な協働の取組等について情報発信が十分にできていることと、また、その情報発信を保護者の方が的確に受け止めてくださっていることによるものだと思います。
 地域の行事への参加については、学校と地域の強い連携体制が取れているというこの地域の良さとして、これからも推進できたらよいと考えています。

◇委員の皆様からのご意見◇

・ 子供が進んで読書をするかという項目について保護者の方の評価が低いが、確かに、保護者の方に、子供の読書時間について話を聞くと、家ではほとんど読書をしないと回答されることが多い。ゲームや塾の勉強などで頭が疲れてしまって、家庭では読書が難しいのかと思うので、学校での働きかけが大事と考える。栄小では、子供たちがたくさん図書室に来室していることに感心する。司書の先生はじめ、他の先生方等の働きかけがあるのだと感じる。人の話を聞くこと、思いやりを持つことができるようになるための根底の力は、自分で考える力。学力向上の背景にも、本を読み解く力の向上があると思う。

・ 色々なことを、とても細かく指導していただいているのが分かった。保健指導・食育の成果については、その内容が、保護者の方に十分に伝わっていないのがもったいないと感じた。

・ 行事に参加するという点では、ふれあいセンターや児童館で色々とやっているが、高学年になると参加する子供が少なくなる。高学年でも積極的に来てもらえるようになるとよいと考える。

・ 「話す力」「聞く力」の育成では、保護者と子供のコミュニケーションが重要だと考える。保護者が子供に答えを急かす接し方ではなく、子供の話をじっくりと聞く姿勢が必要だと感じる。

・ 学校経営方針の中に「肯定的評価をする」という項目があるが、子供に対し肯定的な評価を行うことは、非常に大事なことだと考える。家庭の中で子供が存在を認めてもらえない、親が生活に精一杯で、子供に目を掛けづらい家庭も少数ながらある。そうした子供を見落とさないために、色々な役割の人間がいるが、やはり家庭での関わりが大切である。子供の良いところに目を向け、それを家庭で話題にする時間を大切にしてもらいたい。他者と比べてではなく、その子として良いところを見つける、良いところといわず、生きているだけで素晴らしいことなのだと伝える時間が親子にあるとよいと考える。

・ 音楽会は、大きな声での合唱をはじめ、素晴らしく、先生方も力を入れて指導をしてくださったのだと思った。学校行事を見ると子供の成長を感じられる。

このページのトップに戻る本文ここまで


以下フッターです。

栄小学校

住所:〒202-0006 西東京市栄町二丁目10番9号
電話:042-423-0276
交通アクセス
Copyright © Sakae Elementary School. All rights reserved.
フッターここまでこのページのトップに戻る