学校経営計画

西東京市子ども条例の理念のもと、自他の人権を尊重し、よりよい国際社会を築くための資質や能力の伸長を図る。自ら学び、自ら考え、心豊かで思いやりのある元気な児童の育成を目指す。

・よく考える子（知）
・思いやりのある子（徳）
・たくましい子（体）

　西部池袋線保谷駅の南側の地域であり、練馬区と境を接している。学区内には農地も残っているものの、区画整理を経た新しい街並みである。児童数も毎年少しずつ増加している。穏やかな土地柄で、地域や保護者は、学校の教育活動に協力的であり、支援を惜しまない。素直な児童が多く、真面目に努力し、学習活動に真剣に取り組む。教職員は、若手、中堅が多く、活力がある。「チームひがし」を合言葉に、保護者・地域に支えられながら、全員で子供たちの未来のために力を合わせて頑張っている。

1　特別支援学級「あすなろ学級」が設置されている
2　行事や校外学習を中心に、特別支援学級との交流や共同学習を実施している
3　東小学習スタンダードを基に、学習規律の徹底と分かる授業を進めている
4　東小生活スタンダードを基に、規範意識を高める生活指導に力を入れている
5　道徳科全体計画により、全ての教育活動に連携した道徳教育を進めている
6　各教科・領域を横断した人権教育の取組に力を入れている
7　東小体育スタンダード、食育スタンダードを基に、体力向上・食育を推進している
8　オリンピック・パラリンピック教育の体験学習に力を入れている
平成27・28年度　西東京市立学校教育研究奨励事業研究指定校（体力向上）
平成28年度　東京都教育委員会　オリンピック・パラリンピック教育重点校
平成29年度　東京都教育委員会　オリンピック・パラリンピックアワード校

　学校教育の成果を継承しつつ、「不易」と「流行」を見極めて、改革・改善を図る。創造性と先進性のある学校経営を進め、保護者や地域の信頼に応える学校を目指す。

《目指す学校像》
　児童の学びを大切に、保護者、地域ともに歩む学校

《目指す児童像》
　進んで学び、よく考えて判断し、発言し行動する児童

《目指す教師像》
　教育のプロとしての自覚と、誇りと情熱をもった教師

（1） 改訂学習指導要領への完全対応
（2） オリンピック・パラリンピックへの取組のレガシー化
（3） 特別支援教育の推進
（4） 地域に開かれた教育課程の実現
（5） 働き方改革の推進

（1） 教科等横断型カリキュラム・マネジメントの実施、ICTの推進
（2）運動の日常化の推進
（3）合理的配慮の実現
（4）安全教育による地域拠点化
（5）校務改善による働き方改革

（1） 教科等横断型カリキュラム・マネジメントの実施とICTの推進
　〇深い学びを実現するカリキュラムを構築する
　・総合的な学習の時間の特別活動、特別の教科「道徳」を軸に、各教科の指導内容の横断・往還を推進
　・各種、月目標と、各教科等の指導内容を関連付けた「東小指導内容関連表」の活用・更新
　〇言語活動の充実により、思考力・表現力の普遍的な資質・能力を育む
　・東小選書「トントン100」の完読の推奨
　・各種「思考ツール」の活用
　〇保育から義務教育9年間の系統性を重視し、基礎・基本の確実な定着を図る
　・「東小スタートカリキュラム」の実施・拡充
　・中学校進学を見据えた課題解決型学習の全校実施
　〇GIGAスクール構想に基づき、効果的なタブレット学習を推進する
　・教職員の指導力向上、効果的な活用に結び付く校内研究の実施
　・家庭学習用ツールとして定着させるための家庭との連携強化

（2） 運動の日常化の推進
　〇業間体育の取組を学期ごとに実施し、体を動かす楽しさを味わわせる
　〇体力向上における「遊び」の果たす役割を重視し、運動の日常化を図る
　・「東っ子タイム」の自治的な運営と環境整備

（3） 合理的配慮の実現
　〇ユニバーサルデザインの視点を取り入れた学習環境の整備を進める
　〇校内委員会を中心とする組織的な教育相談体制の充実を図る

（4） 安全教育による地域拠点化
　〇「東小　危機管理の指針」に基づき、安全指導を徹底する
　〇地域と連携して、「考える安全教育」を実現する
　・「東っ子を守る会」等の地域人材や保護者と連携した安全教育の実施

（5） 校内改善による働き方改革
　〇分掌組織を見直し、分かりやすく動きやすい組織体制を再構築する
　〇校務の精選やワークシェアにより、「児童に向き合う」時間を創出する

★すべての教育活動において、「西東京あったか先生」に基づく人権尊重の精神に則り、全教職員が「チームひがし」の一員として協働する