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西東京市立碧山小学校
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食育セミナー

更新日:2019年2月28日

2月22日(金)、PTA主催で5・6年生を対象に開催いたしました食育セミナー「学力体力は栄養が決めて!〜成長期に必要な引き算・足し算」について、ご参加することが出来なかった保護者の方も多数いらっしゃいますので、内容を簡単にまとめました。

講師:Athlete Firm代表 岡田竜一氏
分子栄養学を専門に、現在はプロのアスリートから成長期のジュニアアスリートを食を通してサポートしています。
ご自身も幼少期からサッカーに打ち込み、、ケガに悩まされたことをきっかけに怪我のしにくい身体作りを研究されております。

「学力体力は栄養が決めて!〜成長期に必要な引き算・足し算」

<子供たちからの感想>
・わかりやすくて楽しかった
・岡ちゃん「岡田先生」のキャラが面白い
・今までのより楽しく理解できた
・岡ちゃんのネタが面白かった
5年生も6年生も沢山笑いがある楽しい食育セミナーとなりました。

<成長期あるある>
こんな事ありませんか?
・授業中に眠い
・帰宅後ぐったり
・朝起きるのが大変・・・
・小食、食にムラ、胃腸トラブル
・やる気の波がある
・視力低下
・成長痛
・アレルギー
・食べているのに細い
・ニキビ・・・

これ、お子さんの体内のタンパク質の量に関係があるかもしれません。


成長期あるある

<よく噛むといいと言われるのはどうして?>
食べ物の栄養が吸収されるのは腸です。
食道→胃を通過して腸で栄養が吸収されるのです。
腸に食べ物が入って来るときに、食べた物が大きなままだと吸収されにくいため、よく噛んで食べ物を口の中で細かくすることが栄養の吸収をよくするポイントです。

30回噛むといいと言われますが、なかなか30回は難しい。

「ありがとうございます」を2回言いながら食べると、ちょうど20回。
これを習慣にしてみてくださいね。

<あなたは体に必要なタンパク質の量って知ってますか?>
1日に必要なタンパク質量の目安を計算してみましょう!
体重xxキログラム×1.5〜2=xxg/日
例)体重40kg×1.5=60g/日
 ※スポーツを盛んにしているお子さんは1.5ではなく2を乗算

それではステーキ100gの中にタンパク質量は何グラム含まれているでしょうか。
ステーキ100gは・・・
 水分60%
 糖質20%
 タンパク質20%

がしかし!
100gのステーキを食べても体に吸収されるタンパク質量は個人差があるため20%すべてが体に吸収されるわけではありません。
食が細いお子さんは、3食でまかなおうとするのではなく補食などで1日の必要なタンパク質を補うのがおススメの方法です。
学校から帰って習い事に行く前に何か補食を食べてから行く等、工夫して成長期の体が必要なタンパク質を摂取することが大切。
タンパク質は皮膚はもちろん、筋肉・骨・血液の材料となる重要な栄養素です。
成長期のお子さんは急激に体が大きくなっていくため、タンパク質は身体の成長において大きな役割を担っています。

それではタンパク質をいかに上手に摂取するか考えていきましょう。
<タンパク質の吸収力をあげる栄養素は?>
それではタンパク質の吸収率をあげるためにはどんな栄養素と一緒に摂取するのが良いのでしょうか。
その栄養素とは・・
ビタミンB群。

ビタミンB群はタンパク質と一緒に摂取することで、タンパク質の吸収率をあげてくれます。
火(エネルギー)をめらめらと燃やすために必要なもの3つは?
 1.まき → 糖質・タンパク質・脂質
 2.マッチ → ビタミンB群
 3.うちわ → 酸素(鉄)
  ↓
 エネルギー

まきだけがあっても火は燃えません。
マッチがなければ火は起きてきません。
そしてまきが多すぎても火は消えてしまいます。

ということは、タンパク質だけでもビタミンB群だけでもうまくエネルギーにはなってくれないということです。

ではビタミンB群が多く含まれる食品はどんなものがあるかというと、
たまご
レバー
納豆
味噌

マグロ・カツオ
うなぎ
ヨーグルト
いわゆる、牛乳・卵・大豆・魚・肉
などです。

<ビタミンB群が子供の頭脳・学習に与える効果>
こんな実験結果があります。
ビタミンB1を摂取した子供たちと摂取しなかった子供たちに大きな差がみつかりました。
摂取しなかった子供と比較して摂取した子供たちには以下のような数字の結果がでたのです。

1.物事に対する興味・関心度  5.3倍
2.知能の発達2.15倍
3.反応の早さ1.2倍
4・記憶力(言葉や数)1.75倍

ビタミンB群、大切ですね。
真っ赤なおいしそうなトマトが沢山なるためには、十分な栄養素が必要です。
栄養が足りていないトマトは数も少なく真っ赤な美味しい実になってくれません。
子供たちの体も同じ。
十分な栄養があって始めて最高のパフォーマンスが出るようになるのです。
ということで、栄養が学力・体力に密接にかかわっているということを学びました。

上記内容を子供たちにとても分かりやすい例を挙げながら説明していただけました。

タンパク質摂取においてはビタミンB群は非常に大切な栄養素になるようです。
上手に組み合わせて子供たちの成長期をサポートしていけるといいですね。

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